Weitere ähnliche Inhalte
Ähnlich wie 障害のない社会を作るためのアプリづくりとは? - 発達障害の方向けアプリ開発から学んだこと (20)
Mehr von Takashi Kishida (10)
障害のない社会を作るためのアプリづくりとは? - 発達障害の方向けアプリ開発から学んだこと
- 4. やってきたこと
⇒ 研究者 博士(情報工学)
- IPv6/動画像伝送/符号理論
- VPN/Multicast/RTP/Routing
- NPO中国・四国インターネット協議会
⇒ ネットワークエンジニア @NIer
- Cisco / Juniperとの共同開発
⇒ 執行役員 @GREE
- 日本事業責任者
- プロダクトマネージャー
- データサイエンティスト
- Webエンジニア
- ゲームプロデューサー
- Nativeエンジニア
⇒ 執行役員 CTO @LITALICO
Resercher
2015
2009
2002
- 37. 望ましい教材の進化
教材1.0
– 既存教材のデジタルへの置き換えが主
– DVDや動画などのマルチメディア化
– PDFなどデジタル化
– 遠隔地間での教育
教材2.0
– 点から線の教育
- 「どこでも」だけでなく「いつでも」
– インタラクションを活かした教材
- テンポ・即時フィードバックなど
- ゲーミフィケーション
– ユーザビリティを活かした教材
- まず子供視点に立ち、子供の心に火がつく
- 手触り感。使いやすさ
37
- 49. 点から線へ
49
日 月 火 水 木 金 土
家庭 通塾
教室と家庭で相乗効果を
通塾で補えるのは週に数時間
在宅訓練まではフォローできない
- 53. 2017/11/19 53
概要 – どうぶつまるカード
発語に課題を抱えているお子様向け
教室で絵カードを使って行っているマッチングの強化
マッチング 音と意味と文字音と意味
- 68. 作るときに気をつけたこと
要望を詰め込みすぎない
– 課題やニーズは多様
- ヒアリングすればするほど機能は増えがち
– 取捨選択をしてシンプルに
– 1%の人が使う機能は省く。複雑さによって本当に実現したい機
能が見失われることがある
ニーズの先にあるものを提案する
– 言われたものを作るだけでは良いものはできない
– 課題の先のニーズを真に理解する
– 例.) ねずみタイマー
– ただ、時間の割合をみたいだけではない
– キャラ化することで子供の中の主人公になる
68
現場
我々
の役割
世の中
課題の吸い上げ アレンジ
- 88. まとめ
LITALICO FUN STUDIOでのアプリ展開
– 想像以上のニーズや反響を頂いた
– 操作性やデザインなどの評価も高かった
– ゲーム寄りのものよりツールや実用性の高いものは、特に海外
で反応が大きかった
課題先進国としての日本
– LITALICOジュニアの療育はアメリカなどの研究をベースにカリ
キュラムが策定されているが、中国や東南アジア、スペイン語
圏はまだ情報が行き渡っていなくニーズが高い
人ができる部分は人がやるのが一番
– すべてをアプリで置き換えようとしない
– 技術でできることは限られている
– ただし、店舗のない地域や家庭でも使えるアプリはニーズが高
かった
– 手助けの選択肢の一つとして提供する
88