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ソーシャルメディアと
クラウドサービスを活用した
情報リテラシー教育の課題と展望
教育システム情報学会(JSiSE)2014年度 第6回研究会
於香川大学幸町キャンパス, March 21, 2015
2015年3月21日(土)
○河野 義広
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
本日の流れ
 ソーシャルメディアを取り巻く社会的背景
 情報リテラシーⅡの授業概要
 2014年度の課題
 2015年度の授業計画
 まとめ
2
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアの特徴
 マスメディアの特徴
 例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど
 新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信
 一部のプロのみが情報発信する
 ソーシャルメディアの特徴
 例:ブログ、Twitter、Facebookなど
 誰もが参加・発言できる
 双方向でのやり取り
 情報の拡散(リツイート、いいね!)
3
一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアの具体例
4
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
クラウド(Cloud)とは?
 概要
 インターネット上に計算資源、データ領域を確保
 多くのサービスがWebブラウザのみで利用可能
5
インターネット
SNS
動画
メール
地図
買い物
利用
端末
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleの活用
 Googleサービス
 Googleが提供する各種Webサービス
 検索、メール、ニュース、路線検索、買い物
 ドキュメント、グループ、ブログ
 Googleドライブ
 文書、表計算、プレゼンの資料作成&共有が可能
 グループディスカッションの回答作成に利用
6
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleドライブでの文書作成
 文書はリアルタイムで共有可能
7
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディア活用と情報リテラシー
 社会的背景
 ソーシャルメディアの急速な普及
 Twitter、Facebook、LINEなど
 様々な情報(人々の考え方、価値観)の流通や人脈形成
 社会的課題解決の必須スキル
 世の中にあるほとんどの課題は、一人では解決できない
 それぞれの人の考え方や価値観が異なるため
 ソーシャルメディア活用は社会的課題解決の必須スキル
 情報リテラシーの重要性
 時間的・空間的な制約を受けず情報交換できるツール
 “情報”の扱い方に関する適切な知識=『情報リテラシー』 8
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアリテラシーとは
 ソーシャルメディアをうまく活用できる能力
 トラブルに適切に対応できること
 情報の公開範囲を管理できること
 他者と適切にコミュニケーションが取れること
 ソーシャルメディアを使った人付き合い
 基本は普段のコミュニケーションと一緒
 単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)
 ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる
 相手のことを考えて発言する
 相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない
 当たり前のことができれば、特に恐れることはない
9
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東京情報大学の新たな教育
 東京情報大学
 千葉市に本拠を置く情報系の私立大学
 経営母体は東京農業大学(1988年設置)
 2013年 1学部1学科12コース制に改組(総合情報学科の設置)
 12コース制の特徴
 3年次からのコース配属
 “情報学”+コース別の専門性=ダブルエキスパート
 プロジェクト研究
 コース間で連携するプロジェクトベースの研究活動
10
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
情報リテラシーⅡの授業概要
 概要
 総合情報学科 1年次後期必修科目(約500名が受講)
 ソーシャルメディアとクラウドサービスの活用
 学生一人ひとりが自らの目的に応じた使い方を考えられること
 主要トピック
 ソーシャルメディア
 各種ソーシャルメディアの特徴と機能
 モラルやマナー、セキュリティ意識などのリテラシー
 クラウドサービス
 各種クラウドサービスの現状、活用方法
 グループディスカッション
 ブログ作成演習 11
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
情報リテラシーⅡの授業風景
12
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
到達目標
 到達目標
 インターネット上での情報共有の仕組み
 適切な情報収集・発信のためのリテラシー
 社会のあり方や出来事を知るための情報感度
 授業で学生に期待すること
 オープンなコミュニケーションを体験し将来に役立てる
 情報発信や人脈作りなどを通じ将来に役立つスキルを身に付ける
 トラブルに遭遇した場合に対処できる能力を養う
 普段から使っていなければ対処方法を知る術は何もない
 2013年度の新設科目で現在2年目
13
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授業運用
 概要
 対象:総合情報学科1年生470名
 クラス数:8クラス(1限・2限で4クラスずつ)
 配置:教員各クラス2名、TA・SA各クラス2名
 授業運用
 講義と演習をバランスよく配置
 基本知識の講義後、演習やグループディスカッションを実施
 演習で利用するアカウント
 Google、Twitter、Facebook
 ソーシャルメディア講義
 15コマ中5コマ(前半3コマ・後半2コマ、間に1.5ヶ月の観察期間)
14
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業資料の紹介
15
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
2013年度の課題
 課題
 (1) クラス間での授業進行の違い
 教員のソーシャルメディア熟練度の差
 (2) ソーシャルメディアに抵抗感のある学生へのフォロー
 実名登録に抵抗のある学生の不安を取り除くこと
 (3) Twitterハッシュタグへの不適切な投稿
 授業に対する不平不満、サボり
 (4) 作業が早い学生向けの内容
 習熟度別クラスの実施、適切な課題の提示
 (5) 各アカウントの事前準備
 対外接続時のプロキシの影響で、大量のアカウント作成不可
 宿題としてアカウント作成を指示
16
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
2014年度の授業運営
 授業運営
 (1) 演習内容の優先順位の共有
 内容の優先順位をA~Cで事前共有
 (2) 各アカウントの削除方法の提示
 授業最終回の削除方法の提示←管理は自分の責任で
 (3) クラス毎のハッシュタグの運用
 ハッシュタグはクラス単位で運用
 (4) 上級クラスの設置
 1、2限1クラスずつ上級を設置
 担当はソーシャルメディアに習熟した教員が担当
 (5) 各アカウントの事前準備の徹底
 ガイダンスでの周知
 当該授業回までの確認徹底
17
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
クラス分けのためのアンケート
 概ね7項目以上該当する学生を上級クラスに配当
18
図3.インターネットに関するスキル
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業計画2014(1)
19
1. ガイダンス
・授業で利用するサービスの紹介
・メールの転送,設定,マナー
・ソーシャルメディア・ガイドライン
2. HTML文書作成 応用編(1)
・HTML5とCSS3
3. HTML文書作成 応用編(2)
・Webサイト作成演習
4. クラウドサービスの基礎
・クラウドの概要,各種サービスの紹介
・Googleアカウントの作成
・Googleグループの基礎
5. ソーシャルメディア(1)
・ソーシャルメディアの概要,仕組み
・Twitterの登録,基本操作の説明
6. ソーシャルメディア(2)
・Facebookの登録,基本操作の説明
・プライバシー設定,情報の公開範囲
7. ソーシャルメディア(3)
・TwitterとFacebookの特徴の違い
・ソーシャルメディアリテラシー(1)
・モラルやマナー,セキュリティ意識について
アカウント作成
までの時間稼ぎ
ソーシャルメディアの
基礎を3回で実施
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業計画2014(2)
20
8.中間のまとめ
・小テストと解説
9. クラウドサービスの応用(1)
・Googleグループ,ドライブの活用
10.クラウドサービスの応用(2)
・CMS(Contents Management System)の紹介
11.クラウドサービスの活用(1)
・ブログ作成演習(1)
12.クラウドサービスの活用(2)
・ブログ作成演習(2)
13.ソーシャルメディア(4)
・ソーシャルメディアリテラシー(2)
・パーソナルブランディング
・コース選択に向けて
14.ソーシャルメディア(5)
・ソーシャルメディアの使い分け
・地域・社会での活用事例
15.まとめ
・各ソーシャルアカウントの削除方法
Googleサービス演習
ソーシャルメディア後半
はディスカッション中心
ブログ演習は継続で
きるよう第7回に移動
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
情報リテラシー教育の課題
 2年間の運用で得られた課題
 (1) 教員側のソーシャルメディア活用スキル
 教員が実体験として学生に伝えられること
 グループワーク時の教員のファシリテーション能力
 (2) 学生がソーシャルメディアを習慣的に利用する仕掛け
 「やらされ感」ではなく、モチベーションを意識した授業運営
 (3) 疑問点や悩みについて相談・議論ができる場
 相談窓口の設置
 学内SNSの導入によるコミュニケーション
21
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業計画2015(1)
22
1. ガイダンス
・授業で利用するサービスの紹介
・メールの転送,設定,マナー
・ソーシャルメディア・ガイドライン
2. Webシステムの基礎(1)
3. Webシステムの基礎(2)
4. クラウドサービスの基礎
・クラウドの概要,各種サービスの紹介
・演習(Gmail・Googleカレンダー)
5. ソーシャルメディア(1)
・ソーシャルメディアの概要,仕組み
・ソーシャルメディアリテラシー(1)
・Twitterの概要,基本操作の説明
6. ソーシャルメディア(2)
・Facebookの概要、基本操作の説明
・プライバシー設定、情報の公開範囲
7.クラウドサービス(1)
・ブログ作成演習(1)
・ブログテーマ:大学生活
・毎週授業の最後に感想や理解したことをブログに書く
・ブログのシェア、カスタマイズ
次期システムへの移行
・Google Apps
・Office 365
ソーシャルメディアの
基礎を2回で実施
継続できるように
ブログ演習を実施
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業計画2015(2)
23
8. クラウドサービス(2)
・Googleグループの基礎
9. 小テスト(1)
10. クラウドサービス(3)
・Googleグループ,ドライブの活用
11.クラウドサービス(4)
・Googleドライブのフォーム
12.ソーシャルメディア(3)
・TwitterとFacebookの特徴の違い
・モラルやマナー、セキュリティ意識について
・LINEにおけるトラブル事例
13.ソーシャルメディア(4)
・ソーシャルメディアリテラシー(2)
・パーソナルブランディング
・コース選択に向けて
14.ソーシャルメディア(5)
・ソーシャルメディアの使い分け
・地域・社会での活用事例
・小テスト(2)
15.まとめ
Googleサービス演習
ソーシャルメディア後半
はディスカッション中心
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
まとめ
 まとめ
 情報リテラシー教育の運用
 ソーシャルメディアとクラウドサービスの活用
 演習やグループワークによる授業運営の工夫
 2015年度の実施計画
 今後の課題
 学生の満足度向上や円滑な授業運営のための改善策
24
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
おわり
 ご清聴頂きありがとうございました!
25
東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科
システム開発コース 助教
河野 義広
Tel:043-236-1149
E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp
ブログ:http://www.yoshihirokawano.com/
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教育システム情報学会 2014年度第6回研究会20150321

  • 2. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 本日の流れ  ソーシャルメディアを取り巻く社会的背景  情報リテラシーⅡの授業概要  2014年度の課題  2015年度の授業計画  まとめ 2
  • 3. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの特徴  マスメディアの特徴  例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど  新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信  一部のプロのみが情報発信する  ソーシャルメディアの特徴  例:ブログ、Twitter、Facebookなど  誰もが参加・発言できる  双方向でのやり取り  情報の拡散(リツイート、いいね!) 3 一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
  • 4. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの具体例 4
  • 5. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES クラウド(Cloud)とは?  概要  インターネット上に計算資源、データ領域を確保  多くのサービスがWebブラウザのみで利用可能 5 インターネット SNS 動画 メール 地図 買い物 利用 端末
  • 6. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleの活用  Googleサービス  Googleが提供する各種Webサービス  検索、メール、ニュース、路線検索、買い物  ドキュメント、グループ、ブログ  Googleドライブ  文書、表計算、プレゼンの資料作成&共有が可能  グループディスカッションの回答作成に利用 6
  • 7. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleドライブでの文書作成  文書はリアルタイムで共有可能 7
  • 8. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア活用と情報リテラシー  社会的背景  ソーシャルメディアの急速な普及  Twitter、Facebook、LINEなど  様々な情報(人々の考え方、価値観)の流通や人脈形成  社会的課題解決の必須スキル  世の中にあるほとんどの課題は、一人では解決できない  それぞれの人の考え方や価値観が異なるため  ソーシャルメディア活用は社会的課題解決の必須スキル  情報リテラシーの重要性  時間的・空間的な制約を受けず情報交換できるツール  “情報”の扱い方に関する適切な知識=『情報リテラシー』 8
  • 9. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアリテラシーとは  ソーシャルメディアをうまく活用できる能力  トラブルに適切に対応できること  情報の公開範囲を管理できること  他者と適切にコミュニケーションが取れること  ソーシャルメディアを使った人付き合い  基本は普段のコミュニケーションと一緒  単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)  ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる  相手のことを考えて発言する  相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない  当たり前のことができれば、特に恐れることはない 9
  • 10. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 東京情報大学の新たな教育  東京情報大学  千葉市に本拠を置く情報系の私立大学  経営母体は東京農業大学(1988年設置)  2013年 1学部1学科12コース制に改組(総合情報学科の設置)  12コース制の特徴  3年次からのコース配属  “情報学”+コース別の専門性=ダブルエキスパート  プロジェクト研究  コース間で連携するプロジェクトベースの研究活動 10
  • 11. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報リテラシーⅡの授業概要  概要  総合情報学科 1年次後期必修科目(約500名が受講)  ソーシャルメディアとクラウドサービスの活用  学生一人ひとりが自らの目的に応じた使い方を考えられること  主要トピック  ソーシャルメディア  各種ソーシャルメディアの特徴と機能  モラルやマナー、セキュリティ意識などのリテラシー  クラウドサービス  各種クラウドサービスの現状、活用方法  グループディスカッション  ブログ作成演習 11
  • 12. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報リテラシーⅡの授業風景 12
  • 13. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 到達目標  到達目標  インターネット上での情報共有の仕組み  適切な情報収集・発信のためのリテラシー  社会のあり方や出来事を知るための情報感度  授業で学生に期待すること  オープンなコミュニケーションを体験し将来に役立てる  情報発信や人脈作りなどを通じ将来に役立つスキルを身に付ける  トラブルに遭遇した場合に対処できる能力を養う  普段から使っていなければ対処方法を知る術は何もない  2013年度の新設科目で現在2年目 13
  • 14. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業運用  概要  対象:総合情報学科1年生470名  クラス数:8クラス(1限・2限で4クラスずつ)  配置:教員各クラス2名、TA・SA各クラス2名  授業運用  講義と演習をバランスよく配置  基本知識の講義後、演習やグループディスカッションを実施  演習で利用するアカウント  Google、Twitter、Facebook  ソーシャルメディア講義  15コマ中5コマ(前半3コマ・後半2コマ、間に1.5ヶ月の観察期間) 14
  • 15. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業資料の紹介 15
  • 16. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 2013年度の課題  課題  (1) クラス間での授業進行の違い  教員のソーシャルメディア熟練度の差  (2) ソーシャルメディアに抵抗感のある学生へのフォロー  実名登録に抵抗のある学生の不安を取り除くこと  (3) Twitterハッシュタグへの不適切な投稿  授業に対する不平不満、サボり  (4) 作業が早い学生向けの内容  習熟度別クラスの実施、適切な課題の提示  (5) 各アカウントの事前準備  対外接続時のプロキシの影響で、大量のアカウント作成不可  宿題としてアカウント作成を指示 16
  • 17. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 2014年度の授業運営  授業運営  (1) 演習内容の優先順位の共有  内容の優先順位をA~Cで事前共有  (2) 各アカウントの削除方法の提示  授業最終回の削除方法の提示←管理は自分の責任で  (3) クラス毎のハッシュタグの運用  ハッシュタグはクラス単位で運用  (4) 上級クラスの設置  1、2限1クラスずつ上級を設置  担当はソーシャルメディアに習熟した教員が担当  (5) 各アカウントの事前準備の徹底  ガイダンスでの周知  当該授業回までの確認徹底 17
  • 18. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES クラス分けのためのアンケート  概ね7項目以上該当する学生を上級クラスに配当 18 図3.インターネットに関するスキル
  • 19. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業計画2014(1) 19 1. ガイダンス ・授業で利用するサービスの紹介 ・メールの転送,設定,マナー ・ソーシャルメディア・ガイドライン 2. HTML文書作成 応用編(1) ・HTML5とCSS3 3. HTML文書作成 応用編(2) ・Webサイト作成演習 4. クラウドサービスの基礎 ・クラウドの概要,各種サービスの紹介 ・Googleアカウントの作成 ・Googleグループの基礎 5. ソーシャルメディア(1) ・ソーシャルメディアの概要,仕組み ・Twitterの登録,基本操作の説明 6. ソーシャルメディア(2) ・Facebookの登録,基本操作の説明 ・プライバシー設定,情報の公開範囲 7. ソーシャルメディア(3) ・TwitterとFacebookの特徴の違い ・ソーシャルメディアリテラシー(1) ・モラルやマナー,セキュリティ意識について アカウント作成 までの時間稼ぎ ソーシャルメディアの 基礎を3回で実施
  • 20. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業計画2014(2) 20 8.中間のまとめ ・小テストと解説 9. クラウドサービスの応用(1) ・Googleグループ,ドライブの活用 10.クラウドサービスの応用(2) ・CMS(Contents Management System)の紹介 11.クラウドサービスの活用(1) ・ブログ作成演習(1) 12.クラウドサービスの活用(2) ・ブログ作成演習(2) 13.ソーシャルメディア(4) ・ソーシャルメディアリテラシー(2) ・パーソナルブランディング ・コース選択に向けて 14.ソーシャルメディア(5) ・ソーシャルメディアの使い分け ・地域・社会での活用事例 15.まとめ ・各ソーシャルアカウントの削除方法 Googleサービス演習 ソーシャルメディア後半 はディスカッション中心 ブログ演習は継続で きるよう第7回に移動
  • 21. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報リテラシー教育の課題  2年間の運用で得られた課題  (1) 教員側のソーシャルメディア活用スキル  教員が実体験として学生に伝えられること  グループワーク時の教員のファシリテーション能力  (2) 学生がソーシャルメディアを習慣的に利用する仕掛け  「やらされ感」ではなく、モチベーションを意識した授業運営  (3) 疑問点や悩みについて相談・議論ができる場  相談窓口の設置  学内SNSの導入によるコミュニケーション 21
  • 22. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業計画2015(1) 22 1. ガイダンス ・授業で利用するサービスの紹介 ・メールの転送,設定,マナー ・ソーシャルメディア・ガイドライン 2. Webシステムの基礎(1) 3. Webシステムの基礎(2) 4. クラウドサービスの基礎 ・クラウドの概要,各種サービスの紹介 ・演習(Gmail・Googleカレンダー) 5. ソーシャルメディア(1) ・ソーシャルメディアの概要,仕組み ・ソーシャルメディアリテラシー(1) ・Twitterの概要,基本操作の説明 6. ソーシャルメディア(2) ・Facebookの概要、基本操作の説明 ・プライバシー設定、情報の公開範囲 7.クラウドサービス(1) ・ブログ作成演習(1) ・ブログテーマ:大学生活 ・毎週授業の最後に感想や理解したことをブログに書く ・ブログのシェア、カスタマイズ 次期システムへの移行 ・Google Apps ・Office 365 ソーシャルメディアの 基礎を2回で実施 継続できるように ブログ演習を実施
  • 23. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業計画2015(2) 23 8. クラウドサービス(2) ・Googleグループの基礎 9. 小テスト(1) 10. クラウドサービス(3) ・Googleグループ,ドライブの活用 11.クラウドサービス(4) ・Googleドライブのフォーム 12.ソーシャルメディア(3) ・TwitterとFacebookの特徴の違い ・モラルやマナー、セキュリティ意識について ・LINEにおけるトラブル事例 13.ソーシャルメディア(4) ・ソーシャルメディアリテラシー(2) ・パーソナルブランディング ・コース選択に向けて 14.ソーシャルメディア(5) ・ソーシャルメディアの使い分け ・地域・社会での活用事例 ・小テスト(2) 15.まとめ Googleサービス演習 ソーシャルメディア後半 はディスカッション中心
  • 24. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES まとめ  まとめ  情報リテラシー教育の運用  ソーシャルメディアとクラウドサービスの活用  演習やグループワークによる授業運営の工夫  2015年度の実施計画  今後の課題  学生の満足度向上や円滑な授業運営のための改善策 24
  • 25. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES おわり  ご清聴頂きありがとうございました! 25 東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科 システム開発コース 助教 河野 義広 Tel:043-236-1149 E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp ブログ:http://www.yoshihirokawano.com/ 質問・コメントがありましたらお願いします