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VMwareデータ保護と災害復旧に関するエキスパート・ガイド
- 3. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
要件と SLA
要件と は、バックアップ・ソリューションの選択に最も大きな影響を与える要因の 1
つとなる。大半の企業は予算に制限があり、決まった予算内で利用できる製品の選択肢は
限られる。別の重要な要件としては、データをどの程度迅速に復旧させるか(これを目標
復旧時間 という)、データをどの時点まで戻されるか(これを目標復旧時点 と
いう)ということである。バックアップは、 作業負荷を生成し、リソースを、それを必
要とするアプリケーションから奪ってしまう可能性があるため、環境に悪影響を及ぼす。
仮想化においては、すべての仮想マシンが共通のインフラ・コンポーネントを共有する。
このため、大半の企業は、可能な限り短い時間でデータをバックアップして、本番環境に
対する影響を最小限に抑えたいと考える。このため、すべてのニーズを満たすソリューシ
ョンを決定するには、これらすべての要素を考慮する必要があり、バックアップ・ソリュ
ーションの選択は、非常に大きな課題となる。
予算
予算は必ず、選択するバックアップ・ソリューションに大きな影響を与える要因となる。
結局、お金がなければ何も買うことはできない。ほとんどのバックアップ・ソリューショ
ンには、バックアップ・ソフトウェアだけではなく、バックアップ・ターゲットをサポー
トするハードウェア・コンポーネントも含まれる。多くの場合、問題になるのは価格であ
る。そのため、バックアップ・ソリューションにかける費用を最大限に生かすことが重要
である。そうすれば、支出に見合う最高の価値を手に入れることができる。これは、能力
要件を満たし、バックアップ・ウィンドウに収まる大規模なソリューションを選択するの
ではなく、選択したソリューションをクリエイティブにすること、すなわち、手頃な価格
のソリューションを組み合わせる方がより良い選択になることを意味する。
仮想化固有のアーキテクチャは、従来の物理サーバ環境では不可能なクリエイティブなバ
ックアップ&リカバリ・ソリューションを数多く生んでいる。シンプルで手頃な価格のソ
リューションの仮想化では、ディスク・ターゲットの使用が一般的になりつつある。仮想
化環境の方が利用できるバックアップ・オプションが多いため、バックアップ・ソリュー
ションを選択する際には、すべてのオプションをきちんと調べて、そのソリューションを
選択すべきかを確認する必要がある。また、バックアップ・ソリューションは、 ソリュ
ーションに不可欠な役割を果たすため、 戦略にも配慮しなければならない。
が提供するような一部のバックアップ・ソリューションは、 をバックアップ
するだけでなく、レプリケーションも行うことができるため、 戦略に大きな役割を果た
すことができる。今では、 つの異なるソリューションを配置して保守する代わりに、 つ
の製品でバックアップと災害復旧の両方のソリューションを手に入れることができるよう
になった。
仮想環境と物理環境の混合
仮想化を実現するには、時間がかかる。ほとんどの場合、物理サーバを仮想マシンに移行
するが、それが完了するまでには数ヶ月または数年を要することがある。ほとんどの企業
は、最初から直ちに のサーバを仮想化することはないため、完了するまでの間は、従
来の物理環境と仮想環境の両方をサポートしなければならない。バックアップ・アプリケ
ーションについては、ほとんどの企業が、仮想化に移行する前に、物理サーバ向けのソリ
ューションをすでに実装している。しかし、物理サーバに対応したこれらのレガシー・バ
- 5. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
バックアップで問題になるのは、いかにして、可能な限り最短のバックアップ・ウィンド
ウを確保するか、そのウィンドウ内ですべての のバックアップをどのように実行する
かということである。これを実現する つの方法は、バックアップを並列実行することで
ある。この場合、バックアップを順番に行い、 台の がバックアップされるのを待って
から次の のバックアップを開始するのではなく、複数の のバックアップを同時に
発生させることができる。複数のバックアップを一度に開始すると、バックアップ・サー
バの負荷が増えるだけでなく、 が常駐するデータストアの負荷も増加する。より短いバ
ックアップ・ウィンドウを実現できるかどうかは、バックアップ中に発生する負荷の高い
要求をサポートできるアーキテクチャを採用しているかどうかによって異なる。ソースか
らターゲットまでの間にボトルネックが発生すると、バックアップの速度、同時に実行で
きるバックアップの数、およびバックアップ・ウィンドウのサイズが制限される。
結果として、バックアップ・ウィンドウ要件を満たすように、バックアップ・ソリューシ
ョンを適切に設計することが重要である。重要な要素の 1 つは、データをソースからター
ゲットに移動する以外のことも実行するバックアップ・サーバ(物理または仮想)である。
バックアップ・サーバは、どのデータをバックアップするか、どのデータを重複するか、
どのデータ圧縮レベルが必要であるかを決定するため、多数の高度な機能が発生する。し
たがって、バックアップ・サーバが、高いネットワーク や、 およびメモリ使用量
の増加を処理すると同時に、バックアップ中にデータの重複排除や圧縮を行うのに十分な
リソースを確保することが重要である。バックアップ・ソリューションの要件を決定する
際には、そのソリューションが、バックアップ・ウィンドウ要件を満たし、バックアッ
プ・サーバがボトルネックにならないようにするかを確認する必要がある。
アプリケーションとオペレーティング・システムの互換性
バックアップ・システムが、 内で実行されるすべてのアプリケーションおよびオペレー
ティング・システムをサポートできるようにすることは、データが安全であること、また
必要に応じて適切にリストアできることを保証するために必要不可欠である。 環境
内のバックアップは、仮想ディスクのイメージレベルのバックアップを使用して仮想化レ
イヤで発生し、ゲスト を巻き込むことはない。このため、 内で実行されるほとんど
のゲスト は、バックアップ可能である。この手法に伴う問題は、個々のファイルをリ
ストアする必要があるときにのみ表面化する。ファイルをイメージレベルのバックアップ
からリストアするためには、バックアップ・ソリューションが、ゲスト のファイル・
システムを理解する必要がある。したがって、選択するバックアップ・ソリューションは、
で実行する予定の様々なオペレーティング・システムを完全にサポートする必要がある。
では、多種多様のゲスト をサポートするための独自の手法
が採用されている。バックアップ・サーバは を実行するため、当然どんな
にも書き込むことができる。いずれかの バリエーションを実行する
の場合、バックアップ・サーバは、小さな仮想アプライアンスに依存する。このアプライ
アンスは、 を実行する にファイルをリストアするために、プロキシとして使用さ
れる ファイル・システムに書き込むことができる。最後に、 、 および
などの他のサポートされるゲスト の場合、バックアップ・サーバは、ヘルパ
ー に依存する。この は、ファイルをリストアするサーバと同一のオペレーティン
グ・システムを実行するため、イメージレベルのバックアップのファイル・システムを読
み込むことができる。
内で実行されるアプリケーションについては、アプリケーション・レベルでオブジェク
トのリカバリを実行する必要がある。したがって、バックアップをアプリケーションと整
- 6. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
合性のあるものにし、データを正しくリストアできるようにするために、アプリケーショ
ンをバックアップする前に静止させることが重要である。 環境内のほとんどのバッ
クアップ・ソリューションは、オペレーティング・システムと相互作用できる ツ
ールを活用することにより、 とアプリケーションを静止することができる。アプリケー
ション整合バックアップが重要であれば、バックアップ・ソリューションがこの機能を持
っているかを確認する必要がある。さらに、バックアップ・ソリューションがアプリケー
ション・レベルのオブジェクトを簡単にリストアできるかどうかを確認する必要もある。
これは、イメージレベルのバックアップで問題になる可能性が高い。
には、 と呼ばれる特別な機能があり、
、 および などの広く使用されているアプリケ
ーションの個々のオブジェクトを簡単にリストアすることができる。
と
バックアップをいかに迅速にリストアできるか、およびデータをどの時点まで戻せるかは、
バックアップの選定を左右する つの重要な要因である。バックアップの世界では、これ
ら つの重要なメトリクスを目標復旧時間 、目標復旧ポイント という。 と
は、次のように定義される。
目標復旧時間 これは、データ消失イベントから復旧するのに要する許容時間である。例
えば、 が 分の場合、通常、レプリケートされたシステムに依存して復旧します。
が ~ 時間の場合、通常、ディスクまたはテープ・バックアップから復旧します。
の は、連続的な可用性が必要であることを意味し、通常、ダウン時間を回避するた
めのクラスタ化ソリューションまたは同期レプリケーションが確保されていることを意味
する。
目標復旧ポイント これは、最後のバックアップ時またはレプリケーション・サイクルか
ら復元できるデータ量である。例えば、深夜にバックアップを実行し、午前 時に完了し
た場合、それが最後の復旧ポイントになる。午後 時にシステム障害が発生してデータが
消失されると、 時間分のデータを消失することになり、この場合の最大復旧ポイントは
時間になる。 分のレプリケーション・サイクルを使用している場合、最後のレプリ
ケーション・サイクルにフェイルバックできるため、 分間のデータだけを消失すること
になる。
と は、使用している環境内で受け入れ可能なデータ消失量とダウン時間を示す。
これらの値が小さいほど、非常に迅速な、またはリアルタイムのデータ保護を提供できる
大型で高速のバックアップおよびレプリケーション製品が必要となるため、コストが高く
なる。
には、インスタント リカバリとファイル・レベル・リカバ
リの両方の機能があるため、 全体または個々のファイルを迅速に復旧して、わずか 分
の を達成できる。これは、高コストの ソリューションを使用する必要なく、バ
ックアップを迅速に実行できる方法を手頃な価格で提供する。さらに、
に組み込まれているレプリケーション機能は、 の変更ブロック追跡
機能を利用することにより、わずか 分の を達成するのに役立つ。 機能は、
非常に迅速なレプリケーション・サイクルを可能にし、仮想マシンにほぼ無停止のデータ
保護(ニア )を提供する。
- 8. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
リカバリ または個別ファイルのリカバリについては、ディスク・ターゲットからリ
ストアを実行する方が、テープよりもはるかに迅速かつ容易である。ディスクは、必要な
ときにいつでもアクセスできるが、テープの場合は、テープを見つけ出して(多くの場合、
オフサイトにある)、ロードする必要があるため、リカバリ・データを利用できるように
なるのが遅れる。
簡単さ ディスクはそのまま動作する。保守作業はほとんど、またはまったく必要ない。
一方、テープの場合は、テープ・ドライブを常に保守し、数百または数千のテープを記録
しておく必要がある。
と と を最も低い値にしたい場合、ディスクが有効である。リカバリは、
テープからよりもディスクからの方が速く、低い値の および を確保できる。
ディスクの方がテープよりも多くの利点があるとは言え、バックアップ・ターゲットとし
てディスクを使用する場合でも欠点はいくつかある。最大の欠点は、長期保存にある。多
くの組織は、データを ~ 年間保持している。ディスクでこのように保持しようとする
と、ストレージ・アレイ上に大量の空間が必要である。このため、多くの企業は、ディス
クとテープの両方のバックアップ・ソリューションを実装し、組み合わせて使用し、両方
の媒体の利点を活用している。ディスクは、短期のオンサイトでのバックアップの保存に
使用し、テープは、長期のオフサイトでの保管に使用することができる。この方法では、
ディスク・ストレージ上に常駐するバックアップ・リポジトリをテープにバックアップし
た後、ディスクから削除するだけで済む。これにより、増加を続けるディスク・ストレー
ジを保存する必要がなく、古いバックアップ・データはテープに移せばよい。
のサポート
には、サードパーティ製アプリケーションを のストレージ関連機能に簡
単に統合できる が導入された。これらは、
に代わって、バックアップ・アプリケーションが と直接インターフェースできる
ように設計されている。これらは、バックアップおよびリカバリ・アプリケーションに最
も有効な のカテゴリに分類される。 の最も注
目すべき特徴は、変更ブロック追跡 機能である。この機能により、アプリケーション
は、特定の時点から、 の仮想ディスクのどのディスク・ブロックが変更されたかを即座
に検出することができる。通常、アプリケーションは、これを自身で見つけ出す必要があ
り、それには多尐の時間がかかるため、この機能は重要である。この情報が瞬時に入手で
きることにより、増分バックアップおよびレプリケーション操作の速度は大幅に向上する。
その結果、バックアップ・ウィンドウは短縮され、高価なストレージ・ハードウェアを購
入しなくても、ニア を実現できる。
には、このほかにも、バックアップ操作に役立つ機能がある。例えば、ディス
クをターゲット から、バックアップ・アプリケーションを実行するソース にホッ
トアドすることができ、バックアップは、ネットワークを経由しなくても仮想ディスクを
読み取ることが可能になる。これにより、バックアップの速度は向上し、ホスト・サーバ
上のネットワーク使用率は低減される。 は、 内のすべてのストレージ
関連機能に大いに役立ち、これらを活用しないアプリケーションを使用するのは、非常に
非効率である。 は、 を組み込んだ初めてのバック
アップ・アプリケーションで、これらの効率性を十分に活用している。可能な限り最も効
- 10. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
のレプリケーションは、 のバックアップとよく似ている。バックアップとレプリケ
ーションの主な違いは、バックアップは通常、 日 回のイベントであるのに対して、レ
プリケーションは、連続的なイベントである。レプリケーションは、増分バックアップを
頻繁に実行することと非常に似ており、そのため、レプリケーション機能はバックアップ
製品にバンドルされることが多い。 には最初から、 をソー
スのホストからターゲットのホストにレプリケートする機能が用意されている。さらに、
の変更ブロック追跡機能を組み合わせると、増分レプリケーション操作ははるか
に高速になり、その結果、仮想化レイヤでのニア の実現が現実のものとなる。
バックアップ検証
何ヶ月も何ヶ月もサーバをバックアップし、バックアップしておいたデータをリストアし
てみると、使えないことがわかったときほど最悪なことはない。バックアップを実行する
上で最も重要なことは、災害が発生したときに、その日のバックアップを使用してデータ
を実際にリストアしなければならないということである。万一データを正しくリストアで
きなければ、そもそもバックアップに何の意味があるだろうか。バックアップ・データの
検証プロセスは、バックアップ媒体上のデータ検証を行うだけである。この種の検証は、
ディスク・ブロックがターゲット・デバイスに正しく書き込まれているかどうかだけを確
認する。ソース・データに何らかの間違いがあっても、それもターゲットのバックアッ
プ・デバイスにコピーされる。このような問題は、オペレーティング・システムまたはア
プリケーションがバックアップ時に正しく静止されなかったという問題から、サーバ上に
重要なファイルがない、または破壊されているという問題まで幅広い。したがって、バッ
クアップが正常に機能できるようにする唯一の方法は、データをテスト用サーバにリスト
アして、すべてが機能するかどうかを確認することだけである。
仮想化は、この検証プロセスをはるかに簡素化する。 は、スペア容量のあるホストに
簡単にリストアできるため、サーバ全体をリストアするために、スペアの物理ハードウェ
アは不要になる。しかし、このプロセスは、定期的に実行すると、時間がかかることに変
わりはない。 は、この課題を認識し、バックアップ・プロセスの一部として、バッ
クアップのリカバリ可能性を検証する負担を軽減する単純で自動化された機能を開発した。
が開発した の 技術は、すべてのバックアッ
プについてリカバリ可能性を自動的に検証する。この機能は、バックアップ済みの を
バックアップ・レポジトリから直接起動して、 のハートビートをチェックし、
応答の を確認することにより、可能になる。さらに、テスト・スクリプトを実行して、
アプリケーションが正常に実行しているかどうか、およびデータがアクセス可能であるか
を検証することができる。バックアップは、それをもとに復旧できなければ意味がないた
め、重要なデータをリストアしなければならない状況に陥ったときに、適切なバックアッ
プがあるという安心感が重要である。
バックアップの活性化
バックアップは、保険証券と非常によく似ている。保険料を払い続け、必要とする保障は
あるものの、緊急事態が発生しない限り、手にするものは何もない。仮想化では、ディス
ク間のバックアップを実行することが一般的で、場合によっては、テープにも吸い上げる。
のバックアップは、ターゲット・ディスクのレポジトリに格納されているだけで、完全
に無視されるが、貴重なディスク空間とリソースを占有する。しかし、バックアップはデ
ィスク上にあるため、実際には、有用な仮想マシンの履歴コピーがあるため、これを様々
な目的に使用することができる。たとえば、アプリケーションのアップグレードをテスト
- 14. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
機能
他社製品
他社製品
備考
のサポート
のサポート
のサポート
のサポート
のサポート
のサポート
サービス・コンソール・エージ
ェントへの依存
データ保護用の の
サポート
変更ブロック追跡のサポート
のサポート
レガシー・バックアップ・モー
ド( およびネットワーク)
のサポート
物理ハードウェア上でのバック
アップ・サーバのサポート
仮想マシンとしてのバックアッ
プ・サーバのサポート
複数の同時バックアップのサポ
ート
仮想アプリケーション の
サポート
シン・プロビジョニング・ディ
スクのサポート
ターゲットへの直接(
)バックアップのサポー
ト
ディスク・ターゲットのサポー
ト
マウント
ハード・ドライブ
テープ・ターゲットのサポート
物理サーバのバックアップの
サポート
- 15. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
機能
他社製品
他社製品
備考
リアルタイムのバックアッ
プ・レポーティングのサポー
ト
電子メール通知のサポート
通知のサポート
バックアップ前作業のサポー
ト
バックアップ後作業のサポー
ト
増分バックアップ・モードの
サポート
合成バックアップのサポート
レプリケーションのサポー
ト
レプリケーション・フェイル
オーバーのサポート
アプリケーションの静止
化のサポート
ツール
プロプライエタリ処理
トランザクション・ログの
のサポート
重複排除のサポート
インライン
事後処理
カスタマイズ可能なブロッ
ク・サイズ
圧縮のサポート
カスタマイズ可能な圧縮レベ
ル
統合のサポート
スクリプトおよび
のサポート
ファイル・レベルのリストア
のサポート
その他の
- 16. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
機能
他社製品
他社製品
備考
ゲスト・ファイル・システム
のインデックス化のサポート
アプリケーション項目のリカ
バリのサポート
完全イメージのリストアのサ
ポート
インスタント リカバリの
サポート
インスタント・ファイル・リ
カバリのサポート
クリックのファイル・リス
トアのサポート
仮想ラボのサポート
自動バックアップ検証のサポ
ート
ニア のサポート
忘れてはならない災害対策
実装するバックアップ・ソリューションは、 災害対策ソリューションにとっても必
要不可欠な部分になるため、バックアップ・ソリューションを決定するときには、この点
も考慮しなければならない。現在、 ソリューションがない場合でも、今後は、事前に計
画し、バックアップ・ソリューションが、 戦略をサポートするのに必要な機能や能力を
確保しておく方が安心である。レプリケーション製品は、 サイトをメインのサイトと同
期させるために使用される場合が多いが、ストレージのレプリケーションは、非常に高コ
ストで、実装も複雑である。仮想化は、 を仮想化レイヤでレプリケートすることにより、
シンプルで低コストのソリューションを提供する。これにより、プライマリ・サイトと
サイトで異なるストレージ・デバイスを自由に使用できるようになる。ローカル・ストレ
ージも使用できるため、高価な共有ストレージ・デバイスを追加購入する必要がなく、コ
スト削減を図ることができる。仮想化により、 を実現するためのクリエイティブなソリ
ューションを可能にし、バックアップ製品は、選択したソリューションを実装するための
イネーブラーになる。
の利点
Veeam の vPower は、革新的な新機能を導入して、仮想化アーキテクチャが提供する強み
を十分に活用することにより、バックアップやリカバリに伴う一般的な問題を解決する画
期的な技術である。vPower は、VMware 環境の機能を拡張し、仮想化の柔軟性をフルに活
用して、仮想環境のバックアップ&リカバリ機能をさらにレベルアップさせる。
- 18. 環境に適したバックアップ・ソリューションの選択
著者について
Eric Siebert 氏は、IT 業界で 25 年以上の経験を持つベテランの著作者であ
り、ブロガーでもあります。最近は、サーバ管理と仮想化に特に取り組んで
います。同氏は、VMware VMTM サポート・フォーラムの非常に積極的なメ
ンバーで、優秀な指導者の立場にあり、仮想化関連の問題について助言を行っています。
Siebert 氏は、Pearson Publishing 社から最近発行された『Maximum vSphere』をはじめ
多数の書籍を出版しており、Train Signal シリーズのトレーニング用ビデオの作成者でもあ
ります。同氏はさらに、VMware VI3 情報ウェブサイト vSphere-land を自身で運営すると
共に、TechTarget 社のウェブサイト SearchServerVirtualization および SearchVMware の
定期ブロガーで、特集記事の寄稿者でもあります。Siebert 氏は、2008 年と 2010 年の
VMworld に出席し、2009 年と 2010 年には、VMware から vExpert として認定されました。
について
Veeam® Software は、VMware vSphere と Microsoft Hyper-V を管理するための画期的な
ソフトウェアを開発しており、VMware Technology Alliance Partner にエリートパートナ
ーとして参加し、Microsoft 認定ゴールドパートナーとしても認定されています。Veeam
Backup & Replication™ は、高度な Virtualization-Powered Data Protection™ を提供し、
No.1 の VM バックアップ・ソリューションです。Veeam ONE™は、仮想環境のための強
力で使いやすく、手頃な価格のリアルタイム・モニタリング、ドキュメンテーション、お
よび管理レポートの作成機能を提供します。 Veeam nworks には、Veeam nworks
Management Pack™ for Microsoft System Center と Veeam nworks Smart Plug-in™ for
HP Operations Manager があり、エンタープライズ・モニタリングを VMware まで拡張し
ます。Veeam は、仮想化コミュニティの積極的なメンバーで、Backup Academy、四半期
に 1 回の V-index、年次 Virtualization Data Protection Report を主催し、様々な業界イベン
トにも参加しています。詳細については、 www.veeam.com をご覧ください。