1. 1
Introduction「位置情報の統合から地域活動支援へ」
KAZUHITO ASANO
Profile
近畿大学土木工学科卒業
(在学中に奈良県立橿原考古学研究所にてアルバイト)
富田林市上下水道部理事兼次長兼下水道課長
(道路23年 企画 4年 下水道‣浄化槽 8年目)
一般財団法人地理情報システム学会（GISA）
代議員・広報委員・自治体分科会代表
GIS資格認定協会（GISCA）幹事

2. これまでの自治体GISは
様々にブロックされてきた
という話をします

3. 人材育成
地域ＩＣＴ人材
オープンソース
オープンデータ
ベンダーロック
部署ロック
測量法ロック
3
阪神淡路大震災
先進都市のGIS活用
施設管理GIS 情報管理GIS
統合型GIS
1/2500地形図1/500地形図
個別処理GIS 全庁型GIS
地形図の統合
基盤地図情報
情報開放
地理院地図
地理院タイル
政策支援活用地域支援活動
定型業務支援
庁内情報共有
オープンソースGIS
GIS操作研修
ＯｐｅｎＳｔｒｅｅｔＭａｐ
マッピングパーティ
Web-GIS提供
情報開放
東日本大震災
これは全体の流れです

4. 4
１９９５年１月１７日
阪神淡路大震災

5. 5
震災後に
先進都市のGIS活用
が始まりました

6. 6
それは
２つの流れから
始まりました

7. 7
施設管理GIS
情報管理GIS
VS
２つの流れとは

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施設管理GIS
位置精度管理
情報管理GIS
多様な位置情報
VS
何が違うかと言うと

9. 9
施設管理GIS
高額な地形図調達
情報管理GIS
安価な地形図調達
VS
位置情報精度に対する考え方

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施設管理GIS
従来事務の延長線上
情報管理GIS
新しい事務として展開
VS
自治体内部の体制も違う

11. 11
施設管理GIS
継続予算を確保
情報管理GIS
更新予算確保が困難
VS
当然に予算確保にも違いが
継続経費
投資経費

12. 12
施設管理GIS
情報更新が明確
情報管理GIS
情報更新が課題
VS
事務処理のスタンスにも違いが
継続事務
投資事務

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施設管理GIS
事務として定着
情報管理GIS
事務継続が困難
VS
事務処理の継続性にも違いが
固定的事務
流動的事務

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施設管理GIS
当初予算確保が課題だが
地形図更新が義務化され止まらない。
情報管理GIS
当初予算確保は容易だが
地形図などの更新が困難で
多くの屍が・・・
VS
それで、どうなったのか・・・

15. 15
施設管理GIS
情報管理GIS
統合型GIS
政府のテコ入れとして・・・

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施設管理GIS
地形図更新
情報管理GIS
情報提供
統合型GIS
２つのGISの情報統合・・・

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個別型GIS
地形図更新
全庁型GIS
情報提供
統合型GIS
ところが商業ベースでは・・・

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個別型GIS
地形図更新
全庁型GIS
情報提供
統合型GIS
別の意味に置き換えられる

19. 19
個別型GIS
地形図更新
統合型GIS
情報提供
統合型GIS
囲い込み・ベンダーロック

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個別型GIS
地形図更新
統合型GIS
情報提供
統合型GIS
これは統合型GISではない

21. ベンダーロック
阪神淡路大震災
先進都市のGIS活用
施設管理GIS 情報管理GIS
統合型GIS
1/2500地形図1/500地形図
個別処理GIS 全庁型GIS
地形図の統合定型業務支援
庁内情報共有
統合型GIS 全庁型GIS
統合型GISの「統合」とはシステムの
統合ではなく、「位置の統合」です

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施設管理GIS
地形図更新
情報管理GIS
情報提供
統合型GIS
本来の統合型GIS

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施設管理GIS
地形図更新
情報管理GIS
情報提供
地図の統合
基本は地図の統合

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施設管理GIS
大縮尺地図
情報管理GIS
中縮尺地図
地図の統合
大縮尺図式と小縮尺図式

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大縮尺地図
中縮尺地図
Hybrid地図
異なる位置精度のデータ共存

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基盤地図情報
大縮尺地図
中縮尺地図
全国の1/2500地図を統合

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地理院地図
中縮尺地図
小縮尺地図
地理院も地図を統合

28. ベンダーロック
部署ロック
測量法ロック
阪神淡路大震災
先進都市のGIS活用
施設管理GIS 情報管理GIS
統合型GIS
1/2500地形図1/500地形図
個別処理GIS 全庁型GIS
地形図の統合
基盤地図情報
地理院地図
定型業務支援
庁内情報共有
Web-GIS提供
全国を網羅する地理院地図

29. 29
2011年3月11日
東日本大震災

30. 30
http://www.sinsai.info/

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SNS + 空間情報

32. 32
地域情報+空間情報

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自由に使える地図が必要

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Yahoo!地図？

35. Yahoo!地図の利用規約
■印刷広告・ちらしなど紙媒体での利用について
印刷広告・ちらし、その他の種類の印刷物いずれにおいても地図および、航
空写真、衛星写真の二次利用はできません。（私的複製の場合を除く）
■テレビ放送や新聞・雑誌での利用について
地図は原則としては二次利用はできません。ただし利用目的や使い方、見せ
方によってはご利用いただける場合があります。
地下街マップも地図同様、二次利用はできません。
情報提供元が「OSM（OpenStreetMap）」となっている地図の二次利用につい
ては、Open Database License (ODbL) v1.0の利用条件をご確認ください。
■ウェブ上で地図を利用する場合
地図の各ページへリンクしたい場合やご自身のサイトに掲載したい場合は、
「この地図のURL」機能をご利用ください。
上記の機能を利用してリンクまたはブログやサイトで利用する場合は、個人
利用、商用利用を問わずYahoo! JAPANへのご連絡は不要です。
引用 http://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/566/a_id/41136/

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Google マップ？

37. 37
Google マップ/Earth 利用の追加規約
2. 使用の制限
ユーザーは、事前に Google（またはコンテン
ツのプロバイダ）から書面による許可を得る
ことなく、次のことを行ってはなりません
（a）コンテンツまたはその一部を複製、翻訳、
変更、または派生物を作成すること
（b）本サービスまたはコンテンツを第三者に
対して、再配布、再使用許諾、貸出、公
開、販売、譲渡、リース、マーケティン
グ、または利用可能にすること
引用 https://www.google.com/intl/ja_jp/help/terms_maps.html

38. 38
地理院地図？

39. 39
国土地理院の地図の利用手続
測量成果の複製・使用
基本測量成果を、コピーやスキャンする等の行為は「測量成果の
複製」（測量法第29条）にあたり承認が必要な場合があります。
また、基本測量成果を使用して新たな地図等を作成する測量行
為は「測量成果の使用」（測量法第30条）にあたり承認が必要です。
なお、測量行為にあたらない場合であっても、基本測量成果を使
用して刊行物を刊行する場合はその旨の明示が必要です。
※ 基本測量成果とは、国土地理院が行うすべての測量の基礎と
なる測量（基本測量）において、最終の目的として得た結果（測
量成果）であり、紙地図、数値地図、空中写真、電子地形図、基
盤地図情報等が該当します。
基本測量成果に該当しないものとしては、技術資料（都市圏
活断層図、浸水範囲概況図、デジタル標高地形図等）、地理院
タイル（基本測量成果では無いもの（白地図、写真等））、伊能
大図等古地図等があります。
引用 http://www.gsi.go.jp/LAW/2930-index.html

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地理院タイル！

41. 41
標準地図
淡色地図
白地図
色別標高図
数値地図25000（土地条件）
数値地図5000（土地利用）
写真
国土画像情報（第一期：1974～1978年撮影）
国土画像情報（第二期：1979～1983年撮影）
国土画像情報（第三期：1984～1986年撮影）
国土画像情報（第四期：1988～1990年撮影）
空中写真（1961～1964年）
空中写真（1945～1950年）
etc 引用 http://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html
自由に使える地理院タイル

42. 42
OpenStreetMap？

43. 43
引用 https://openstreetmap.jp/terms_and_privacy
OpenStreetMap！
OpenStreetMap(OSM)は、道路地図などの地理情
報データを誰でも利用できるよう、フリーの地理情
報データを作成することを目的としたプロジェクト
です。
誰でも自由に参加して
誰でも自由に編集でき
誰でも自由に利用する事が出来ます。

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地理院タイル
OpenStreetMap
自由に使える地図

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オープンデータ化した
都市計画図
まだ事例はわずかですが
自由に使える地図

46. 46
自由に使えるGISアプリ

47. 47
KASHMIR 3D
MANDARA
SAGA
uDig
QGIS
自由に使えるGISアプリ

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特にQGISは自治体
にも普及してきています
自由に使えるGISアプリ

49. 49
自由に使える地図も
自由に使えるGISアプリも
既に用意されています

50. 50
次は
自由に「使える」人です

51. 51
使える ＝ 「操作」
とは限りません

52. 52
使える＝「的確な指示」
でも構いません

53. 53
使える＝「使える人」を使う
でもよいと思います

54. 54
地域の「使える人」を
もっと活用しましょう

55. 55
行政内部に「使える人」を
育成することも大切です

56. 56
自由に使える地図と
自由に使えるGISアプリがあり
自由に使える人がいれば

57. 57
自由に使える地図と
自由に使えるGISアプリがあり
自由に使える人がいれば
GISで地域課題に挑める

58. 58
我々は、地域課題に挑む多く
の方に、GIS活用を支援します
一般社団法人地理情報システム学会自治体分科会

59. 人材育成
地域ＩＣＴ人材
オープンソース
オープンデータ
ベンダーロック
部署ロック
測量法ロック
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阪神淡路大震災
先進都市のGIS活用
施設管理GIS 情報管理GIS
統合型GIS
1/2500地形図1/500地形図
個別処理GIS 全庁型GIS
地形図の統合
基盤地図情報
情報開放
地理院地図
地理院タイル
政策支援活用地域支援活動
定型業務支援
庁内情報共有
オープンソースGIS
GIS操作研修
ＯｐｅｎＳｔｒｅｅｔＭａｐ
マッピングパーティ
Web-GIS提供
情報開放
東日本大震災

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