Weitere ähnliche Inhalte Mehr von Hirohisa Shimizu (20) チーム医療 と信念対立(改訂版)1. チーム医療と信念対立
∼真のチーム医療の構築を目指して∼
埼玉成恵会病院 外科・救急科 清水広久
第4回医療教授システム学会総会
ISDモデルラウンドテーブルディスカッション
12年2月29日水曜日
4. 本日のお題
まな板の上の鯉
12年2月29日水曜日
8. Teamって?
Teamって
何でしょうか?
12年2月29日水曜日
20. Working Group
目的:メンバー個々の業績水準を底上げする
その成果は個人の成果の総和にしかならない。
12年2月29日水曜日
21. Team
チームワークが存在し、
その成果は集合的作業成果による共同の貢献が
ふくまれるので、Groupのそれより大きくなる。
12年2月29日水曜日
38. ISD Instructional System Design
12年2月29日水曜日
47. 「チーム医療プロジェクト」 3本柱
信念対立解明アプローチ
「チームビルディング」ワークショップ
「ホールシステムアプローチ
(学習する組織)」ワークショップ
12年2月29日水曜日
51. 信念対立とは何か
•信念対立とは、疑義を失った考え方が矛盾
に遭遇するために生じる確執である。
•信念対立が生じると、怒り・不安・ 藤・
ストレス等の感情問題に振り回される。
•人々の間で起こることもあれば、自分の中
で起こることもある・
12年2月29日水曜日
52. チーム医療における信念対立
•患者中心と専門職中心という相反する信念の衝突
•チーム医療のリーダー的役割を巡る信念の衝突
•コミュニケーションの価値を巡る信念の衝突
12年2月29日水曜日
54. 解明 解決
解決よりも解明を重視する
12年2月29日水曜日
55. 解明 解決
解決よりも解明を重視する
解決:問題が発生する条件を前提にしたまま、
一定の解答を示すことで終わらせる。
解明:問題が発生する条件を変えることによって、
問題が問題化しないようにして終わらせる。
12年2月29日水曜日
56. チーム医療における
信念対立解明アプローチ
「方法論」ではなく「目的」から入る
12年2月29日水曜日
57. チーム医療における
信念対立解明アプローチ
「方法論」ではなく「目的」から入る
アプローチの実践
「きっかけは何?」「状況は?」
「何の為に?」「目的は?」
「さしあたり有効なやり方は?」
12年2月29日水曜日
64. プロとして
なにが必要?
12年2月29日水曜日
75. ー チ
プ ロ
ア い
の 違
方法
報告
12年2月29日水曜日
79. 迅速評価 迅速対応態勢(Rapid Response System:RRS)
迅速対応態勢と「迅速評価」「一次評価」
「二次評価」の流れ
12年2月29日水曜日
80. 迅速評価 迅速対応態勢(Rapid Response System:RRS)
①「反応なし」「十分な呼吸なし」
→直ちにRRS稼働、BLS開始。
②「BLS不要」「危険な兆候あり」
→直ちにRRS稼働、初期対応開始
③「危険な兆候なし」
→一次評価開始
迅速評価の判断と行動様式
迅速対応態勢と「迅速評価」「一次評価」
「二次評価」の流れ
12年2月29日水曜日
81. 迅速評価 迅速対応態勢(Rapid Response System:RRS)
①「反応なし」「十分な呼吸なし」 ALSチームによる高度な緊急治療
→直ちにRRS稼働、BLS開始。
②「BLS不要」「危険な兆候あり」 SBARでALSチームを要請
→直ちにRRS稼働、初期対応開始
③「危険な兆候なし」
→一次評価開始
迅速評価の判断と行動様式 一次評価 二次評価
•バイタルサイン 呼吸と循環が
•意識状態 安定化したら
•モニター 病歴・情報の
迅速対応態勢と「迅速評価」「一次評価」 •懸念があれば 聴取と全身の
「二次評価」の流れ SBARで報告 評価を行う。
•呼吸と循環の
安定化を図る
12年2月29日水曜日
83. General
Assessment
即時アセスメント
(迅速評価)
最初に出会った数秒間で全体的な外見を視覚と
聴覚を使ってアセスメントするもの。
「外見」
「呼吸状態」
「循環」 の視点で評価する。
12年2月29日水曜日
84. Primary
Assessment
一次アセスメント
素早く行う心肺と神経機能のABCDEの評価
A
(Airway) 気道
B
(Breathing) 呼吸
C
(Circulation) 循環
D
(Disability) 身体機能(意識レベル)
E
(Exposure) 脱衣(外傷の有無)
12年2月29日水曜日
86. 報告の仕方
SBARとは?
医療現場で用いられる報告の形式
✦S: Situation 患者の包括的状態
✦B: Background 臨床経過
✦A: Assessment 状況評価の結論
✦R: Recommendation 具体的な要望、要請
12年2月29日水曜日
87. 報告の仕方
SBARとは?
医療現場で用いられる報告の形式
✦S: Situation 患者の包括的状態
✦B: Background 臨床経過
✦A: Assessment 状況評価の結論
✦R: Recommendation 具体的な要望、要請
報告は結論から!要領よく手短に!
12年2月29日水曜日
109. 異質性を前提とした
チームビルディング
•多様性を保証
状況によってチームリーダー・形態は変化する。
コマンダーとチームリーダーは必ずしも一致しない。
患者と場を安定させる。
*Decision Makingの根拠・システムが重要!
•目的・状況の共有を強化
12年2月29日水曜日
111. 「チーム医療プロジェクト」 3本柱
今後の課題
「ホールシステムアプローチ
(学習する組織)」ワークショップ
12年2月29日水曜日
115. 世 界
し き
晴ら
素
12年2月29日水曜日