20120310 第1回マンキュー経済学勉強会essential
- 12. 12
2011年2月~2012年2月活動実績
勉強会名
主な内容
回数
マンキュー経済学勉強会
Principles of Economics
11
コーポレートファイナンス勉強会
Principles of Corporate Finance
13
Valuation勉強会
Valuation
1
金融経済読書会
『国家は破綻する』『資本主義と自由』等
10
金融経済読書会ligtht
『現代の金融入門』『生保のカラクリ』等
4
金融デザインセミナー
maneo㈱妹尾社長
Yoshi Noguchi氏
野村総合研究所山口主任研究員 等
3
経済英語ディスカッション
マッキンゼーのレポート等
3
他団体との合同開催セミナー/勉強
会
TSEP『経済成長の桎梏』
LRJ『ユーロ危機について』等
5
FED後援勉強会
『働きながら社会を変える』
『イノベーションのDNA』等
2
合計
52
- 13. 13
問題意識の共有
講師
テーマ
第1回
maneo㈱妹尾社長
「日本の金融とソーシャルレンディング」
第2回
Yoshi Noguchi氏
「政府のバランスシートを鳥瞰する」
第3回
野村総合研究所
山口主任研究員
「イノベーションとデザイン型人材」
合同勉強会
TSEP合同勉強会
「成長信仰の桎梏」斉藤誠著
合同勉強会
神戸市外国語大学専任講師
中嶋圭介氏
地球高齢化の時代到来
合同勉強会
Precollege Litに参加
金融
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Andの思考
利益を超えた目的
と
現実的な利益の追求
ゆるぎない基本理念と力強い変化
と
前進
基本理念を書くとする保守主義
と
リスクの大きい試みへの大胆な挑戦
明確なビジョンと方向性
と
臨機応変の模索と実験
社運をかけた大胆な目標
と
進化による進歩
基本理念に忠実な経営者の選択
と
変化を起こす経営者の選択
理念の管理
と
自主性の発揮
カルトに近い極めて同質的な文化
と
変化し、前進し、適応する能力
長期的な視野に立った投資
と
短期的な成果の要求
哲学的で、先見的で、未来志向
と
日常業務での基本の徹底
基本理念に忠実な組織
と
環境に適応する組織
ジェームズ・c・コリンズ/ジェリー・I・ポラス(1995)『ビジョナリーカンパニー』日経BP
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政府が行うべきではない役割
1. 農産物の買取り保証制度。
2. 輸入関税と輸出制限。
3. 産出規制(農作物の作付面積制限、原油の生産割当てなど)。
4. 全面的な物価コントロール、賃金コントロール。
5. 最低賃金制、価格の上限設定。
6. 産業規制、銀行規制。
7. ラジオとテレビの規制。
8. 社会保障制度(とくに老齢・退職金制度)
9. 事業免許制度、職業免許制度。
10. 公営住宅、住宅建設奨励のための補助金制度。
11. 平時の徴兵制。
12. 国立公園。
13. 営利目的での郵便事業。
14. 公有公営の有料道路。
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政策提言と経済学者の賛同率
• 家賃の上限規制は住宅供給の量・質ともに低下させる。93%
• 関税と輸入割り当ては一般的な経済厚生を低下させる。93%
• 変動為替相場制度は有効な国際通貨制度である。 90%
• 不完全雇用状態の経済では、財政政策(減税や財政支出拡大)には顕著な景
気刺激効果がある。90%
• 連邦予算を均衡させるためには、毎年の値ではなく景気循環を通じての値を
均衡させるべきである。85%
• 生活扶助受給者への現金給付は、同額の現物給付よりも受給者の厚生を高
める。84%
• 巨額の財政赤字は経済に悪影響をもたらす。83%
• 最低賃金の引き上げは、若年労働者と未熟練労働者の失業率を引き上げる。
79%
• 政府は社会福祉制度を「負の所得税」形式に変革すべきである。79%
• 環境汚染規制のアプローチとしては、排出税や売買可能な排出権のほうが、
総量規制の導入よりもすぐれている。78%
Mankiw(2008) Principles of Economics
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マンキュー経済学十大原理
• 人々はどのように意思決定するか
– 1.人々はトレードオフに直面している
– 2.あるものの費用はそれを得るために放棄したものの価値である
– 3.合理的な人々は限界原理に基づいて考える
– 4.人々はさまざまなインセンティブに反応する
• 人々はどのように影響しあうのか
– 5.交易はすべての人々をより豊かにできる
– 6.通常、市場は経済活動を組織する良策である
– 7.政府は市場のもたらす成果を改善できることもある
• 経済は全体としてどのように動いているか
– 8.一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
– 9.政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
– 10.社会は、インフレと失業率の短期的なトレードオフに直面している
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関連文献
人々はどのように意思決定するか
• スティーヴン ランズバーグ (著), 吉田 利子 (翻訳)(2004)「ランチタイムの経済学」日本経済新聞社
• 大竹文雄(2005)『経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには』中公新書
• 梶井厚志(2006)『故事成語でわかる経済学のキーワード』中公新書スティーヴン・レヴィット (著), スティーヴン・ダブナ
ー (著), 望月 衛 (翻訳)(2006)『ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する 』 東洋経済新報社
• ティム・ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳) (2006)『まっとうな経済学』ランダムハウス講談社
• ハロルド・ウィンター (著), 山形浩生 (翻訳) (2009)『人でなしの経済理論-トレードオフの経済学』 バジリコ
• タイラー・コーエン (著), 高遠 裕子 (翻訳) (2009)『インセンティブ 自分と世界をうまく動かす』日経BP社
人々はどのように影響しあうのか
• Russelle D. Roberts (原著), 佐々木 潤 (翻訳) (1999)『寓話で学ぶ経済学―自由貿易はなぜ必要か』日本経済新聞
社
• Russell Roberts (原著), 沢崎 冬日 (翻訳) (2003)『インビジブルハート―恋におちた経済学者』日本評論者
• 大竹文雄(2005)『日本の不平等』日本経済新聞社
経済は全体としてどのように動いているか
• 岩田 規久男(1993)『金融政策の経済学―「日銀理論」の検証』日本経済新聞社
• 翁 邦雄(1993)『金融政策―中央銀行の視点と選択』東洋経済新報社
• 竹中平蔵(2003)『あしたの経済学』幻冬舎
• ベン・バーナンキ (著), 高橋 洋一 (翻訳) (2004)『リフレと金融政策』日本経済新聞社
• 白川方明(2008)『現代の金融政策 理論と実践』日本経済新聞社