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自立と協調を促す自己実現支援
システムのモバイルアプリ開発
2017年12月17日(日)
○河野 義広
河内 雅樹
第37回 サイバーワールド研究会@石垣島
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
発表の流れ
 背景
 7つの習慣に基づく自立と協調
 自己実現支援システム「Self-reflector-Plus」の提案
 システム構成
 学生の自立状態を評価するルーブリック策定
 評価実験の計画
 まとめ
2
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背景
 大学生活は「人生の夏休み」
 自由な時間をどう使うかは学生次第(=主体性)
 自己実現を果たすには主体的な行動選択が必須
 自己実現:自己の可能性を最大限に開発し実現して生きること
 主体性とは?
 自分の意志で考えて行動しようとする姿勢
 × 人に言われてからやる ⇒反応的
 △ 自分から進んでやる ⇒自主的
 ○ 何をするかは自分で決める ⇒主体的
 果たして学生は主体的な行動選択ができているか?
 『7つの習慣』の考え方が利用できる 3
『挨拶をしさない』と言われてやる
自ら進んで挨拶をする
職場の雰囲気をよくしたい
と思って、花瓶を飾る
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7つの習慣
 『7つの習慣』とは?
 人が成功するための人生哲学
 スティーブン・R・コヴィー博士が提唱
 インサイド・アウトの原則
 私的成功と公的成功
 私的成功
 『依存』から『自立』へ
 公的成功
 『自立』から『相互依存』へ
4図.7つの習慣における成長の連続体
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7つの習慣における成長の連続体
5
第1ステージ: 依存
- 他者に依存して生きる
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7つの習慣における成長の連続体
6
第1~第2ステージへの習慣
- 習慣1:主体的である
- 習慣2:終わりを思い描くことから始める
- 習慣3:最優先事項を優先する
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
7つの習慣における成長の連続体
7
第2ステージ:自立
- 主体的な行動ができる
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7つの習慣における成長の連続体
8
第2~第3ステージへの習慣
- 習慣4:Win-Winを考える
- 習慣5:まず理解に徹し、
そして理解される
- 習慣6:シナジーを創り出す
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7つの習慣における成長の連続体
9
第3ステージ:相互依存
- 他者とのコラボレーション
- 人生における成功
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7つの習慣における成長の連続体
10
第7の習慣:刃を研ぐ
- 最新再生をする
- すべての行動に影響する
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時間管理のマトリックス
11
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
研究概要
 目的
 自立と協調による学生の自己実現支援
 自立:主体的な行動選択と実行
 協調:自立した人同士が切磋琢磨
 方法
 着眼点:学生の利用頻度の向上と継続性の維持
 対応策:モバイルアプリの開発
 活動開始を利用者に知らせるプッシュ通知
 モバイル端末での活動開始・終了時刻の計測
 メンターやライバルを見つけるためのコミュニティ機能
 評価:学生の自立状態を評価するルーブリック策定
12
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自己実現支援システムの設計
 当初のシステム設計
 私的成功:第二領域時間管理システム
 公的成功:ミッション・ステートメント共有システム
13図.自己実現支援システムの設計
第1~第2ステージへのサブシステム
- Self-reflector
- 主体的な行動選択
- 私的成功
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自己実現支援システムの設計
 当初のシステム設計
 私的成功:第二領域時間管理システム
 公的成功:ミッション・ステートメント共有システム
14図.自己実現支援システムの設計
第2~第3ステージへのサブシステム
- Socializer
- ミッション・ステートメントの共有
- 公的成功
統合
Self-reflector-Plus
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旧システム:Self-reflector
 第二領域活動を管理するカレンダーシステム
15
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旧システム:Socializer
16
1.自分のミッション・ステートメント
- なりたい自分になるための宣言
- そのために何をするのか
2.二人のミッション・ステートメント
- 相手と自分にとって“Win-Win”となるもの
- 二人で一緒に考えて創り上げる
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システム構成
 Webサーバ、クライアントアプリ、FCMサーバ
 Webサーバ:API、DB、通知用定期スクリプト
 FCM(Firebase Cloud Messaging):メッセージ配信基盤
17
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新システム:Self-reflector-Plus
 実行画面
18
私的成功(自立)に関する機能
- イベント登録(第二領域活動)
- ミッション・ステートメント登録
公的成功(協調)に関する機能
- プロフィール(強みタグの設定)
- コミュニティ機能(掲示板)
- フォロー、フォロワー
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ミッション・ステートメント登録
 私的成功に関する機能
 なりたい自分の明確化(自立の第一歩)
 ミッション・ステートメント、役割、活動の登録
19
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イベント登録
 第二領域活動のスケジュール登録
20
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イベントの計測開始
 「開始」ボタンを押して、計測開始
21
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イベント一覧
 イベント一覧から計測中のイベント確認
22
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イベントの計測終了
 「一時停止」または「終了」を押す
23
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プロフィール画面
 登録したタグとおすすめユーザが表示される
24
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コミュニティ機能
 コミュニティ毎の掲示板
25
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評価実験
 目的:学生の利用頻度の向上と継続性の維持の評価
1. モバイル対応によるアプリの利用頻度の評価
2. 長期的かつ継続的な利用の評価
3. 学生の自立状態の達成度評価
 評価方法
 システムログ⇒目的1,2に関係
 ログイン頻度、滞在時間、イベント登録数
 プロフィールのタグ設定、コミュニティ機能の利用状況
 利用者アンケート⇒目的2に関係
 システムの使い勝手、継続的に利用できそうか
 学生の自立状態を評価するルーブリック⇒目的3に関係
26
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実験計画
 条件
 被験者:大学生3・4年生 約20名
 実験期間:冬休み期間中を含む3週間
 方法:
 学生各自のスマートフォンにモバイルアプリをインストール
 期間中の使用を促す
 データ計測
 実験前:自立状態ルーブリック(事前)
 実験中:システムログ
 実験後:自立状態ルーブリック(事後)、利用アンケート
27
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自立状態のルーブリック(1)
28
 7つの習慣のうち、第1~3の習慣の達成度評価
 主体的、反応的、依存の3つの観点で分類
主体的 反応的 依存
第1の
習慣
問題解決に向け率先して行動できる 適切に指示されれば行動できる 指示されても行動できない
自分が変えられる事柄に集中する
(勉強、生活習慣、考え方など)
変えられない事柄を変えようとする
(他者、環境、過去など)
変えられない事柄を気にする
周囲によい影響を与える 周囲から影響を受ける 周囲には関心がない
第2の
習慣
最終的なゴールを思い描いて計画を
立てる
目先の目標を持ち計画を立てる 計画に従って行動できない
どのような自分になりたいか明確で
ある
どのような自分になりたいかまだ明
確になっていない
どのような自分になりたいか
考えたことがない
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自立状態のルーブリック(2)
29
 7つの習慣のうち、第1~3の習慣の達成度評価
 主体的、反応的、依存の3つの観点で分類
主体的 反応的 依存
第3の
習慣
重要であるが緊急ではない活動を行
う
緊急の活動しかしておらず,いつも
忙しい
重要ではない活動だけを楽し
む
重要ではない活動に対してNoと言う
重要ではないことを,信頼された人
物から頼まれたら断れない
誰の頼みでも断らない.イエ
スマン
仕事や権限を他者に移譲する
仕事は誰にも移譲しない.自分の仕
事は自分でやる
自分の仕事と他人の仕事を区
別できない
どのような自分になりたいかに基づ
いて自己管理できる
自己管理はできるが,どのような自
分になりたいかに基づいた行動はでき
ていない
自己管理ができない
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
まとめ
 まとめ
 自立と協調を促す自己実現支援システム:Self-reflector-Plus
 現行システムの統合
 モバイル対応:プッシュ通知、計測、コミュニティ機能
 自立状態を評価するルーブリック策定
 7つの習慣の第1~3に対応
 主体的、反応的、依存の3つの評価尺度
 今後の予定
 学生を対象とした評価実験の実施
 システム利用状況と自立状態の関連性の評価
30
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
おわり
 ご清聴頂きありがとうございました!
31
東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科
システム開発コース 助教
河野 義広
Tel:043-236-1149
E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp
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第37回サイバーワールド研究会20171217

  • 2. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 発表の流れ  背景  7つの習慣に基づく自立と協調  自己実現支援システム「Self-reflector-Plus」の提案  システム構成  学生の自立状態を評価するルーブリック策定  評価実験の計画  まとめ 2
  • 3. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 背景  大学生活は「人生の夏休み」  自由な時間をどう使うかは学生次第(=主体性)  自己実現を果たすには主体的な行動選択が必須  自己実現:自己の可能性を最大限に開発し実現して生きること  主体性とは?  自分の意志で考えて行動しようとする姿勢  × 人に言われてからやる ⇒反応的  △ 自分から進んでやる ⇒自主的  ○ 何をするかは自分で決める ⇒主体的  果たして学生は主体的な行動選択ができているか?  『7つの習慣』の考え方が利用できる 3 『挨拶をしさない』と言われてやる 自ら進んで挨拶をする 職場の雰囲気をよくしたい と思って、花瓶を飾る
  • 4. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣  『7つの習慣』とは?  人が成功するための人生哲学  スティーブン・R・コヴィー博士が提唱  インサイド・アウトの原則  私的成功と公的成功  私的成功  『依存』から『自立』へ  公的成功  『自立』から『相互依存』へ 4図.7つの習慣における成長の連続体
  • 5. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 5 第1ステージ: 依存 - 他者に依存して生きる
  • 6. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 6 第1~第2ステージへの習慣 - 習慣1:主体的である - 習慣2:終わりを思い描くことから始める - 習慣3:最優先事項を優先する
  • 7. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 7 第2ステージ:自立 - 主体的な行動ができる
  • 8. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 8 第2~第3ステージへの習慣 - 習慣4:Win-Winを考える - 習慣5:まず理解に徹し、 そして理解される - 習慣6:シナジーを創り出す
  • 9. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 9 第3ステージ:相互依存 - 他者とのコラボレーション - 人生における成功
  • 10. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 7つの習慣における成長の連続体 10 第7の習慣:刃を研ぐ - 最新再生をする - すべての行動に影響する
  • 11. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 時間管理のマトリックス 11
  • 12. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 研究概要  目的  自立と協調による学生の自己実現支援  自立:主体的な行動選択と実行  協調:自立した人同士が切磋琢磨  方法  着眼点:学生の利用頻度の向上と継続性の維持  対応策:モバイルアプリの開発  活動開始を利用者に知らせるプッシュ通知  モバイル端末での活動開始・終了時刻の計測  メンターやライバルを見つけるためのコミュニティ機能  評価:学生の自立状態を評価するルーブリック策定 12
  • 13. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己実現支援システムの設計  当初のシステム設計  私的成功:第二領域時間管理システム  公的成功:ミッション・ステートメント共有システム 13図.自己実現支援システムの設計 第1~第2ステージへのサブシステム - Self-reflector - 主体的な行動選択 - 私的成功
  • 14. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己実現支援システムの設計  当初のシステム設計  私的成功:第二領域時間管理システム  公的成功:ミッション・ステートメント共有システム 14図.自己実現支援システムの設計 第2~第3ステージへのサブシステム - Socializer - ミッション・ステートメントの共有 - 公的成功 統合 Self-reflector-Plus
  • 15. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 旧システム:Self-reflector  第二領域活動を管理するカレンダーシステム 15
  • 16. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 旧システム:Socializer 16 1.自分のミッション・ステートメント - なりたい自分になるための宣言 - そのために何をするのか 2.二人のミッション・ステートメント - 相手と自分にとって“Win-Win”となるもの - 二人で一緒に考えて創り上げる
  • 17. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES システム構成  Webサーバ、クライアントアプリ、FCMサーバ  Webサーバ:API、DB、通知用定期スクリプト  FCM(Firebase Cloud Messaging):メッセージ配信基盤 17
  • 18. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 新システム:Self-reflector-Plus  実行画面 18 私的成功(自立)に関する機能 - イベント登録(第二領域活動) - ミッション・ステートメント登録 公的成功(協調)に関する機能 - プロフィール(強みタグの設定) - コミュニティ機能(掲示板) - フォロー、フォロワー
  • 19. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ミッション・ステートメント登録  私的成功に関する機能  なりたい自分の明確化(自立の第一歩)  ミッション・ステートメント、役割、活動の登録 19
  • 20. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES イベント登録  第二領域活動のスケジュール登録 20
  • 21. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES イベントの計測開始  「開始」ボタンを押して、計測開始 21
  • 22. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES イベント一覧  イベント一覧から計測中のイベント確認 22
  • 23. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES イベントの計測終了  「一時停止」または「終了」を押す 23
  • 24. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES プロフィール画面  登録したタグとおすすめユーザが表示される 24
  • 25. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES コミュニティ機能  コミュニティ毎の掲示板 25
  • 26. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 評価実験  目的:学生の利用頻度の向上と継続性の維持の評価 1. モバイル対応によるアプリの利用頻度の評価 2. 長期的かつ継続的な利用の評価 3. 学生の自立状態の達成度評価  評価方法  システムログ⇒目的1,2に関係  ログイン頻度、滞在時間、イベント登録数  プロフィールのタグ設定、コミュニティ機能の利用状況  利用者アンケート⇒目的2に関係  システムの使い勝手、継続的に利用できそうか  学生の自立状態を評価するルーブリック⇒目的3に関係 26
  • 27. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 実験計画  条件  被験者:大学生3・4年生 約20名  実験期間:冬休み期間中を含む3週間  方法:  学生各自のスマートフォンにモバイルアプリをインストール  期間中の使用を促す  データ計測  実験前:自立状態ルーブリック(事前)  実験中:システムログ  実験後:自立状態ルーブリック(事後)、利用アンケート 27
  • 28. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自立状態のルーブリック(1) 28  7つの習慣のうち、第1~3の習慣の達成度評価  主体的、反応的、依存の3つの観点で分類 主体的 反応的 依存 第1の 習慣 問題解決に向け率先して行動できる 適切に指示されれば行動できる 指示されても行動できない 自分が変えられる事柄に集中する (勉強、生活習慣、考え方など) 変えられない事柄を変えようとする (他者、環境、過去など) 変えられない事柄を気にする 周囲によい影響を与える 周囲から影響を受ける 周囲には関心がない 第2の 習慣 最終的なゴールを思い描いて計画を 立てる 目先の目標を持ち計画を立てる 計画に従って行動できない どのような自分になりたいか明確で ある どのような自分になりたいかまだ明 確になっていない どのような自分になりたいか 考えたことがない
  • 29. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自立状態のルーブリック(2) 29  7つの習慣のうち、第1~3の習慣の達成度評価  主体的、反応的、依存の3つの観点で分類 主体的 反応的 依存 第3の 習慣 重要であるが緊急ではない活動を行 う 緊急の活動しかしておらず,いつも 忙しい 重要ではない活動だけを楽し む 重要ではない活動に対してNoと言う 重要ではないことを,信頼された人 物から頼まれたら断れない 誰の頼みでも断らない.イエ スマン 仕事や権限を他者に移譲する 仕事は誰にも移譲しない.自分の仕 事は自分でやる 自分の仕事と他人の仕事を区 別できない どのような自分になりたいかに基づ いて自己管理できる 自己管理はできるが,どのような自 分になりたいかに基づいた行動はでき ていない 自己管理ができない
  • 30. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES まとめ  まとめ  自立と協調を促す自己実現支援システム:Self-reflector-Plus  現行システムの統合  モバイル対応:プッシュ通知、計測、コミュニティ機能  自立状態を評価するルーブリック策定  7つの習慣の第1~3に対応  主体的、反応的、依存の3つの評価尺度  今後の予定  学生を対象とした評価実験の実施  システム利用状況と自立状態の関連性の評価 30
  • 31. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES おわり  ご清聴頂きありがとうございました! 31 東京情報大学 総合情報学部 総合情報学科 システム開発コース 助教 河野 義広 Tel:043-236-1149 E-mail:ykawano@rsch.tuis.ac.jp 質問・コメントがありましたらお願いします

Hinweis der Redaktion

  1. こちらの図をご覧ください.こちらは時間管理のマトリックス図です. 私たちのすべての活動は「緊急度」と「重要度」という2つの軸により、4つの領域に分類できます。 そして,この4つの領域のうち、豊かな人間関係づくり、準備や計画といった緊急ではないが重要である第二領域が最も重要とされています。 この第二領域の活動は、我々に働きかけてくることはありません。第二領域の活動は、自ら働きかけなければ実行することができません。
  2. まとめです。本研究では、「Self-reflector」の提案とシステムの設計を行いました。 セルフリフレクターは最優先事項の6つのステップに基づいた、重要度を意識したスケジュール管理システムです。 今後の予定として、開発が進み次第、サービスの提供,評価実験を予定しています。