SlideShare ist ein Scribd-Unternehmen logo
1 von 41
Downloaden Sie, um offline zu lesen
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
○○○○年○○月○○日
株式会社NTTデータ
○○ ○○ ○○ ○○
PuppetConf2015参加レポート
2015年10月28日
株式会社NTTデータ
菅原 亮
第1回 Puppetユーザ会
発表資料
1Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
はじめに
10/5(月)~10/9(金)にPuppet Labs社のあるオレゴン州ポートランドで
開催された「PuppetConf2015」に参加しました。
このセッションではPuppetConf2015で参加したセッションの紹介や
現地での活動をお話します。
2Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
自己紹介(Self Introduction)
名前:
菅原 亮(すがはら りょう)
所属:
株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 基盤システム事業本部
システム方式技術事業部 第三技術統括部 第三技術担当
Puppetとの出会い:
2012年にNTTOSSセンタにて自動化推進の担当になった事がきっかけです。
その時にPuppetの素晴らしさを知り、世に広めたいと思いました。
OFFのわたし:
シルビアで各地のショッピングモールに現れます
ベランダに菜園作ってます
いろんな料理作ってます(もちろん片付けしてます)
主にWindowsでいろんなアプリ作ってます
最近電子工作にハマってます
3Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Self Introduction
Name:
Ryo Sugahara
Company:
NTT DATA Corporation
Why do I use Puppet?
The first time of using Puppet was at NTT OSS Center in 2012.
I was deeply impressed by Puppet at that time, so I think I'd love to distribute it.
When I'm off work:
At a weekend, my wife and I usually go to the shopping mall by my car "Nissan Silvia".
Growing some kind of vegetables in my balcony.
Cook many kinds of dishes for my wife, of course, I clear the table after that. :)
=> When I said that to one of my friends , then he said to me
“It’s a nice automation of housework, for my wife".
Making applications for Windows as a hobby.
Recently, I'm hooked on electronic kits, such as Arduino.
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 4
PuppetConf2015 ~ 出発から到着後
5Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
PuppetConf2015について
PuppetConfとはPuppet Labs社が毎年開催しているイベントです。
期間中はPuppet Labs社から各種セッションや参加者のスキルアップを目的とした
トレーニング、デモンストレーションやPuppet Labs社のロードマップの説明があるなど、
大変盛りだくさんの内容になっています。
今年はビギナーから上級者まで幅広い層を対象としたセッションが予定されており、
特にDevOps、継続的インテグレーション/デリバリ、クラウド管理、アプリケーション
配信からSDN(Software Defined Networking)といった、今まさに“旬”である
テクノロジにフォーカスされています。
6Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
オレゴン州ポートランド
Puppet Labs社のあるオレゴン州ポートランドは、アメリカ合衆国オレゴン州最大の都市で、
「バラの都市」の愛称で親しまれています。
ハイテク産業やクリーンテクノロジー産業が進出し、カリフォルニアのシリコンバレーと並ぶ
オレゴンのシリコンフォレストとも呼ばれています。
環境にやさしい都市としても有名です。
クラフトビールや蒸留酒を生産する醸造所や蒸留所も有名です。
参考文献:
Wikipedia(ポートランド(オレゴン州))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_(%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%B3%E5%B7%9E)
State of Oregon Japan Representative Office
http://www.oregonjapan.org/index.html
7Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
成田空港~ポートランド
成田空港第二ターミナルに集合、必要な携帯電話、Wi-Fiを借用して、10:55(JST)のフライトで
日本を出国しました。
約11時間のフライトの末、9:00(MDT)にフォートワース国際空港(ダラス, テキサス州)到着しました。
テキサス州は南部の端、緯度にして宮崎県と同じくらいで10月だというのにとても暑く、札幌と同じくらいの
緯度であるポートランド向けに防寒対策をしてきたので汗だくになってしまいました。
その後4時間のフライトを経て、12:30(PDT)にやっとポートランドへ到着しました。
自宅を出てから約23時間、とても遠かったです。
8Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
会場の様子
到着したPuppetConf2015会場です。
9Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
到着~レセプション
パートナー向けの歓迎イベントに参加しました。ビール醸造所に併設されたレストランだからか、
ビール工場見学のオプション付きでした。
レジストレーション後の歓迎レセプションでは、Localization ManagerのLarissaさんと
ついにお会いする事ができました!
10Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
APAC Partner Dinner
APAC Patner Dinner(参加国:US、インド、ブラジル、UK、オーストラリア、日本)では、
Puppet Labsが展開しているAPAC地域各国の方と交流が図れました。
もちろんビールもワインも料理もおいしかったのは言うまでもありません。
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 11
PuppetConf2015 ~ 10/8(木) 1日目のセッションと活動
12Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Breakfast
初めて海外のカンファレンスに参加するのでとても驚きだったのですが、朝食、昼食、ディナーが
無料で出るケースが多いとの事でした。
そのため食事は全てPuppetConf2015で出されたものだけで済みました。
13Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
1日目 基調講演(Keynote)
現在Puppetは世界中の3万を超える組織で使われて、商用版であるPuppet Enterpriseの顧客は
1000を数えているとの事です。またPuppetConf2015の参加者は2000名に達したとの事です。
アプリケーションはサービスの成長に連れて拡大していきますが、複雑化していく個々のアプリケーション、
サービスを正しく管理運用するためソリューションとして“Application Orchestration”を
リリースしたとの事です。
これまでのPuppetは個々のノードを見ていましたが、“Application Orchestration”では個々の
ノードがどのように結合していくかまでをPuppet言語で定義できるものになっていました。
これにより管理下のアプリケーションで不具合があった場合でも、修正の必要があるノードに
対して修正済みアプリケーションを即座にリリースする事が可能になるようです。
14Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
1日目 基調講演(Keynote)
“Application Orchestration”はこれまでのノードの“個”を見る概念からシステム全体を見るように
拡張されたもののように感じました。多数のアプリケーションが複雑に絡み合うシステムでは、
アプリケーションリリースが大変複雑な手順になりがちですが、この問題を解決できるのかも
しれません。今後検証してみたいと思います。
余談ですが、Luke氏のセッションではアプリケーションのデリバリをトヨタのカンバン方式で扱う
部品になぞらえて説明されていたのが日本人的には印象的でした。
15Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
State of the Puppet Community
ここではCommunity ManagerのMegさんとお会いする事ができました!
来年PuppetCamp in Tokyoの実現をお願いしておきました。
16Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Puppet Labs CEO Lukeさん
Puppet Labs CEOであるLukeさんのところに、ご挨拶へ伺いました!
Lukeさんは、ウィスキーがお好きとの事でしたので、ジャパニーズウィスキーの代表格である
「竹鶴」と、富山の日本酒「立山」をセットでお送りしました。
17Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Puppet Labsのベンダ連携戦略
■Puppetのベンダ連携戦略
PuppetConf 2015では、各種ベンダとの連携を強調すると共に、製品単体としてのPuppetから
オーケストレーション製品(AP基盤の構築・維持運用ツール)としてのPuppetへ転換を
図っています。技術要素としてREST APIを利用し、Puppet連携ベンダを増やす戦略です。
■主要ベンダ(Cisco, EMC)との連携
Cisco, EMC主力製品をPuppetから操作・管理可能です。
・ Cisco UCS(ブレード型サーバ) → (例) サーバのプロビジョニングが可能
・ Cisco Nexus(NWスイッチ) → (例) ファームウェアのオンラインアップデートが可能
・ EMC VNX(統合ストレージ) → (例) ストレージ領域の切り出しが可能
■パブリッククラウド+CIとの連携
(オーストラリア政府系機関の事例)
Puppetのサンプルコードを交え、クラウド
基盤構築+運用を少人数で実施した事例です。
具体的に、AWS、Dockerを用いた基盤を
Puppetで構築し、Jenkins、GitによるCI基盤
により管理しています。
18Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
大規模Googleサービス基盤の監視方式
■大規模Googleサービス基盤における監視
Googleの各種サービスを担う大規模クラスタBorg(2015.4公開)を裏側で支える
監視方式(Borgmon)についてのセッションでした。
[概要]
・ データ転送方式をバイナリで実装(テキストデータは、性能的にオーバーヘッドが大きい)
・ 時系列データとして差分を抽出し、監視アラート時のアクションを明確化
※ Puppetとの関連は多くない発表にも関わらず、聴衆の関心は高かったです。
(Googleの公開情報が少ない分野だからでしょうか、多くの聴衆が集まりました)
19Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Brian氏とのディスカッション
■Puppet Labs SVP of Engineering Brian氏とのディスカッション
Brian氏(SVP of Engineering)とPuppet4の新機能、特に目玉機能であるApplication
Orchestration (Keynote)の技術的詳細、日本で求められる機能などについてディスカッションしました。
■Puppet4の新機能について
Application Orchestrationにより、Puppet構築対象に対して依存関係を考慮した適用が可能に。
その他、実行速度向上(パーサ改良)、Puppet言語(DSL)への機能追加(Iterator実装)などの
改良あり。
パーサが改良された事による互換性について詳しく質問したところ、deprecatedなワーニングが
出ないマニフェストであれば問題なくPuppet4でも動作するとの事でした。
■日本で求められるレポート機能について
日本の特にSIerにおいて求められるレポート機能についてもディスカッションしました (後述)。
20Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Exhibit Hall見学 ~Puppet Enterprise レポーティング機能~
■Brian氏とのディスカッションより
日本ではツールで設定変更した場合でも、実機設定が正しいこと(エビデンス)を要求されますが
そのような機能を実装する予定はあるかどうか質問しました。
アップデートで実装予定のレポート機能によって、リソースの適用前後の設定差分が閲覧可能に
なるとの回答がありました。
■Puppet Enterprise レポーティング機能
各リソースの適用状況に関する詳細レポート、適用履歴のビュアー、モジュールの依存関係を
グラフ化して可視化する機能は興味深かったです。
特にfileリソースでファイルを修正した際の差分の閲覧が現バージョンではできませんが、近日
リリースのバージョンで実施可能の予定との事です。
■今後について
自動化構築ツール全般に言える事ですが、レポート出力をエビデンスとする場合に想定される
顧客反応(ツールの出力をどこまで信用して良いか)について、日本側においても課題として
議論する必要があると感じました。
21Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Exhibit Hall見学 ~ Cisco+ネットワーク機器 ~
■ネットワーク機器ベンダとの連携(Cisco)
Cisco NXOSについては設定項目がほぼリソース化されており、汎用的なcommandリソースも
存在するため、ほぼ全ての管理が可能になっています。
■ネットワーク機器ベンダとの連携(その他)
ネットワーク機器に共通して存在するリソース(例.VLANなど)については、ベンダ間で共通に利用可能なリ
ソース名として整備されており、ベンダ間の差異を吸収する仕組みについても精力的に
進められています。
■今後について
競合技術(chefなど)との比較を行う際に、マルチベンダ対応は重要な指標の一つとして考えていく必要が
あります。
22Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Exhibit Hall見学 ~ Puppet Enterprise + VMware
■仮想環境オペレーション自動化(Day 1オペレーション)
PuppetとVMware vRealize Orchestratorを連携させることで仮想マシンに関する各種操作が
可能です。また本仮想マシンの作成、デプロイ、コピーなどが操作可能になっています。
VMware vSphereとの連携でも操作可能です。
■仮想環境オペレーション自動化(Day 2オペレーション)
PuppetとVMware vRealize Orchestratorを連携させることで仮想マシン上のOSに関する
各種操作が可能ですが、Puppet Enterprise単体でも可能です。
23Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Exhibit Hall見学 ~物理サーバへのOSインストール自動化~
■物理サーバへのOSインストール自動化
“Bare-Metal Provisioning with Razor”により、従来PXEブート、DHCP、TFTP、
(OSSであれば)Kickstartなどを用いて実現していた物理サーバへのOS自動インストールが
可能になります。
対応OSもLinux, Windows, ESXと幅広く、Puppet Enterpriseのコンソールから制御できる点は
非常に良いと感じました。
24Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
City of Roses Party
オレゴン州産業科学博物館でパーティーが開かれました。
各地のビールやワインを堪能しました。
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 25
PuppetConf2015 ~ 10/9(金) 2日目のセッションと活動
26Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
2日目 Keynote
1日目のKeynoteを受け、問題に即座に対応できる事の重要性と事例紹介がメインでした。
事例紹介では、ウォルマートで当初2,000ノードを2か月で構築の予定が、7,000ノードに増やされ、
気づけば30,000ノードを予定よりも2週間早く構築しなければならないという話になったにも
関わらず、Puppetを用いる事で30,000ノードを6週間で構築する事に成功したというものでした。
これは2013年2人の“Puppeteer”でスタート、10万台以上のサーバに対して徐々に自動化対象を
広げて、現在は48,000以上のノードをたったの7人で管理しているそうです。
このお話はぜひ成功事例の日本語資料としてまとめたいと考えています。
27Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Better Together: Managing Windows with Puppet,
PowerShell and DSC
このセッションではPowerShellとDSCの説明とPuppetからPowerShell DSCのAPIを呼び出す
モジュールについての説明がありました。
PowerShell DSCが持つほぼ全てのAPIをPuppetから呼び出せるという事なので、Linux/UNIX系と
Windows系の管理をPuppetで一元化できるのが特徴です。
28Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Lunch Meeting
Lunch Meetingでは日本でのサポートをどうすべきかについてディスカッションしました。
まずは3営業日のSLAを目安として、技術ソースコードレベルでの解析まで可能な
サポートスキームを構築するとした場合、どのようにすればよいか意見を交わしました。
ただサポート要員のトレーニングなども含め、すぐに結論が出る話でもないため、
継続検討していく事になりました。
29Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Puppet Labs本社
Localization Meeting 参加のためPuppet Labs本社に移動しました。
30Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Localization Meeting ~ Puppetによる自動化解説本の出版企画
技術にあまり明るくないが財布は握っているようなマネージャクラスの方を対象に、
基盤自動化について解説する書籍を出版する企画についてディスカッションしました。
日本で発売されているPuppetの書籍は1冊確認しているものの既に内容が古く、
内容はインフラ技術をある程度知っていないと読めないものになっています。
また基盤自動化の全体像を技術者以外の人にもわかりやすく解説しているような
書籍は見当たりません。
そこでPuppetを中心とした自動化普及促進のため、前述のようなマネージャクラスの
方を読者として想定した基盤自動化の解説書籍を作りたいと考えています。
内容は自動化とは何かという説明から始まり、自動化で実現できる事とできない事を
明確にして、正しい自動化導入とは何か解説したいと考えています。
加えて日本では年配の方ほど電子媒体より紙のほうが情報源として信頼される傾向があるため
紙の書籍を¥1,000~¥2,000程度で出版をしたいと考えています。
31Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Localization Meeting ~ Puppetによる自動化解説本の出版企画
ミーティングで合意した目次は以下のようになります。
1章:基盤自動化とは
2章:Puppetとは
3章:基盤自動化におけるインフラ設計(セキュリティの話も含む)
4章:構築と試験
5章:運用の自動化
6章:自動化の導入効果
今のところページ数は全100ページ程度を
想定していますが、増えるかも知れません。
出版時期は来年6月くらい(間に合うのか?)を
目標にしています。
詳細はこれから詰めていきますので、
ご意見ご要望お待ちしております。
32Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
ダウンタウン散策
次のイベントPub Crawlが始まるまで少し時間があったので、Larissaさん、Megさんに
Puppet Labs社周辺の散策に連れて行って頂きました。
33Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Pub Crawl ~ 帰国の途へ
Pub Crawlでは、残念ながらフライトの時間目前だったので、少しだけ顔出しして
Puppet Labsの皆さんのお見送りを受けながら、帰国の途につきました。
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 34
PuppetConf2015番外編 ~ 事件簿
35Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
アイスコーヒー事件 (It’s too big!)
トランジットで立ち寄ったダラスの空港内で見つけたマクドナルド、ちょうど喉がカラカラだったので
お茶でもしようと、“本家”のマクドナルドでアイスコーヒーを頼んだのですが…。
はい、これでMedium Sizeです…日本なら余裕でLarge Sizeでしょう…。さらに注文時にフレーバーなど
も聞かれます。スッキリしたくてブラックコーヒーを飲みたかったので全てNoと言ったのですが、問答無用で
ミルクと砂糖が入ってきました。さすがに多すぎて飲みきれませんでした。
36Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
こむら返り事件 (the incident of leg cramps)
初日のレジストレーション後、一度荷物を置きにホテルに戻る際に寄り道したショッピングモールの階段で、
両足が同時にこむら返りを起こして数分動けずその場で悶絶しました。
翌日、ネットワールド山口さんから寝ている時にこむら返りを起こしたという話があり、
さらにNTTD佐々木さんからも寝ている時にこむら返りを起こしたという話が…
なんと一行の4人中3人がほぼ同じタイミングでこむら返りを起こしたという事件でした。
ダラスからポートランドへのフライトが国内線の狭い飛行機だったのですが、ほぼ満席だったので狭いところで
4時間身動きできずにいた事が原因だと思います。
ひどくするとエコノミークラス症候群にもなりかねませんので、狭い飛行機に乗った時ほど座席で身体を動か
すようにしなければと思った出来事でした。
37Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
Uber(ウーバー)は日本であまり聞きませんが、タクシーに加えて一般の人が自分の車で
他人を運ぶサービスです。
現在日本では都内でタクシーやハイヤーに対応しているようですが一般的とは言えず、
また一般の人が自分の車で他人を運ぶ行為が白タク営業と見なされ、テスト運用していたものの国土交
通省から指導が入り中止になったようです。
そんなUber、便利だしタクシーより安いしで海外ではメジャーだそうで、今回何度も乗らせて
頂いたのですが…。
空港まで乗ったUber、到着後の荷物を下ろす最後の最後の場面で、スーツケースを路上へ
派手に転落させてしまったのです。後からスーツケースの持ち主の方が確認すると、
お土産に買ったマグカップが割れてしまっていたのでした…。
スーツケースに割れ物を詰める時は緩衝材が必須だと思いました。
Uber荷物落下事件 (the luggage fallen)
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 38
PuppetConf2015 ~ おわりに
39Copyright © 2015 NTT DATA Corporation
おわりに
今回さまざまなセッションを聞いて感じたのは、これまで“個”のサーバを対象にしていた管理の
単位が、サーバが絡み合うシステム全体を定義可能に進化しつつある事です。
従来クラスタ構成など、複数のノードを連携させた自動構築は難しいところでしたが、
“Application Orchestration”により可能になるとの事なので、ぜひ試したいと思います。
またネットワーク機器、ストレージ機器などとの連携が強化されてきているのも
これまでの経験上、需要がある分野なので期待できます。
ただ日本でとても重要視されるサポート体制については日本の実情に合っていない
部分があるのも事実ですが、課題についてはご認識頂けたので今後改善されるでしょう。
最後にPuppetConf2015へご招待頂いたPuppet Labs社の皆様に感謝申し上げます。
大変有意義な時間をありがとうございました。
Thank you for invitation to PuppetConf2015.
It was a really impressive event for me.
Thank you!
Copyright © 2011 NTT DATA Corporation
Copyright © 2015 NTT DATA Corporation

Weitere ähnliche Inhalte

Was ist angesagt?

『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
VirtualTech Japan Inc.
 

Was ist angesagt? (20)

SIerとオープンソースの美味しい関係 ~コミュニティの力を活かして世界を目指そう~
SIerとオープンソースの美味しい関係 ~コミュニティの力を活かして世界を目指そう~SIerとオープンソースの美味しい関係 ~コミュニティの力を活かして世界を目指そう~
SIerとオープンソースの美味しい関係 ~コミュニティの力を活かして世界を目指そう~
 
高度クラウド環境だからこそ、運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、運用自動化・一元化高度クラウド環境だからこそ、運用自動化・一元化
高度クラウド環境だからこそ、運用自動化・一元化
 
OpenJDKは使い物になるか?OpenJDKの実際と今後 (NTTデータ オープンソースDAY 2015 Autumn 講演資料)
OpenJDKは使い物になるか?OpenJDKの実際と今後 (NTTデータ オープンソースDAY 2015 Autumn 講演資料)OpenJDKは使い物になるか?OpenJDKの実際と今後 (NTTデータ オープンソースDAY 2015 Autumn 講演資料)
OpenJDKは使い物になるか?OpenJDKの実際と今後 (NTTデータ オープンソースDAY 2015 Autumn 講演資料)
 
Open stack概要 lpi-opcelサミット(当日用)
Open stack概要 lpi-opcelサミット(当日用)Open stack概要 lpi-opcelサミット(当日用)
Open stack概要 lpi-opcelサミット(当日用)
 
OpenStackもオンプレミスもまとめて一元監視 Hatohol+Zabbixでハイブリッドクラウド監視を実現 - OpenStack最新情報セミナー...
 OpenStackもオンプレミスもまとめて一元監視 Hatohol+Zabbixでハイブリッドクラウド監視を実現 - OpenStack最新情報セミナー... OpenStackもオンプレミスもまとめて一元監視 Hatohol+Zabbixでハイブリッドクラウド監視を実現 - OpenStack最新情報セミナー...
OpenStackもオンプレミスもまとめて一元監視 Hatohol+Zabbixでハイブリッドクラウド監視を実現 - OpenStack最新情報セミナー...
 
Z Lab社におけるOpenStack × Kubernetesの活用 〜アプリケーション開発者からみた課題解決 - OpenStack最新情報セミナー...
Z Lab社におけるOpenStack × Kubernetesの活用 〜アプリケーション開発者からみた課題解決  - OpenStack最新情報セミナー...Z Lab社におけるOpenStack × Kubernetesの活用 〜アプリケーション開発者からみた課題解決  - OpenStack最新情報セミナー...
Z Lab社におけるOpenStack × Kubernetesの活用 〜アプリケーション開発者からみた課題解決 - OpenStack最新情報セミナー...
 
忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリ忙しい人のためのOpenStack超サマリ
忙しい人のためのOpenStack超サマリ
 
OpenStack Summit 2016 Barcelona NFV関連報告
OpenStack Summit 2016 Barcelona NFV関連報告OpenStack Summit 2016 Barcelona NFV関連報告
OpenStack Summit 2016 Barcelona NFV関連報告
 
OpenStack批評 2015
OpenStack批評 2015OpenStack批評 2015
OpenStack批評 2015
 
20170303 java9 hadoop
20170303 java9 hadoop20170303 java9 hadoop
20170303 java9 hadoop
 
ガチで聞く!ヤフーのOpenStackプライベート・クラウドの実態とは
ガチで聞く!ヤフーのOpenStackプライベート・クラウドの実態とはガチで聞く!ヤフーのOpenStackプライベート・クラウドの実態とは
ガチで聞く!ヤフーのOpenStackプライベート・クラウドの実態とは
 
OpenStackコミュニティに対する取り組み - OpenStack最新情報セミナー 2016年5月
OpenStackコミュニティに対する取り組み - OpenStack最新情報セミナー 2016年5月OpenStackコミュニティに対する取り組み - OpenStack最新情報セミナー 2016年5月
OpenStackコミュニティに対する取り組み - OpenStack最新情報セミナー 2016年5月
 
『OpenStack共同検証ラボ』のご紹介 - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月
『OpenStack共同検証ラボ』のご紹介 - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月 『OpenStack共同検証ラボ』のご紹介 - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月
『OpenStack共同検証ラボ』のご紹介 - OpenStack最新情報セミナー 2016年3月
 
OPNFV詳細編 – OpenStack最新情報セミナー 2015年4月
OPNFV詳細編 – OpenStack最新情報セミナー 2015年4月OPNFV詳細編 – OpenStack最新情報セミナー 2015年4月
OPNFV詳細編 – OpenStack最新情報セミナー 2015年4月
 
ECSとSpotFleetで新規ビジネスのトライアル
ECSとSpotFleetで新規ビジネスのトライアルECSとSpotFleetで新規ビジネスのトライアル
ECSとSpotFleetで新規ビジネスのトライアル
 
『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
『OpenStackの導入事例/検証事例のご紹介』 NTTドコモ様 検証事例:OpenStack Summit 2014 Paris 講演「Design ...
 
日本におけるIT自動化導入の特殊な事情 - 菅原 亮、株式会社NTTデータ
日本におけるIT自動化導入の特殊な事情 - 菅原 亮、株式会社NTTデータ日本におけるIT自動化導入の特殊な事情 - 菅原 亮、株式会社NTTデータ
日本におけるIT自動化導入の特殊な事情 - 菅原 亮、株式会社NTTデータ
 
OpenStack Summit 2016 Austin 参加報告
OpenStack Summit 2016 Austin 参加報告OpenStack Summit 2016 Austin 参加報告
OpenStack Summit 2016 Austin 参加報告
 
SpinnakerとOpenStackの構築
SpinnakerとOpenStackの構築SpinnakerとOpenStackの構築
SpinnakerとOpenStackの構築
 
OpenStack summit report 2016 in barcelona
OpenStack summit report 2016 in barcelonaOpenStack summit report 2016 in barcelona
OpenStack summit report 2016 in barcelona
 

Andere mochten auch

Andere mochten auch (7)

インフラエンジニアのこれから ~Red Hatの描くLinuxの今後とクラウド~(第ニ部)
インフラエンジニアのこれから ~Red Hatの描くLinuxの今後とクラウド~(第ニ部)インフラエンジニアのこれから ~Red Hatの描くLinuxの今後とクラウド~(第ニ部)
インフラエンジニアのこれから ~Red Hatの描くLinuxの今後とクラウド~(第ニ部)
 
Linux KVM環境におけるGPGPU活用最新動向
Linux KVM環境におけるGPGPU活用最新動向Linux KVM環境におけるGPGPU活用最新動向
Linux KVM環境におけるGPGPU活用最新動向
 
Containerizing GPU Applications with Docker for Scaling to the Cloud
Containerizing GPU Applications with Docker for Scaling to the CloudContainerizing GPU Applications with Docker for Scaling to the Cloud
Containerizing GPU Applications with Docker for Scaling to the Cloud
 
OpenStackをさらに”使う”技術 - OpenStack&Docker活用テクニック
OpenStackをさらに”使う”技術 - OpenStack&Docker活用テクニックOpenStackをさらに”使う”技術 - OpenStack&Docker活用テクニック
OpenStackをさらに”使う”技術 - OpenStack&Docker活用テクニック
 
Tensor flow勉強会 (ayashiminagaranotensorflow)
Tensor flow勉強会 (ayashiminagaranotensorflow)Tensor flow勉強会 (ayashiminagaranotensorflow)
Tensor flow勉強会 (ayashiminagaranotensorflow)
 
深層学習フレームワークChainerの特徴
深層学習フレームワークChainerの特徴深層学習フレームワークChainerの特徴
深層学習フレームワークChainerの特徴
 
Using Docker for GPU Accelerated Applications
Using Docker for GPU Accelerated ApplicationsUsing Docker for GPU Accelerated Applications
Using Docker for GPU Accelerated Applications
 

Ähnlich wie PuppetConf2015参加レポート (第1回 Puppetユーザ会 発表資料)

ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
Yuichi Morito
 

Ähnlich wie PuppetConf2015参加レポート (第1回 Puppetユーザ会 発表資料) (20)

OpenStack Summit Tokyoに参加してみた
OpenStack Summit Tokyoに参加してみたOpenStack Summit Tokyoに参加してみた
OpenStack Summit Tokyoに参加してみた
 
第7回ros勉強会 NTTデータのロボティクス分野取り組み
第7回ros勉強会 NTTデータのロボティクス分野取り組み第7回ros勉強会 NTTデータのロボティクス分野取り組み
第7回ros勉強会 NTTデータのロボティクス分野取り組み
 
デバイスWebAPIコンソーシアム第一回総会について & OMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
デバイスWebAPIコンソーシアム第一回総会について & OMA GotAPI 標準化作業状況アップデートデバイスWebAPIコンソーシアム第一回総会について & OMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
デバイスWebAPIコンソーシアム第一回総会について & OMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
 
OMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
OMA GotAPI 標準化作業状況アップデートOMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
OMA GotAPI 標準化作業状況アップデート
 
Dockerコミュニティ近況
Dockerコミュニティ近況Dockerコミュニティ近況
Dockerコミュニティ近況
 
How to implement OpenDaylight application ?
How to implement OpenDaylight application ?How to implement OpenDaylight application ?
How to implement OpenDaylight application ?
 
⼤企業で実現するイマドキの内製開発
⼤企業で実現するイマドキの内製開発⼤企業で実現するイマドキの内製開発
⼤企業で実現するイマドキの内製開発
 
SkyWay国内唯一のCPaaS
SkyWay国内唯一のCPaaSSkyWay国内唯一のCPaaS
SkyWay国内唯一のCPaaS
 
NFVとその周辺の話題
NFVとその周辺の話題NFVとその周辺の話題
NFVとその周辺の話題
 
企業におけるイノベーションの挑戦
企業におけるイノベーションの挑戦企業におけるイノベーションの挑戦
企業におけるイノベーションの挑戦
 
OpenStack東京サミットに向けて
OpenStack東京サミットに向けてOpenStack東京サミットに向けて
OpenStack東京サミットに向けて
 
ビッグデータによる社会イノベーションの実現(公開版)
 ビッグデータによる社会イノベーションの実現(公開版) ビッグデータによる社会イノベーションの実現(公開版)
ビッグデータによる社会イノベーションの実現(公開版)
 
なぜ今OSGiか
なぜ今OSGiかなぜ今OSGiか
なぜ今OSGiか
 
ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
ネットショップ能力認定機構主催(無料セミナー 20150422)
 
OpenStack Summit Tokyo 興味をひいたセッション
OpenStack Summit Tokyo 興味をひいたセッションOpenStack Summit Tokyo 興味をひいたセッション
OpenStack Summit Tokyo 興味をひいたセッション
 
CMC_Meetup八子プレゼン 20170412
CMC_Meetup八子プレゼン 20170412CMC_Meetup八子プレゼン 20170412
CMC_Meetup八子プレゼン 20170412
 
20150902 Bluemix Challenge Garden Hori LT
20150902 Bluemix Challenge Garden Hori LT20150902 Bluemix Challenge Garden Hori LT
20150902 Bluemix Challenge Garden Hori LT
 
NTTのR&Dを支えるNTTコミュニケーションズのIT基盤サービス
NTTのR&Dを支えるNTTコミュニケーションズのIT基盤サービスNTTのR&Dを支えるNTTコミュニケーションズのIT基盤サービス
NTTのR&Dを支えるNTTコミュニケーションズのIT基盤サービス
 
プロセスアセスメントモデルの活用 ー プロセス改善のモデルをあやつろう
プロセスアセスメントモデルの活用 ー プロセス改善のモデルをあやつろうプロセスアセスメントモデルの活用 ー プロセス改善のモデルをあやつろう
プロセスアセスメントモデルの活用 ー プロセス改善のモデルをあやつろう
 
今すぐはじめるHinemos ver.5.0
今すぐはじめるHinemos ver.5.0今すぐはじめるHinemos ver.5.0
今すぐはじめるHinemos ver.5.0
 

Mehr von NTT DATA OSS Professional Services

Mehr von NTT DATA OSS Professional Services (20)

Global Top 5 を目指す NTT DATA の確かで意外な技術力
Global Top 5 を目指す NTT DATA の確かで意外な技術力Global Top 5 を目指す NTT DATA の確かで意外な技術力
Global Top 5 を目指す NTT DATA の確かで意外な技術力
 
Spark SQL - The internal -
Spark SQL - The internal -Spark SQL - The internal -
Spark SQL - The internal -
 
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
Apache Kafkaって本当に大丈夫?~故障検証のオーバービューと興味深い挙動の紹介~
 
Hadoopエコシステムのデータストア振り返り
Hadoopエコシステムのデータストア振り返りHadoopエコシステムのデータストア振り返り
Hadoopエコシステムのデータストア振り返り
 
HDFS Router-based federation
HDFS Router-based federationHDFS Router-based federation
HDFS Router-based federation
 
PostgreSQL10を導入!大規模データ分析事例からみるDWHとしてのPostgreSQL活用のポイント
PostgreSQL10を導入!大規模データ分析事例からみるDWHとしてのPostgreSQL活用のポイントPostgreSQL10を導入!大規模データ分析事例からみるDWHとしてのPostgreSQL活用のポイント
PostgreSQL10を導入!大規模データ分析事例からみるDWHとしてのPostgreSQL活用のポイント
 
Apache Hadoopの新機能Ozoneの現状
Apache Hadoopの新機能Ozoneの現状Apache Hadoopの新機能Ozoneの現状
Apache Hadoopの新機能Ozoneの現状
 
Distributed data stores in Hadoop ecosystem
Distributed data stores in Hadoop ecosystemDistributed data stores in Hadoop ecosystem
Distributed data stores in Hadoop ecosystem
 
Structured Streaming - The Internal -
Structured Streaming - The Internal -Structured Streaming - The Internal -
Structured Streaming - The Internal -
 
Apache Hadoopの未来 3系になって何が変わるのか?
Apache Hadoopの未来 3系になって何が変わるのか?Apache Hadoopの未来 3系になって何が変わるのか?
Apache Hadoopの未来 3系になって何が変わるのか?
 
Apache Hadoop and YARN, current development status
Apache Hadoop and YARN, current development statusApache Hadoop and YARN, current development status
Apache Hadoop and YARN, current development status
 
HDFS basics from API perspective
HDFS basics from API perspectiveHDFS basics from API perspective
HDFS basics from API perspective
 
ブロックチェーンの仕組みと動向(入門編)
ブロックチェーンの仕組みと動向(入門編)ブロックチェーンの仕組みと動向(入門編)
ブロックチェーンの仕組みと動向(入門編)
 
Application of postgre sql to large social infrastructure jp
Application of postgre sql to large social infrastructure jpApplication of postgre sql to large social infrastructure jp
Application of postgre sql to large social infrastructure jp
 
Application of postgre sql to large social infrastructure
Application of postgre sql to large social infrastructureApplication of postgre sql to large social infrastructure
Application of postgre sql to large social infrastructure
 
Apache Hadoop 2.8.0 の新機能 (抜粋)
Apache Hadoop 2.8.0 の新機能 (抜粋)Apache Hadoop 2.8.0 の新機能 (抜粋)
Apache Hadoop 2.8.0 の新機能 (抜粋)
 
データ活用をもっともっと円滑に! ~データ処理・分析基盤編を少しだけ~
データ活用をもっともっと円滑に!~データ処理・分析基盤編を少しだけ~データ活用をもっともっと円滑に!~データ処理・分析基盤編を少しだけ~
データ活用をもっともっと円滑に! ~データ処理・分析基盤編を少しだけ~
 
Hadoopエコシステムの最新動向とNTTデータの取り組み (OSC 2016 Tokyo/Spring 講演資料)
Hadoopエコシステムの最新動向とNTTデータの取り組み (OSC 2016 Tokyo/Spring 講演資料)Hadoopエコシステムの最新動向とNTTデータの取り組み (OSC 2016 Tokyo/Spring 講演資料)
Hadoopエコシステムの最新動向とNTTデータの取り組み (OSC 2016 Tokyo/Spring 講演資料)
 
Apache Sparkに手を出してヤケドしないための基本 ~「Apache Spark入門より」~ (デブサミ 2016 講演資料)
Apache Sparkに手を出してヤケドしないための基本 ~「Apache Spark入門より」~ (デブサミ 2016 講演資料)Apache Sparkに手を出してヤケドしないための基本 ~「Apache Spark入門より」~ (デブサミ 2016 講演資料)
Apache Sparkに手を出してヤケドしないための基本 ~「Apache Spark入門より」~ (デブサミ 2016 講演資料)
 
PostgreSQLでpg_bigmを使って日本語全文検索 (MySQLとPostgreSQLの日本語全文検索勉強会 発表資料)
PostgreSQLでpg_bigmを使って日本語全文検索 (MySQLとPostgreSQLの日本語全文検索勉強会 発表資料)PostgreSQLでpg_bigmを使って日本語全文検索 (MySQLとPostgreSQLの日本語全文検索勉強会 発表資料)
PostgreSQLでpg_bigmを使って日本語全文検索 (MySQLとPostgreSQLの日本語全文検索勉強会 発表資料)
 

Kürzlich hochgeladen

Kürzlich hochgeladen (12)

Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その22024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
論文紹介:Video-GroundingDINO: Towards Open-Vocabulary Spatio-Temporal Video Groun...
 
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
知識ゼロの営業マンでもできた!超速で初心者を脱する、悪魔的学習ステップ3選.pptx
 
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
Amazon SES を勉強してみる その32024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアルLoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
LoRaWAN スマート距離検出デバイスDS20L日本語マニュアル
 
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
論文紹介: The Surprising Effectiveness of PPO in Cooperative Multi-Agent Games
 
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイスLoRaWANスマート距離検出センサー  DS20L  カタログ  LiDARデバイス
LoRaWANスマート距離検出センサー DS20L カタログ LiDARデバイス
 
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。新人研修 後半        2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
新人研修 後半 2024/04/26の勉強会で発表されたものです。
 
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
NewSQLの可用性構成パターン(OCHaCafe Season 8 #4 発表資料)
 
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
Observabilityは従来型の監視と何が違うのか(キンドリルジャパン社内勉強会:2022年10月27日発表)
 
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
論文紹介:Selective Structured State-Spaces for Long-Form Video Understanding
 
Utilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
Utilizing Ballerina for Cloud Native IntegrationsUtilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
Utilizing Ballerina for Cloud Native Integrations
 

PuppetConf2015参加レポート (第1回 Puppetユーザ会 発表資料)

  • 1. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation ○○○○年○○月○○日 株式会社NTTデータ ○○ ○○ ○○ ○○ PuppetConf2015参加レポート 2015年10月28日 株式会社NTTデータ 菅原 亮 第1回 Puppetユーザ会 発表資料
  • 2. 1Copyright © 2015 NTT DATA Corporation はじめに 10/5(月)~10/9(金)にPuppet Labs社のあるオレゴン州ポートランドで 開催された「PuppetConf2015」に参加しました。 このセッションではPuppetConf2015で参加したセッションの紹介や 現地での活動をお話します。
  • 3. 2Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 自己紹介(Self Introduction) 名前: 菅原 亮(すがはら りょう) 所属: 株式会社NTTデータ 技術革新統括本部 基盤システム事業本部 システム方式技術事業部 第三技術統括部 第三技術担当 Puppetとの出会い: 2012年にNTTOSSセンタにて自動化推進の担当になった事がきっかけです。 その時にPuppetの素晴らしさを知り、世に広めたいと思いました。 OFFのわたし: シルビアで各地のショッピングモールに現れます ベランダに菜園作ってます いろんな料理作ってます(もちろん片付けしてます) 主にWindowsでいろんなアプリ作ってます 最近電子工作にハマってます
  • 4. 3Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Self Introduction Name: Ryo Sugahara Company: NTT DATA Corporation Why do I use Puppet? The first time of using Puppet was at NTT OSS Center in 2012. I was deeply impressed by Puppet at that time, so I think I'd love to distribute it. When I'm off work: At a weekend, my wife and I usually go to the shopping mall by my car "Nissan Silvia". Growing some kind of vegetables in my balcony. Cook many kinds of dishes for my wife, of course, I clear the table after that. :) => When I said that to one of my friends , then he said to me “It’s a nice automation of housework, for my wife". Making applications for Windows as a hobby. Recently, I'm hooked on electronic kits, such as Arduino.
  • 5. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 4 PuppetConf2015 ~ 出発から到着後
  • 6. 5Copyright © 2015 NTT DATA Corporation PuppetConf2015について PuppetConfとはPuppet Labs社が毎年開催しているイベントです。 期間中はPuppet Labs社から各種セッションや参加者のスキルアップを目的とした トレーニング、デモンストレーションやPuppet Labs社のロードマップの説明があるなど、 大変盛りだくさんの内容になっています。 今年はビギナーから上級者まで幅広い層を対象としたセッションが予定されており、 特にDevOps、継続的インテグレーション/デリバリ、クラウド管理、アプリケーション 配信からSDN(Software Defined Networking)といった、今まさに“旬”である テクノロジにフォーカスされています。
  • 7. 6Copyright © 2015 NTT DATA Corporation オレゴン州ポートランド Puppet Labs社のあるオレゴン州ポートランドは、アメリカ合衆国オレゴン州最大の都市で、 「バラの都市」の愛称で親しまれています。 ハイテク産業やクリーンテクノロジー産業が進出し、カリフォルニアのシリコンバレーと並ぶ オレゴンのシリコンフォレストとも呼ばれています。 環境にやさしい都市としても有名です。 クラフトビールや蒸留酒を生産する醸造所や蒸留所も有名です。 参考文献: Wikipedia(ポートランド(オレゴン州)) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_(%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%B3%E5%B7%9E) State of Oregon Japan Representative Office http://www.oregonjapan.org/index.html
  • 8. 7Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 成田空港~ポートランド 成田空港第二ターミナルに集合、必要な携帯電話、Wi-Fiを借用して、10:55(JST)のフライトで 日本を出国しました。 約11時間のフライトの末、9:00(MDT)にフォートワース国際空港(ダラス, テキサス州)到着しました。 テキサス州は南部の端、緯度にして宮崎県と同じくらいで10月だというのにとても暑く、札幌と同じくらいの 緯度であるポートランド向けに防寒対策をしてきたので汗だくになってしまいました。 その後4時間のフライトを経て、12:30(PDT)にやっとポートランドへ到着しました。 自宅を出てから約23時間、とても遠かったです。
  • 9. 8Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 会場の様子 到着したPuppetConf2015会場です。
  • 10. 9Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 到着~レセプション パートナー向けの歓迎イベントに参加しました。ビール醸造所に併設されたレストランだからか、 ビール工場見学のオプション付きでした。 レジストレーション後の歓迎レセプションでは、Localization ManagerのLarissaさんと ついにお会いする事ができました!
  • 11. 10Copyright © 2015 NTT DATA Corporation APAC Partner Dinner APAC Patner Dinner(参加国:US、インド、ブラジル、UK、オーストラリア、日本)では、 Puppet Labsが展開しているAPAC地域各国の方と交流が図れました。 もちろんビールもワインも料理もおいしかったのは言うまでもありません。
  • 12. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 11 PuppetConf2015 ~ 10/8(木) 1日目のセッションと活動
  • 13. 12Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Breakfast 初めて海外のカンファレンスに参加するのでとても驚きだったのですが、朝食、昼食、ディナーが 無料で出るケースが多いとの事でした。 そのため食事は全てPuppetConf2015で出されたものだけで済みました。
  • 14. 13Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 1日目 基調講演(Keynote) 現在Puppetは世界中の3万を超える組織で使われて、商用版であるPuppet Enterpriseの顧客は 1000を数えているとの事です。またPuppetConf2015の参加者は2000名に達したとの事です。 アプリケーションはサービスの成長に連れて拡大していきますが、複雑化していく個々のアプリケーション、 サービスを正しく管理運用するためソリューションとして“Application Orchestration”を リリースしたとの事です。 これまでのPuppetは個々のノードを見ていましたが、“Application Orchestration”では個々の ノードがどのように結合していくかまでをPuppet言語で定義できるものになっていました。 これにより管理下のアプリケーションで不具合があった場合でも、修正の必要があるノードに 対して修正済みアプリケーションを即座にリリースする事が可能になるようです。
  • 15. 14Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 1日目 基調講演(Keynote) “Application Orchestration”はこれまでのノードの“個”を見る概念からシステム全体を見るように 拡張されたもののように感じました。多数のアプリケーションが複雑に絡み合うシステムでは、 アプリケーションリリースが大変複雑な手順になりがちですが、この問題を解決できるのかも しれません。今後検証してみたいと思います。 余談ですが、Luke氏のセッションではアプリケーションのデリバリをトヨタのカンバン方式で扱う 部品になぞらえて説明されていたのが日本人的には印象的でした。
  • 16. 15Copyright © 2015 NTT DATA Corporation State of the Puppet Community ここではCommunity ManagerのMegさんとお会いする事ができました! 来年PuppetCamp in Tokyoの実現をお願いしておきました。
  • 17. 16Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Puppet Labs CEO Lukeさん Puppet Labs CEOであるLukeさんのところに、ご挨拶へ伺いました! Lukeさんは、ウィスキーがお好きとの事でしたので、ジャパニーズウィスキーの代表格である 「竹鶴」と、富山の日本酒「立山」をセットでお送りしました。
  • 18. 17Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Puppet Labsのベンダ連携戦略 ■Puppetのベンダ連携戦略 PuppetConf 2015では、各種ベンダとの連携を強調すると共に、製品単体としてのPuppetから オーケストレーション製品(AP基盤の構築・維持運用ツール)としてのPuppetへ転換を 図っています。技術要素としてREST APIを利用し、Puppet連携ベンダを増やす戦略です。 ■主要ベンダ(Cisco, EMC)との連携 Cisco, EMC主力製品をPuppetから操作・管理可能です。 ・ Cisco UCS(ブレード型サーバ) → (例) サーバのプロビジョニングが可能 ・ Cisco Nexus(NWスイッチ) → (例) ファームウェアのオンラインアップデートが可能 ・ EMC VNX(統合ストレージ) → (例) ストレージ領域の切り出しが可能 ■パブリッククラウド+CIとの連携 (オーストラリア政府系機関の事例) Puppetのサンプルコードを交え、クラウド 基盤構築+運用を少人数で実施した事例です。 具体的に、AWS、Dockerを用いた基盤を Puppetで構築し、Jenkins、GitによるCI基盤 により管理しています。
  • 19. 18Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 大規模Googleサービス基盤の監視方式 ■大規模Googleサービス基盤における監視 Googleの各種サービスを担う大規模クラスタBorg(2015.4公開)を裏側で支える 監視方式(Borgmon)についてのセッションでした。 [概要] ・ データ転送方式をバイナリで実装(テキストデータは、性能的にオーバーヘッドが大きい) ・ 時系列データとして差分を抽出し、監視アラート時のアクションを明確化 ※ Puppetとの関連は多くない発表にも関わらず、聴衆の関心は高かったです。 (Googleの公開情報が少ない分野だからでしょうか、多くの聴衆が集まりました)
  • 20. 19Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Brian氏とのディスカッション ■Puppet Labs SVP of Engineering Brian氏とのディスカッション Brian氏(SVP of Engineering)とPuppet4の新機能、特に目玉機能であるApplication Orchestration (Keynote)の技術的詳細、日本で求められる機能などについてディスカッションしました。 ■Puppet4の新機能について Application Orchestrationにより、Puppet構築対象に対して依存関係を考慮した適用が可能に。 その他、実行速度向上(パーサ改良)、Puppet言語(DSL)への機能追加(Iterator実装)などの 改良あり。 パーサが改良された事による互換性について詳しく質問したところ、deprecatedなワーニングが 出ないマニフェストであれば問題なくPuppet4でも動作するとの事でした。 ■日本で求められるレポート機能について 日本の特にSIerにおいて求められるレポート機能についてもディスカッションしました (後述)。
  • 21. 20Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Exhibit Hall見学 ~Puppet Enterprise レポーティング機能~ ■Brian氏とのディスカッションより 日本ではツールで設定変更した場合でも、実機設定が正しいこと(エビデンス)を要求されますが そのような機能を実装する予定はあるかどうか質問しました。 アップデートで実装予定のレポート機能によって、リソースの適用前後の設定差分が閲覧可能に なるとの回答がありました。 ■Puppet Enterprise レポーティング機能 各リソースの適用状況に関する詳細レポート、適用履歴のビュアー、モジュールの依存関係を グラフ化して可視化する機能は興味深かったです。 特にfileリソースでファイルを修正した際の差分の閲覧が現バージョンではできませんが、近日 リリースのバージョンで実施可能の予定との事です。 ■今後について 自動化構築ツール全般に言える事ですが、レポート出力をエビデンスとする場合に想定される 顧客反応(ツールの出力をどこまで信用して良いか)について、日本側においても課題として 議論する必要があると感じました。
  • 22. 21Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Exhibit Hall見学 ~ Cisco+ネットワーク機器 ~ ■ネットワーク機器ベンダとの連携(Cisco) Cisco NXOSについては設定項目がほぼリソース化されており、汎用的なcommandリソースも 存在するため、ほぼ全ての管理が可能になっています。 ■ネットワーク機器ベンダとの連携(その他) ネットワーク機器に共通して存在するリソース(例.VLANなど)については、ベンダ間で共通に利用可能なリ ソース名として整備されており、ベンダ間の差異を吸収する仕組みについても精力的に 進められています。 ■今後について 競合技術(chefなど)との比較を行う際に、マルチベンダ対応は重要な指標の一つとして考えていく必要が あります。
  • 23. 22Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Exhibit Hall見学 ~ Puppet Enterprise + VMware ■仮想環境オペレーション自動化(Day 1オペレーション) PuppetとVMware vRealize Orchestratorを連携させることで仮想マシンに関する各種操作が 可能です。また本仮想マシンの作成、デプロイ、コピーなどが操作可能になっています。 VMware vSphereとの連携でも操作可能です。 ■仮想環境オペレーション自動化(Day 2オペレーション) PuppetとVMware vRealize Orchestratorを連携させることで仮想マシン上のOSに関する 各種操作が可能ですが、Puppet Enterprise単体でも可能です。
  • 24. 23Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Exhibit Hall見学 ~物理サーバへのOSインストール自動化~ ■物理サーバへのOSインストール自動化 “Bare-Metal Provisioning with Razor”により、従来PXEブート、DHCP、TFTP、 (OSSであれば)Kickstartなどを用いて実現していた物理サーバへのOS自動インストールが 可能になります。 対応OSもLinux, Windows, ESXと幅広く、Puppet Enterpriseのコンソールから制御できる点は 非常に良いと感じました。
  • 25. 24Copyright © 2015 NTT DATA Corporation City of Roses Party オレゴン州産業科学博物館でパーティーが開かれました。 各地のビールやワインを堪能しました。
  • 26. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 25 PuppetConf2015 ~ 10/9(金) 2日目のセッションと活動
  • 27. 26Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 2日目 Keynote 1日目のKeynoteを受け、問題に即座に対応できる事の重要性と事例紹介がメインでした。 事例紹介では、ウォルマートで当初2,000ノードを2か月で構築の予定が、7,000ノードに増やされ、 気づけば30,000ノードを予定よりも2週間早く構築しなければならないという話になったにも 関わらず、Puppetを用いる事で30,000ノードを6週間で構築する事に成功したというものでした。 これは2013年2人の“Puppeteer”でスタート、10万台以上のサーバに対して徐々に自動化対象を 広げて、現在は48,000以上のノードをたったの7人で管理しているそうです。 このお話はぜひ成功事例の日本語資料としてまとめたいと考えています。
  • 28. 27Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Better Together: Managing Windows with Puppet, PowerShell and DSC このセッションではPowerShellとDSCの説明とPuppetからPowerShell DSCのAPIを呼び出す モジュールについての説明がありました。 PowerShell DSCが持つほぼ全てのAPIをPuppetから呼び出せるという事なので、Linux/UNIX系と Windows系の管理をPuppetで一元化できるのが特徴です。
  • 29. 28Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Lunch Meeting Lunch Meetingでは日本でのサポートをどうすべきかについてディスカッションしました。 まずは3営業日のSLAを目安として、技術ソースコードレベルでの解析まで可能な サポートスキームを構築するとした場合、どのようにすればよいか意見を交わしました。 ただサポート要員のトレーニングなども含め、すぐに結論が出る話でもないため、 継続検討していく事になりました。
  • 30. 29Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Puppet Labs本社 Localization Meeting 参加のためPuppet Labs本社に移動しました。
  • 31. 30Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Localization Meeting ~ Puppetによる自動化解説本の出版企画 技術にあまり明るくないが財布は握っているようなマネージャクラスの方を対象に、 基盤自動化について解説する書籍を出版する企画についてディスカッションしました。 日本で発売されているPuppetの書籍は1冊確認しているものの既に内容が古く、 内容はインフラ技術をある程度知っていないと読めないものになっています。 また基盤自動化の全体像を技術者以外の人にもわかりやすく解説しているような 書籍は見当たりません。 そこでPuppetを中心とした自動化普及促進のため、前述のようなマネージャクラスの 方を読者として想定した基盤自動化の解説書籍を作りたいと考えています。 内容は自動化とは何かという説明から始まり、自動化で実現できる事とできない事を 明確にして、正しい自動化導入とは何か解説したいと考えています。 加えて日本では年配の方ほど電子媒体より紙のほうが情報源として信頼される傾向があるため 紙の書籍を¥1,000~¥2,000程度で出版をしたいと考えています。
  • 32. 31Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Localization Meeting ~ Puppetによる自動化解説本の出版企画 ミーティングで合意した目次は以下のようになります。 1章:基盤自動化とは 2章:Puppetとは 3章:基盤自動化におけるインフラ設計(セキュリティの話も含む) 4章:構築と試験 5章:運用の自動化 6章:自動化の導入効果 今のところページ数は全100ページ程度を 想定していますが、増えるかも知れません。 出版時期は来年6月くらい(間に合うのか?)を 目標にしています。 詳細はこれから詰めていきますので、 ご意見ご要望お待ちしております。
  • 33. 32Copyright © 2015 NTT DATA Corporation ダウンタウン散策 次のイベントPub Crawlが始まるまで少し時間があったので、Larissaさん、Megさんに Puppet Labs社周辺の散策に連れて行って頂きました。
  • 34. 33Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Pub Crawl ~ 帰国の途へ Pub Crawlでは、残念ながらフライトの時間目前だったので、少しだけ顔出しして Puppet Labsの皆さんのお見送りを受けながら、帰国の途につきました。
  • 35. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 34 PuppetConf2015番外編 ~ 事件簿
  • 36. 35Copyright © 2015 NTT DATA Corporation アイスコーヒー事件 (It’s too big!) トランジットで立ち寄ったダラスの空港内で見つけたマクドナルド、ちょうど喉がカラカラだったので お茶でもしようと、“本家”のマクドナルドでアイスコーヒーを頼んだのですが…。 はい、これでMedium Sizeです…日本なら余裕でLarge Sizeでしょう…。さらに注文時にフレーバーなど も聞かれます。スッキリしたくてブラックコーヒーを飲みたかったので全てNoと言ったのですが、問答無用で ミルクと砂糖が入ってきました。さすがに多すぎて飲みきれませんでした。
  • 37. 36Copyright © 2015 NTT DATA Corporation こむら返り事件 (the incident of leg cramps) 初日のレジストレーション後、一度荷物を置きにホテルに戻る際に寄り道したショッピングモールの階段で、 両足が同時にこむら返りを起こして数分動けずその場で悶絶しました。 翌日、ネットワールド山口さんから寝ている時にこむら返りを起こしたという話があり、 さらにNTTD佐々木さんからも寝ている時にこむら返りを起こしたという話が… なんと一行の4人中3人がほぼ同じタイミングでこむら返りを起こしたという事件でした。 ダラスからポートランドへのフライトが国内線の狭い飛行機だったのですが、ほぼ満席だったので狭いところで 4時間身動きできずにいた事が原因だと思います。 ひどくするとエコノミークラス症候群にもなりかねませんので、狭い飛行機に乗った時ほど座席で身体を動か すようにしなければと思った出来事でした。
  • 38. 37Copyright © 2015 NTT DATA Corporation Uber(ウーバー)は日本であまり聞きませんが、タクシーに加えて一般の人が自分の車で 他人を運ぶサービスです。 現在日本では都内でタクシーやハイヤーに対応しているようですが一般的とは言えず、 また一般の人が自分の車で他人を運ぶ行為が白タク営業と見なされ、テスト運用していたものの国土交 通省から指導が入り中止になったようです。 そんなUber、便利だしタクシーより安いしで海外ではメジャーだそうで、今回何度も乗らせて 頂いたのですが…。 空港まで乗ったUber、到着後の荷物を下ろす最後の最後の場面で、スーツケースを路上へ 派手に転落させてしまったのです。後からスーツケースの持ち主の方が確認すると、 お土産に買ったマグカップが割れてしまっていたのでした…。 スーツケースに割れ物を詰める時は緩衝材が必須だと思いました。 Uber荷物落下事件 (the luggage fallen)
  • 39. Copyright © 2015 NTT DATA Corporation 38 PuppetConf2015 ~ おわりに
  • 40. 39Copyright © 2015 NTT DATA Corporation おわりに 今回さまざまなセッションを聞いて感じたのは、これまで“個”のサーバを対象にしていた管理の 単位が、サーバが絡み合うシステム全体を定義可能に進化しつつある事です。 従来クラスタ構成など、複数のノードを連携させた自動構築は難しいところでしたが、 “Application Orchestration”により可能になるとの事なので、ぜひ試したいと思います。 またネットワーク機器、ストレージ機器などとの連携が強化されてきているのも これまでの経験上、需要がある分野なので期待できます。 ただ日本でとても重要視されるサポート体制については日本の実情に合っていない 部分があるのも事実ですが、課題についてはご認識頂けたので今後改善されるでしょう。 最後にPuppetConf2015へご招待頂いたPuppet Labs社の皆様に感謝申し上げます。 大変有意義な時間をありがとうございました。 Thank you for invitation to PuppetConf2015. It was a really impressive event for me. Thank you!
  • 41. Copyright © 2011 NTT DATA Corporation Copyright © 2015 NTT DATA Corporation