Ａ０８ 角田研究室８ 平田詔保
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今回の研究目的としては、水環境健全性指標データ表示アプリケーションに用いられているＷｅｂアプリケーションフレームワークを移行することである。具体的には、Ruby on Railsから、Flaskに移行することである。
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Ａ０８ 角田研究室８ 平田詔保
- 1. 水環境健全性指標データ表示アプリケーションの フレームワークの移行 ソフトウェア情報学部４年（角田研究室） 平田詔保 AOMORI SIX 合同学修・研究発表会 青森大学 ソフトウェア情報学部 角田研究室チーム
- 2. 目的 š Webアプリのフレームワークの移行 š（Ruby on Railsの環境からFlaskの環境に移行） š（現在のプラットフォームを置き換えて、トレースし、メンテナンスしやす いように）
- 3. Webフレームワーク š アプリケーション開発の際に使用頻度が高い機能や処理などをパッケー ジ化したもの。 Django(python) Node.js(JavaScript) Laravel(PHP) Ruby on Rails(Ruby)
- 4. Ruby on Rails š 2004年に登場 š フルスタックフレームワークのひとつ šWeb開発に必要な機能が一通りそろっている š多機能であり、学習コストが高い š（ただし日本語の記事が比較的多め） š 言語はRuby š （googleの検索候補を見ると時代遅れと捉えられる）
- 5. Flask š 2010に登場 š 軽量のWebフレームワーク、標準で提供する機能は最小限度 š （余計な機能が動作を重くする ということはない） š 拡張性が高い š データベース機能やログイン機能などは後から追加する必要がある。 š 学習コストが低い。 š 言語はPython
- 7. システム規模 š 現行のアプリケーション（左）は2.31MB。 š 今回開発したアプリケーション（右）0.68MB。 š 以上の点から、現行のアプリケーションより軽量化することに成功している。
- 8. 機能（ヘッダー、フッター） š “WESI2021”, “Home”, “Help”, 「日本水環境学会東北支部」を表示することができ、 クリックすると同じページへ飛ぶことを出来る。 š ヘッダーとフッターの背景の色の違い š モバイル表示では “Home”, “Help”が開けない問題点
- 10. 機能（調査一覧画面） š 地域、県名、地点の一覧の表示などは同じ š 地図のマーカーの表示の相違 š 調査日でソートできていない š 画面のデザイン、スマートフォンで表示したときのレイアウトの相違などの問題点
- 11. 機能（地点一覧画面） š 地図の表示とマーカーの表示、地域、県名、調査名、調査者、責任者、説明の表示、地 点の一覧の表示は同じ š デザインの相違 š 調査数と地点数の表示を実装していない
- 12. 機能（地点詳細画面） š 地図の表示とマーカーの表示、地域、県名、調査名、調査日、地点名、調査者、責任者 の表示、調査結果の値の表示は同じ š レーダーチャートの表示が大きく乱れている š デザインの相違 š 説明の部分の表示の相違
- 14. まとめ š 現行のアプリケーションの動作のトレース、データベース設計の確認→MySQLにて再現、 HTMLファイルなど再利用できるファイルなどは再利用 š 現行のアプリケーションと比較して機能はほぼそのままにシステムの規模を小さくする ことに成功 š デザインやレイアウトの相違、レーダーチャートの表示に大きな乱れがあるなど問題点 もいくつか存在 š 本研究で開発したアプリケーションを長期運用するには、来年度以降もフィードバック を貰いつつ、それを元に改修していく必要がある。