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助け合いコミュニケーション
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Fujimoto Gen
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課題へのアウトプット(の導入部分)と、振り返ってみてのコメントです。
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助け合いコミュニケーション
1.
課題 「ヒトの名前」の未来
2.
「ヒトの名前」の今(1):
名刺交換も、 アドレス交換も必要ない。 名前を辿ってSNSで友達にな れば、パーソナル情報が直ぐ に共有できる。
3.
「ヒトの名前」の今(2):
商品を消費したりサービスを受 けたりする時、その提供者が 「誰」なのか。 名前と顔を公開することで信頼 感を演出している。
4.
つまり、 現代では既に「ヒトの名前」って、その他色んな 個人情報との『リンク』として機能しているよね。 それで、そのヒトがどんなヒトなのかを知る手がかり
にしている。 で、特に今流行なのは『顔』。
5.
色んな「つながり」をコンセプトにしたサービスが あるけど、どれも結局は「可愛い子」や「イケメ
ン」が目立つ仕組みになってるよね。
6.
でも老若男女の皆がネットでコミュニケーション
するであろう「未来」の世界で、 容姿のちょっとした善し悪しなんて どれだけ価値があるんだろうか?
7.
色々な社会問題に対して皆で「助け合い」しなければ いけないであろう未来では、容姿とか出身大学とか、そんな 表面的な情報よりも、『良い人かどうか』。 困った時に自分を助けてくれる人かどうかが知りたいよね。
8.
あと、自分が困った時に人に助けを求めるハード ルって少し高いよね。「顔も名前も知らない人に 頼み事すること=失礼なこと、惨めなこと」って
イメージがある。
9.
でもネットでは知らない人同士の助け合いがあり得ている。 ネットが「教えて!(助けて)」って言うハードルを下げてく
れて、余裕のある誰かが結果的に助けてくれる。
10.
あとはジオメディアやARを使って、ご近所さんや道 ばたで出会った「困っている」を可視化させるアプ リの開発と、そのアプリを介して人助けをする毎に ポイントがついて、ポイント毎に自分の段位が上 がって「藤本玄人助け名人」みたいになったりポイ ント数がアカウント名の横に表示され(「藤本玄 1200hdp」)たりするSNSと連動してプラット フォームを作ろうとかいう良くありそうな感じの奴 です。昔はmixiで友達何人いるかが藤本玄(81)み たいにあったじゃないですか。あんな感じ。
11.
コンタクトレンズみたいに常用できるくらいにAR技 術が発達して浸透するのは20年で出来るのか分か りませんが、microsoft future visionという動画か らインスピレーションを受けて、不可能ではなさそ うだなと思いました。助けるインセンティブについ てですが、元々は一人暮らしのご老人が近所の子供 にお駄賃と引き換えにお使いを頼むアプリとして企 画したので、paypalなどの電子マネーを使用した少 額仕事依頼募集サイトの様な方向で理解して下さ い。
12.
この案に至った背景としては「名前とはコミュニ ケーションの入り口であって中身ではない」という のがあります。お題からは「親から授かった姓名」 みたいな土臭い良さを尊重しているイメージを受け ましたが、人の名前なんてただの6文字程度の情報 量しか持たせられない記号です。なので他のチーム はなんとかそれを脱しようと臭いとか色とか、つま り電子化できない部分で補おうとしてました。『姓 名』の文字的な範囲は変えてはならないみたいな固 定観念が植え付けられるやりにくいお題でした。
13.
審査基準として課題発見力と創造力の2つのみである とされていましたが、そんな単純ではないと思います し、広告会社としてクライアントを想定したりした時 にどれだけ実現の目安が高く実益そうか、という判断 基準だと言われたほうが納得できました。あと審査基 準についても事前に知りたかったと思います。
14.
今回は「○○」の「未来」というお題の割には、 チューターとか事務局から微妙に「未来」であること の意味が強調されていて、「今でも出来る案なんじゃ ない?」というフィードバックが中間課題でもありま した。普通に考えてプランとして今すぐにでも取り組 めることが悪いはずはないのですが、どうなのでしょ うか。イノベーティブじゃないとかそういうことなの
でしょうか。