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要求を見える化しよう
自治体向けシンプルモデルでの説明と
匠Methodの抽象化・具象化を自然と
行える仕組みの解説
匠BusinessPlace
萩本 順三
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匠Method たった6種類の図を使用するだけ
業務
作用
行動力UP
動機力UP
価値
要求
活動
現状
要求分析ツリー
理想
価値デザインモデル
ゴール記述モデル
新業務フロー
現業務フロー
価値分析モデル
change
価値の
要素
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なぜ短時間で業務を見える化できるか?
楽しく価値を描き…
価値を元にやるべきこと(要求)を決め…
改善すべき業務を狙い撃ちする…
そのための計画を立てる…
価値
要求
業務
活動
価値分析モデル図
価値デザインモデル図
要求分析ツリー
ビジネスコンテキスト
フロー図(業務フロー)
ゴール記述モデル図
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価値分析モデル例
どんな風に価値を描くの?
市長 職員 市民
業務最適化が図れ、皆が生
き生き働いてくれて嬉しい
業務改善により、市民と触
れ合う余裕ができて楽しい
職員が明るく接してくれる
ので嬉しい
業務改善により、残業が少
なくなって嬉しい
業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上
無駄な業務がなくなり、業務
コストが削減できて嬉しい
みんなの嬉しいを作りだす
ステーク
ホルダー
価値記述
プロジェクト
目的
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価値分析モデル
Q.なぜ、価値の記述をストーリー的に表現するのか?
A.それは人が価値をイメージしやすいのがストーリーだから
です。
(価値記述の例)
改札口で財布から2枚のカードや切符を出さずに新幹線改札口で
財布をかざすだけで乗り換えできるので便利で嬉しい
「シチュエーション+手段+嬉しい言葉」
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価値分析モデル
Q.なぜ、価値記述の中に手段を入れるの?
A.ビジネス等企画をしようとする中、ノーアイ
デアというのはあり得ません。価値記述に手段
を入れさせる理由は、企画内容の検証という意
味あいがあります。
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価値分析モデル
Q.価値記述に具体的な手段を書くのは難しいです。
どうすればよいですか?
A.具体的な手段が見つからなくても抽象的な手段が
見つかりませんか?まずは、価値を与えるための手
段(アイデア)を一生懸命考えましょう。
業務プロセスの見え
る化による改善
業務改善
抽象的 具体的
○○業務のプロセスの見
える化による改善
○○システムによる▼▼
作業の効率化
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価値分析モデル
Q. 価値記述に具体的な手段を入れるのは手段志
向にいきなり走ってしまうことになるのでは?
A.匠Methodでは、価値記述は手段を書きますが、
それを一旦抽象化して要求モデルにマップします。
そのために手段志向に走ることはありません。
(次ページ参照)
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価値分析モデル 要求分析ツリー
業務改善により、コスト削減
できて嬉しい価値記述
プロジェクト
目的
業務改善
業務効率の向上
業務効率
の向上
まだ抽象的
すぎること
に気が付く
業務要求戦略要求
なぜの視点で
一旦抽象化
したことになる
部長
こんな価値記述
があったとする
対応
付け
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデル
Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あま
り本質的ではないんじゃないの?
A.出ないよりいいですね。まずは仮置きしま
しょう。
(次ページ参照)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデル 要求分析ツリー
業務改善により、コスト削減
できて嬉しい
業務効率の向上
関係者
価値記述
プロジェクト
目的
業務効率
の向上
業務改善
業務要求戦略要求
なぜの視点で
一旦抽象化
実は仮置きし
ている手段
部長
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデル
Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あまり本質
的ではないんじゃないの?
A. 価値分析モデルで良い手段が見つからなくても、
要求モデルの論理思考を展開すると、本質的な手段も
見えてくるものです。その手段の方が価値記述として
も有効だと感じたら価値記述も発見された手段で書き
換えます。
(次ページ参照)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
要求分析ツリー 要求分析ツリー
業務効率
の向上
業務改善
業務要求戦略要求
実は仮置きし
ている手段
ここからが要求モデルでシステム(論理)思考
で考える。
わが社の業務効率化を上げる施策とは
何と何だろうか?
(要素分解)
業務効率
の向上
業務要求戦略要求
部門間重複業
務の一元化
効率化による
残業削減
業務の無理無
駄の排除
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
匠Methodにより抽象化と具象化の行き来を行なう習慣が付く
業務改善によ
り、市民と触
れ合う余裕が
できて楽しい
価値のイメージ化の
ためのHowの手探り
手段「業務改善」
ステップ1
本質から見た際の具体手段
の再検討と手段要素の分解
目的「業務効率の向上」
部門間重複業
務の一元化
効率化による
残業削減
業務の無理
無駄の排除
ステップ3
そもそも何が目的か?
という本質面での抽象化
業務改善
目的「業務効率の向上」
ステップ2価値記述
(ストーリー化)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値デザインモデル
プロジェクトに対する
皆さんの夢、大きな野望
または志
ビジョンに近づくために重要
とする3つの構想(大目標)。
プロジェクトを一言
でいうと何?
(キャッチフレーズ)
プロジェクトの
全体が示す
意味を解説
ビジョンに向かって
進む道のりを
ストーリー化
プロジェクトの
ロゴイメージ
自分達の価値を作り出す
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値デザインモデル例
どんな風に価値を描くの?
自分達の価値を作り出す
市民と共に楽し
い未来をつくる
市民と一体となった
街づくり
業務改善による職員
の幸せづくり働き方改革によってやり
がいのある職場づくり
市民と共に生き生き
と暮らせる街づくり
ビジョン
コンセプト1
コンセプト2
コンセプト3
市民の喜びを大切にしながら職員とし
て楽しくやりがいのある仕事を行えるよ
うに、今を改善する活動
言葉
意味 1.業務を価値から改めて描く
2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ
3.市民と共同プロジェクトを推進
4.市民と共に街をより良くする環境を確立
ストーリー
デザイン
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
課題分析モデル(一部)
どんな風に価値を描くの?
市民と共
に楽しい未
来をつくる
市民と一体と
なった街づくり
業務改善による
職員の幸せづく
り
働き方改革によっ
てやりがいのある
職場づくり
業務効率の
向上
市民サービ
ス強化
職員満足度
の向上
戦略(やるべきことの戦略)
やるべきことは
価値デザインモデル
のビジョン
価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデル
のプロジェクト目的
2つの価値の図
から引用する
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
要求分析ツリー
市民と共に
楽しい未来を
つくる
市民と一体と
なった街づくり
業務改善による
職員の幸せづく
り
働き方改革によっ
てやりがいのある
職場づくり
業務効率
の向上
市民サー
ビス強化
職員満足
度の向上
戦略要求
価値デザインモデル
のビジョン
価値デザインモデルのコンセプト
価値分析モデル
のプロジェクト目的
部門間重複業
務の一元化
効率化による
残業削減
市民と一体活
動の検討
業務の無理無
駄の排除
福利厚生の
充実
業務要求 活動
業務の見える化改善活
動の発足
効率化の狙いとゴール
を策定
一体活動
テーマの洗い出し
福利厚生改善タスク
フォースの設立
業務削減効果目標
より福利厚生費を検討
IT要求
もっともシンプルなモデルとしては戦略要求3階層、業務要求1~2階層、IT要求(省略)、活動となる
初心者は業務要求1階層でも良い。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
価値分析モデルの価値記述
具体的な価値実現ストーリー
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
価値分析モデルの目的
目的とのマッピング
ビジョン
コンセプト
目的
1.具象化 2.抽象化
手段
コンセプト
要求分析ツリーの業務要求
抽象業務要求の発見
ビジョン
目的
3.抽象化
新たな
手段
4.具象化
抽象化
具象化
プッシュ通知を送る会員にメールを送る
会員とのコミュニ
ケーションの活性
化
会員と連絡を
適切に取る
※次ページから5ページを使ってこの図をアニメーション的に説明します。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
価値分析モデルの価値記述
具体的な価値実現ストーリー
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
1.具象化
抽象化
具象化
アニメーションその1
市長 職員 市民
業務最適化が図れ、皆が生き生き
働いてくれて嬉しい
業務改善により、市民と触れ合う余
裕ができて楽しい
職員が明るく接してくれるので嬉し
い
業務改善により、残業が少なくなっ
て嬉しい
無駄な業務がなくなり、業務コストが
削減できて嬉しい
ステーク
ホルダー
価値記述
プロジェクト
目的
1.具体化
漠然としたやりたいことを、価値分析モデルの価
値記述によりステークホルダーに価値を与えるス
トーリーとして具体化します。
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデルの目的作成
仮手段の抽象化
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
1.具象化 2.抽象化
抽象化
具象化
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
市長 職員 市民
業務最適化が図れ、皆が生き生き
働いてくれて嬉しい
業務改善により、市民と触れ合う余
裕ができて楽しい
職員が明るく接してくれるので嬉し
い
業務改善により、残業が少なくなっ
て嬉しい
業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上
無駄な業務がなくなり、業務コストが
削減できて嬉しい
ステーク
ホルダー
価値記述
プロジェクト
目的
目的
2.抽象化
価値分析モデルのプロジェクト目的を書いて、その目的と
価値記述をつなげます。この段階で、価値記述の手段を抽
象化した目的を作ることになります。
アニメーションその2
価値分析モデル
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
価値分析モデルの目的
目的とのマッピング
ビジョン
コンセプト
目的
1.具象化 2.抽象化
抽象化
具象化
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
アニメーションその3
3.さらなる抽象化
価値デザインモデルのビジョンからつらなるコン
セプト(大目標)の下に目的が来るようにします。
これは結果的に、価値デザインモデルというシー
ズから突き上げる価値観の概念と、価値分析モデ
ルというニーズで自分達の価値を評価したりニー
ズをデザインするという概念の融合と微調整を測
ることになります。
市民と共に楽し
い未来をつくる
市民と一体となった
街づくり
業務改善による職員の
幸せづくり
働き方改革によってやりが
いのある職場づくり
市民と共に生き生きと
暮らせる街づくり
ビジョン
コンセプト1
コンセプト2
コンセプト3
市民の喜びを大切にしながら職員として楽しく
やりがいのある仕事を行えるように、今を改善
する活動
言葉
意味 1.業務を価値から改めて描く
2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ
3.市民と共同プロジェクトを推進
4.市民と共に街をより良くする環境を確立
ストーリー
デザイン
価値デザインモデル
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデルの価値記述
具体的な価値実現ストーリー
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
1.具象化 2.抽象化
手段
コンセプト
要求分析ツリーの業務要求
抽象業務要求の発見
ビジョン
目的
3.抽象化のレイアバランス
抽象化
具象化
要求分析ツリー(部分)
トル
配置する
4.抽象化と具象化
要求分析ツリーを使って論理思考により抽象化・具象化レイアの位置関係を分かりや
すくするために補正します。ここでは、仮手段を正式な要求としています。その後、
プロジェクト目的との間にもう一つ中間の要求を置くことにしたという例です。
市民と
共に楽
しい未
来をつく
る
市民と一
体となった
街づくり
業務改善に
よる職員の
幸せづくり
働き方改革
によってやり
がいのある職
場づくり
業務
効率
の向
上
市民
サー
ビス
強化
職員
満足
度の
向上
戦略要求
価値デザインモデル
のビジョン
価値デザインモデルのコンセプト
価値分析モデル
のプロジェクト目的
部門間重複業務の一元化
業務要求
部門間重複業務の一元化
3.抽象化のレイアバランス
アニメーションその4
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデルの価値記述
具体的な価値実現ストーリー
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
1.具象化 2.抽象化
要求
コンセプト
要求分析ツリーの業務要求
抽象業務要求の発見
ビジョン
目的
抽象化
具象化
要求分析ツリー(部分)
5.具象化
新たな中間の要求から別の手段があるかと考えることができます。結果として、新し
い手段的な要求が発見できるでしょう。このような新しい概念の発見こそが抽象化・
具象化という思考テクニックの有用性であります。
市民と
共に楽
しい未
来をつく
る
市民と一
体となった
街づくり
業務改善に
よる職員の
幸せづくり
働き方改革
によってやり
がいのある職
場づくり
業務
効率
の向
上
市民
サー
ビス
強化
職員
満足
度の
向上
戦略要求
価値デザインモデル
のビジョン
価値デザインモデルのコンセプト
価値分析モデル
のプロジェクト目的
部門間重複業務の一元化
業務要求
部門間重複業務の一元化
アニメーションその5
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
要求
具象化
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
価値分析モデルの価値記述
具体的な価値実現ストーリー
漠然とした
やりたい事
価値記述
仮手段
1.具象化 2.抽象化
要求
コンセプト
要求分析ツリーの業務要求
抽象業務要求の発見
ビジョン
目的
抽象化
具象化
アニメーションその6
価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
要求
プッシュ通知を送る会員にメールを送る
会員とのコミュニ
ケーションの活性
化
会員と連絡を
適切に取る
6.具体例
具体例を示します
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価値分析モデル
Q. 価値デザインモデルのコンセプトと価値分析
モデルの目的の違いが分かりません。
A.コンセプトはビジョンを到達するための3つの
構想のため、目的と比べて未来の目標のような性
質があります。ただし、コンセプトのひとつは現
在の目標を置くこともある。
(次ページ参照)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
プロジェクトライフサイクル
プロジェクト・ライフサイクル
ビジョン
コンセプト
コンセプト
コンセプトの進化
プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3
要求
(戦略・業務・IT)
要求
(戦略・業務・IT)
要求
(戦略・業務・IT)
ステークホルダの価値
常に評価軸
価値の変化
活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述)
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匠Methodのビジョン(将来実現したい夢)
自分の嬉しいは皆の嬉しいにしよう
家族
サービス
市役所 企業 企業 地域
私 組織 お客様 社会
私たち 市民 日本 世界
現状価値
未来価値
ビジョン
コンセプト
課題
手段
日々改善
新意識改革 未来の
地域
現状
ビジネス
現状
価値感
未来のあるべき
価値感
プロジェクト視点
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要求分析ツリーの中級者以上
Q. よりシンプルに、かつ、正しい活動を見出すにはどう
すれば良いですか?
A. デザイン思考とシステム思考の行き来を行えるように
しましよう。匠Methodでは、頭の中で価値モデルと要
求モデルを行き来できるようなイメージを持つことで
す。
「論理思考で考えたものを感性で叩け!」
(次ページ参照)
Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.
頭の中で価値モデルと要求モデルを行き来できるようなイメージを持とう
ビジョン
コンセプト
プロジェクト
目的
目的
の手段
目的
の手段
価値デザインモデル
(シーズ思考による
コンセプトの見える化)
価値分析モデル
(ニーズ思考による
価値検証と増幅)
戦略要求
業務要求
IT要求
解決策
(行動可能な
アクション)
デザイン思考 システム思考
[特徴]直感的で経験と感性により価値を描く [特徴]論理的・システマチックに物事を整理深堀りする
[心の状態」 (ときめき・震える・感動) [心の状態」 (安定・合意・理解)
2つの思考法を行き来させる
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匠には誰もがなれるわけではない
匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる
hagimoto@takumi-businessplace.co.jp
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2017 07-12 要求を見える化しよう!(関西匠塾にて)

  • 1. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求を見える化しよう 自治体向けシンプルモデルでの説明と 匠Methodの抽象化・具象化を自然と 行える仕組みの解説 匠BusinessPlace 萩本 順三
  • 2. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Method たった6種類の図を使用するだけ 業務 作用 行動力UP 動機力UP 価値 要求 活動 現状 要求分析ツリー 理想 価値デザインモデル ゴール記述モデル 新業務フロー 現業務フロー 価値分析モデル change 価値の 要素
  • 3. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. なぜ短時間で業務を見える化できるか? 楽しく価値を描き… 価値を元にやるべきこと(要求)を決め… 改善すべき業務を狙い撃ちする… そのための計画を立てる… 価値 要求 業務 活動 価値分析モデル図 価値デザインモデル図 要求分析ツリー ビジネスコンテキスト フロー図(業務フロー) ゴール記述モデル図
  • 4. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル例 どんな風に価値を描くの? 市長 職員 市民 業務最適化が図れ、皆が生 き生き働いてくれて嬉しい 業務改善により、市民と触 れ合う余裕ができて楽しい 職員が明るく接してくれる ので嬉しい 業務改善により、残業が少 なくなって嬉しい 業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上 無駄な業務がなくなり、業務 コストが削減できて嬉しい みんなの嬉しいを作りだす ステーク ホルダー 価値記述 プロジェクト 目的
  • 5. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q.なぜ、価値の記述をストーリー的に表現するのか? A.それは人が価値をイメージしやすいのがストーリーだから です。 (価値記述の例) 改札口で財布から2枚のカードや切符を出さずに新幹線改札口で 財布をかざすだけで乗り換えできるので便利で嬉しい 「シチュエーション+手段+嬉しい言葉」
  • 6. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q.なぜ、価値記述の中に手段を入れるの? A.ビジネス等企画をしようとする中、ノーアイ デアというのはあり得ません。価値記述に手段 を入れさせる理由は、企画内容の検証という意 味あいがあります。
  • 7. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q.価値記述に具体的な手段を書くのは難しいです。 どうすればよいですか? A.具体的な手段が見つからなくても抽象的な手段が 見つかりませんか?まずは、価値を与えるための手 段(アイデア)を一生懸命考えましょう。 業務プロセスの見え る化による改善 業務改善 抽象的 具体的 ○○業務のプロセスの見 える化による改善 ○○システムによる▼▼ 作業の効率化
  • 8. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q. 価値記述に具体的な手段を入れるのは手段志 向にいきなり走ってしまうことになるのでは? A.匠Methodでは、価値記述は手段を書きますが、 それを一旦抽象化して要求モデルにマップします。 そのために手段志向に走ることはありません。 (次ページ参照)
  • 9. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル 要求分析ツリー 業務改善により、コスト削減 できて嬉しい価値記述 プロジェクト 目的 業務改善 業務効率の向上 業務効率 の向上 まだ抽象的 すぎること に気が付く 業務要求戦略要求 なぜの視点で 一旦抽象化 したことになる 部長 こんな価値記述 があったとする 対応 付け
  • 10. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あま り本質的ではないんじゃないの? A.出ないよりいいですね。まずは仮置きしま しょう。 (次ページ参照)
  • 11. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル 要求分析ツリー 業務改善により、コスト削減 できて嬉しい 業務効率の向上 関係者 価値記述 プロジェクト 目的 業務効率 の向上 業務改善 業務要求戦略要求 なぜの視点で 一旦抽象化 実は仮置きし ている手段 部長
  • 12. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q. 最初に出た手段(アイデア)なんて、あまり本質 的ではないんじゃないの? A. 価値分析モデルで良い手段が見つからなくても、 要求モデルの論理思考を展開すると、本質的な手段も 見えてくるものです。その手段の方が価値記述として も有効だと感じたら価値記述も発見された手段で書き 換えます。 (次ページ参照)
  • 13. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求分析ツリー 要求分析ツリー 業務効率 の向上 業務改善 業務要求戦略要求 実は仮置きし ている手段 ここからが要求モデルでシステム(論理)思考 で考える。 わが社の業務効率化を上げる施策とは 何と何だろうか? (要素分解) 業務効率 の向上 業務要求戦略要求 部門間重複業 務の一元化 効率化による 残業削減 業務の無理無 駄の排除
  • 14. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodにより抽象化と具象化の行き来を行なう習慣が付く 業務改善によ り、市民と触 れ合う余裕が できて楽しい 価値のイメージ化の ためのHowの手探り 手段「業務改善」 ステップ1 本質から見た際の具体手段 の再検討と手段要素の分解 目的「業務効率の向上」 部門間重複業 務の一元化 効率化による 残業削減 業務の無理 無駄の排除 ステップ3 そもそも何が目的か? という本質面での抽象化 業務改善 目的「業務効率の向上」 ステップ2価値記述 (ストーリー化)
  • 15. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値デザインモデル プロジェクトに対する 皆さんの夢、大きな野望 または志 ビジョンに近づくために重要 とする3つの構想(大目標)。 プロジェクトを一言 でいうと何? (キャッチフレーズ) プロジェクトの 全体が示す 意味を解説 ビジョンに向かって 進む道のりを ストーリー化 プロジェクトの ロゴイメージ 自分達の価値を作り出す
  • 16. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値デザインモデル例 どんな風に価値を描くの? 自分達の価値を作り出す 市民と共に楽し い未来をつくる 市民と一体となった 街づくり 業務改善による職員 の幸せづくり働き方改革によってやり がいのある職場づくり 市民と共に生き生き と暮らせる街づくり ビジョン コンセプト1 コンセプト2 コンセプト3 市民の喜びを大切にしながら職員とし て楽しくやりがいのある仕事を行えるよ うに、今を改善する活動 言葉 意味 1.業務を価値から改めて描く 2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ 3.市民と共同プロジェクトを推進 4.市民と共に街をより良くする環境を確立 ストーリー デザイン
  • 17. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 課題分析モデル(一部) どんな風に価値を描くの? 市民と共 に楽しい未 来をつくる 市民と一体と なった街づくり 業務改善による 職員の幸せづく り 働き方改革によっ てやりがいのある 職場づくり 業務効率の 向上 市民サービ ス強化 職員満足度 の向上 戦略(やるべきことの戦略) やるべきことは 価値デザインモデル のビジョン 価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデル のプロジェクト目的 2つの価値の図 から引用する
  • 18. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求分析ツリー 市民と共に 楽しい未来を つくる 市民と一体と なった街づくり 業務改善による 職員の幸せづく り 働き方改革によっ てやりがいのある 職場づくり 業務効率 の向上 市民サー ビス強化 職員満足 度の向上 戦略要求 価値デザインモデル のビジョン 価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデル のプロジェクト目的 部門間重複業 務の一元化 効率化による 残業削減 市民と一体活 動の検討 業務の無理無 駄の排除 福利厚生の 充実 業務要求 活動 業務の見える化改善活 動の発足 効率化の狙いとゴール を策定 一体活動 テーマの洗い出し 福利厚生改善タスク フォースの設立 業務削減効果目標 より福利厚生費を検討 IT要求 もっともシンプルなモデルとしては戦略要求3階層、業務要求1~2階層、IT要求(省略)、活動となる 初心者は業務要求1階層でも良い。
  • 19. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 価値分析モデルの価値記述 具体的な価値実現ストーリー 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 価値分析モデルの目的 目的とのマッピング ビジョン コンセプト 目的 1.具象化 2.抽象化 手段 コンセプト 要求分析ツリーの業務要求 抽象業務要求の発見 ビジョン 目的 3.抽象化 新たな 手段 4.具象化 抽象化 具象化 プッシュ通知を送る会員にメールを送る 会員とのコミュニ ケーションの活性 化 会員と連絡を 適切に取る ※次ページから5ページを使ってこの図をアニメーション的に説明します。
  • 20. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 価値分析モデルの価値記述 具体的な価値実現ストーリー 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 1.具象化 抽象化 具象化 アニメーションその1 市長 職員 市民 業務最適化が図れ、皆が生き生き 働いてくれて嬉しい 業務改善により、市民と触れ合う余 裕ができて楽しい 職員が明るく接してくれるので嬉し い 業務改善により、残業が少なくなっ て嬉しい 無駄な業務がなくなり、業務コストが 削減できて嬉しい ステーク ホルダー 価値記述 プロジェクト 目的 1.具体化 漠然としたやりたいことを、価値分析モデルの価 値記述によりステークホルダーに価値を与えるス トーリーとして具体化します。
  • 21. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデルの目的作成 仮手段の抽象化 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 1.具象化 2.抽象化 抽象化 具象化 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 市長 職員 市民 業務最適化が図れ、皆が生き生き 働いてくれて嬉しい 業務改善により、市民と触れ合う余 裕ができて楽しい 職員が明るく接してくれるので嬉し い 業務改善により、残業が少なくなっ て嬉しい 業務効率の向上 市民サービス強化職員満足度の向上 無駄な業務がなくなり、業務コストが 削減できて嬉しい ステーク ホルダー 価値記述 プロジェクト 目的 目的 2.抽象化 価値分析モデルのプロジェクト目的を書いて、その目的と 価値記述をつなげます。この段階で、価値記述の手段を抽 象化した目的を作ることになります。 アニメーションその2 価値分析モデル
  • 22. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 価値分析モデルの目的 目的とのマッピング ビジョン コンセプト 目的 1.具象化 2.抽象化 抽象化 具象化 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 アニメーションその3 3.さらなる抽象化 価値デザインモデルのビジョンからつらなるコン セプト(大目標)の下に目的が来るようにします。 これは結果的に、価値デザインモデルというシー ズから突き上げる価値観の概念と、価値分析モデ ルというニーズで自分達の価値を評価したりニー ズをデザインするという概念の融合と微調整を測 ることになります。 市民と共に楽し い未来をつくる 市民と一体となった 街づくり 業務改善による職員の 幸せづくり 働き方改革によってやりが いのある職場づくり 市民と共に生き生きと 暮らせる街づくり ビジョン コンセプト1 コンセプト2 コンセプト3 市民の喜びを大切にしながら職員として楽しく やりがいのある仕事を行えるように、今を改善 する活動 言葉 意味 1.業務を価値から改めて描く 2.楽しく日々の業務を改善し、余裕を持つ 3.市民と共同プロジェクトを推進 4.市民と共に街をより良くする環境を確立 ストーリー デザイン 価値デザインモデル
  • 23. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデルの価値記述 具体的な価値実現ストーリー 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 1.具象化 2.抽象化 手段 コンセプト 要求分析ツリーの業務要求 抽象業務要求の発見 ビジョン 目的 3.抽象化のレイアバランス 抽象化 具象化 要求分析ツリー(部分) トル 配置する 4.抽象化と具象化 要求分析ツリーを使って論理思考により抽象化・具象化レイアの位置関係を分かりや すくするために補正します。ここでは、仮手段を正式な要求としています。その後、 プロジェクト目的との間にもう一つ中間の要求を置くことにしたという例です。 市民と 共に楽 しい未 来をつく る 市民と一 体となった 街づくり 業務改善に よる職員の 幸せづくり 働き方改革 によってやり がいのある職 場づくり 業務 効率 の向 上 市民 サー ビス 強化 職員 満足 度の 向上 戦略要求 価値デザインモデル のビジョン 価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデル のプロジェクト目的 部門間重複業務の一元化 業務要求 部門間重複業務の一元化 3.抽象化のレイアバランス アニメーションその4 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来
  • 24. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデルの価値記述 具体的な価値実現ストーリー 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 1.具象化 2.抽象化 要求 コンセプト 要求分析ツリーの業務要求 抽象業務要求の発見 ビジョン 目的 抽象化 具象化 要求分析ツリー(部分) 5.具象化 新たな中間の要求から別の手段があるかと考えることができます。結果として、新し い手段的な要求が発見できるでしょう。このような新しい概念の発見こそが抽象化・ 具象化という思考テクニックの有用性であります。 市民と 共に楽 しい未 来をつく る 市民と一 体となった 街づくり 業務改善に よる職員の 幸せづくり 働き方改革 によってやり がいのある職 場づくり 業務 効率 の向 上 市民 サー ビス 強化 職員 満足 度の 向上 戦略要求 価値デザインモデル のビジョン 価値デザインモデルのコンセプト 価値分析モデル のプロジェクト目的 部門間重複業務の一元化 業務要求 部門間重複業務の一元化 アニメーションその5 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 要求 具象化
  • 25. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデルの価値記述 具体的な価値実現ストーリー 漠然とした やりたい事 価値記述 仮手段 1.具象化 2.抽象化 要求 コンセプト 要求分析ツリーの業務要求 抽象業務要求の発見 ビジョン 目的 抽象化 具象化 アニメーションその6 価値モデルと要求モデルによる抽象化と具象化の行き来 要求 プッシュ通知を送る会員にメールを送る 会員とのコミュニ ケーションの活性 化 会員と連絡を 適切に取る 6.具体例 具体例を示します
  • 26. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 価値分析モデル Q. 価値デザインモデルのコンセプトと価値分析 モデルの目的の違いが分かりません。 A.コンセプトはビジョンを到達するための3つの 構想のため、目的と比べて未来の目標のような性 質があります。ただし、コンセプトのひとつは現 在の目標を置くこともある。 (次ページ参照)
  • 27. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. プロジェクトライフサイクル プロジェクト・ライフサイクル ビジョン コンセプト コンセプト コンセプトの進化 プロジェクト1 プロジェクト2 プロジェクト3 要求 (戦略・業務・IT) 要求 (戦略・業務・IT) 要求 (戦略・業務・IT) ステークホルダの価値 常に評価軸 価値の変化 活動(ゴール記述)活動(ゴール記述) 活動(ゴール記述)
  • 28. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠Methodのビジョン(将来実現したい夢) 自分の嬉しいは皆の嬉しいにしよう 家族 サービス 市役所 企業 企業 地域 私 組織 お客様 社会 私たち 市民 日本 世界 現状価値 未来価値 ビジョン コンセプト 課題 手段 日々改善 新意識改革 未来の 地域 現状 ビジネス 現状 価値感 未来のあるべき 価値感 プロジェクト視点
  • 29. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 要求分析ツリーの中級者以上 Q. よりシンプルに、かつ、正しい活動を見出すにはどう すれば良いですか? A. デザイン思考とシステム思考の行き来を行えるように しましよう。匠Methodでは、頭の中で価値モデルと要 求モデルを行き来できるようなイメージを持つことで す。 「論理思考で考えたものを感性で叩け!」 (次ページ参照)
  • 30. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 頭の中で価値モデルと要求モデルを行き来できるようなイメージを持とう ビジョン コンセプト プロジェクト 目的 目的 の手段 目的 の手段 価値デザインモデル (シーズ思考による コンセプトの見える化) 価値分析モデル (ニーズ思考による 価値検証と増幅) 戦略要求 業務要求 IT要求 解決策 (行動可能な アクション) デザイン思考 システム思考 [特徴]直感的で経験と感性により価値を描く [特徴]論理的・システマチックに物事を整理深堀りする [心の状態」 (ときめき・震える・感動) [心の状態」 (安定・合意・理解) 2つの思考法を行き来させる
  • 31. Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation.Copyright 2013-2017 Takumi Business Place Corporation. 匠には誰もがなれるわけではない 匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる hagimoto@takumi-businessplace.co.jp www.takumi-businessplace.co.jp