エンジニアの未来サミット for student

エンジニアの未来サミット
「変化を楽しむエンジニアになる」

Shinichi Fujikawa. All rights reserved. 1

株式会社想創社代表取締役
藤川真一

えふしん @fshin2000

blog
F’s Garage を運営


新卒で製造業の会社に入社
自動はんだ付け装置の製造 → 新製品開発


デビュー作


2000年末 Web制作会社へ転職

主にFlashのサーバサイド連携等リッチコンテンツの開発や
動画CMS開発など。

特許を出すのが好きで、
「特許公開２００２－２３２８１７
コンテンツ処理システム」を出願


2006年 GMOグループ（株）paperboy&co.に転職
ショッピングモール「カラメル」の開発とプロデューサー


2007年4月、日本のツイッター黎明期に
「モバツイ」をリリース


• 2010年 1月20日
会社「想創社」設立

• 2010年9月に
「マインドスコープ」に社名変更


• 2012年5月1日
（株）Jig.jpに会社売却

• 2012年11月6日
（株）想創社を改めて設立

コードもかけるビジネスもわかる
プロデューサーを目指してます。


はじめます


今日は、技術を使って、
楽しく生きていきたい（戦っていきたい）
人の集まりと認識しています。


疑問１

・大企業ってなんだろう


疑問２

・そもそも「技術」って何だ？


疑問３

・エンジニアの語源?にあたる、
「エンジニアリング」とは何でしょうか？


疑問４

・優れたエンジニア（技術者）とは？！


大企業とは何ぞや？！


大企業の定義
資本金の額又は出資の総額が3億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数
が300人を越える会社及び個人であつて、製造業、建設業、運輸業その他の業
種（次号から第四号までに掲げる業種を除く）に属する事業を主たる事業とし
て営むもの

資本金の額又は出資の総額が1億円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員の数
が100人を越える会社及び個人であつて、卸売業に属する事業を主たる事業と
して営むもの

資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員
の数が100人を越える会社及び個人であつて、サービス業に属する事業を主た
る事業として営むもの

資本金の額又は出資の総額が5000万円を越え、かつ (and) 常時使用する従業員
の数が50人を越える会社及び個人であつて、小売業に属する事業を主たる事業
として営むもの

出展 http://ja.wikipedia.org/wiki/大企業

大企業とは？

・主に数を増やすことに成功し、
成長した中小企業

・現金や資産を沢山持っていて、
従業員が沢山いる会社


従業員が沢山いること

毎月、沢山の従業員にお給料を払う必要があ
る。

＝会社を維持するための損益分岐点が高い


（大）企業のリスク
判断ミスが巨大な損失に繋がる怖さ

相応の売り上げの上がる仕事じゃないと
支えきれない。

業界構造が変わった時にスピーディに対応
できるか


大きい組織の難しさ
慣性力が大きい（大きいバット）
意思決定、情報伝達、ブランド、信頼….

社員視点では、分業、分業、分業

全てを把握するのは難しいし、大きな慣性
力に立ち向かう難しさ。


株式投資の未来
〜永続する会社が本当の利益をもたらす


終身雇用＝安定という幻想

終身雇用は、従業員1000人以上の大企業の男性社員に限られており、
その労働人口に占める比率は8.8％

出展： http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/bd13735ee5e9dfbda0f5855a522a8016


大企業であっても
常に変化し続けている


すべての生き物は利己的である。

会社に依存しちゃダメ＞＜


変化への追従はmust

会社の規模 vs 自分が関われる仕事の粒度

あなた自身の成長に必要なものを見極める


自分が成長できる

企業選択のポイント


そもそも新卒採用をしてる会社は、

大小関わらず余裕のある会社です。


・儲かる安定的な仕事を持っている

or / and

・新しい市場に、適切な製品を生み出す力が
ある。


インターネット、モバイルが与えた影響
• 家電メーカー
• 部品メーカー
• 放送、通信
• ソフトウエア、インターネット
• 情報に基づく産業
• …etc…。


「儲かる安定的な仕事を持っている」は
疑ってかかる。

「新しい市場に、適切な製品を生み出す力が
ある」方を重視する。

そして自分にその機会が与えられることが
一番、最優先


変化を楽しめる社会人になった方がお得


さて、もう少し技術者について
深掘りしましょう


そもそも技術って何ですか？


Wikipediaより
技と術（すべ・じゅつ）は人の能力・機能・動きを表す概念である。
技は特定の目的を持ち、その目的を果たすための手段・手法である・

技の一覧
球技武技格闘技立ち技寝技投げ技プロレス技裏技決め技必殺技

術の一覧
武術武芸一覧芸術・美術・工芸美術話術弁論術医術・手術奇術
魔術記憶術速読術

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93


技と術、ソフトウエアで言うと
技
プログラミング言語知識、製品知識

術
設計術、開発術（組立力）、デバッグ術
提案術、話術、文章術、マネジメント術
仕様書、ソースコード読解術


エンジニアリングとは？


Wikipediaより
自然界の現象を現実的な人間の手段として利用する
ため、道具や体系をつくる（設計（デザイン）・構
築（ビルド）する）という目標があり、
そのなかでの「設計や構築の方法」をエンジニアリ
ング（編み出す技術）という。

で、

社会の要請があって生み出されたもの
http://ja.wikipedia.org/wiki/エンジニアリング


適切な社会の要請（ニーズ）を見極めて、

使ってもらえる製品やサービスを作る方法


Webエンジニアリングだったら…
• プログラム
• 企画力
• マーケティング
• ディレクション
• IA （情報設計）

全てエンジニアリングの職能。
本当はビジュアルデザインでさえも入れたいところ。
経営、営業は含まれない。
→足りないものはチームで補いあう＋無知を自覚する


のりしろを常に意識する

開発者デザイナー、ディレクター

埋めなきゃいけない距離

バレーボールのお見合い状態で、ボールが間に落ちる。


開発者デザイナー、ディレクター

互いに会話可能な、のりしろがあれば、
成功可能性は飛躍的に高まる。


優れたエンジニア（技術者）とは？！


そもそも前提とすべき

コンピュータテクノロジの進化とは？


コンピュータテクノロジの進化とは、

抽象化、仮想化の歴史である。


抽象化とは、一度に注目すべき概念を減ら
すことおよびその仕組みである。

仮想化技術に共通する目的は、カプセル化
によって「技術的詳細を隠蔽する」ことで
ある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/仮想化
http://ja.wikipedia.org/wiki/抽象化_（計算機科学）


ざっくり言うと、

物事をカンタンにして利便性を向上させる
こと。


抽象化、仮想化の歴史
・C言語等プログラミング言語
・オペレーティング・システム
・GUI
・Webアプリケーションフレームワーク
・クラウドコンピューティング
・WebサービスAPI


抽象化、仮想化のポイントは、

１．抽象化、仮想化された技術が普及に成功
するたびに、社会は便利になっていく。

２．社会からの要請があるから進化できる
＝社会のニーズが存在する
＝新たなビジネスが成立する可能性がある。

３．誰かが作っている。
勝手に生まれてくるものではない。
オープンソースで共有され、自由に使える。

エンジニアの仕事とは？

その時代時代で進化する抽象化されたテク
ノロジを活用し、

目的とする事柄を具象化するプロセスを
担う役割である。


言い換えると、

• 常に、新しい技術の進化に追従し

• それを適切に具体的な成果物に変換できる

人が優れたエンジニアである。


結論としては、

変化を楽しむのは、エンジニアの当たり前


仕事を面白くするコツは自分の願望、野望を持
つこと
・自社製品をナンバーワンにしたい
・有名になりたい、独立したい
・オープンソースに貢献したい
・モテたい … etc

のりしろを武器に、自分から変化を
作り出すことも大事。


変化することをポジティブに捉えて、

自分も進化できる環境（会社）を探そう！


ご清聴ありがとうございました！

質問を是非！

f-shin@milkstand.net
Facebook,Twitter : @fshin2000


エンジニアの未来サミット for student

Empfohlen

Empfohlen

Weitere ähnliche Inhalte

Was ist angesagt?

Was ist angesagt? (18)

Andere mochten auch

Andere mochten auch (13)

Ähnlich wie エンジニアの未来サミット for student

Ähnlich wie エンジニアの未来サミット for student (20)

Mehr von 真一藤川

Mehr von 真一藤川 (17)