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チケット駆動開発の解説~タスク管理からプロセス改善へ
- 4. Agenda
1. チケット駆動開発が生まれた背景
2. チケット駆動開発のアイデア
3. チケット駆動開発のプロセスとは
4. チケット駆動開発とアジャイル開発の親和性
5. ソフトウェア開発におけるチケット管理の運⽤事例
6. ソフトウェア開発以外のチケット管理の事例
7. チケット管理から得られた経験知
8. チケット管理ツールの仕組み
9. チケット化するポイント
10.チケット管理のプラクティス
11.チケット管理を⽀える組織や体制
12.最後に
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- 10. チケット駆動開発の運⽤ルール
(1) チケットをXPのタスクカードのように扱う (Ticket First)
⇒チケットをソフトウェア開発の作業指示書として扱う。
課題や障害、問合せなどPJ内で発生する作業は全て、チケットに起票する。
(2) チケット無しのソースコミット不可 (No Ticket, No Commit !)
⇒チケットに構成管理情報を付与する。チケットは成果物ではない。
構成管理ツールGitにソースや設計書をコミットする時、必ずチケット番号を付ける。
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タスク
チケット
障害 課題 問合せ 要望
作業 ソース・成果物
入力 出力
トレーサビリティ付与
- 21. No Ticket, No Commit !
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21
・チケット無しのソースコミット不可
・チケットへ構成管理情報を付与する
⇒成果物の変更をチケットで追跡する
- 44. なぜ、チケット管理はプロセス改善に適⽤できるのか︖
# 理由 具体策 【再掲】チケット駆動開発の課題
1 アジャイル開発のプラクティスを利⽤し
て、メンバーの⼀体感を醸成し、
自己組織化を⽀援する
2 チケット管理ツールは
PMIS、ナレッジDBの仕組みを持つ
3 チケット管理の運⽤ノウハウが
溜まってきた
4 チケット管理を⽀える体制、
チケット管理しやすい組織構造があ
ると分かってきた
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チケットを乱発、放置しない
運用は何か?
ソフトウェア開発以外の
タスク管理に適用できるか?
チケット集計結果から
どんなメトリクスが得られるか?
大規模チームへチケット管理を
どのように適用するか?
【凡例】
→︓対応関係
・PMIS
・ナレッジDB
・フロー、ストックの二面性
・チケット管理と業務の
フィットギャップ分析
・ボトムアップ分析
・トップダウン分析
・チケット管理のプラクティス
・チケット管理のアンチパターン
・チケット管理の運用を支える体制
・プロマネ育成方法
・チケット管理に向く組織構造
チケット管理のプラクティス
チケット管理ツールの仕組み
チケット化するポイント
チケット管理を⽀える組織や体制
- 62. ⼤規模チームへチケット管理をどのように適⽤するか︖
# 問題点 対応方針 具体策
1 チケット管理の運⽤ルールや運
⽤時の留意点を知らない
• メンバーへチケット管理の運⽤ルー
ルや留意点を教育する。
• 若手プロジェクトマネージャへチケッ
ト管理によるPJ管理手法を経験さ
せる。
• エバンジェリスト
• チケット管理を利⽤したプロマネ育成
方法
2 チケット管理の運⽤ルールが守
られず、現場が混乱している
チケット管理の運⽤ルールが守られて
いるか、安心して運⽤されているか、
定期的に巡回する。
• お巡りさん
• 活動家
3 現場の業務とチケット管理ツー
ルにギャップがある為、チケット管
理を運⽤しにくい
現場のプロセスにチケット管理ツールを
フィットさせるようにカスタマイズする。
マイスター
4 組織のあるべき姿とチケット管
理によるPJ運営にギャップがある
• チケットの活動ログからPJのQCDを
モニタリングする。
• チケット管理に向いた組織構造に
する。
• 活動家
• PJ型組織、マトリクス型組織
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