北海道の図書館職員を中心とした有志による自主的な勉強会(仮)　第32回勉強会プレゼン資料

1. わ た し の 育 休
北海道大学附属図書館
学術システム課目録担当
清谷 あさみ
asami@lib.hokudai.ac.jp

2. 内 容
０．はじめに
１．夫の育休について妻が思うこと
２．いま振り返る わたしの育休

3. ０．はじめに
夫 ：島根県出身、機械系技術職
こども：１才９ヶ月、消防車大好き
わたし：湧別町出身、大ざっぱお母さん
2015.12
産休開始
2016.1
出 産
2016.3
育休開始
2017.1
育休延長
2016.2
休 暇
2016.11
保育園
落ちる
2017.2
保育園
決まる
2017.4
保育園
入 園
2017.4
仕事復帰
育児部分休業開始
2016.1
実 母
ヘルプ

4. １．夫の育休について妻が思うこと
男性の育休取得率って
どのくらいでしょう？

5. 厚生労働省 平成28年度雇用均等基本調査（http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-23.html）

6. 厚生労働省 平成28年度雇用均等基本調査（http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-23.html）

7. 平成28年度厚生労働省委託事業「仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための調査研究事業」
労働者調査 結果の概要（平成29年2月）（http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172382.html）

8. ・なぜ夫が育休を？
妻のごり押し、休まざるを得ない状況（と思わせた）
・育休までの道のり
前例がなかった
・育休中に夫はなにをしていたのか？
ほぼ全ての家事、可能な限りの育児
わが家の場合

9. 夫に感想を聞いてみた
Q 実際休んでみてどうだった？
→育児と妻の対応が大変だった。妻はずっとイライラして
いるし、こどもは泣きやまないし。
でも休んでよかった。自分が働く意味を考えさせられた。
Q 休暇中につらかったことは？
→夜起きること。大変すぎて記憶がない。
Q 休暇後、職場の風当たりは？
→特に以前と変わらない。業務的にも谷間の時期だったし、
やるべきことをやって休んだので。
（一時的に仕事を減らしてもらっていた）

10. 妻が思ったこと
・とにかく休んでくれて本当によかった！夫ありがとう！
毎日が嵐のようでほとんど覚えてない
育児の学習期間
・育休を取得する男性のことを
「まぁ、そういう人もいるよね」
くらいの感じでもいいから、受け入れてほしい…。

11. ２．いま振り返る わたしの育休
2016.3
育休開始
2017.1
育休延長
2016.11
保育園
落ちる
2017.2
保育園
決まる
2017.4
保育園
入 園
2017.4
仕事復帰
育児部分休業開始

12. 産休前に思っていたこと
「育児もするけど、落ち着いてきたら勉強もして、
復帰した時に困らないように情報収集も続けなきゃ。
（それくらいはできるでしょ、たぶん）」

13. 育休中のある夏の１日
・・・わたし時間はどこにある？
わ
た
し
お
世
話
食
事
授
乳
移
動
授
乳
入
浴
授
乳
お
世
話
お
世
話
お
世
話
お
世
話
こ
ど
も
夜
泣
き
昼
寝
食
事
昼
寝
入
浴
食
事
夜
泣
き
夜
泣
き
夜
泣
き
夜
泣
き
176 7 8 9 10 11 1 2 3 4 5
家
事
遊
び
遊
び
遊
び
018 19 20 21 22 2312 13 14 15 16
睡
眠
睡
眠
睡
眠
睡
眠
お
世
話
お
世
話
お
世
話
遊
び
睡
眠
家
事
睡
眠
睡
眠
睡
眠
睡
眠
遊
び
食
事
176 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 518 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4

14. 実際のところ
・勉強できると思ってたわたしがばかでした！
そんなまとまった時間はないし、頭がついていかない
・世の中から取り残されている気分
育児以外の話もたまにはしたいなぁ
そもそも夫以外に話相手がいない
・寝ない問題
仕事戻ってやっていける？・・・体力もたないかも

15. 2017.4月 職場復帰
・保育園生活のスタート
慣らし保育、育児部分休業
・仕事の勘を取り戻す
新しい生活の中に仕事を組み入れていく
無理のないよう采配していただいた
・気を付けていること
急な休みでもなるべく周囲に迷惑をかけないように
時間を意識する
→こどもがいなくても当たり前？

16. 考えたこと
・今までと同じようには働けない？
ある意味ではYes、ある意味ではNo
必要以上に消極的にはなりたくない
・それぞれにさまざまな事情がある
制度的な支えだけではなく、受け止め支え合う職場に
わたしも支えてもらうだけではなく支えられるように

17. さいごに
・出産/育児まわりの制度、手続き、保育園事情
→日経テレコンが役に立ちました
夫側の制度に注意（申請しないと貰えないお金も）
保育園探しはある程度余裕をもって
・仕事への意識の変化
→できるときに集中して取り組む
・休業中にやっておくとよいこと
→早めの状況報告（保育園落ちました、とか）
基本的に育児以外のことをしようと思わなくていい
・仕事/育児の両立について
→時間を節約する工夫、手伝ってもらいやすい工夫