Weitere ähnliche Inhalte
Mehr von Professional University of Information and Management for Innovation (情報経営イノベーション専門職大学) (20)
AHPにおける選択肢と評価基準の関係~「未来の科学館を考える」ワークショップを例として~
- 4. 選択肢と評価基準の関係(3)
• 選択肢
– 参加体験性/マニアック性/プラスアルファ性
– 参加体験性を高める、マニアック性を高める、付加価値性を高める、と
いったことは、曲がりなりにもそれを直接目指して実現することができる、
比較的具体的な施策。
– 「現実」社会の中で直接実現できるもの。
• 評価基準
– 学びの再発見/非日常感/他者との共有
– 目的の達成に直接結びつくもの。
– これらは直接目指して実現することはできず、あくまでより具体的な施策
の「結果」として、実現される可能性がある価値。
– 直接実現できるものを通じて追求する「理想」。
• 選択肢と評価基準
– この「選択肢」と「評価基準」という考え方を使ったAHPという手法は、「現
実」社会の中でなんとか実現できるものを、目的に照らし合わせて「理想」
というモノサシで評価する営みであるとも言える。 4