大学での研究成果としてのソフトウェア流通方法をライセンシングとdistributionから解説しました

1. 研究成果流通の方法あれこれ D3 荒木靖宏

2. 前提 誰がソースを書いたのか，誰が権利を持っているのかはっきりさせておくこと 権利者はいつでもライセンスを変更できる ただし出してしまったものは除く

3. BSD 気楽なライセンス。 ユーザによる改変自由 商業化してもソース公開必要なし 記述内容 著作権者，無保証，免責を記述 ただし，修正前BSDライセンスの場合「この製品にはカリフォルニア大学バークリー校とその貢献者たちによって開発されたソフトウェアが含まれています。」を入れる必要あり

4. BSDは 大学が 選びたくなる ライセンス

6. 強力なGPLに注意 GPLは派生物もGPLを適用することが義務付けられている（GPL汚染） GPLのライブラリをリンクしたらもう終わり LGPLならば汚染はない

7. 流通のさせかた いいものをつくる 論文，研究と一緒 流通側にはいりこむことも重要

8. 流通側になるかもしれない人が今やっておくこととお願い PGP(GPG)の鍵を作ろう PGP鍵を作ったら相互サインしよう そして外の人とも交流を持ちましょう。PGP鍵を交換するのはいい口実です Debianもいい道です

9. まとめ 研究結果は（なるべく）外に ライセンスにも注意 流通側になることも考える PGP鍵くらいもっておく Debianの鍵交換会＠荻窪が今週土曜にあります