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コーチング心理学における 
メソッド開発の試み 
シナリオ(質問票G-FAQ)のツール 
作成と検証を通して 
東北心理学会2010/09/12 発表 
東北大学大学院徳吉陽河
目的 
コーチング心理学(主に認知行動コーチング)の 
標準化された質問票(G-FAQ)の作成し,コーチン 
グ心理学へのメソッドとして活用することを目的。 
・認知行動科学,学習理論など学術に基づいた 
シナリオ・手順書を作成する必要がある。...
コーチング心理学のマニュアル作成 
「G-FAQ:Goal- Free-Answer Question」 
・・・認知行動コーチングに基づく理論を応用したマニュアル・ツールを作成。 
セルフ・コーチング 
(自己記入式質問票のツール) 
▲両方...
方法 
• 質問紙調査法 
(大学の講義にてアンケート調査を実施) 
⇒自己記入の「セルフ・コーチング形式」 
• 調査対象者 
東北地方の大学生 
270名(男性153名,女性117名) 
平均年齢19.6歳,SD=3.96
調査内容 
①G-FAQ:目標の自由回答形式質問票 
• ⇒自由回答形式による質問。(※今回の開発と検証) 
②The Decision Evaluation Scales 日本語版 
(e.g.,Stalmeier PFM, Roosmale...
「G-FAQ」:目標の自由回答形式質問票 
• コーチング心理学の理論を利用して,自由回答形式の質問票を作成。 
今回取り入れた,コーチング心理学の理論として,認知行動コーチングにお 
ける領域の論理療法,理性感情行動療法などで有名なアルバート...
G-FAQ:質問リスト 
• 1.これから「挑戦してみたいこと」「やってみたいこと」などの「目標」を教えてください。 
• 2.「上記の目標」について,現在,達成を妨げている「出来事・要因」は何ですか。 
• 
• 3. 「上記の目標」について...
手続き 
【G-FAQの数量化】(ダミー変数の利用) 
• 回答欄に記入があれば,1点。無回答,「とくになし」「なし」など 
は,0点と換算し数量的に検証を行った。 
⇒記述回答欄の「記述」が多いほど,目標に向けての認知・意識,具体 
性がある...
結果 
●数量化により,G-FAQをテスト理論に基づき, 
平均点,SD,α係数を算出した。 
平均点5.3点,(SD=3.1),α係数=0.94 
下位尺度得点に換算し,他の尺度因子との関連性を 
確認し,実証する。 
⇒「ピアソンの積率相関...
相関分析(ピアソン積率相関係数,p値)
相関分析が低い理由として,回答の分布に問題があると考えられる。 
上記のような分布では,通常の相関分析を行っても,正しく推定され 
ない可能性がある。そのため,分類して分析する必要がある。
「Shapiro-Wilk検定」の実施 
正規分布によるものかを確認するため。 
⇒棄却されたため(p<0.01),回答に偏り 
があることが確認された。 
そのため,階層的クラスタ分析(Ward法) 
を行い,デンドログラムなどから3つグルー...
階層的クラスタ分析(Ward法) 
デンドログラム
群合計男性女性 
クラスタ1 59 41 18 
クラスタ2 142 69 73 
クラスタ3 69 43 26 
【クラスタの人数の比率】 
χ2検定では,人数の比率に有意差が認められた 
(χ2 =45.6, df=2, p<0.01)。 ...
クラスカル・ウォリス検定の実施 
• 3つのクラスターの特徴を把握するために,クラ 
スカル・ウォリス検定(ノンパラメトリック手法)の 
実施した。さらに「多重比較(Steel-Dwass法)」に 
よりクラスターの群間の差について検証した。 ...
図1. 各尺度とG-FAQのクラスタ平均
G-FAQ:3のクラスターと各尺度の比較 
第1クラスタ:「やや意思決定不満足型」群 
第2クラスタ: 
「ポジティブな意思決定満足型」群 
第3クラスタ:「やや意思決定満足型」群
考察 
「G-FAQ」は,3つのクラスター分類され,ポ 
ジティブな感情の状態では,G-FAQの得点(記 
述数)の向上,その意思決定に関しての満足度を 
高めることができ,目標行動スキルを向上させる 
ことができる可能性が示唆された。 
今回...
今後の課題と目標 
(1)半構造化面接(対面式)による検証 
※対面式コーチング,グループ・アプローチでの検証 
(2)心理学的実験による検証 
※例:認知心理学,脳科学などの実験へ応用 
(3)具体的なテーマ設定時による検証 
• ※例:就職...
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コーチング心理学におけるメソッド開発の試み 認知行動コーチングの応用編 質問票の作成を通して

コーチング心理学におけるメソッド開発の試み 認知行動コーチングの応用編 質問票の作成をとおして

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コーチング心理学におけるメソッド開発の試み 認知行動コーチングの応用編 質問票の作成を通して

  1. 1. コーチング心理学における メソッド開発の試み シナリオ(質問票G-FAQ)のツール 作成と検証を通して 東北心理学会2010/09/12 発表 東北大学大学院徳吉陽河
  2. 2. 目的 コーチング心理学(主に認知行動コーチング)の 標準化された質問票(G-FAQ)の作成し,コーチン グ心理学へのメソッドとして活用することを目的。 ・認知行動科学,学習理論など学術に基づいた シナリオ・手順書を作成する必要がある。とくに, 「セルフ・コーチング」や「半構造化面接」による 対面式コーチングにて,必要最低限のクライエン トに質問する事項を選定し,「標準化されたマ ニュアル」を作成することが目的となる。
  3. 3. コーチング心理学のマニュアル作成 「G-FAQ:Goal- Free-Answer Question」 ・・・認知行動コーチングに基づく理論を応用したマニュアル・ツールを作成。 セルフ・コーチング (自己記入式質問票のツール) ▲両方に利用が可能なツールとして開発と検証を行う。 半構造化面接における質問票 (対面式調査票)
  4. 4. 方法 • 質問紙調査法 (大学の講義にてアンケート調査を実施) ⇒自己記入の「セルフ・コーチング形式」 • 調査対象者 東北地方の大学生 270名(男性153名,女性117名) 平均年齢19.6歳,SD=3.96
  5. 5. 調査内容 ①G-FAQ:目標の自由回答形式質問票 • ⇒自由回答形式による質問。(※今回の開発と検証) ②The Decision Evaluation Scales 日本語版 (e.g.,Stalmeier PFM, Roosmalen MS, 2005) • ⇒意思決定に関する尺度。「意思決定の満足感」など。 ③PANAS(Watson,Clark and Tellegen, 1985) • ⇒感情評定尺度。ポジティブな情動(PA)とネガティブな情動(NA) ④G-BESTs:目標行動スキル尺度(徳吉,2010) • ⇒目標設定・行動に関するスキル。達成動機尺度,社会的スキル(KISS-18) 尺度と正の相関関連がある。また,抑うつとは負の相関関係にある。
  6. 6. 「G-FAQ」:目標の自由回答形式質問票 • コーチング心理学の理論を利用して,自由回答形式の質問票を作成。 今回取り入れた,コーチング心理学の理論として,認知行動コーチングにお ける領域の論理療法,理性感情行動療法などで有名なアルバート・エリスが提 唱したABC理論をさらに拡張させたG-ABCDEFモデル(Palmer, 2007)。さ らに, 8. T(Time Limit) :期限の設定,「3リスト法」をプラスした 「G-ABCDEF+T」モデル。 • 1. G (Goals):目標の設定 • 2. A (Activating event):機会となる出来事 • 3. B(Beliefs):信念・思い込み • 4. C(Consequences):結果としての状況 • 5. D(Disputation):反論できること • 6. E(Effective new approach):効果的な新しい方法(+3リスト法) • 7. F(Future focus):未来への焦点づけ +8. T (Time Limit) :期限
  7. 7. G-FAQ:質問リスト • 1.これから「挑戦してみたいこと」「やってみたいこと」などの「目標」を教えてください。 • 2.「上記の目標」について,現在,達成を妨げている「出来事・要因」は何ですか。 • • 3. 「上記の目標」について,達成を妨げている「出来事・要因」について,どのように考えて いますか。 • 4. 「上記の目標」を達成できていない結果として,どんな「状況」になっていますか。 • • 5. 「上記の目標」を達成できていない「結果」に対して「反論・批判」できることは何ですか。 • • 6.「上記の目標」を達成するために思いつく,「新しくできそうな方法」は何ですか。 • できれば,3つほど「リストアップ」してください。 • • 7. 「上記の目標」を達成するために(新しい方法を行うなど),まず「何から」はじめますか。 • • 8. 「上記の目標」について,いつまでに達成したいですか。
  8. 8. 手続き 【G-FAQの数量化】(ダミー変数の利用) • 回答欄に記入があれば,1点。無回答,「とくになし」「なし」など は,0点と換算し数量的に検証を行った。 ⇒記述回答欄の「記述」が多いほど,目標に向けての認知・意識,具体 性があると判断する。 • 【○長所】限界はあるものの客観的に数量化を行い,他の尺度との 潜在的な関係性を把握することが可能。 • 【×短所】情報量が落ちる。ポジティブな反応か,内容がより具体的で あるかなど,具体的な内容の情報は取得できない。 • その他:回答欄に書かれた言葉,目標(G)に関しては, 後日,テキストマイニングで検証も検討を予定。
  9. 9. 結果 ●数量化により,G-FAQをテスト理論に基づき, 平均点,SD,α係数を算出した。 平均点5.3点,(SD=3.1),α係数=0.94 下位尺度得点に換算し,他の尺度因子との関連性を 確認し,実証する。 ⇒「ピアソンの積率相関分析」を実施した。 しかし,いくつか有意であるものの低い相関であっ た。
  10. 10. 相関分析(ピアソン積率相関係数,p値)
  11. 11. 相関分析が低い理由として,回答の分布に問題があると考えられる。 上記のような分布では,通常の相関分析を行っても,正しく推定され ない可能性がある。そのため,分類して分析する必要がある。
  12. 12. 「Shapiro-Wilk検定」の実施 正規分布によるものかを確認するため。 ⇒棄却されたため(p<0.01),回答に偏り があることが確認された。 そのため,階層的クラスタ分析(Ward法) を行い,デンドログラムなどから3つグルー プに分類した。
  13. 13. 階層的クラスタ分析(Ward法) デンドログラム
  14. 14. 群合計男性女性 クラスタ1 59 41 18 クラスタ2 142 69 73 クラスタ3 69 43 26 【クラスタの人数の比率】 χ2検定では,人数の比率に有意差が認められた (χ2 =45.6, df=2, p<0.01)。 【クラスタの男女差】 • フィッシャーの正確確率検定では,有意差が認められた ( p= 0.013)。
  15. 15. クラスカル・ウォリス検定の実施 • 3つのクラスターの特徴を把握するために,クラ スカル・ウォリス検定(ノンパラメトリック手法)の 実施した。さらに「多重比較(Steel-Dwass法)」に よりクラスターの群間の差について検証した。 ※正規分布でないため,ノンパラメトリック手法を 利用している。(通常の手法は,分散分析に対 応する。) ⇒最終的な結果を図1に示す。
  16. 16. 図1. 各尺度とG-FAQのクラスタ平均
  17. 17. G-FAQ:3のクラスターと各尺度の比較 第1クラスタ:「やや意思決定不満足型」群 第2クラスタ: 「ポジティブな意思決定満足型」群 第3クラスタ:「やや意思決定満足型」群
  18. 18. 考察 「G-FAQ」は,3つのクラスター分類され,ポ ジティブな感情の状態では,G-FAQの得点(記 述数)の向上,その意思決定に関しての満足度を 高めることができ,目標行動スキルを向上させる ことができる可能性が示唆された。 今回の調査から,「G-FAQはコーチング心理 学(認知行動コーチング)での標準化されたシナ リオ(調査票)として,利用できると判断。
  19. 19. 今後の課題と目標 (1)半構造化面接(対面式)による検証 ※対面式コーチング,グループ・アプローチでの検証 (2)心理学的実験による検証 ※例:認知心理学,脳科学などの実験へ応用 (3)具体的なテーマ設定時による検証 • ※例:就職(キャリア),ライフコースなどへの応用 (4)情報ツール開発へ検討 • ※例:インターネット,モバイルコンテンツへの応用

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