Pta bot 緑ちゃん
- 7. 真面目に書くと長くなるけど
# PTA や学校向けのユーティリティー bot
小学校に入ると、一般的には PTA という組織に所属し、子供が地域主体のスポーツクラブに参加するなどして、
学校、PTA、学童クラブ、スポーツ団体等、学校に密接に関連した複数の組織に所属することは一般的です。
それぞれの団体ごとに多くのイベントがあり、名簿や連絡網を整備し、必要に応じてイベントの準備、参加、それに
必要な各種連絡を行うことになります。
昨今では、共働きや長時間労働が当たり前になってきており、主に連絡を受ける保護者側もタイムリーな情報の受信が
困難な時がありますし、連絡をする管理側にとっては、不在時の再送も含めて作業負荷はかなりのものです。
また、昨今の社会情勢や意識の変化に伴い、個人情報保護の観点から、メールアドレス、携帯番号、LINE ID などを、
特別に親しくない組織の関係者に公開することを拒む傾向があるため、複数の連絡手段を駆使し、時にはプリントの作成
直接の面会を強制されるなど、その連絡は時に困難を極め、連管理者側にとっても大きな悩みのタネになっています。
更に意識の面では、元々多忙が故に保育園にお金を払ってお客様のような意識で園や地域や他の保護者達と接していた保護者
にとっては、物理的な拘束時間の増加に加えて、自発的なコミュニティへの参加意識が求められる上に、日々大量に配布される
プリント類、必要な各種連絡、そして本来もっとも重要な子供の世話などで心身ともに忙殺され疲弊しているというのが、現代
の日本の児童生徒の保護者の置かれた現状ではないでしょうか?
このような社会問題の解決の助けとなるように当 Bot の作成を決意しました。
- 24. まとめ
この Bot のように ICT 技術を使って社会の様々な問題を解決していく、そん
な試みや活動を「シビックテック/Civic Tech」(or シビックハック/Civic
Hack)といいます。
こういった内容以外にも、防災やオープンデータの活用(NHK 震災ビッグデータ
観てください)など、様々なジャンルで多くの方々が活動しています。
エンジニアだけでなく、行政の方、デザイナーさん、アイデアパーソンなど誰で
も参加、活躍可能です。
皆さんも是非、シビックテックを盛り上げていきましょう!!!