2016年6月9日 kintone hive 講演資料 （株式会社トーア紡コーポレーション様事例）

1. kintoneで変わる
株式会社トーア紡コーポレーション
ＩＴ推進部 中井 邦義

3. 1922年設立（94年）
（大正11年）
繊維メーカー
年商１９０億
従業員５００名弱

5. 衣料事業（東亜紡織株式会社）

6. インテリア産業資材事業（トーア紡マテリアル株式会社）

7. 半導体事業/ファインケミカル事業/不動産事業（トーア紡コーポレーション）

9. 情報システム部門の役割の変遷
～２００８ ２００９ 現在
基幹システムの
開発、運用、保守
システムの保全
基幹システム
ＥＲＰ化
運用、保守
システムの定
着化
基幹システム
安定化監視
情報活用
会社への貢献
現在の情報システム要員
４名

10. 出来るだけコーディングしない
開発ツールを活用する
Ｗｅｂでの入力系システムはコーディング
開発手順は従来通り

11. そんな状況で
新たにシステム開発案件が発生
製造品の管理にＱＲコード付のエフを採用する提案がされシステムの構築が
必要になった。
自社工場だけでなく外部の協力工場にもこの仕組みを取り入れていく方針で、
24時間365日稼働するシステムの対応が求められた。

12. 実現可能か検討する
現在の自社環境で実現可能か
判断する（やりたいけど出来る
のか？）
要件定義
画面・帳票レイアウト設計 開発・運用環境の選択
プログラム設計 データベース設計
リソースの割り当て
データ移行設計
コーディング ネットワーク環境整備 クライアント環境整備
テスト テスト環境作成 バックアップ・リカバリ設計
定期的なマイグレーション管理

13. プログラムを作ろう！
クライアントに対応プログラムを作成し運用
クライアントに対応プログラムを作成し定期的にバッチ処理で基幹システムに
取り込む仕組みを考えていた。
①クライアント用プログラムの作成（画面、帳票、ＱＲコード用モジュール必要）／配布（バージョンの整合性の確保）
②クライアントＰＣの環境統一
③プログラムインストール済みの予備ＰＣを確保
④基幹システムへの取込バッチプログラム作成
⑤ネットワークやデータ収集用の仕組みの確保
⑥クライアントが運用中に故障した場合の蓄積された未処理データの別媒体へのミラーリング
⑦生産指示データやマスタデータのクライアントへのダウンロードシステム・・・

14. kintoneに出会った！
kintoneにすれば万事解決
画面設計
わりと
簡単
エンドユーザーで
も出来そう
帳票作成
も出来る
連携サービスで
簡単
環境を気
にしなくて
よい
アプリが出来たら
すぐワールドワイ
ドに使える
他のシス
テムとも連
携出来る
バックアップや
マイグレーショ
ンを考えなくても
よい
EAIツールで既
存システムとの
連携も簡単
開発工数
削減
専門技術
者不要
今まで何やってた
んやろ？？？？

15. 実現可能か検討する
現在の自社環境で実現可能か
判断する（やりたいけど出来る
のか？）
要件定義
画面・帳票レイアウト設計 開発・運用環境の選択
プログラム設計 データベース設計
リソースの割り当て
データ移行設計
コーディング ネットワーク環境整備 クライアント環境整備
テスト テスト環境作成 バックアップ・リカバリ設計
定期的なマイグレーション管理

16. なんやこれは！
なんかやられたな・・・
・だけどコストが・・・
スタンダードコース 月額￥１,５００／１ユーザー
安くはないが自社で作成、運用、保守や稼働率・品質面を考えると絶対的に
安価である。
バグもないんやろ
な～ そう考えた
ら高くはない！

17. いろんな可能性があるぞ
kintoneの特性を考えると、たとえば・・・
自社
システム
EAI
取引先
システム
EAI
データ交換システム（ＥＤＩ）

18. いろんな可能性があるぞ
kintoneの特性を考えると、たとえば・・・
基幹システ
ムデータ
EAI
業務管理
データ
EAI
基幹 × 業務データ

19. いろんな可能性があるぞ
kintoneの特性を考えると、たとえば・・・
基幹システム
業務管理データ
EAI
スマートフォン・タブレット化

20. いろんな可能性があるぞ
kintoneの特性を考えると、たとえば・・・
ＩｏＴへの対応

21. いろんな可能性があるぞ
kintoneの特性を考えると、たとえば・・・
クラウドサービスの特性として良いサービスには周りにどんどん
別のサービスが連携されてきて増殖していくので、利用者は享
受できるサービスが増えて勝手によりよくなっていくような状況も
生まれてくるのではと思わされた。

22. 仕事のやり方が変わった
解き放たれてしまった
ここまでいろいろ出来てしかもすぐサービスイン出来るなら
プログラムの作り方や環境面の考慮などあまり深く考えなくても大丈夫。
しかも、ＯＳの脆弱性云々によるインフラの再構築などのマイグレーションの
事もここではたぶんあまり考えなくてもいいのでは・・・
バックアップ等運用面の事も考えなくてもいいのでは・・・・
セキュリティーも大丈夫

23. 仕事のやり方が変わった
実際業務ではなにが必要か
どんなシステムつくります？とお伺いする仕事
業務上何が必要なのか？
ＩＴでどう貢献できるのか？を実際の会議等に参加して探る。

24. 情報活用ニーズを引き出す場
受動的⇒能動的に 自主的⇒主体的に
ユーザー企業内で求められている情報システム要員像なのかも
業務サイドでの情報活用（基幹システムとは連携しないが本当に仕事に必要
な情報の活用）を聞き出すための場を作るために社内を動き回るようなスタ
イルに変わり、より業務を理解できるようになりコミュニケーションも活発に出
来るようになった。

25. kintoneを使って探る
社内情報システム
ＥＸＣＥＬでの管理 紙（メモ、台帳etc）
メール
ＦＡＸ
市販ソフト クラウド
サービス
すぐ作って
すぐ試せる
基幹システ
ムとの連
携もあり得
る
管理情報
の連携が
出来るかも
業務を簡
素化できる
のでは
情報更新
履歴が残
る

26. 計画停止時間の考慮が必要で
現状は２４時間３６５日の運用は出来ない