【CLOUDIAN】コード化されたインフラの実装
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FIT2015（金融国際情報技術展）における講演資料です。APIを使ったインフラの活用について解説しています。
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【CLOUDIAN】コード化されたインフラの実装
- 1. “コード化されたインフラ”の実装 October 20, 2015 © Copyright 2010-2014Cloudian KK. All rights reserved. P1 第1.1版
- 3. S3 API 完全互換のオブジェクトストレージ Private Managed • プライベートクラウドの特⻑ CLOUDIAN HyperStore®は、 Amazon S3 API 完全互換 P. 3 S3 API Public Managed Private • パブリッククラウドの特⻑ • 簡単に容量を拡⼤・縮⼩ • 運用・保守のアウトソーシング • 必要な容量だけ利用し完全な従量制課⾦ • プライベートクラウドの特⻑ • ⾃社（グループ）内でデータを管理 • データの所在が明確 • セキュリティーの確保が容易
- 4. API とは API（Application Programming Interface）の定義： コンピューターの基本ソフト（OS）や、アプリケーション、Webアプリケー ション、クラウドサービスなどが、自身の機能を外部のアプリケーションやソ フトウェアに利⽤させるための仕様やその仕組み P. 4 ハイブリッドクラウド時代必修ITインフラの基礎知識 【第6回】アプリケーション活用の鍵を握るAPI 本橋 信也（クラウディアン取締役COO） http://it.impressbm.co.jp/articles/-/12694
- 5. APIを上⼿に利活用 他のアプリケーションが提供する機能を利⽤ 同等の機能をプログラミングする必要無し 開発期間を短縮 P. 5 開発期間を短縮 同じAPIを提供するクラウドサービス間で あれば、1つのアプリケーションを 共有可能 DevOps や Infrastructure as Code の実装
- 6. Infrastructure as Code とは インフラをプログラミングしてコード化 インフラ構成や設定内容の 可視化 手動設定による 導入ミス回避 P. 6 手動設定による 導入ミス回避 同一インフラ環境の 反復構築の迅速化 インフラ構成の バージョン管理 リソースの 有効活用（必要な時に迅速にデプロイ）
- 7. コードによるインフラ即時デプロイ VM VM VM サーバー 仮想化基盤 Docker 開発者による 利⽤申請 P. 7 コンテナ コンテナ コンテナ 開発者による 作成 バケット バケット バケット CLOUDIAN HyperStore® 開発者 or プログラムによる バケット操作 データ操作 Docker ★開発者PC
- 8. S3 API 利用イメージ① ソフトウェア開発キット（SDK）の準備 AWS SDKをご利⽤頂けます。 (例) AWS SDK for PHP 2 の場合 ①Composerを使⽤してaws-sdk-phpおよび その依存関係にあるパッケージをインストール （AWS推奨手順） P. 8 （AWS推奨手順） ComposerComposer https://getcomposer.org/ AWS SDK for PHP InstallationAWS SDK for PHP Installation http://docs.aws.amazon.com/aws-sdk- php/v2/guide/installation.html#installing-using- composer
- 9. S3 API 利用イメージ② ②パッケージの依存関係を記載する「composer.json」ファイルを作成 { "require": { "aws/aws-sdk-php": "2.*" } composer.json P. 9 } } ③以下のコマンドを実⾏して、“AWS SDK for PHP 2”をインストール $ php composer.phar install
- 10. S3 API 利用イメージ③ ④左図のようなフォルダ（ディレクトリ） 構成により、 AWS SDK for PHP 2 Guzzle がインストールされます。 PHPのソースコード内で "vendor/autoload.php" P. 10 "vendor/autoload.php" をrequireすると、AWS SDK for PHP 2のライブラリが 使⽤できるようになります。 また、あらかじめHyperStoreへの接続に必要となる S3クレデンシャルの情報を “./config.php” 等に記載し、ソース冒頭でrequireするようにしておくと便利です。
- 11. S3 API 利用イメージ④ <?php // Instantiate the S3 client with your S3 credentials $config = array( 'base_url' => 'http://s3.shibuya.local', 'region' => 'region1', ./config.php P. 11 'region' => 'region1', 'key' => '3720a036a0d080b14db7', 'secret' => 'QZa9f0FjvK8JMUQufc3YO667Tc9uJ3jhGOrLSNri', ); ※ サンプルコードが動作している環境は、インターネットに接続できない完全なローカル環境であるため、 分かり易いように ’key’（アクセスキー）と’secret’（シークレットキー） を伏せていませんが、通常はアクセスキーとシークレットキーの組み合わせは外部に漏れないよう管理し てください。
- 12. プログラム言語からS3 API① <?php require_once("vendor/autoload.php"); require_once("./config.php"); use Aws¥S3¥S3Client; $client = S3Client::factory($config); // Sample #1 $result = $client->putObject(array( 'Bucket' => 'mybucket1', 右のコードは、 PHPからS3 APIを直接、呼び出して、ファイルを HyperStoreに保存する “PUT”操作 を実⾏するプログラムです。 P. 12 'Bucket' => 'mybucket1', 'Key' => 'sample/data1.txt', 'Body' => 'Hello!', )); // Sample #2 $client->putObject(array( 'Bucket' => 'mybucket1', 'Key' => 'sample/data2.txt', 'SourceFile' => 'data/test.txt' )); AWS SDKで予め⽤意されている S3Clientオブジェクトのメソッド「putObject」を 使⽤することにより、右コードのように非常に簡単 にファイルを格納することができます。
- 13. プログラム言語からS3 API② <?php require_once("vendor/autoload.php"); require_once("./config.php"); use Aws¥S3¥S3Client; $client = S3Client::factory($config); // Get data $ret = $client->getObject(array( 'Bucket' => 'mybucket1', 右のコードは、 PHPからS3 APIを直接、呼び出して、ファイルを HyperStoreから取得する “GET”操作 を実⾏するプログラムです。 P. 13 'Bucket' => 'mybucket1', 'Key' => 'sample/data1.txt', 'SaveAs' => 'data/test2.txt) ); // Get meta data $size = $ret['ContentLength']; $type = $ret['ContentType']; $mtime = $ret['LastModified']; AWS SDKで予め⽤意されている S3Clientオブジェクトのメソッド「getObject」を 使⽤することにより、右コードのように非常に簡単 にファイルを格納することができます。 メタデータの取得
- 14. プログラム言語からS3 API③ <?php set_time_limit(300); require_once("vendor/autoload.php"); require_once("./config.php"); use Aws¥S3¥S3Client; use Aws¥Common¥Enum¥Size; $bucket = ‘data-bucket'; $keyname = 'MultipartUpload.dat'; $filename = "./data/MultipartUpload.dat"; $file = fopen($filename, 'r'); $s3 = S3Client::factory($config); $response = $s3->createMultipartUpload(array( 'Bucket' => $bucket, 'Key' => $keyname )); $uploadId = $response['UploadId']; // Upload the data in parts. マルチパート アップロードの開始 マルチパート アップロードの実⾏ 右のコードは、 PHPからS3 APIを直接、呼び出して、サイズの大きな データを分割しHyperStoreに高速転送する “マルチパート アップロード” を実⾏するプログラムです。 P. 14 // Upload the data in parts. $parts = array(); $partNumber = 1; while (!feof($file)) { $result = $s3->uploadPart(array( 'Bucket' => $bucket, 'Key' => $keyname, 'UploadId' => $uploadId, 'PartNumber' => $partNumber, 'Body' => fread($file, 5 * Size::MB), )); $parts[] = array( 'PartNumber' => $partNumber++, 'ETag' => $result['ETag'], ); } // Complete multipart upload. $result = $s3->completeMultipartUpload(array( 'Bucket' => $bucket, 'Key' => $keyname, 'UploadId' => $uploadId, 'Parts' => $parts, )); $url = $result['Location']; fclose($file); アップロードの実⾏ マルチパート アップロードの完了 を実⾏するプログラムです。 このようにJavaやPython、PHP、 .NETフレームワークから直接、S3 APIを呼び出せます。
- 15. プログラム言語からS3 API④ 現在の各バケットの バージョニングの状態 （Disabled/Enabled/Suspended） を表示しています。 開発者／インフラ管理者の皆さんは、 左図のPHPアプリケーションは、 S3 APIを呼び出してバケットの バージョニング機能を 有効あるいは一時停止させる サンプルプログラムです。 P. 15 操作（状態を変更させる） 対象のバケットをリスト から選択します。 変更するバージョニングの 状態を選択します。 対象バケットおよび状態の選択が 完了したら［設定変更］ボタンを 押下します。 開発者／インフラ管理者の皆さんは、 AWS SDKのライブラリを活⽤ 各種プログラム言語から S3 APIを呼び出し HyperStoreに対してPUTやGET、DELETE等の データ操作が可能 マルチパートアップロードや バージョニング等のS3 API独自の ⾼度な機能が使⽤可能
- 16. マルチテナント機能の活用 グループ（マルチテナント）構成の決定 HyperStoreシステム管理者 ストレージシステム全体の管理者。 開発グループ管理者に、一部権限を移譲。 開発グループ管理者 自開発グループに所属する開発者アカウントの管理。 自グループ所属開発者の管理を担当。 (個々の)開発者 実際に自分のS3アクセスキー／シークレットキーを使って、 P. 16 HyperStoreシステム管理者 アプリC 開発グループ管理者 アプリC 機能D 開発者 開発者個別のS3アクセスキー 開発者個別のS3シークレットキー (個々の)開発者 実際に自分のS3アクセスキー／シークレットキーを使って、 開発業務を⾏う開発者。
- 18. 価格感 ●H/Wアプライアンス導入時 ストレージ容量単価 1円/GB/⽉〜(★) P. 18 1 ●HyperStore 各種搭載機能 0円（すべて標準搭載） ★ 概算提供価格を5年償却を前提として「/GB/月」に換算したものです。 CLOUDIAN HyperStore®の ・導入形態（S/W製品 あるいは H/Wアプライアンス製品） ・データ保護方式（複製方式 あるいは EC方式） ・一筐体あたりのディスク搭載容量 によりご提供価格は変動します。 詳細は展示ブースにて、弊社およびパートナー企業営業スタッフまでご確認ください。
- 20. ホームページ：http://cloudian.jp/ www.cloudian.jp Cloud Storage for Everyoneご清聴、ありがとうございました。 THANK YOU ! ホームページ：http://cloudian.jp/ Facebook：https://www.facebook.com/cloudian.cloudstorage.S3 Twitter：https://twitter.com/Cloudian_KK ブログ：http://www.cloudian-blog.com/ 評価版お申込み：http://www.cloudian.jp/cloud-storage-products/cloudian_eval_agr.php クラウディアン株式会社 © Copyright 2010-2014Cloudian KK. All rights reserved.October 20, 2015 P20