2019/03/01 #inevitableja night vol.8 エクスペリエンスドリブンへの不可避な流れ

1. 対談：エクスペリエンスドリブンへの
不可避な流れ

2. 本日のハッシュタグ
#inevitableja

3. Vol.1 : IoT/VR/AI
Vol.2 : AI
Vol.3 : 決済/
キャッシュレス
Vol.4 : VUI
5/232/1611/146/12 5/30
INEVITABLE
TV スタート
8/3
Vol.5 :
エンターテック
Footprint of INEVITABLE ja night
9/18
Vol.6：
情シス
Vol.7 :
コネクティッド
12/14
TODAY
Vol.8 :
エクス
ペリエンス

4. 本日のテーマ
エクスペリエンスドリブンに向けた
不可避な流れ

5. 本セッションのゴール
テクノロジーが先行しがちだったWeb・モバイルの世界で
• なぜ今「体験」が重要な要素となっているのか？
• テクノロジーが「体験」にもたらすもの
• 今後「デザイナ」と「デベロッパ」の役割がどう変わる
のか
について理解し、自分ゴトとして考える

7. 深津貴之
インタラクション・デザイナー。
株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。2009年の独立。
以後、活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、2013
年にクリエイティブユニットTHE GUILDを設立。メディアプラッ
トフォームnoteを運営するピースオブケイクCXOなどを務める。執
筆、講演などでも勢力的に活動。
THE GUILD, UX Designer

8. THE GUILD
複数のエキスパートフリーランスによって構成された、
傭兵的なクリエイティヴ・スタジオ。

11. noteを運営するピースオブケイク社には
CXOとして参画。
• プロダクトの意味づけ
• 目指すべき未来のあり方
• グロースサイクルの基礎設計
• ユーザーのキャリアパス
• プロダクトの静的なレビューなど

12. なぜ、今「体験」なのか？

13. 良い体験と悪い体験
“経験則から言えば、お客はいい体験を
すると、その話を３人に話す。しかし、
悪い体験をすると１０人に話す。”
レジス・マッケンナ（1939～）

14. 読む < 聞く< 見る < 話す < 行動する
行動したことの
90％は覚えている
Cone of Experience: https://en.wikipedia.org/wiki/Edgar_Dale
読んだことの
10％は覚えている

15. テクノロジー企業同士では、
技術優位性が飽和しつつある。
より上位レイヤーで付加価値と差別化を
わかる化する必要性が上昇。

16. 非テクノロジー企業は、
テクノロジー企業に真っ向勝負で勝ち目がなくなった。
勝負するレイヤーをずらすしか、
選択肢がない。

17. テクノロジーの進歩で
体験の質は向上する？

18. YESでありNO。
テクノロジー（or 市場）の飽和が、
体験の質を向上させる。
テクノロジーの黎明期から成長期は
短期的には体験を低下させることが多い

19. 車 vs 馬
ライター vs 火打ち石
銃 vs 剣
テクノロジー普及期は、
「存在する」とか「概念が伝わる」だけで、
商品として成立する

20. 存在する
安全・安心に使える
わかりやすい使いやすい
生産性・快適性
嬉しい・楽しい・美しい
人生の意義・意味
テクノロジ優位
クリエイティブ優位
体験
機能
競争が激化、市場が飽和するほど
上のレイヤーの勝負になる

21. 存在する
安全・安心に使える
わかりやすい使いやすい
生産性・快適性
嬉しい・楽しい・美しい
人生の意義・意味
テクノロジ優位
クリエイティブ優位
体験
機能
大半の大手SI、官製のプロダクト
大半の日本製プロダクトはここで止まる
Nike、Apple、ディズニー
Googleは上昇中

22. デザイナーとデベロッパーの
関係はどうなる？

23. テクノロジーライフサイクル
テクノロジーライフサイクルにおける、
デザイナーとデベロッパーの関係
黎明期 成長期 飽和期
デザイナー ⤴
デベロッパー
デザイナー
デベロッパー⤴
デザイナー ⤴
デベロッパー

24. テクノロジのサイクルが早くなるほど、
両者が一体化することが理想的になる

25. 今後注目すべき「体験」に効く
テクノロジーは？

26. • 臨場感（xR × 5G）
• VUI
• エージェント(AI)
小島
• データ分析・データ解釈
• SaaSの普及
• サブスクリプションの普及
深津

27. Questions？