8. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
8
誰が何をやっているのかわからない
いまの状態から
どうすればリリース出来るのかわからない
9. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
9
単純な疑問として、
周りの人は本当にみんなわかっているのだろうか?
みんなの状況の仮説を立ててみた
① 自分の担当以外のタスクを実はわかっていない
② 仮にわかったとしても、わかるためにコストをかけており、
本来のパフォーマンスが発揮できていない
③ 完璧に把握しているよ
答え:③…③…③…?
10. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
10
入った時にタスクがわからない
ということは
前提条件が多い中でプロジェクトが回っている
ということ
11. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
11
ここでいう前提条件とは
・長いことプロジェクトに関わることでようやくわかる暗黙知
・プロジェクトの決定事項
※ 非常に雑多な情報が入り乱れているため、
あらゆるレベルの決定事項がありすぎて
全てを把握・記憶しきれない状況にある
の2種類を指しています
26. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
26
やることが決まっているものの更新コストを下げてしまえば、
イレギュラーな施策への時間と余裕を生み出せるのではないか?
更新コストを下げるための施策
① 場所をわける
② フレームを作る
③ フローを作る
→ テンプレート化!
27. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
27
https://tech.drecom.co.jp/agile-practice-of-magnet-kanban-in-drecom/
…という発想の末、それまで付箋で管理していたもののうち、
ほぼタスクが決まっているものをテンプレート化した結果、
冒頭のマグネットかんばんが生まれました。
誰にでもステータスが一発でわかるというメリットがあります。
反面、追加作業が発生するなどのイレギュラーなケースが多い場合には
難しいので、ケースバイケースで使いわけたいですね!
28. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
28
作った時点で別プロジェクトに移ったのでその後は伝聞ですが、
ちょっとずつ改良が行われてより精度が高まっているそうな。
29. Copyright Drecom Co., Ltd. All Rights Reserved.
29
かんばんと朝会は、
「いまプロジェクトで何が起こっているのか」
という前提条件を可視化して、
同じものを見ながらどう立ち向かうべきかをみんなで一緒に考え、
見えないことで起こってしまう不幸な出来事を防ぐツールなので、
まずそうな点はどんどんカイゼンしていったらいいんじゃないかな
まとめ