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2015年7月1日
「個人情報と
ソーシャル化のトレンド」
2015/7/1 高度情報化と社会生活 1
第11回 高度情報化と社会生活
今週の課題
 今週の課題(締切は7月8日の講義開始時間ま
で)
 ネットと個人情報についての考えを。
 ネットに個人情報が出て困ったことや戸惑ったこ
とがあれば。
 ネットに自分の個人情報やプライバシーを晒すこ
とについての考えや感情について。
 とくに気にならなければその旨を。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 2
成績評価について
 Facebook投稿の締切
 7月31日(金)23時59分 締切。
 これ以降の投稿は評価カウントしません。
 週6件の投稿×12週 72件の投稿で成績評
価します、多少の過不足はOK。
 ページ全体としての運用度を評価します。
 個々の記事やコメントの内容。
 コメントやいいね!の数(友達含む)
あと出席点も加味します。
2014/7/2 高度情報化と社会生活 3
評価の日程
 既に投稿が沢山ある人は先行して評価す
るつもりです。
 基本的には8月の一週目には評価の終了
予定しています。
 念のため8月末日まで「講義用のページ」を
「公開」しておいてください。
 その後はそのまま継続しても、閉鎖しても
かまいませんが、できれば、そのまま残し
ておくことをお薦めします。
2014/7/2 高度情報化と社会生活 4
今週のネットトピック
2015/6/3 高度情報化と社会生活 5
 昨日の事件で巻き添えで亡くなられた方が
Facebookをやっていて、そのことがテレビで
報道される。
 コメント欄が公開されていたので、膨大な数
のお悔やみコメントがついている。
 中には不謹慎なものも含まれます。
→新しいプライバシーを考えないといけない
時代。
Facebookの追悼モード
 あらかじめ友達の中から「追悼管理人」を
指定しておく。
 管理人からの申請で追悼モードに移行でき
る。画面に追悼の旨が表示されます。
 管理人はアカウント所有者のプロフィール
写真やカバー写真を変更できます。
 タイムラインに投稿して固定できます。
 新たな友達リクエストに対応できます。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 6
個人情報・マンナンバー
2015/6/3 高度情報化と社会生活 7
 個人情報保護法改正案、マイナンバー法
案が参議院で審議中。
 5月21に衆議院を可決、通過したが、
6月1日に日本年金機構による年金情報漏洩
問題が発覚し、審議が遅れている。
 国会の会期が大幅に延長されたため可決
の日程は未定。
 マイナンバーの10月発行には支障なし?
個人情報の取扱い
 個人情報が何かわからないのに、むやみ
に気をつける。
 個人情報を積極的に出すメリットもある。
→とくにビジネス分野。
→個人でもポイントがもらえる。
 産業界でも集めたデータを有効に活用した
い。
 個人も積極的に提言をしていくべき。
2015/6/3 高度情報化と社会生活 8
「忘れられる権利」
2015/7/1 高度情報化と社会生活 9
 ネット検索が怖い
→昔の不祥事や事件、写真がエゴサーチに
よっていつまでも出てくる。
EUでは「忘れられる権利」として裁判で確立し
た権利→著しく不利な情報が検索エンジン
サービスの結果に反映されないようにでき
る権利として確立。
いまのところEU内のみ。
しかしGoogleでは
 申請があった事実をネットに掲載することで
反撃。
 英国のBBCではネット検索から削除申請が
あった記事のリストを別に掲載をはじめて
いる。
 知る権利、データをアーカイブして閲覧する
権利と「忘れられる権利」とのバッティング。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 10
EUでは判例から法案へ
 2016年5月EU司法裁判所がGoogleの表示
結果はプライバシー侵害と認める。
 判決をうけてGoogleは申請のあった記事を
検索結果から削除をするようにした。
 EU各国は6月15日に「忘れられる権利」を
保障した新しい「データ保護指令」に合意、
欧州議会で協議のうえ、本年末に公布、
2018年からの施行を目指している。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 11
EUの法案
 個人が情報利用の同意を取り消し、異議申
し立てした場合に消去や訂正ができる。利
用目的が有効でなくなったり、情報が必要
でなくなったりした場合も可能。
 特に、子供時代にリスクを理解しないまま
情報利用に同意したケースで消去・訂正で
きることを明示。情報を最初に作製した業
者がそれを利用する別の業者に消去を求
めることを義務付ける。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 12
アクセス権も保障
 個人が収集された個人情報にアクセスする
権利も保障。
 診断結果など医療関係情報も含め、データ
がどのような目的でどれぐらいの期間利用
され、だれが受け取るのかを知ることがで
きる。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 13
プライバシーと個人情報
 プライバシーの定義は世の中の変化ととも
に変わる。
 そもそも日本語として定義できないぐらい曖
昧な言葉。→「私事権」?
 一般的な説明は「みだりに個人の生活を乱
されない権利」→消極的プライバシー
 他人が持っている個人に関する情報を削
除できる権利→積極的プライバシー
2015/7/1 高度情報化と社会生活 14
個人情報
 これも時代とともに定義が変わる。
 特定の個人を識別できる情報。
 氏名、顔写真、住所、自宅の電話番号など
のこと。
では携帯電話の番号、携帯電話の個体識別番号、
個人のDNA、指紋、IPアドレス、Suicaの利用履歴、
誕生日、学籍番号などは?
→個人情報と紐付けされると個人が特定できる情
報も個人情報。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 15
個人情報の価値
 Yahoo! BB顧客情報漏洩事件
2004年、450万人の顧客情報が元社員によっ
て漏洩。
→顧客に500円のクオカードを送付。
→民事訴訟を起こした5人に6000円の損害賠
償を認めた。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 16
個人情報の価値
 宇治市住民基本台帳データ大量漏洩事件
 1999年委託した業者のアルバイト学生がコピーして販売。
住民記録が18万5800件、外国人登録関係が3297件、法
人関係が2万8520件の合計21万7617件、住民記録の内
容は、個人連番の住民番号、住所、氏名、性別、生年月
日、転入日、転出先、世帯主名、世帯主との続柄等の個
人データ。
→訴訟を起こした3人に各1万5千円。
→刑事罰なし、不起訴に。
→個人情報保護法のきっかけになった。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 17
個人情報保護法の誤解
 2005年4月に施行(10年前)
→実際は行政や民間など5つの法律。
 理念→個人情報を大量に保有している事
業者はちゃんと取り扱わないといけない。
→実際の法体系は事業者を縛るもので
個人の行為を縛るものではない。
→事業者(大量=5000件以上の個人情報を
保持している組織)
2015/7/1 高度情報化と社会生活 18
個人情報保護に関する法
2015/7/1 高度情報化と社会生活 19
個人情報を漏洩すると
 取扱事業者は個人情報保護法違反
→行政罰があります。
 個人や5000件以下の個人情報取扱事業者
以外でも「秘密漏洩」という「債務不履行」
(民法415条)、プライバシーの侵害等の不
法行為(民法709条)による民事上の損害賠
償責任を負うことがあります。
→事業者以外に刑事罰はありません。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 20
個人情報を守る法律は民法
 個人情報保護法は個人情報を取り扱う事
業者を縛る法律です。
 個人情報の漏洩は事業者以外は民事で訴
えを起こさ無い限り、刑事罰はありません。
 あくまで民法上の不法行為責任を問う以外
にありません。
 個人の賠償額も微々たるものです。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 21
自分の個人情報は適切に
 「個人情報」は積極的に相手に渡して、必
要とされる際にちゃんとコンタクトをとっても
らうことが本来の役割。
→もちろん、相手が信頼できるか、評価をす
るべきですけれど。
 してはいけない行為は個人情報を漏らすこ
とではなくて、他人や自分のプライバシーを
漏らすことです。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 22
他人の個人情報は厳重に
 不法行為責任を問われかねません。
 みだりに他人の連絡先、写真、所在情報、
その他プライバシーに関することを漏らして
はいけません。
 ただし刑法犯罪などにあたらない限り刑事
罰ではなく、民事訴訟で対応します。
→個人情報保護法の保護対象外。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 23
マイナンバー
 今年の10月からマイナンバーの交付がはじ
まります。
 個人情報保護法の改正も国会で審議中で
す。
 このあたりの動きについてはさ来週解説す
るつもりです。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 24
消費文化論からみる
ソーシャルメディアの小史
2015/7/1 高度情報化と社会生活 25
プライバシー1.0
 プライバシー1.0
静謐な世界にいられる権利
フェルメール
「手紙を読む青衣の女」
~手紙に没入するため
社会から自分を消す行為が
プライバシーだった時代。
“The right to be let alone”
2015/7/1 高度情報化と社会生活 26
プライバシー2.0
 Facebookで全世界にプロフィールを晒す。
 Facebookスポットにチェックインして自分の居場
所を晒す。
 近況報告で昼飯に何を食べたか、写真入りで晒
す。
→シェアという行為は新しい社会規範だ。
マーク・ザッカーバーク
Sharing is the “Social Norm”
2015/7/1 高度情報化と社会生活 27
ネットで実名をさらす行為
 ブログやSNSで実名をさらす行為が
「危険」という考え方はどこからきたのか?
 市民はネットを「匿名でつかうべき」なのか?
 「匿名の市民」という考え方は20世紀の都市
生活だけに特有なもので、じつは普遍的な概
念ではないのではないか?
2015/7/1 高度情報化と社会生活 28
19世紀前半パリのパサージュ
産業革命によって豊富な
繊維商品がパリの街に
溢れる状況になった。
鉄とガラスとで囲われた
「パサージュ」に新しい形
態の商店が出現する。
Passage Vivienne
2015/7/1 高度情報化と社会生活 29
産業革命と大衆消費社会
1851年 ロンドン万国博覧会
2015/7/1 高度情報化と社会生活 30
Source: http://intranet.arc.miami.edu/rjohn/ARC%20268%20-%202003/Iron_and_Glass.htm.
I assume that this image was created at the time so I assume it is in the public domain.
消費社会とアーキテクチャ
 19世紀パリの「マガザン・ド・ヌヴォテ」
直訳すると「流行品店」
都市型・匿名消費の嚆矢。
→大量生産の萌芽
それまでの商店は客が名乗って入店していた。
値段も客の顔を見てつけられていた。
正札制度、匿名のお客という「新機軸」の店が
パリで流行しはじめた。ファッションとか。
「グラン・マガザン」→デパートへ発展
2015/7/1 高度情報化と社会生活 31
ボンマルシェ 1877
2015/7/1 高度情報化と社会生活 32
大衆消費社会の系譜
 19世紀~産業革命
 新聞や雑誌の誕生、プライバシーの概念
 大衆消費社会 対面販売から匿名販売へ
万国博覧会を模した→百貨店の誕生
 USAでは通信販売→シアーズカタログ
「大衆消費社会を家庭へ運ぶ」
USAでは聖書に次いで二番目に売れた書
籍といわれている。
→通信販売 ~実名で、大衆を顧客化2015/7/1 高度情報化と社会生活 33
2015/7/1 高度情報化と社会生活 34
メディアザウルスの系譜
20世紀は電話の世紀、
そしてマスメディアの世紀・・・
 電話の発明 1876年
 無線通信 1895年
タイタニック遭難 1912年
 ラジオ商業放送の開始 1922年
 テレビ商業放送の開始 1939年
 メディアザウルス 1993年
2015/7/1 高度情報化と社会生活 35
タイタニックのSOSをうける
若き日のデビッド・サーノフ
 A young David Sarnoff ( 1891 - 1971 ), reinacting his monitoring of the Titanic
disaster of 1912
2015/7/1 高度情報化と社会生活 36
最初の放送はラジオのおまけ?
 RCA(世界初の商業ラジオ放送局)
1918年~
最初はラジオを買えば「放送」がついてきた、
コンサートの中継などをラジオメーカーがやってた。
1922年RCAのデビッド・サーノフが「広告付ラジオ番組」と
いうCMモデルを発明した。
→コマーシャル放送の元祖。民間放送の誕生。
→工場で大量生産された消費財(石鹸)
ソープドラマ(昼メロ)
スポーツ中継もマスメディアの目玉のひとつ
プロ野球、サッカー、オリンピック
20世紀は匿名消費社会
 都市型消費のライフスタイル
 大衆消費社会
「皆が同じ製品を購入する」→大量生産。
つまり「無名の消費者」で十分。
必要なのはサイズだけ。S、M、Lとか。
 大衆消費社会=この数十年の特殊な時代
 いまは、性別、年代など細かく傾向分析
→ワン・トゥ・ワン・マーケティングへ
2015/7/1 高度情報化と社会生活 37
2015/7/1 高度情報化と社会生活 38
メディアの特性
電話 1対1
パーソナル=コミュニケーション・
テレビ 1対10万
マス=コミュニケーション
コンピュータ 数人対数千人
ソーシャル=コミュニケーション
2015/7/1 高度情報化と社会生活 39
順調に発展するマスメディア
 商業ラジオ放送
→商業テレビ放送(白黒)
→カラーテレビ放送
宇宙探検、戦争、オリンピック、サッカー試合など、
プロスポーツとマスメディアは両輪
 受動的メディアとエンタティンメント化
「頭をからっぽにして楽しむマスメディア」
 20世紀の「大量生産」と「大衆化」をマスメディア
は具現していた。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 40
マスメディアの役割
 大衆にとって重大な事実の報道
 事実の解説と評価づけを行う
 文化の世代間伝達
→しかし硬直化する危惧
→番組毎に切り替えられる思考
→テレビは2メートル離れて見る。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 41
マスメディアの変容と限界
 独占でなければやっていけないビジネス
→批判やライバルを許さない利権商売
 世界的なメディアの寡占化と硬直化
 権力との融合による堕落
 記者クラブ制度 政治や自治体などからの広告
収入に依存する。
もちろん産業界からの広告が主な収益元
 地域メディアも寡占へ
 メディアで報道しない事件は存在しない?
 事実をメディアの眼鏡を通してみている。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 42
世界のメディア複合体
The Big 10
2015/7/1 高度情報化と社会生活 43
日本は中央のメディアの系列
 全国紙と関東キー局5グループによるマスメディ
アの寡占状況。
→テレビは東京の話題しか放送しない。
→「台風も北海道へ去り」byNHKニュース
 地方新聞社も大半が一紙独占で、特定会社に関
わりのない内容は報道されない。
→しかしメディアに載らない社会活動が大半。
中小企業やNPOはどうやって自社の宣伝をする?
2015/7/1 高度情報化と社会生活 44
メディアザウルスの滅亡
1993年作家マイクル・クライトンの
プレスクラブでの講演録
Mediasaurus
「インターネットの台頭によってマス
メディアは10年で絶滅する。」
2015/7/1 高度情報化と社会生活 45
インターネットは情報の宝庫か?
 テレビの著名ニュースキャスター(故筑紫哲也)は
かってインターネットを「便所の落書き」と酷評した。
たしかにインターネットの情報は玉石混淆だ。
しかし、絶滅しかけているマスメディアよりはマシなのかも
しれない。
ただし、マスメディア=ザウルスはまだ存在している。
それはインターネットがマスコミの補完として機能している
要素も大きい
→匿名社会(2ちゃんねる、ニコニコ動画etc)
2015/7/1 高度情報化と社会生活 46
20世紀モデルから21世紀へ
 ケータイによるパーソナルコミュニケーション
→友達、数名によるマイクロコミュニティは活発だが、社会
的パワーになるのか不明。
音声通話、メール、LINE、クローズなTwitter
 マスメディアは寡占化により自己崩壊?
→21世紀はソーシャル・メディアの時代
特定中数のためのコミュニケーション・ツールが台頭する。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 47
メディアの特性
電話 1対1
パーソナル=コミュニケーション・
テレビ 1対10万
マス=コミュニケーション
コンピュータ 数人対数千人
ソーシャル=コミュニケーション
ネット活用の可能性
 マイクロ・コミュニティでなく
マスメディアでもない。
 特定中数(グループや組織、そして新しい
関係を持つための「社交」の仕組み)
 とくに地域においてネットを活用するための
適切な仕組がつくれないか?
30年間取り組んできましたがようやくその萌
芽が出てき始めたところ。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 48
実名消費社会への回帰
 通信販売(実名、住所記載)
 各種のポイントカード
 記名式の交通ICカード
2015/7/1 高度情報化と社会生活 49
実名消費の問題も
 ソフトバンクの代理店が探偵社に警察関係
者の自宅や電話番号を漏らして逮捕。
 Pasmo(首都圏の私鉄交通ICカード)の利
用履歴を駅員が不正に閲覧。
 佐賀県武雄市は市立図書館の指定管理者
にTUTAYAを選定、貸出カードをTポイント
カードに、議論が沸騰。
→情報漏洩やビッグデータの問題。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 50
個人情報の問題とは?
 氏名やメールアドレス、住所や電話番号な
どは、個人を識別するための情報。
→識別するデータを相手に渡さないと意味が
ない、個人情報は本来共有されるべきもので、
保護をされるものではない?
→逆に現状の「個人情報保護法」では、悪意
をもった収集や「忘れられる権利」などに対応
できない、不備が多い法律。
→ネット時代に対応ができていない。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 51
ビッグデータの活用
 ネット上や業務データなど大量のコンピュー
タ・ネットワーク上に集積されたデータを解
析して、有効に活用しようとする様々な試み。
 大量、解析、ダイナミックといった特長があ
る。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 52
個人情報のグレーゾーン
2015/7/1 高度情報化と社会生活 53
個人情報
グレーゾーン
個人情報ではないもの
氏名 顔写真
自宅住所
会社住所
Suica利用履歴
IDを変えたデータ
メールアドレス
LINEのID
IPアドレス
Tカード利用履歴で
許諾をうけた
商品購入データ
Tカード利用履歴
渋滞情報
 ケータイやスマートフォン、カーナビなどの
移動情報を集積して、解析することで、道
路のリアルタイムの渋滞情報を確認するこ
とができる。
→GoogleMap
コンビニの嗜好、売れ筋商品の解析、
気象、群衆解析など様々な応用が。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 54
ネット上の個人情報の活用
 総務省で検討、個人情報保護法改正案
 利用の際のルール作り。
 個人に紐つけられる情報を排除
 しかし、一定の情報を条件付きで第三者に
提供できるようにして有効に活用できるよう
にする。
 「個人情報保護ガイドライン」の見直し→客
観的な基準づくりが検討されています。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 55
個人情報保護法の問題
 日本の法体系の特長
→プライバシーという概念はない?
→「個人を特定できる情報」を保護する法制
度。
→公的機関による恣意的な個人情報の流用
の規制
→企業などによる個人情報流用の規制。
5000人以上のデータを規制。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 56
個人情報保護法の改正
 現在、参議院で審議中です。
 様々な手法で集められたデータを個人情報
から切り離すことで企業が活用できるように
する。
 企業の恣意的な利用に一定のシバリをか
ける。
 利用者の不安は置き去りのまま?
2015/7/1 高度情報化と社会生活 57
ビッグデータの活用方向
 様々な集積されたデータから特定個人を識
別するデータを除いて、企業などで活用出
来るようにしようという方向。
 しかし、本当に識別できないのか?
 データはどう活用されるのか?
 流出する危険はないのか?
→様々な不安要素がある。
→まだ説明不足や理解不足が多い。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 58
個人情報保護から脱皮
 新しいプライバシー保護法制にきちんと移
行をした方が良いような気がします。
 現行の出来が今ひとつである「個人情報保
護法」を改正しても、いびつな運用になる可
能性が高い。
 市民=利用者に対するきちんとした説明
 利用者側もリテラシーを持つべき状況。
→物言う市民への進化が必要。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 59
EU~「忘れられる権利」
 USAを中心にするネットサービス
 GoogleやFacebook、Microsoft、Apple、
Amazon皆米国系。
→ネットを活用した新ビジネス。
→個人のデータもビッグデータで活用。
→プライバシーの概念の変換を迫る。
→EUは従来型のプライバシーを保護。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 60
忘れられる権利の主張
 ネットはけっして忘れない。
 クリック一つでデータの複製可
 記事はバックアップに残る。
 まとめサイトに残る。
 検索エンジンに残る。
 インターネット・タイムマシン
2015/7/1 高度情報化と社会生活 61
EUの判例の詳細
 過去の有罪となった事件の記事が個人名
の検索結果で出てくる不利益。
 元記事のデータベースは正当な事由があ
るので削除できない。
 Googleの検索結果は不利益を与えている
ので削除するべき。
→Googleは判決をうけて、削除申請の窓口を
設置した。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 62
EU判例の今後の影響
 Googleによる「私的検閲」を強制した判例と
いう見方もある。
 元々Googleはアルゴリズムによるシステム
調和を目的とするサービス。
→ここに人為的な操作を判例が入れてしまう
のは一種の皮肉。
旧来型のプライバシー論者はその点をよく考
えてみるべきという意見もある。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 63
EUでは法整備を検討
 日本やUSAでは問題としてあげられている
が、あまり大きな動きにはなっていない。
 プライバシーの考え方が異なる。
 USAでは社交としてのネットの使い方にコン
センサスがある。
 日本の現状はかなり危険。未来永劫ネット
に名前が残ってしまいます。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 64
ネットに実名は危険か?
 通常の規範に則ってネットで情報を出すこ
とには何ら問題になりません。
 問題は「規範」から外れる際に発生。
 法令違反、名誉毀損、組織批判
 熱狂的なファンがいる分野での批判的な発
言も炎上の要因になります。
 社会人としての節度を保ったコミュニケー
ションを行うことが求められている
2015/7/1 高度情報化と社会生活 65
ソーシャルメディアの危険
 公開や非公開の場を理解しないままに使っ
ている。友達からしかコメントが帰らないの
でクローズだと勘違いしてしまうこと。
 たとえクローズな場でも、友達がシェアして
しまうことがあります。
 参加者同士がクローズな場というコンセン
サスがある場以外での不用意な発言は危
険。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 66
ネットの政治的課題
 群衆が集まると正しい方向に行くとは限ら
ない。とくに匿名ネットでは。
 祭り→発言の異様な盛り上がり
 ネットいじめ
 サイバーカスケード
 コメントスクラム
→自分自身で情報を評価する能力が問われ
ている。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 67
監視社会の象徴
2015/7/1 高度情報化と社会生活 68
ベンサム・パノプティコン
フーコー 監視社会
WikiLeaksの出現
 国家が民衆から監視される社会の到来
 組織の悪事は内部崩壊する。
 尖閣ビデオのYouTubeへの投稿
 国家機密がネットに流出する時代。
 逆パノプティコン社会
 組織は倫理性を最重要課題にしないといけない。
 企業も「利益追求」から「共有価値の創造」
2015/7/1 高度情報化と社会生活 69
ソーシャルメディアと政治
 「ジャスミン革命」
 チュニジア ベン=アリ政権
23年間にわたる独裁体制とメディア規制
おもにFacebookを使って呼びかけられた反
政府デモにより、わずか3週間あまりで国外
逃亡に追い込まれた。
 エジプト、リビアと中東エリアに拡大中。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 70
日本でもネットがパワーを
 FacebookやTwitterの呼びかけで原発再稼
働反対や集団的自衛権反対のデモ。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 71
渋谷の若者達のデモ
2015/7/1 高度情報化と社会生活 72
SNSのプラットホーム化
 ソーシャルグラフ(人間関係)を他のSNS
やコミュニケーションサイトと共有する動き。
プロフをあちこちに書くのは面倒。
他のアクティビティを持ってきたい。
 Google→Open Socialの提案
 Facebook→オープンソース化
他SNS連携のためのツールが次々と出現
している。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 73
ソーシャルグラフについて
人間関係を「見える化」する手法
2015/7/1 74高度情報化と社会生活
スモールワールド仮説
 世間って意外と狭い?
 「6次の隔たり」という仮説
 どんな人でも5人~6人を間に介せば繋がれると
いうスタンレー・ミルグラムの仮説。
 1960年代に手紙で実験をしたみた。
 国内5人、海外7人ぐらいで相手に到達できた。
 Facebook時代には何次の隔たりなのか?
「3.74人」ぐらいを介したら世界中のFacebook利
用者が友達になるらしい。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 75
「弱い紐帯」のネットワーク
 就職活動についての調査。
USAの社会学者 グラノベッター
米国では意外にも就職のチャンスは普段の付き
合いがない軽い知り合いからもたらされるものが
相当にある、という研究。
→日本では否定されている研究もある。
→日本は「強い紐帯」いわゆるコネで決まる?
 セレンディピティ(思いがけない出会い)
が就活や営業には必要。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 76
スケールフリー・ネットワーク
 人のネットワークは人気者が中心
 知り合いが多い人はますます多くの知り合
いが増える。
 財布の中身分布は正規分布にならない。
 パレートの法則やベキ法則など応用事例
多し。人の集団は平均分布ではない。
 パーティではとりあえず、取り巻きの多い人
に挨拶をしておくとか・・・
2015/7/1 高度情報化と社会生活 77
ソーシャルグラフとは?
 人間関係を図式化したもの。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 78
ソーシャル・グラフ
2015/7/1 高度情報化と社会生活 79
ノード
エッジ
ノード
ノード(結節点)とエッジ(枝)
ソーシャル=関係性・社交 グラフ=図解
ソーシャルグラフ=関係を図解したもの
→ダイナミックな変化を構造解析可能にしたもの。
ソーシャル・グラフ
 従来は人間関係を図解したものだが、ソー
シャル・ネットワーク・サービスを使うことで、
「エッジ=連結関係」の「方向性」や「関係
性」のダイナミックな変化を解析することが
できるようになった。
 Facebookは人だけでなく、組織や場所、品
物も含めたソーシャルグラフを創造すること
が目的だと考えている。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 80
Facebookのソーシャルグラフ
 ノード
人=アカウント
ページ(人の表現、モノや場所、情報)=パーマリ
ンク=URL
 エッジ
構造化されたリンク=XMLによって構造化された
記事や写真、リンクなど。
 リアルな人間、モノ、情報をフラットに処理し、
それらの関係を構造化すること。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 81
サークルの同級や親しいクラスメイト
研究室の指導教授
数十名~百名程度
学部生や学友、知り合いレベル
先生やスタッフなど
200名~
近隣の人など一時的なグループ
大学生のソーシャルグラフ
2015/7/1 高度情報化と社会生活 82
家族やごく親しい友人
数名~十数名
段階的なソーシャルグラフ
 日常的な関係~親しい友だち
メールや電話を頻繁にやりとりする。
 強い紐帯~友達
顔と名前が一致する関係=認知限界数。
ダンバー数(群れの数) だいたい160名
 一時的な関係~弱い紐帯~友達の友達
仕事や就職をもたらしてくれたりする
セレンディピティ(予期しないこと)が起こる。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 83
強い紐帯は安定組織
 猿の群れ、会社の事業部など。
 一人のボスの管理限界という説も。
 組織としては安定をするが、新しいことが起こりに
くい人数。
 リスクはないけれど、出会いも無い。
 Facebookの平均友達数は130名らしい。
 ただ友達をこのくらい作っても次のステップには
進まないことが多い。
 セレンディピティをいかに生成するか?
2015/7/1 高度情報化と社会生活 84
弱い紐帯を如何につくるか?
Facebookの仕組み。
1.「友達の友達」に公開というモード。
500名?レヴィ=ストロースの「地域共同体」
高崎山B群549頭 C群816頭
2.インタレスト・グラフを形成する。
興味の対象による連携。
→グループやFacebookページ
2015/7/1 高度情報化と社会生活 85
インタレストグラフ
 テーマを選んでやりとりする、匿名掲示板
など。
2015/7/1 高度情報化と社会生活 86
ゲーム スポーツ
音楽 食事・旅行
買い物
ソーシャル+インタレスト
2015/7/1 高度情報化と社会生活 87
家族やごく親しい友人
数名~十数名
サークルの同級や親しいクラスメイト
研究室の指導教授
数十名~百名程度
学部生や学友、知り合いレベル
先生やスタッフなど
200名~
近隣の人など一時的なグループ
2011/5/25 高度情報化と社会生活 87
ゲーム スポーツ
音楽 食事・旅行
買い物
ソーシャルサービスの輪
2015/7/1 高度情報化と社会生活 88
メールやチャット
SalesForce.com Yammer
mixi LINE
Facebook
Twitter
様々なソーシャルサービス
 プラットフォーム志向
Facebook Twitter LINE
 ビジネス志向
SalesFroce LinkedIn
 ゲーム志向
Mobage GREE mixi
 ニッチ(ジオメディアなど特定分野)
Instagram YouTube tumblr
2015/7/1 高度情報化と社会生活 89
2015/7/1 高度情報化と社会生活 90
メディアの進化
パーソナル=コミュニケーション
マス=コミュニケーション
20世紀型のメディア 21世紀型のメディア
ケータイによるマイクロコミニュティ
匿名掲示板
ソーシャル=コミュニケーション
2015/7/1 高度情報化と社会生活 91
次回の講義予定
「マイナンバーと電子政府」
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