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The Innovations accelerated by Computational Study コンピュータサイエンスにより加速する新しい産業創出
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- 11. Personal Data Simulation On-memory DB
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- 15. 分子動力学計算とは?
• 前出の量子化学計算は理論的には最も正確。だが、電子数の4乗
に比例して計算コストが跳ね上がる。
• 真空状態での計算を実験と比較することは現実的ではない。
• リアルタイムでの分子構造とエネルギーを詳細に知りたい。
• シンプルな近似を導入することで、計算対象の系を実験と対応可
能なものとする。
• 具体的には、結合長、結合角、二面角、非共有結合原子間距離で
の 和で表現したポテンシャル関数を、ニュートンの運動方程式
で解く。
• 理論、方法論は応用と同時並行でオンタイムで進化している。
- 16. Application Software
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- 19. DVDの記録速度向上
(分子動力学法/逆モンテカルロシミュレーション)
• アモルファスGe2Sb2Te5は極めて多く
の結晶核が高速に生成し、アモルファ
スから結晶へと高速に変化(消去)す
ることができる。
• アモルファスGeTeの場合には、より多
くの結合の組みかえが必要になり、
Ge2Sb2Te5ほどの高速相変化ができな
くなる。
• GeTeにSb2Te3(アンチモン・テルラ アモルファスGe2Sb2Te5、アモルファスGeTeの構造
および構造ユニット分布
イド)を添加することにより引き起こ
される高速相変化の鍵となる。
DVD-記録/消去の原理 Ge2Sb2Te5およびGeTeの相変化モデル
- 21. 世界初の芳香族有機超伝導体
(第一原理シミュレーション/Gaussian)
• 2009年岡山大学の久保園芳博教
授により、芳香族炭化水素分子ピ
センの結晶にアルカリ金属をドー
プすることで、有機分子系として
は高い約20Kという超伝導として
は異例の高い転移温度をもつ超伝
導が発見された。機構は未解明。 ピセン分子。亀の甲(ベンゼン分子)が5つ連なっている。
• そこで、第一原理シミュレーショ
ンを行い電子の状態を理論的に解
析し、結晶を組む前の単一分子の
ピセンのどのような電子軌道が、
結晶を組んだ際に隣接する分子間
で飛び移るかを明らかにした。
• 導入されたカリウム原子が結晶中
のどこにいるかが未解明だったが、
シミュレーションすることで位置
の、及び、カリウムを入れる前と ピセン分子が結晶を組んだ様子。紫の玉はカリウム原子。
後で電子状態がどのように変化し 等高面は、本研究で得られた典型的な電子の波動関数(青
ていくかを予測した。 が正、黄が負)。
- 22. 次世代のDNA半導体実現
(第一原理シミュレーション/Gaussian)
• 生体環境においては絶縁体であっ
たDNAを、(1)特定の種類の金
属イオンと結合し、さらに(2)
その金属イオンの周囲の水分子を
除去することにより半導体化する
ことを見出した。
• DNAの乾燥の程度などにより電気
抵抗を制御することも可能に。
• DNAの半導体細線としての利用、
さらに自己組織化などのナノメー
トル(nm)サイズの特性を生か 周りに水のないマグネシウム(Mg)や亜鉛(Zn)
した、次世代の電子デバイスの開 から正孔がDNAの塩基に移り、その正孔がDNAに
発が実現可能となる。 電圧をかけるにより電気を運ぶ。金属イオンにあっ
たときは自由に動けなかった正孔(白丸)がDNA
の塩基中では自由に動くことができる正孔(青丸)
になる。正孔が自由に動けるか動けないかは電子状
態を調べることにより判定できる。
- 23. 半導体中で発生した光を世界最高効率率で取り出す
(FDTD Simulation)
• 発光ダイオード(LED)は省エネル • 半導体の発光を従来の構造に比較して
ギー光源で電気エネルギーの約10%が 1.5倍以上の効率で外部に取り出せる
削減 ことを発見した。この方法は、さまざ
• 半導体内部で発生した光をできるだけ まな半導体光デバイス、特に21世紀の
高い効率で空気中に取り出さす必要性 省エネルギー照明・表示用光源として
期待されている発光ダイオードの高効
• 平たんな基板上に形成した半導体発光
率化技術として期待できる。
材料では、全発光量の数 %しか空気中
に取り出せない(ヒ化ガリウムで約 • 発光ダイオードなどさまざまな半導体
2 %、窒化ガリウムで約4 %) 光デバイスへの応用が期待される。
• これは、発光ダイオードなど各種の半
導体光デバイスの実質的な発光効率の
向上を妨げる大きな要因の1つである。
発光層で発生した光がリッジ構造の頂上平たん面から
効率良く取り出されている様子を示すシミュレーション結果
- 25. 大規模スケール燃料電池のシステム設計
(第一原理シミュレーション/Gaussian)
• 独立分散電源用酸化物形燃料電池
(Solid Oxide Fuel Cell: SOFC)
の長期安定性に甚大な影響を与え
るクラスター構造を、透過電子顕
微鏡観察とその結果にもとづく計
算機シミュレーションにより初め
て明らかにした。
• シミュレーションを行いことに
よって、なぜ性能劣化とともに結
晶相転移が起こるのか、なぜ信頼
性は十分に確保されないのか、を
合理的に説明し、解決策を提案。 C型希土類結晶構造に見られるダンベル型酸素欠陥クラスター
• 高性能・高信頼性・長寿命SOFC
材料の開発が可能になった。
- 26. 太陽電池用電極やタブレットPCなどのタッチパネルの透明電極
(Gaussian/AMBER)
• グラフェンを応用した電子技術は太陽電池用電極やスマートフォンなどのタッチ
パネルの透明電極として注目されている。
• 酸化グラフェンの還元に適したレーザー波形を第一原理シミュレーションで予測
• エポキシ構造酸素や水酸基の酸化グラフェンからの脱離を、第一原理シミュレー
ションで確認の酸化グラフェンからの脱離の原子作用機構を解明
グラフェンに結合した酸素原子(エポキシ構造を構成)が
極短パルスレーザー照射後に脱離するシミュレーション
レーザー照射により酸化グラフェンから
酸素が除かれるシミュレーション
酸化グラフェンからOH基がパルスレーザー照射後に脱離するシミュレーション
- 27. 有機太陽電池材料における光励起と電荷分離
(Gaussian/AMBER)
• 電子親和力の異なる分子から構
成される太陽電池材料が光に
よって励起され、さらに電子と
正孔が分離するまでの一貫した
過程を第一原理計算に基づいて
シミュレーションした。
電子を受けやすいTCNQ分子と電子を与えやすい
• 太陽電池の有機電荷移動錯体の TTF分子による分子会合体
分子設計に活用することで、効
率が向上する。
分子の中で電子と正孔の分離が光の照射時間とともに
大きくなる概念図とその数値計算結果によるグラフ。
光を浴びた分子の内部で電子(e-)と正孔(h+)がそれぞれ図 赤橙色の方が分離が大きいので発電効率が高いと期待
の上と下の逆方向に移動する様子 される。
- 28. 有機薄膜太陽電池で世界最高レベルのエネルギー変換効率
(オリジナルコードによるシミュレーション)
• 有機半導体を用いる有機薄膜太陽電池 • 軽量フレキシブルなプラスチックフィ
は、シリコン太陽電池と同様の原理で ルム太陽電池の実現を加速
動作する固体太陽電池であるが、これ
まではエネルギー変換効率が低かった。
• 有機p - n接合界面にナノ構造層(i
層)を導入し、p-i-n接合型有機薄
膜太陽電池を作製、ナノp - n接合を多
数形成させることで光の利用効率を改
善し、有機薄膜太陽電池において世界
最高レベルのエネルギー変換効率4%
を達成
p - n接合へのナノ構造層(i層)の導入による
主流のシリコン太陽電池(左)とプラスチックフィルム太陽電池(右) 分子p - n接合界面の増大
- 31. ダイヤモンド電子デバイス製造の実現
(プラズマシミュレーション)
• ダイヤモンドは、高硬度、高熱伝導率、 • ダイヤモンドのデバイス応用に欠かせ
光透過波長帯の広さ、ワイドバンド ないウエハー作製技術である結合型
ギャップ、化学的安定性などの優れた (モザイク状)ウエハーを作製
特性を示す。 • ダイヤモンドの電子デバイス応用への
• シリコン(Si)系や炭化ケイ素(SiC) 起爆剤となる可能性が高く、1年以内
を凌駕できるパワーデバイスの実現が の実用化を検討
期待されており、電気自動車や産業機 • 半導体デバイス、電子放出デバイス、
器などの制御モジュールに搭載するこ バイオセンサーなどさまざまな応用が
とで、大幅な省エネルギーが達成でき 期待されている。
る可能性がある。
大型単結晶ダイヤモンドウエハー 機能性ダイヤモンドライクカーボン(DLC)
膜厚膜のコーティング
- 32. 分子選別フィルター/ガスセンサー
(分子動力学シミュレーション)
• 単層カーボンナノチューブ • 交換転移に伴ってSWCNTフィルムの
(SWCNT)内への水分子の吸着現象 電気抵抗が急激に変化するため、特別
を明らかにし、雰囲気ガスと水分子と な化学修飾やコーティング等無しにガ
の「交換転移」を発見した。 ス選別を可能とする
• 水を吸着したSWCNTは分子選択的な
ナノバルブとして利用できる。
• また、この交換転移に伴ってSWCNT
フィルムの電気抵抗が急激に変化する
ため、特別な化学修飾やコーティング
等無しにガス選別を可能とする、新た
なガスセンサーを作製できる。
交換転移の計算機シミュレーション。メタンガス(a)お
よびネオンガス(b)中に置かれたSWCNTの安定性を
分子動力学計算によって調べた。メタンでは時間の経過
(300ピコ秒)によって水とメタンが入れ替わった。一方、
WCNTとアイスナノチューブの構造模式図。左:直径1.35nmの指 ネオンでは水は安定にSWCNT内部に留まった。(a)と
数(10, 10)のSWCNT。右):7員環アイスナノチューブ(ice-NT) (b)で分子数、温度、圧力は同じである。図中、橙は炭
を形成している(10, 10)SWCNT。 素、青は酸素、紫はネオン、白は水素原子を表す。
- 34. 地球の起源
(第一原理シミュレーション/Gaussian)
• 木星や土星には地球の1000~
4000倍の磁気があるが、これは
惑星深部の数百万気圧という高圧
力によって内部の水素が金属化し
たためである。
• 炭素は高温高圧でダイヤモンドに
なるが、ほかの原子が高温高圧下
の環境で、どのような変化が起こ
るかもシミュレーションを使うこ
とで、実験よりも簡単に確認でき
る。
• シミュレーションのメリットとし
ては、実験では実現不可能な環境
を設定できるということ以外に、
実験では得られない詳細なデータ
を数多く入手できることがあげら
酸化シリコン(SiO2)を含む鉱石の
れる。 結晶構造が圧力によって変化する様子
- 36. 独立行政法人 産業技術総合研究所
• 色素増感太陽電池、増感色素の選定
方法
および半導体界面での光励起電子移
動速度の推定方法に基く電池設計シ
ステム
• 吸収スペクトルをGaussianのTD-
DFT法とCPCM法により求めた。
• Density Functional Theory
(DFT)/B3LYP/DGDZVP with
Conductor-like Polarizable
Continuum Model (CPCM)で
行い、その構造で励起状態の計算
を、Time-Dependent DFT
(TD-DFT)/B3LYP/DGDZVP
with CPCMで行った。
GAUSSIAN
- 37. 国立大学法人 東京大学
• 化合物又はその塩、それらの製造方法、芳香族ア
ゾ化合物及び蛍光材料
• 一連の芳香族アゾ化合物(アゾアレーン誘導
体)が高い蛍光量子収率を示すことを見出し
た。特に、アゾベンゼン誘導体である[2-
(4-メトキシフェニルアゾ)フェニル]ビス
(ペンタフルオロフェニル)ボランは、室温
溶液中での蛍光量子収率は史上最高の0.99で
あった。
• 無置換アゾベンゼンの電子状態と励起エネル
ギーを、Gaussian 03を用いてDFT計算およ
びTD-DFT計算によりB3PW91/6-31G(d)レ
ベルで求めた。
• 全てについてGaussian 03 (Revision
B.01)プログラムを使用し、B3PW91交換-相
関汎関数を用いてDFTレベルで実行した。ま
た、全ての計算で基底系として6-31G(d)を用
いた。遷移エネルギーは時間依存DFT (TD-
DFT)法によって得られた。全ての計算におい
てゼロ点エネルギーは補正していない。
GAUSSIAN
- 39. 東レ株式会社
• 燃料電池の新技術
• 高分子電解質膜の製造方法
• クラウンエーテルを添加した電解
質高分子の微細構造を分子動力学
シミュレーションを行ない機能を
明らかにした。
• 携帯電話、パソコン、テレビ、ラ
ジオ、ミュージックプレーヤー、
ゲーム機、ヘッドセット、DVD
プレーヤーなどの携帯機器、産業
用などの人型、動物型の各種ロ
ボット、コードレス掃除機等の家
電、玩具類、電動自転車、自動二
輪、自動車、バス、トラックなど
の車両や船舶、鉄道などの移動体
の電力供給源、据え置き型の発電
機など従来の一次電池、二次電池
の代替、もしくはこれらとのハイ
ブリット電源として用いられる。
AMBER
- 40. アンスティテュ フランセ デュ ペトロール
• アルカリ金属およびケイ素
の合金を気体状の水素と接
触させて、対応する水素化
物(単数種または複数種)
を形成させる工程を包含す
る可逆的水素貯蔵方法
• 新しいエネルギーシステム
• VASP, CASTEP, GAUSSIAN
による密度汎関数理論
(DFT)からエネルギーを求
めた。
VASP/CASTEP/GAUSSIAN
- 41. キヤノン株式会社
• 高効率、低電圧駆動及び高耐久
性を兼備する有機電界発光素子
• 有機電界発光素子は、透明基板
上に、上下2層の電極と、これ
らの電極の間に発光層を含む一
層又は複数層の有機化合物層か
らなる積層体が挟持されている。
• 有機電界発光素子は、高速応答
性、高効率、フレキシブル性を
有する次世代のフルカラーディ
スプレイ技術の一つとして注目
されており、材料技術開発及び
素子技術開発が精力的に行われ
ている。
• GAUSSIANの6-31Gを用いてエ
ネルギーギャップとHOMO順位、
LUMO順位の計算を行い設計に
役立てた。
GAUSSIAN
- 42. キヤノン株式会社
• 有機EL素子の分子設計
• 吸収スペクトルをGAUSSIANによ
る密度汎関数シミュレーション
(B3LYP/6-31+G *)で計算し
た結果、各化合物のLUMOはア
セチルアセトネート配位子側に局
在し、最低3重項励起準位はIr
からアセチルアセトネート配位子
への遷移に帰属されることが分
かった。
• 同様の方法で相対計算値を求めた。
その結果、相対計算値(Ir(p
py)3に対する相対発光強度)は
0.005であった。
GAUSSIAN
- 43. キヤノン株式会社
• 縮合環芳香族化合物及びこれを用いた有機発光素子
• 有機発光素子は、陽極と陰極間に蛍光性有機化合物を
含む薄膜を挟持する素子である。
• 各電極から電子及びホール(正孔)を注入することに
より、蛍光性化合物の励起子を生成させることにより、
この励起子が基底状態に戻る際に、有機発光素子は光
を放射する。
• 発光効率が高く、かつ耐久性がよい有機発光素子を実
現するための材料が求められている。 DFTで比較
• 有機発光素子について、その特性を測定し評価した。
素子の電流電圧特性をヒューレッドパッカード社製・
微小電流計4140Bで測定し、素子の発光輝度は、
トプコン社製BM7で測定した。その結果、4.0V
の印加電圧で、発光輝度300cd/m 2 、青色発光
が観測された。さらに、窒素雰囲気下で電流密度を3
0mA/cm 2 に保ち100時間電圧を印加し駆動し
たところ良好な耐久性を確認した。
GAUSSIAN
- 44. merck patent gesellschaft mit
beschraenkter haftung
• 有機材料および電子写真装置
• 密度関数理論による占有分子
軌道をすることにより、HO
MO準位推定した。
• B3PW91/6-31G
(d)を用いて、有機材料お
よび共役ポリマーにおける異 シミュレーション
なる単位のHOMO/LUM
から設計された
O、エネルギーギャップ、バ
ンドギャップ、正孔トラップ
単位を求めた。
GAUSSIAN
- 46. パナソニック株式会社
• 高分子電解質膜の製造方法
• 活性炭のスリット細孔内のイオン伝導度
解析を第一原理分子軌道計算GAUSSIAN
でHF/6-31G(d)を計算するに
よって静電ポテンシャルを計算し、
AMBERによる分子動力学シミュレー
ションにより、活性炭のスリット細孔内
のイオン伝導度解析を行なった。
• この電気化学素子は、各種電子機器、電
気・ハイブリッド・燃料電池自動車など
の自動車、その他産業機器などの電源デ
バイスとして利用できる。これにより、
機器の安定動作、省エネルギーなどに多
大に寄与することができる。
AMBER/GAUSSIAN
- 48. 住友化学株式会社
• 二次電池の正極活物質としてナトリウム複合
遷移金属酸化物が研究されている。その研究
において、二次電池の正極活物質として、よ
り高い容量のナトリウム二次電池を与えるナ
トリウム複合遷移金属酸化物の候補を判別す
るために、ナトリウム複合遷移金属酸化物を
正極活物質として用いた二次電池を製造して
放電容量を実験で求めることが行われている。
• 高い容量のナトリウム二次電池を与える正極
活物質となるアルカリ金属複合遷移金属酸化
物の判別方法が求められていた。
• ナトリウム二次電池用正極活物質となるアル
カリ金属複合遷移金属酸化物の判別方法
• 結晶構造中の原子の位置を定め、G(x,y,
z)を算出し、
• G(x,y,z)等値面で囲まれた領域のア
ルカリ金属原子を含む側にアルカリ金属原子
が3個以上含まれる最小のG(x,y,z)
であるGCRITが小さい物質を選ぶ。
AMBER, CHARMM, GROMACS, NAMD, PEACH, Gaussian, GAMESS,
ADF, MOPAC, SIESTA, VASP, DMol3, GULP, PHASE, ABINIT
- 50. 太陽電池分野(岐阜大学)
• 太陽電池開発
Global Institute of Technology
▫ CuGaSe2 とCuInSe2を用いた太陽発電材料の設計。
▫ Journal of ELECTRONIC MATERIALS, Vol. 40, No. 11, 2011, pp2197-2208
• 設置場所ごとの太陽電池発電量予測
岐阜大学 未来型太陽光発電システム研究センター
▫ 数値気象モデルWRFのハインドキャストに基づく日
射量予測=発電量予測を行い、太陽電池パネル導入
コストと実効発電量のバランスを事前に評価出来る。
▫ http://www1.gifu-u.ac.jp/~solar/kenkyushoukaihatsudenryou.html
- 52. 印刷分野 (富士フイルム)
• 画像保存安定性に優れる
インクジェットインクの発明
– オゾンによる褪色メカニズムを解明し、
Gaussianで計算した巧みな分子設計により、
耐オゾン性、耐光性に優れるインクジェット
インクを開発。
– 市販のインクジェットプリンターで広く使用
されている。
– Patent number: US7108743
– http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0522.h
tml
- 54. ノバルティス アーゲー
• タンパク質中の高分子結合領域および凝集
しやすい領域を同定するための方法および
その使用
ABINIT, AMBER, CASTEP, CPMD, CHARMM, DL_POLY,
GROMACS, LAMMPS, NAMD, SIESTA, VASP, TINKER
- 78. New CPUs Released!
(×4 speed up)
1. 新拡張命令セット インテル®AVX
(Advanced Vector Extensions) が実現
する驚異的な計算速度
2. 8コア使用時には最大3.30GHz、1コア
使用時には最大3.80GHzにまで動作周波
数が上昇。
3. 各CPU間通信を担うインテル®Quick
Pathインターコネクト (QPI) が2.5倍に、
CPUメモリ間通信のチャンネルが1.6倍に
加速
4. I/Oレイテンシーを最大30%削減