2018年3月10日開催「コミュニティフォーラム2018」 主催：NPO法人CRファクトリー ■分科会F：多様な主体と協働して地域に価値を生み出す 〜コレクティブインパクト実践事例〜 ▷NPO法人まつどNPO協議会 理事 阿部剛氏

1. 地域の通いの場の担い⼿手育成
〜～松⼾戸の介護予防を促進するコミュニティの⼒力力〜～
阿部 剛
NPO法⼈人まつどNPO協議会 理理事
CHIEの輪輪 代表
［分科会F］
多様な主体と協働して地域に価値を⽣生み出す
〜～コレクティブインパクト実践事例例〜～

2. 「協働」って実際
必要なの！？
本⽇日お伝えしたいこと
⼤大切切にしている
松⼾戸ビジョン
いろんな⼈人と同じ⽅方向に向かって
地域に価値を⽣生み出す「5つの⾏行行動」

3. １．⾃自⼰己紹介（⾃自⾝身の価値観）
２．介護予防事業の概要と全体像
３．これまでの紆余曲折
４．協働で価値を⽣生み出す「5つの⾏行行動」
５．⼤大切切にしている松⼾戸ビジョン
⽬目次

4. 阿部 剛
・NPO法⼈人まつどNPO協議会 理理事
（まつど市⺠民活動サポートセンター⻑⾧長）
・CHIEの輪輪（探求型スクールC-‐‑‒Quest）代表
＜得意なこと＞
ユースワーク、協働のコーディネート
＜苦⼿手なこと＞
⼈人に頼まれると断れない、マイペース
１．⾃自⼰己紹介（⾃自⾝身の価値観）
「⼦子どもや若若者が周囲の環境によらず、
未来に希望を持てる社会」を作りたい

5. １．⾃自⼰己紹介（⾃自⾝身の価値観）
NPO法⼈人まつどNPO協議会について…
○２０１１年年に発⾜足、現在５０の団体・個⼈人会員により構成
○松⼾戸市内のNPO関係者が集まって設⽴立立したネットワーク型の組織
○NPOを⽀支援するNPOという「中間⽀支援」を⾏行行う団体
「市⺠民が⾃自らの⼿手で共に地域をつくる、
誰もが暮らしやすいまち“まつど”」の実現
＜ミッション＞
①つながりづくり…活発な情報交換と連携できる場を作る
②ひろがりづくり…親しみやすく情報発信し担い⼿手の裾野を広げる
③くらしづくり…多様な協働を推進し地域の課題解決⼒力力を⾼高める
＜ビジョン＞

6. １．⾃自⼰己紹介（⾃自⾝身の価値観）
NPO法⼈人まつどNPO協議会について…
・交流流会
・課題解決WS
・地域活躍塾
・まつど市⺠民活動
サポートセンター

7. ２．介護予防事業の概要と全体像
介護予防を促進するコミュニティ活性化事業
＜仮説＞
①社会活動をしている⾼高齢者は健康維持しやすい
⇓
②「質」の⾼高いコミュニティほど効果が⾼高い？
⇓
③50万⼈人⼈人⼝口をカバーする「質」と「量量」が必要
⇓
④「通いの場」を運営できる担い⼿手の育成を⾏行行う
（持続的に発展していける⽣生態系をつくる）

8. ２．介護予防事業の概要と全体像
全国に先駆けた介護予防事業「松⼾戸PJ」
千葉大学予防医学センター
近藤 克則 教授
松戸プロジェクトは日本初、
世界初のモデルです。
超高齢社会を健康長寿社会に
するチャレンジにご協力を！

9. ２．介護予防事業の概要と全体像
＜現在のステークホルダーマップ＞
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）
松戸市
（介護●●課）
JAGES
（千葉大
学）
NPO法人
サービスグラント
介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リーダー層
要支援・介護認定を受けていない、現在健康なシニア層
・魅力あるコンテン
ツ
・ゆるやかな人間関
係
・運営に必要な費用負担
・運営側への参画
公益財団法人
トヨタ財団
パートナ
ー
協力事業者
地域包括
ケアシステム
松戸プロジェクト
通いの場での
アンケート結
果
コミュニティ診断
の専門性を提供
組織介入による
研究成果を提供
活動資金の助成
成果へのアドバイ
ス
活動報告
介護予防の
成果検証
事業の後援
情報提供
コミュニティ支
援のノウハウを
共有
地縁組織との
コーディネー
ト コミュニティ診
断の結果を提供
組織づくりの支援
・フォーラム、連続
講座
・ハンズオン支援
日常のネット
ワーク形成
事業への協力
情報提供
プロボノの
導入
事業委託
コーディネート支
援
本事業
研究成果の提供
研究データの提供

10. ２．介護予防事業の概要と全体像
〜～シンポジウム・交流流会の開催〜～
2017年年11⽉月27⽇日（⽉月）
参加者：49名
通いの場を運営していく上で重要な「⼈人と⼈人との
コミュニティづくり」をキーワードとして、⼈人を
巻き込むコツや運営上の悩みを共有することを⽬目
的として開催。それぞれの場がより活性化するこ
とにより、松⼾戸プロジェクトの推進につなげるこ
とを意図して実施いたしました。

11. ２．介護予防事業の概要と全体像
〜～連続講座・個別⽀支援の実施〜～
2018年年1⽉月22⽇日〜～（全5回）
参加者：22名
シンポジウムをきっかけとして、より具体的に運
営のコツを学んでいくための連続講座を実施して
います。市内各地で通いの場を運営している⽅方々
が集まっており、お互いの情報交換はもちろんの
こと、より良良い場の運営に向けて学び合っていま
す。また個別の⽀支援も今後予定しています。

12. ３．これまでの紆余曲折
＜第１フェーズ＞…大きな方針を共有・検討する
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
JAGES
（千葉大
学）
①都市部で実証研究
ができる地域を打診
②松戸での実施が
できそうかの相談
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
（一部）コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リー
ダー層
地域包括
ケアシステム
松戸市
（介護●●課）

13. ３．これまでの紆余曲折
＜第２フェーズ＞…事業の計画立案、財源の獲得
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
JAGES
（千葉大
学）
①担当課と教授の顔
合わせ、状況の共有
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
（一部）コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リー
ダー層
地域包括
ケアシステム
松戸市
（介護●●課）
②事業計画の相談、
情報共有
（公財）
トヨタ財団
③助成金申請

14. ３．これまでの紆余曲折
＜第３フェーズ＞…いつの間にか協定、地味で地道な調整
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）
松戸市
（介護●●課）
JAGES
（千葉大
学）
NPO法人
サービスグラント
（公財）
トヨタ財団
地域包括
ケアシステム
松戸プロジェクト
本事業
介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
（一部）コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リー
ダー層
①いつの間にか協
定
（メディアで知
る）
②いつの間にか協
働③地道に参加

15. ３．これまでの紆余曲折
＜第４フェーズ＞…足を使ったヒアリング、こまめな情報共有
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）
松戸市
（介護●●課）
JAGES
（千葉大
学）
NPO法人
サービスグラント
（公財）
トヨタ財団
地域包括
ケアシステム
松戸プロジェクト
本事業
介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
（一部）コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リー
ダー層
①通いの場への訪問
課題のヒアリング
②こまめな相談
情報共有③大きな目的の共
有

16. ３．これまでの紆余曲折
＜第５フェーズ＞…事業の実施、研究成果の検証に向けた調整
NPO法人
まつどNPO協議会
NPO法人
CRファクトリ
ー
コミュニティ
キャピタル研究会
（上智大学）
松戸市
（介護●●課）
JAGES
（千葉大
学）
NPO法人
サービスグラント
（公財）
トヨタ財団
地域包括
ケアシステム
松戸プロジェクト
本事業
介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
（一部）コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リー
ダー層
①交流会の開催、
連続講座の実施
介護予防に関係する地域のコミュニテ
ィ市が取り組んでい
る通いの場
NPO等による
介護予防事業
町会や社協による
サロンなど
コミュニティづくりに取り組んでいる担い手、リーダー層
要支援・介護認定を受けていない、現在健康なシニア層
②調査に向けた調整
②調査に向けた調整
③庁内の関係性把握
②調査に向けた調整

17. ４．協働で価値を⽣生み出す「5つの⾏行行動」
その１．地域に根差した地道な関係性づくり
→⾏行行政、地域の担い⼿手、外部の専⾨門家…etc
その２．⼤大きなビジョン・志を共有する
→⾔言葉葉にする、⽇日頃からコミュニケーションを取る
その３．現れるステークホルダーの巻き込み
→いつの間にか起きる出来事を前向きにとらえる
その４．内と外のコーディネート（翻訳）
→お互いが受け⽌止め合えるロジックを⾒見見出す
その５．それぞれの状況・価値観に寄り添う
→「組織」と「⼈人」を別物として考える

18. ５．⼤大切切にしている松⼾戸ビジョン
⽬目指す未来をあきらめない
⼤大きく考えればみんな仲間
ビジョン（⽬目指す社会）
ミッション
（担う役割）
ミッション
（担う役割）
ミッション
（担う役割）
組織A 組織B 組織C