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第3回『ソーシャルメディアを
活用したまちづくり』
2015年1月27日(火)
総合情報学部 総合情報学科
システム開発コース
助教 河野義広
ふさの国商い倶楽部 講習会
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
自己紹介
 名前:河野 義広(かわの よしひろ)
 所属:システム開発コース 助教
 専門:情報工学、社会情報学
 社会的課題をシステムで解決する!
 研究テーマ:ソーシャルメディアの社会的影響
 ソーシャルメディア活用&パーソナルブランディング
 ソーシャルメディアを「いかに人生に活かすか!」がテーマ
 各ソーシャルメディアを自ら使い込んで実践研究
 学生のキャリアデザイン支援、教育現場における情報教育
2
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
本日の流れ
 前回講習会の振り返り
 公式Webサイトとソーシャルメディアの使い分け
 ソーシャルメディアと地域の事例紹介
 ディスカッション&グループワーク
 情報の公開範囲とプライバシー
 まとめ
3
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
皆さんに質問
 質問
 ふさの国商い倶楽部のFacebookページに「いいね!」を
している
 どれくらいの人達が見ているか知っている
 どれくらいの頻度で投稿されているか知っている
 運用体制を知っている
 そもそもFacebookって何?
4
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
前回の振り返り
 第1回、2回(2014年1月、2月)でやったこと
 ソーシャルメディアの概要
 ソーシャルメディア活用事例
 ふさの国商い倶楽部のFacebookページ開設
 運用方針のディスカッション
5
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ふさの国商い倶楽部Facebookページ
6
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
運用方針のディスカッション
 目的
 Facebookページの目的とは?
 卒業生の各地の達人をつなぎ合わせること
 各地で動いているタイムリーなまちづくり情報
 個別のビジネスの情報発信
 運用方針
 どういう使い方が考えられるか?
 無理なく使っていけるためには?
7
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前回ディスカッションのまとめ
 ソーシャルメディア活用のメリット
 メンバーのメリット
 FBページは公式情報、グループは議論・情報共有
 グループを1つ作成し、メンバーの情報共有
 MLでもFBページ、グループの紹介・宣伝、当面の運用
 外部を巻き込んでコラボ
 県内外でまちづくりに関わっている人達とつながる
 ビジネスとしての利用価値
 ふさの国のメンバーだからこその活用方法
 県内全域でざっくばらんに相談
 まちづくりの観点で相談できるメンバーがいる(価値観共有)
 仲間のつながりを利用したビジネス展開
 メンバー以外にも仕掛けていく
 外とのつながりを広げていく 8
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これまでのおさらい
これまでのおさらいをします
9
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ソーシャルメディアの特徴
 マスメディアの特徴
 例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど
 新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信
 一部のプロのみが情報発信する
 ソーシャルメディアの特徴
 例:ブログ、Twitter、Facebookなど
 誰もが参加・発言できる
 双方向でのやり取り
 情報の拡散(リツイート、いいね!)
10
一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
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ソーシャルメディアの具体例
11
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Facebookの基本概念
 特徴
 ソーシャルグラフ(人間関係)でつながる
 個人と結び付くため、原則1アカウント
 実名登録制。偽名での登録はアカウント停止の可能性
12
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「いいね!」ボタン
 Webの記事、Webページに付けられるボタン
 クリックすることで、友達におすすめできる
 Facebook上の友達のおすすめがわかる
 Web上に自分の足跡を残すことができる
13
いいね!ボタン
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Facebookの魅力
 いいね!の力
 WebページがLinkだけでなくLikeでつながる
 友達が勧めるなら見てみよう
 情報の伝播
 Facebookから外部コンテンツへ
 イベント情報の収集&参加表明
 これまで知ることのなかったイベントの参加機会
 友達のイベント情報を見て、自分が参加することも可能
 イベントの作成・集客が容易
14
いいね!で世界がつながる
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Facebookページ
 Facebookページとは?
 組織・団体で運用するページ
 タイムラインでの情報発信、いいね!やコメントでの交流
 メリット
 閲覧者
 アカウントなしでも閲覧可
 アカウントがあれば、いいね!コメントで交流可能
 運営側
 運用コストが低い(サーバ管理、アクセス解析)
 FBプラットフォームを利用した宣伝・広告
 いいね!の数で人気度が分かる
15
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Facebookページの機能紹介
 イベント機能
 Facebookページの公式イベントとして利用可
 イベントの集客・管理が可能
 インサイト(統計)
 いいね!をしている利用者、記事の閲覧状況が確認可能
 30以上のいいね!が集まると利用可
 広告機能
 有料でFBページやイベントの広告が可能
 対象者を絞った告知(居住地、年齢、性別など)
16
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イベント機能
17
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
インサイトページ
18
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公式Webサイトとソーシャルメディア
公式Webサイトとソーシャルメディアの
使い分けを説明します
19
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メディアの3つの役割
 公式Webサイトとソーシャルメディアの主な役割
 公式Webサイト:公式見解を掲載する場
 ソーシャルメディア:他者とのコミュニケーション
 メディアの3つの役割
 導線:自分のコンテンツに誘導する仕掛け
 ホームグラウンド:最も優れたコンテンツが置かれる場所
 エンゲージメント:他者と交流する場所
20
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代表的なソーシャルメディアとその特徴
21
サービス名 特徴
Twitter
短文の投稿。「リツイート」による情報の拡散。フローメディア
他者との短いコミュニケーションも可能
Facebook
比較的長い文章の投稿ができる。「いいね!」による情報の拡散
写真の投稿が読者の目を引く
Facebookページは ファンとのコミュニケーションの場
ブログ
まとまった内容を記事として投稿する。ストックメディア
特定の話題に関する見解・思いなどを記録する場
LinkedIn ビジネスプロフェッショナル向け人材データベース
SlideShare 講演資料の公開。専門性のPR
その他 画像・動画共有サービス、ライブ配信サービスなど
• 各ソーシャルメディアの特徴を理解し、
目的に合ったサービスを選択することがポイント
• 複数を利用する場合、それぞれの利用スタンスを決めましょう
表.各ソーシャルメディアの特徴
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フローメディアとストックメディア
22
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ストックメディアへの導線
23
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コミュニケーションデザイン
24
アカデミックが見た社会,「第1回河野流パーソナルブランディング実践術」より
http://blog.marketing.itmedia.co.jp/yoshi_kawano/entry/142.html
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公式Webサイトとソーシャルメディアのまとめ
 性質の違い
 公式Webサイト
 静的な情報(基本情報、各種申請書、施設紹介、イベント)
 公式見解の掲載場所
 ソーシャルメディア
 友人、ファンとのリアルタイムなコミュニケーション
 情報が拡散し易いので、見て欲しい情報への導線に利用可能
 FBページでのファンとの交流により絆を深める
 “中の人”が見えると共感を得易く、より魅力的
 使い分け
 公式Webサイトは公式見解
 ソーシャルメディアはファンとのコミュニケーション 25
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ここまでのおさらい(1)
 キーワード
 導線、ホームグラウンド、エンゲージメント
 フローメディア、ストックメディア
 コミュニケーションデザイン
 ここまでで質問があればお願いいたします
 分からないこと、疑問点や意見など
26
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ソーシャルメディアと地域の事例紹介
ソーシャルメディアと地域の
事例を紹介します
27
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地域活動の事例紹介
 事例
 茨城県常陸太田市
 行政に加え、市民一人ひとりが積極的に情報発信!
 千葉県流山市
 マーケティング、ブランド戦略による30代人口急増!
 『父になるなら、流山市。』『母になるなら、流山市。』
 静岡県島田市
 シティプロモーションの推進
 地域の魅力を創るしごと
 千葉県千葉市花見川区
 若者視点での魅力発信プロジェクト『花見川どっとcom!』
 花見川区 × 東京情報大学 × 区内の学校
28
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茨城県常陸太田市Webサイト
 Topページは目的別の3つのカテゴリのみ
 分かりやすく、必要な情報にアクセスしやすい構成
29
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常陸太田市FBページ
 Facebookページ、Twitterアカウント
 お知らせやイベント、季節の風景を写真とともに掲載
 住んでいる「ひと」が見える
 「ひと」が住む景色が見える
30
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地元の「ひと」による情報発信
 Cafe結+1
 カフェ、シェアオフィス
 ネット・パソコン相談
 イベントや展示の情報発信
31
 Sunny Sunday
 お店の情報に加えて、
地域イベントの情報発信
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千葉県流山市公式Twitter
 暮らしに関する情報発信
 安心・安全、防災情報
32
 シティセールス用
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流山市公式Facebookページ
 moricom 森のまちに住む
 シティセールス用Facebookページ
33
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ソーシャルメディアガイドライン
 流山市職員のソーシャルメディア利用方針
 責任の所在の明確化
34
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静岡県島田市公式Facebookページ
 広報しまだ
 行政情報やイベント情報、地域の話題を写真とともに掲載
35
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島田市公式Facebookページ(2)
 島田市博物館
 催し物や展示の情報を発信
36
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島田市公式Facebookページ(3)
 茶道部合宿 in しまだ 応援サイト
 地元の名産「お茶」にスポットを当てた情報の発信
37
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
地域活動のまとめ
 各地域の現状
 常陸太田市
 住んでいる「ひと」が見える安心感
 住民が住んでいる場所を好きなことがわかる
 流山市
 硬い情報とその他の情報でアカウントを分けて発信
 島田市
 情報の内容や発信する団体別に市の魅力を発信
 全体
 行ってみたい、住んでみたい ⇒ 魅力が「見える」
 写真の掲載:人々の笑顔、美味しそうなもの、美しい風景
 市民が住んでいる街を大好きな様子が伝わってくる 38
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花見川どっとcom!
 目的
 若者視点での新たな花見川区の魅力の再発見・情報発信
 活動
 学生主体による区の魅力発信プロジェクトチームの編成
 学生グループによる区内資源の発信(自然、文化、商業、施設等)
 区内の高校生対象のソーシャルメディアリテラシー教育
 高校生からの情報収集
 運用状況
 花見川どっとcom!のFacebookページ運用中
 https://www.facebook.com/hanamigawacom
39
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花見川どっとcom!FBページ
40
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
連携体制
 連携体制
 区役所、高校、情報大の3者で連携
 区の魅力発信が共通テーマ
 利害関係者の立場
 区役所:交流人口
 宣伝、来訪者の増加
 高校:教育
 高校生の情報教育
 情報大:研究
 地域活性化の研究成果
41
区役所
高校 情報大
魅力発信
交流人口
研究教育
人脈
データ
専門知識
学生動員
地域貢献
ネタ提供
情報教育
活動支援
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
花見川どっとcom!の展望
 運用体制の強化
 円滑な情報収集/発信のための連携強化
 地元の商業施設、他校も巻き込んだ体制作り
 地域活性化の評価基準の検討
 何をもって成功とするのか?
 観光客や転入者の増加?
 住民の誇りや地元愛?
 シティプロモーションを参考に
42
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シティプロモーション
 シティプロモーションとは?
 地域の魅力を地域内外に効果的に訴求する方法
 地域イメージのブランド化
 専門家:東海大学文学部 河井 孝仁 教授
 シティプロモーション、地域ブランド、地域とICT
 関連書籍
 シティプロモーション
 地域の魅力を創るしごと、河井 孝仁 著
 定住人口を増やしたい、地域産品を売りたいと
いう課題に対しマーケティングの成功要素を解説
 多角的視点によるシティプロモーションの評価
43
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ディスカッション&グループワーク
 手順(合計70分程度)
 Step 1. 発散:ふさの国商い倶楽部が持つネットワークの
活用方法を各自20個以上挙げる(10分)
 個人作業
 Step 2. 共有:グループでの共有(10分)
 「誰にどのようなメリットがあるか?」
 発表1. 各グループで出た意見を発表(各2分)
 Step 3. 集約:ブランドメッセージ案の絞込み(7分)
 「ふさの国商い倶楽部がどうありたいか」を示す
 Step 4. 提案:具体的な方策を提案する(5分)
 どのツールを使い、誰がどのように情報発信するか
 発表2. ブランドメッセージ、提案を発表(各2分) 44
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ソーシャルメディア活用と地域活動
ソーシャルメディア活用と地域活動の
現状について説明します
45
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
地域活動の現状
 着眼点
 コンテンツ、発信者、道具(ツール)、拡がり方
 現状
 流れている情報
 写真、文章、FBページへの地元住民のコメント(コンテンツ)
 実際に活動している人達がFacebookを活用(発信者)
 情報発信のツール
 ソーシャルメディアを積極的に活用
 役所の広報誌、地域の広報誌、フリーペーパー
 ソーシャルメディア活用の現状
 利用者との距離が近くなる(エンゲージメント)
 PC、スマホ、タブレットで同じ情報⇒1つのコンテンツでOK 46
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地元住民の活動
 地域住民の活動
 個人・グループでの情報発信
 周辺地域のよいところを探す、好きなところを探すのがよい
 地域に愛着を持っている人がやっているので、地元愛を感じる
 素直な言葉で語られていて、よくしたいという想いが伝わってくる
 イベントで笑顔の写真があると、楽しそうな様子が伝わってくる
 情報発信のコツ
 いい写真を撮る、地元に愛着を持つ
 自分の好きなところから始める
 いいと思うところを自分から情報発信する or
グループを作って情報共有する
47
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リスクについて
 質問
 地域活動、情報発信の際の一番のリスクは?
 何もやらないことが一番のリスク
 何もしなければ、何も始まらない
 まず動こう!実践しよう!!
 ネットから現実への交流(Online to Offline: O2O)は大事
 ソーシャルメディア活用は当たり前
48
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情報の公開範囲とプライバシー
ソーシャルメディアを利用する際の
プライバシーについて考えてみましょう
49
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情報の公開範囲
 ソーシャルメディア上の情報を管理できていますか?
 あなたの情報を見られる人は誰ですか?
 Facebookのプロフィール、投稿
 Twitterの投稿
 ブログ記事の内容
 自分と相手のプライバシーを気にしていますか?
 友達の写真を掲載する時に相手に確認を取りますか?
 友達の写真に自分がタグ付けされたことはありますか?
 ソーシャルメディア上の友達はどういう人達ですか?
 実際の友達 or 知っている人 or ネット上の付き合いのみ
50
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ソーシャルメディア利用の心得
 自分の身を守るために
 基本的な人間関係は現実世界と同じ
 具体的な対策
 パスワードの管理をしっかり→アカウントの乗っ取り防止
 友達の管理→誰と友達になるかを考える(友達ポリシー)
 相手のことを考える→自分が言って欲しくないことは言わない
 見られている意識を持つ→内輪だけの話しでも誰かに見られている
 軽率な投稿は控える→後々問題になる可能性
 ソーシャルメディアの問題ではない、あくまでも人の問題
 匿名だからと言って不用意な発言をしない
 ネット上で発言したからではなく、そういう人間性が問題
51
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実名・仮名・匿名
タイプ 定義 メリット デメリット
実名 現実世界で
使用する名称
・新しい人間関係の構築
・自分のブランディング
・問題が自分自身や所属組織に
返ってくる
匿名 個人を特定
できない名称
・肩書に関係なく自由
に発言できる
・閲覧者から信じてもらえない
可能性がある
仮名 ハンドル名 ・ネット上で信頼を獲得
すれば、発信者として
影響力を持てる
・実名と比較して信憑性に劣る
52
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ソーシャルメディアリテラシーとは
 ソーシャルメディアをうまく活用できる能力
 トラブルに適切に対応できること
 情報の公開範囲を管理できること
 他者と適切にコミュニケーションが取れること
 ソーシャルメディアを使った人付き合い
 基本は普段のコミュニケーションと一緒
 単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)
 ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる
 相手のことを考えて発言する
 相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない
 当たり前のことができれば、特に恐れることはない
53
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
透明性の時代へ
 個人の発言がネットを通じて容易に拡散
 意図せず個人の情報が露出してしまう可能性
→例え自分が気を付けていても、他者によって自分の情報が
勝手に発信されてしまう可能性がある
→好むと好まざるとに関わらず、常にソーシャルな世界にいる
 個人・企業による悪事は隠し通せない
→以前は発言の統制、口封じが可能
→ソーシャルメディア上の発言はコントロールできない
→個人・企業ともに真摯な対応、誠実さが求められる
54
透明性の時代
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情報発信で大切なこと
 大切なこと
 ソーシャルメディアを使った人付き合いは現実と同じ
 インターネット上に公開されている意識を持つ
 相手のことを考えて発言する
 相手が言って欲しくないこともある
 友達ポリシーは実際の人間関係と合わせて考える
 透明性の時代には真摯な対応が求められる
 実際に使ってみないと分からない部分も多いので、
これから使っていきましょう
55
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
まとめ
 まとめ
 前回の振り返り
 地域活動の事例紹介
 公式Webサイトとソーシャルメディアの使い分け
 ディスカッション&グループワーク
 今後の課題
 ふさの国商い倶楽部のソーシャルメディア運用体制
56
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
おわり
 ご清聴ありがとうございました
 ご質問・コメント等ありましたらお願いします
57
東京情報大学 総合情報学科
システム開発コース
河野 義広
Twitter:@yoshi_kawano
Facebook:河野 義広
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  • 2. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己紹介  名前:河野 義広(かわの よしひろ)  所属:システム開発コース 助教  専門:情報工学、社会情報学  社会的課題をシステムで解決する!  研究テーマ:ソーシャルメディアの社会的影響  ソーシャルメディア活用&パーソナルブランディング  ソーシャルメディアを「いかに人生に活かすか!」がテーマ  各ソーシャルメディアを自ら使い込んで実践研究  学生のキャリアデザイン支援、教育現場における情報教育 2
  • 3. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 本日の流れ  前回講習会の振り返り  公式Webサイトとソーシャルメディアの使い分け  ソーシャルメディアと地域の事例紹介  ディスカッション&グループワーク  情報の公開範囲とプライバシー  まとめ 3
  • 4. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  質問  ふさの国商い倶楽部のFacebookページに「いいね!」を している  どれくらいの人達が見ているか知っている  どれくらいの頻度で投稿されているか知っている  運用体制を知っている  そもそもFacebookって何? 4
  • 5. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 前回の振り返り  第1回、2回(2014年1月、2月)でやったこと  ソーシャルメディアの概要  ソーシャルメディア活用事例  ふさの国商い倶楽部のFacebookページ開設  運用方針のディスカッション 5
  • 6. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ふさの国商い倶楽部Facebookページ 6
  • 7. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 運用方針のディスカッション  目的  Facebookページの目的とは?  卒業生の各地の達人をつなぎ合わせること  各地で動いているタイムリーなまちづくり情報  個別のビジネスの情報発信  運用方針  どういう使い方が考えられるか?  無理なく使っていけるためには? 7
  • 8. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 前回ディスカッションのまとめ  ソーシャルメディア活用のメリット  メンバーのメリット  FBページは公式情報、グループは議論・情報共有  グループを1つ作成し、メンバーの情報共有  MLでもFBページ、グループの紹介・宣伝、当面の運用  外部を巻き込んでコラボ  県内外でまちづくりに関わっている人達とつながる  ビジネスとしての利用価値  ふさの国のメンバーだからこその活用方法  県内全域でざっくばらんに相談  まちづくりの観点で相談できるメンバーがいる(価値観共有)  仲間のつながりを利用したビジネス展開  メンバー以外にも仕掛けていく  外とのつながりを広げていく 8
  • 9. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES これまでのおさらい これまでのおさらいをします 9
  • 10. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの特徴  マスメディアの特徴  例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど  新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信  一部のプロのみが情報発信する  ソーシャルメディアの特徴  例:ブログ、Twitter、Facebookなど  誰もが参加・発言できる  双方向でのやり取り  情報の拡散(リツイート、いいね!) 10 一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
  • 11. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの具体例 11
  • 12. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookの基本概念  特徴  ソーシャルグラフ(人間関係)でつながる  個人と結び付くため、原則1アカウント  実名登録制。偽名での登録はアカウント停止の可能性 12
  • 13. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 「いいね!」ボタン  Webの記事、Webページに付けられるボタン  クリックすることで、友達におすすめできる  Facebook上の友達のおすすめがわかる  Web上に自分の足跡を残すことができる 13 いいね!ボタン
  • 14. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookの魅力  いいね!の力  WebページがLinkだけでなくLikeでつながる  友達が勧めるなら見てみよう  情報の伝播  Facebookから外部コンテンツへ  イベント情報の収集&参加表明  これまで知ることのなかったイベントの参加機会  友達のイベント情報を見て、自分が参加することも可能  イベントの作成・集客が容易 14 いいね!で世界がつながる
  • 15. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookページ  Facebookページとは?  組織・団体で運用するページ  タイムラインでの情報発信、いいね!やコメントでの交流  メリット  閲覧者  アカウントなしでも閲覧可  アカウントがあれば、いいね!コメントで交流可能  運営側  運用コストが低い(サーバ管理、アクセス解析)  FBプラットフォームを利用した宣伝・広告  いいね!の数で人気度が分かる 15
  • 16. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookページの機能紹介  イベント機能  Facebookページの公式イベントとして利用可  イベントの集客・管理が可能  インサイト(統計)  いいね!をしている利用者、記事の閲覧状況が確認可能  30以上のいいね!が集まると利用可  広告機能  有料でFBページやイベントの広告が可能  対象者を絞った告知(居住地、年齢、性別など) 16
  • 17. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES イベント機能 17
  • 18. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES インサイトページ 18
  • 19. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 公式Webサイトとソーシャルメディア 公式Webサイトとソーシャルメディアの 使い分けを説明します 19
  • 20. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES メディアの3つの役割  公式Webサイトとソーシャルメディアの主な役割  公式Webサイト:公式見解を掲載する場  ソーシャルメディア:他者とのコミュニケーション  メディアの3つの役割  導線:自分のコンテンツに誘導する仕掛け  ホームグラウンド:最も優れたコンテンツが置かれる場所  エンゲージメント:他者と交流する場所 20
  • 21. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 代表的なソーシャルメディアとその特徴 21 サービス名 特徴 Twitter 短文の投稿。「リツイート」による情報の拡散。フローメディア 他者との短いコミュニケーションも可能 Facebook 比較的長い文章の投稿ができる。「いいね!」による情報の拡散 写真の投稿が読者の目を引く Facebookページは ファンとのコミュニケーションの場 ブログ まとまった内容を記事として投稿する。ストックメディア 特定の話題に関する見解・思いなどを記録する場 LinkedIn ビジネスプロフェッショナル向け人材データベース SlideShare 講演資料の公開。専門性のPR その他 画像・動画共有サービス、ライブ配信サービスなど • 各ソーシャルメディアの特徴を理解し、 目的に合ったサービスを選択することがポイント • 複数を利用する場合、それぞれの利用スタンスを決めましょう 表.各ソーシャルメディアの特徴
  • 22. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES フローメディアとストックメディア 22
  • 23. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ストックメディアへの導線 23
  • 24. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES コミュニケーションデザイン 24 アカデミックが見た社会,「第1回河野流パーソナルブランディング実践術」より http://blog.marketing.itmedia.co.jp/yoshi_kawano/entry/142.html
  • 25. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 公式Webサイトとソーシャルメディアのまとめ  性質の違い  公式Webサイト  静的な情報(基本情報、各種申請書、施設紹介、イベント)  公式見解の掲載場所  ソーシャルメディア  友人、ファンとのリアルタイムなコミュニケーション  情報が拡散し易いので、見て欲しい情報への導線に利用可能  FBページでのファンとの交流により絆を深める  “中の人”が見えると共感を得易く、より魅力的  使い分け  公式Webサイトは公式見解  ソーシャルメディアはファンとのコミュニケーション 25
  • 26. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ここまでのおさらい(1)  キーワード  導線、ホームグラウンド、エンゲージメント  フローメディア、ストックメディア  コミュニケーションデザイン  ここまでで質問があればお願いいたします  分からないこと、疑問点や意見など 26
  • 27. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアと地域の事例紹介 ソーシャルメディアと地域の 事例を紹介します 27
  • 28. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 地域活動の事例紹介  事例  茨城県常陸太田市  行政に加え、市民一人ひとりが積極的に情報発信!  千葉県流山市  マーケティング、ブランド戦略による30代人口急増!  『父になるなら、流山市。』『母になるなら、流山市。』  静岡県島田市  シティプロモーションの推進  地域の魅力を創るしごと  千葉県千葉市花見川区  若者視点での魅力発信プロジェクト『花見川どっとcom!』  花見川区 × 東京情報大学 × 区内の学校 28
  • 29. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 茨城県常陸太田市Webサイト  Topページは目的別の3つのカテゴリのみ  分かりやすく、必要な情報にアクセスしやすい構成 29
  • 30. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 常陸太田市FBページ  Facebookページ、Twitterアカウント  お知らせやイベント、季節の風景を写真とともに掲載  住んでいる「ひと」が見える  「ひと」が住む景色が見える 30
  • 31. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 地元の「ひと」による情報発信  Cafe結+1  カフェ、シェアオフィス  ネット・パソコン相談  イベントや展示の情報発信 31  Sunny Sunday  お店の情報に加えて、 地域イベントの情報発信
  • 32. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 千葉県流山市公式Twitter  暮らしに関する情報発信  安心・安全、防災情報 32  シティセールス用
  • 33. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 流山市公式Facebookページ  moricom 森のまちに住む  シティセールス用Facebookページ 33
  • 34. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアガイドライン  流山市職員のソーシャルメディア利用方針  責任の所在の明確化 34
  • 35. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 静岡県島田市公式Facebookページ  広報しまだ  行政情報やイベント情報、地域の話題を写真とともに掲載 35
  • 36. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 島田市公式Facebookページ(2)  島田市博物館  催し物や展示の情報を発信 36
  • 37. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 島田市公式Facebookページ(3)  茶道部合宿 in しまだ 応援サイト  地元の名産「お茶」にスポットを当てた情報の発信 37
  • 38. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 地域活動のまとめ  各地域の現状  常陸太田市  住んでいる「ひと」が見える安心感  住民が住んでいる場所を好きなことがわかる  流山市  硬い情報とその他の情報でアカウントを分けて発信  島田市  情報の内容や発信する団体別に市の魅力を発信  全体  行ってみたい、住んでみたい ⇒ 魅力が「見える」  写真の掲載:人々の笑顔、美味しそうなもの、美しい風景  市民が住んでいる街を大好きな様子が伝わってくる 38
  • 39. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 花見川どっとcom!  目的  若者視点での新たな花見川区の魅力の再発見・情報発信  活動  学生主体による区の魅力発信プロジェクトチームの編成  学生グループによる区内資源の発信(自然、文化、商業、施設等)  区内の高校生対象のソーシャルメディアリテラシー教育  高校生からの情報収集  運用状況  花見川どっとcom!のFacebookページ運用中  https://www.facebook.com/hanamigawacom 39
  • 40. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 花見川どっとcom!FBページ 40
  • 41. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 連携体制  連携体制  区役所、高校、情報大の3者で連携  区の魅力発信が共通テーマ  利害関係者の立場  区役所:交流人口  宣伝、来訪者の増加  高校:教育  高校生の情報教育  情報大:研究  地域活性化の研究成果 41 区役所 高校 情報大 魅力発信 交流人口 研究教育 人脈 データ 専門知識 学生動員 地域貢献 ネタ提供 情報教育 活動支援
  • 42. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 花見川どっとcom!の展望  運用体制の強化  円滑な情報収集/発信のための連携強化  地元の商業施設、他校も巻き込んだ体制作り  地域活性化の評価基準の検討  何をもって成功とするのか?  観光客や転入者の増加?  住民の誇りや地元愛?  シティプロモーションを参考に 42
  • 43. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES シティプロモーション  シティプロモーションとは?  地域の魅力を地域内外に効果的に訴求する方法  地域イメージのブランド化  専門家:東海大学文学部 河井 孝仁 教授  シティプロモーション、地域ブランド、地域とICT  関連書籍  シティプロモーション  地域の魅力を創るしごと、河井 孝仁 著  定住人口を増やしたい、地域産品を売りたいと いう課題に対しマーケティングの成功要素を解説  多角的視点によるシティプロモーションの評価 43
  • 44. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ディスカッション&グループワーク  手順(合計70分程度)  Step 1. 発散:ふさの国商い倶楽部が持つネットワークの 活用方法を各自20個以上挙げる(10分)  個人作業  Step 2. 共有:グループでの共有(10分)  「誰にどのようなメリットがあるか?」  発表1. 各グループで出た意見を発表(各2分)  Step 3. 集約:ブランドメッセージ案の絞込み(7分)  「ふさの国商い倶楽部がどうありたいか」を示す  Step 4. 提案:具体的な方策を提案する(5分)  どのツールを使い、誰がどのように情報発信するか  発表2. ブランドメッセージ、提案を発表(各2分) 44
  • 45. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア活用と地域活動 ソーシャルメディア活用と地域活動の 現状について説明します 45
  • 46. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 地域活動の現状  着眼点  コンテンツ、発信者、道具(ツール)、拡がり方  現状  流れている情報  写真、文章、FBページへの地元住民のコメント(コンテンツ)  実際に活動している人達がFacebookを活用(発信者)  情報発信のツール  ソーシャルメディアを積極的に活用  役所の広報誌、地域の広報誌、フリーペーパー  ソーシャルメディア活用の現状  利用者との距離が近くなる(エンゲージメント)  PC、スマホ、タブレットで同じ情報⇒1つのコンテンツでOK 46
  • 47. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 地元住民の活動  地域住民の活動  個人・グループでの情報発信  周辺地域のよいところを探す、好きなところを探すのがよい  地域に愛着を持っている人がやっているので、地元愛を感じる  素直な言葉で語られていて、よくしたいという想いが伝わってくる  イベントで笑顔の写真があると、楽しそうな様子が伝わってくる  情報発信のコツ  いい写真を撮る、地元に愛着を持つ  自分の好きなところから始める  いいと思うところを自分から情報発信する or グループを作って情報共有する 47
  • 48. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES リスクについて  質問  地域活動、情報発信の際の一番のリスクは?  何もやらないことが一番のリスク  何もしなければ、何も始まらない  まず動こう!実践しよう!!  ネットから現実への交流(Online to Offline: O2O)は大事  ソーシャルメディア活用は当たり前 48
  • 49. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報の公開範囲とプライバシー ソーシャルメディアを利用する際の プライバシーについて考えてみましょう 49
  • 50. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報の公開範囲  ソーシャルメディア上の情報を管理できていますか?  あなたの情報を見られる人は誰ですか?  Facebookのプロフィール、投稿  Twitterの投稿  ブログ記事の内容  自分と相手のプライバシーを気にしていますか?  友達の写真を掲載する時に相手に確認を取りますか?  友達の写真に自分がタグ付けされたことはありますか?  ソーシャルメディア上の友達はどういう人達ですか?  実際の友達 or 知っている人 or ネット上の付き合いのみ 50
  • 51. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア利用の心得  自分の身を守るために  基本的な人間関係は現実世界と同じ  具体的な対策  パスワードの管理をしっかり→アカウントの乗っ取り防止  友達の管理→誰と友達になるかを考える(友達ポリシー)  相手のことを考える→自分が言って欲しくないことは言わない  見られている意識を持つ→内輪だけの話しでも誰かに見られている  軽率な投稿は控える→後々問題になる可能性  ソーシャルメディアの問題ではない、あくまでも人の問題  匿名だからと言って不用意な発言をしない  ネット上で発言したからではなく、そういう人間性が問題 51
  • 52. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 実名・仮名・匿名 タイプ 定義 メリット デメリット 実名 現実世界で 使用する名称 ・新しい人間関係の構築 ・自分のブランディング ・問題が自分自身や所属組織に 返ってくる 匿名 個人を特定 できない名称 ・肩書に関係なく自由 に発言できる ・閲覧者から信じてもらえない 可能性がある 仮名 ハンドル名 ・ネット上で信頼を獲得 すれば、発信者として 影響力を持てる ・実名と比較して信憑性に劣る 52
  • 53. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアリテラシーとは  ソーシャルメディアをうまく活用できる能力  トラブルに適切に対応できること  情報の公開範囲を管理できること  他者と適切にコミュニケーションが取れること  ソーシャルメディアを使った人付き合い  基本は普段のコミュニケーションと一緒  単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)  ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる  相手のことを考えて発言する  相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない  当たり前のことができれば、特に恐れることはない 53
  • 54. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 透明性の時代へ  個人の発言がネットを通じて容易に拡散  意図せず個人の情報が露出してしまう可能性 →例え自分が気を付けていても、他者によって自分の情報が 勝手に発信されてしまう可能性がある →好むと好まざるとに関わらず、常にソーシャルな世界にいる  個人・企業による悪事は隠し通せない →以前は発言の統制、口封じが可能 →ソーシャルメディア上の発言はコントロールできない →個人・企業ともに真摯な対応、誠実さが求められる 54 透明性の時代
  • 55. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報発信で大切なこと  大切なこと  ソーシャルメディアを使った人付き合いは現実と同じ  インターネット上に公開されている意識を持つ  相手のことを考えて発言する  相手が言って欲しくないこともある  友達ポリシーは実際の人間関係と合わせて考える  透明性の時代には真摯な対応が求められる  実際に使ってみないと分からない部分も多いので、 これから使っていきましょう 55
  • 56. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES まとめ  まとめ  前回の振り返り  地域活動の事例紹介  公式Webサイトとソーシャルメディアの使い分け  ディスカッション&グループワーク  今後の課題  ふさの国商い倶楽部のソーシャルメディア運用体制 56
  • 57. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES おわり  ご清聴ありがとうございました  ご質問・コメント等ありましたらお願いします 57 東京情報大学 総合情報学科 システム開発コース 河野 義広 Twitter:@yoshi_kawano Facebook:河野 義広 興味のある方はFacebook、Twitterでご連絡ください。