Kubernetes は多数のコンテナからなるシステムを行うためのシステムで、コンテナオーケストレーションシステムと
呼ばれるものの1つです。最初に開発した Google に加え、多数の企業からなるコミュニティによって開発されており、
近年注目されています。
本セミナーでは日本 openSUSE ユーザ会のメンバーが Kubernetes を使ってみた経験を紹介します。
前半の Kubernetes 構築編では、Kubernetes クラスタをローカル環境に構築する方法を説明します。
Google Cloud プラットフォームなどでは、サービスとして Kubernetes が提供されており、すぐに利用できますが、
本セミナーでは、ローカル環境で使用する方法を主に扱います。
前半の構築編では、openSUSE Tumbleweed ベースのディストリビューション openSUSE Kubic と kubeadm で、
すぐに・簡単に Kubernetes クラスタ(master, worker ノード)をセットアップする方法を説明します。続けて、
dashboad をインストールし、Web ブラウザで実行中のコンテナを管理する方法を紹介します。
後半の活用編は、自作の Web アプリケーションを Kubernetes クラスタにデプロイしてみた体験談です。
基本的な考え方と、Docker や docker-compose で実行する場合との違いについて説明します。
※本セミナーでは Kubernetes の専門的な技術情報は提供できませんのでご了承下さい