Summer fancy food show 2019 report 20190826 excerpted version
- 2. 2019 Summer Fancy Food Show
概要 毎年6月ニューヨークで開催される「Summer Fancy Food Show」
は東海岸最大級の高級食品見本市です。
開催日:2019年6月23日~25日までの3日間
出展社数:およそ2400社(50を超える国からの参加)
来場者数:小売&フードサービス関係者3万4千人
出展品目:食品、飲料、菓子類、フルーツ、ヘルシーフード、ナチュラ
ルフード、調味料、ハーブ、水、乳製品、穀類、冷凍食品など
開催場所:ジェイコブ・ジャヴィッツセンター
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- 3. 2019 Summer Fancy Food Show
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注目点 Specialty food market (高級食品・ヘルシーフード・グルメフー
ド・ヘルシー飲料など)のセールスは、2016年から2018年の2年間で
およそ9.8%の成長を遂げ、全体売り上げは15兆円に上る。
- 4. 2019 Summer Fancy Food Show
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注目点 スペシャリティフードの販売においては、 メインストリームストア(スー
パーや一般グローサリーストア)での販売が11%増、ナチュラルフード
ストアでは3%増、スペシャリティフードストアで2%増となっている。
- 5. 2019 Summer Fancy Food Show
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注目点
スペシャリティフードの中で
最も注目を浴びたのが、植物
由来の代替肉と植物由来の
チーズやミルク、そして豆腐と
続いている。
NON-RTD(レディ・トゥ・ドリ
ンク)、市販の缶やペット
ボトルではなく、ティーポットで
飲むお茶が売れているのが特徴。
また、トップ10には入っていない
が、そのあとのカテゴリーでは
スナック菓子やコーヒーなどが
上がってきている。
- 6. 2019 Summer Fancy Food Show
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注目点:カテゴリー別で注目したいのは?
2016年から2018年にかけて売上高が最も高かった上位10のカテゴリ
●植物ベースの肉の代替品(冷蔵および冷凍)は上位3つのスロットのうち2
つに入っている。
●冷蔵飲料と冷凍デザートも力強い成長を見せており、後者は低糖または無
糖のプレミアムおよび植物ベースの伸びが顕著である。
●急成長している他のカテゴリーは、餅、水、冷蔵したすぐに飲めるお茶とコー
ヒー、保存安定性のある冷蔵クリームとクリーマー、ジャーキーと肉のスナック、冷
蔵パスタである。
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注目点:植物由来の食品がブームの兆し、クロガーのオリジナルブランド登場!
ベジタリアン向けとして植物由来の肉の代替品が知られるようになったが、近年は、
代替品として、ベジタリアン向けという理由ではなく、商品そのものに魅力を感じて購
入する顧客が増加してきている。そんなブームの兆しをうけて、スーパーマーケット大
手のクロガー社は、自社ブランド商品の販売を始めている。
Nielsenのデータによると、小売の植物ベースの食品販売は、2018年に前年
比20%増の33億ドルだったが、すべての食品の小売売上は2%増加した。
全米最大のスーパーマーケット企業であるクロ
ロガー社は2700店舗を展開する。デジタル
サイネージの陳列棚【EDGE) をマイクロソフト
と共に開発したり、スキャン&ゴーをトライした
り、と新しい売り場での取り組みも力を入れ、
ミレニアル世代のデジタル化にも対応する。
- 8. 2019 Summer Fancy Food Show
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その他の掲載内容
●「Summer Fancy Food Show」で見られたその他の注目点
●トップトレンドとその例
- Mission-Driven Companies
- Water Everywhere
- Global Hot Sauces
- Functional Foods and Beverages
●2018年の世代別・スペシャリティフードを購入した割合
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