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SDI時代のシステムインテグレーション~CloudConductorの紹介~
- 1. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
SDI時代のシステムインテグレーション
〜~CloudConductorの紹介〜~
2014年年6⽉月11⽇日 -‐‑‒ 13⽇日
TIS株式会社
- 2. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved. 2
松井 暢之(まつい のぶゆき)
TIS株式会社
コーポレート本部 戦略技術センター
〜~2003
2003〜~2008
2009
2010〜~2012
現場PJでアーキテクト兼モデラー兼プログラマ兼…を歴任
基盤技術センター(現 戦略略技術センター)にて不不芳PJの⽕火消しに奔⾛走
全社⽣生産性向上の企画策定に従事
オープンでエッジな技術を活⽤用した事業企画に従事
の企画開発を開始2013〜~
@n_̲matsui nbyk.matsui
- 3. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
Agenda
1. クラウドへのシステム移⾏行行の加速
2. SDI時代のシステムインテグレーション
3. デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
4. CloudConductorの活⽤用例例 〜~災害対策のデモ〜~
3
- 4. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
Agenda
1. クラウドへのシステム移⾏行行の加速
2. SDI時代のシステムインテグレーション
3. デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
4. CloudConductorの活⽤用例例 〜~災害対策のデモ〜~
4
- 5. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
情報システム担当者の悩み
5
そろそろウチのシステムも
クラウド化すべきだよな…
新しいこともやりたいし、
ビジネスのアジリティや
コスト削減を考えると
でもクラウドの専⾨門家は
なかなか居ないし
今の資産を全部クラウドへ
持っていけないだろうし
そもそもクラウド化して
データは⼤大丈夫なのか…?
- 6. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
IT投資額のトレンド
l クラウドとオンプレミスのIT投資額予想(Mary Allen (2014)†1より転載)
l 2012年年にはオンプレミス1ドルに対してクラウドへの投資額は
わずか0.04ドルであったが、オンプレミスへの投資性向は年年々低下し、
2020年年には両社がほぼ同じ投資額となる
6
†1 Allen (2014). InsightaaS and TechConnex talk cloud tactics and tools.
http://www.insightaas.com/insightaas-‐‑‒and-‐‑‒techconnex-‐‑‒talk-‐‑‒cloud-‐‑‒tactics-‐‑‒and-‐‑‒tools/
2012年年のオンプレミス投資額
2012年年のクラウド投資額
2020年年のオンプレミス投資額 2020年年のクラウド投資額
- 7. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
デプロイ先インフラのトレンド予測
l Saugatuck Technologyによる⽶米国、欧州、アジアの⼤大企業CIOに
対する調査(Louis Naugès (2012)†2より転載)
l Business softwareを今後どのようなインフラにデプロイするか?
l 2012年年には50%だったOn-‐‑‒premiseが2016年年にはわずか13%へ激減
l Cloudも伸びるが中期的には半数がhybrid cloud
7
†2 Naugès (2012). Cloud Computing or the IT Industrial Revolution (ITIR): Economic impacts on supply and demand
in IT. http://www.cloud-‐‑‒migration.eu/en/webedition/business-‐‑‒webedition/louis-‐‑‒nauges.html
- 8. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
クラウドサービス利利⽤用状況
l クラウドサービス利利⽤用状況(総務省省 情報通信⽩白書 (2013)†3より転載)
l 国内企業のクラウド活⽤用は進んでおらず、その傾向は中⼩小企業でより顕著
8
クラウドサービスの
利利⽤用実績の⽇日⽶米⽐比較
国内における
クラウドサービスの利利⽤用状況
†3 総務省省 (2013).平成25年年版情報通信⽩白書 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/pdf/
- 9. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
クラウドサービスへの期待と不不安
l クラウドサービスへの期待と不不安(中⼩小企業庁 中⼩小企業⽩白書(2013)†4より転載)
l 「信頼性・安全性が⾼高く」「既存システムと連携できる」システムを
「専⾨門知識識が無くても」「安く」「短納期で」獲得したい、のが本⾳音
9
従業員規模別のクラウド・コンピューティングの
導⼊入・利利⽤用のメリット(複数回答)
従業員規模別のクラウド・コンピューティングの
導⼊入・利利⽤用上の課題(複数回答)
†3 中⼩小企業庁 (2013). 2013年年版 中⼩小企業⽩白書 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H25/h25/index.html
- 10. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
Agenda
1. クラウドへのシステム移⾏行行の加速
2. SDI時代のシステムインテグレーション
3. デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
4. CloudConductorの活⽤用例例 〜~災害対策のデモ〜~
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- 11. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
SDIによる機械化・⾃自動化・標準化
l 利利⽤用者視点でのSoftware-‐‑‒Defined Infrastructureの価値
l 従来⼈人⼿手で⾏行行っていたシステム基盤の調達・構築・設定・運⽤用を
オープンなAPIを通じて機械化・⾃自動化・⾃自律律化できること
ü Compute/Network/Storageリソースを
素早く獲得する
ü 複雑なトポロジのネットワークを適切切な
セキュリティモデルで構築する
ü 各々の要素を整合させて設定を⾏行行う
ü 必要に応じて⾃自律律的にリソースを拡張する
ü 障害時でもサービスを継続できるように
⾃自律律的に構成を変更更する
ü etc…
Software-‐‑‒Defined Infrastructure
Storage Network
Compute
オープンなAPI
Configuration
- 12. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
仮想化・⾃自動化の次のステップはオーケストレーション
l プライベートクラウドの成熟モデル(Sean Hackett(2012)†5より転載)
l プライベートクラウドはインフラの統合と標準化からはじまり、
オーケストレーションで終わる
l SDIによりAutomate & Orchestrateが可能となる
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†5 Hackett (2012). Internal Cloud Roadblocks Threaten to Disrupt the Pace of Public Cloud Adoption
http://theinfopro.blogs.451research.com/index.php/2012/11/internal-‐‑‒cloud-‐‑‒roadblocks-‐‑‒threaten-‐‑‒to-‐‑‒disrupt-‐‑‒the-‐‑‒pace-‐‑‒of-‐‑‒public-‐‑‒cloud-‐‑‒adoption/
- 13. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
利利⽤用者視点でのオーケストレーションの価値
l 利利⽤用者視点でのOrchestrationの価値
l 従来インフラ専⾨門家が暗黙的に⾏行行っていたシステム基盤と運⽤用の設計を
パターン化・標準化し、SDIを⽤用いて何度度でも⾃自動構築できること
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ü 機能要件・⾮非機能要件を満たすインフラ
ü セキュアなネットワークトポロジ
ü 各ノードの可⽤用性の確保
ü システム全体のサービス継続性の確保
ü etc…
ü 保守しやすく回復復性の⾼高い運⽤用
ü 容易易なリリースと切切り戻し
ü 障害検知と⾃自律律的な⼀一次対処
ü インシデント発⽣生と処理理状況の把握
ü etc…
Software-‐‑‒Defined Infrastructure
Storage Network
Compute
オープンなAPI
Configuration
Orchestrator
書き下されたシステム構成
- 14. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
SDI時代のシステムインテグレーション
l これからのシステムインテグレーションは、
⾼高信頼で安全で柔軟なシステムを
ビジネスのアジリティを加速させるスピードで、
安価に
提供しなければならない
l そのためにはSDIとオーケストレーションを上⼿手く活⽤用し、
インフラ設計のパターン化
インフラ構築の⾃自動化
インフラ運⽤用の標準化
を⾏行行わなければならない
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- 15. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
Agenda
1. クラウドへのシステム移⾏行行の加速
2. SDI時代のシステムインテグレーション
3. デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
4. CloudConductorの活⽤用例例 〜~災害対策のデモ〜~
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- 16. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
l CloudConductorとは
l インフラ・運⽤用のノウハウを込めたパターンを中⼼心に
l いつでも誰でもどのクラウドにでも
l その時点で最適な⾮非機能要件を持ったシステムを
簡単に構築する、クラウドオーケストレータである
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- 17. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
特徴①:Infrastructure Design Patterns as Code
l インフラ・運⽤用の設計に関するノウハウを、個別の要件へ分解して
依存関係を整理理してパターン化
l 形式知化されたパターンを集積し集合知を形成
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Build
Scripts
Bootstrap
Scripts
Pattern Repository
Configuration
Parameters
Build
Scripts
Other
Resources
Bootstrap
Scripts
Optional
Patterns
アプリケーションやデータに
必要な要件を満たす
インフラ構成の基本パターン
インフラ・運⽤用のノウハウを
個別の要件へ分解してパターン化
Platform
Pattern
⾮非機能要件の
パターン
ここには気を使いたい
・可⽤用性
・性能・拡張性
・運⽤用・保守性
・移⾏行行性
・セキュリティ
追加の⾮非機能要件を
実現するパターン
Test
Codes
Configuration
Parameters
Test
Codes
こういうアプリを動かしたい
こういうデータを保管したい
基本構成の
パターン
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特徴②:Everyone, EveryTime & EveryCloud
l 必要なパターンを組み合わせ、誰でも最適なインフラ設計を獲得
l 組み合わせたパターンから各クラウドに適合したテンプレートを⽣生成し
システムを⾃自動構築
l クラウドを跨ってデータを遍在化させ、いつでもどのクラウドでも
システムを再現
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特徴③:OnDemand Service Level
l 必要に応じてRASIS(信頼性、可⽤用性、保守性、完全性、機密性)に
関するパターンを個別適⽤用
l 「負荷分散」「可⽤用性」「業務継続」等、必要なパターンを適⽤用した
システムを新規に作って乗り換える
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- 20. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
CloudConductorの公開
l CloudConductorはOSS(Apache License 2.0)として公開
l 公式サイト
http://cloudconductor.org
l Twitter
@ccndctr
l Facebook
CloudConductor
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- 21. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
代表的な他のオーケストレータとの⽐比較
l AWS CloudFormation
l OpenStack Heat
l Cloudify
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操作できるクラウドOSはAmazon Web Serviceのみ
記述フォーマットがデファクトスタンダードになりつつある
情報量量も多く、幅広いサンプルが公開されている
操作できるクラウドOSはOpenStackのみ
CloudFormationフォーマットも読み込める
爆発的に広まり始めているOpenStackの標準オーケストレータ
(少なくとも国内では)情報量量が少ない
複雑なシステム構成が記述でき、サンプルも公開されている
AWS EC2, Azure, OpenStack等マルチクラウドに対応している
Apache Whirr
IBM SmartCloud Orchestrator
VMWare vCenter Orchestrator
- 22. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
Agenda
1. クラウドへのシステム移⾏行行の加速
2. SDI時代のシステムインテグレーション
3. デザイン指向クラウドオーケストレータ CloudConductor
4. CloudConductorの活⽤用例例 〜~災害対策のデモ〜~
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- 23. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
災害対策デモの想定要件
l 想定要件
l 災害時にシステムがダウンしても、現実的な⽬目標復復旧時点(RPO)/
⽬目標復復旧時間(RTO)でサービスを復復旧する。
1. サービス監視やバックアップ・リストア⼿手順も含め、システム全体を
パターン化
2. パターンより通常系システムを構築
3. 災害発⽣生時には、被災していないクラウドへパターンを⽤用いて
⾃自動的に災対システムを⽴立立ち上げ、データも⾃自動的にリストア
4. DNSを⾃自動的に切切り替え、通常系と同じURLでサービスを継続
l サービス継続に要する⾦金金額的・電⼒力力的・⼈人的コストを最⼩小限にする。
ü 災害対策⽤用のシステムをホットスタンバイさせず、災害発⽣生時に
⾃自動構築することで、無駄なリソース消費・電⼒力力消費・費⽤用を抑制
ü 通常系も災対系も同じパターンから⾃自動構築することで、災対系の
維持運⽤用に⼿手間が取られることが無い
ü 災対系のURLを覚えておくなど、利利⽤用者に負担を書けることが無い
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- 24. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved. 24
災害対策デモの全体像
DBWeb/AP Monitoring CoreFileServer
Virtual
Router
DNS
通常時
災害時
Backup
User
User
Virtual
Router
業務システム
障害発生!
④接続先が⾃自動的に切切り替わる
Monitoring CoreFileServer
Virtual
Router
DNS DBWeb/AP
Virtual
Router
業務システム
Restore
②パターンを⽤用いて
システムを⾃自動再構築
DBWeb/AP
業務システム
①障害の検知
①監視
②データのバックアップ
通知
設定
変更更
Virtual
Router
通常系
通常系 待機系
待機系
③データの⾃自動リストア
業務システム⽤用のサーバ等は
構築されていない
- 25. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
災害対策デモの実演
l CloudConductorを⽤用いた災害対策デモをTISブース(S-‐‑‒29)で
実演しています。ぜひお⽴立立ち寄りください
l 本オープンステージでは、デモの動画をご覧ください
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- 26. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
将来のソリューション例例: +
l プライベートクラウド型危機管理理情報共有システム Bousaiz
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起こりうる様々な災害時の「社員の安否状況」や「被災による事業への影響」等、情報共有による迅速な
初動対応を行う事で、企業活動の維持、または早期回復の為の「事業継続マネジメント」を実現します。
事業継続のカギを握る情報共有手段の確立
❶ 社員の安否状況の確認/共有 ❷ 被災状況の集約と情報共有
災害時の利用機能
安否確認及び集計機能
地図上で災害状況の把握
安否確認及び集計機能
安否確認後は、自動集計され各グループ毎の状況を瞬時に
共有出来ます。
自組織だけでなくすべてのグループの状況が把握できます
ので、安否状況に応じた復旧マネジメントを可能にします。
災害時の部門間、取引先やサプライヤーとの情報連携が可
能です。
掲示板内のコメントは、すべて時系列表示されますので、
時間の経過に沿った、状況や指示を把握する事が可能です。
- 27. Copyright © 2014 TIS Inc. All rights reserved.
将来のソリューション例例: +
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通常業務での利用 災害時の利用
ファイル/
資料の共有
社員の安否
状況の共有
情報の一斉
通 達
組織間情報
共 有
災害状況の
時系列管理
プライベートクラウド
—― 初期/運用コストの削減 —―
マルチデバイス
—― 身近な機器で利用可能 —―
時系列管理
—― 情報の時系列把握 —―
コミュニケーションと
通達
情報共有
取引先との連絡/通達
通達
通達
情報共有
災害時の情報共有
災害時の情報共有 災害時の情報共有
災害時の情報共有
取引先との連絡/通達
取引先との連絡/通達