今後産業振興が予想される衛星データビジネスは、これまで解決できなかった地域社会の課題解決につながります。 また衛星データを活用したIT企業が創業、もしくは既存企業が事業拡大することで、地域の雇用増加につながります。 そんな衛星データビジネスで、解決できることを考えたいです。

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人工衛星データで大阪の社会課題の解決をしたい！
宇宙ビジネスコート 阿部聖史

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自己紹介
阿部 聖史 プロフィール
■所属
宇宙ビジネスコート）宇宙ビジネスコーディネーター
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社）新規事業開発担当
■経歴
大学卒業後、WEBアプリケーションエンジニアとして、オンラインストレ
ージやレンタルサーバーなど、ホスティングサービスの開発・運用に１０
年ほど携わる。その後商品企画・営業企画を経て、現在は人工衛星データ
を活用した新規事業開発を担当。

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宇宙ビジネスコートについて
宇宙ビジネスアイデアの
事業化をサポートします！
宇宙ノウハウのレクチャー、
共同研究プログラム、宇宙業
界関係者の紹介などなど
宇宙ビジネスコート
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一般財団法人）
宇宙システム開発利用推進機構
http://www.jspacesystems.or.jp/

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今、宇宙ビジネスがアツい！

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IT業界の巨人たちも宇宙に夢中！
ジェフ・ベゾス
Amazon.com創業者兼CEO
航空宇宙企業Blue Origin設立。民間資本で大幅に宇宙旅行
を安くして、尚且つ信頼性を高める技術を開発している。
イーロン・マスク
PayPal、テスラ創業のシリアルアントレプレナー
航空宇宙企業Space Xを設立。2006年、国際宇宙ステー
ションへの物資補給サービスをNASAより落札。
孫正義
ソフトバンクグループ創業者
衛星通信会社OneWebに10億円出資。通信衛星コンステレー
ションで全世界のデジタルデバイド問題の解消を目指す。

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今、宇宙業界で何が起きているか？
宇宙産業への新規参入障壁が下がってきている！
ITベンチャーの参入が始まっている！
コストダウン
・衛星製造費用の大幅な低下
・打ち上げ費用の大幅な低下
大幅な技術革新
・衛星の小型化（キューブサット）
・打上げ効率化（再利用、ピギーバック）
・衛星の情報取得頻度増（コンステレーション）

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参入しやすい宇宙ビジネス
EOデータビジネス
人工衛星が光学センサー、レーダーで観測したデータを使って、今ある
ビジネスを加速させたり、新しいビジネスを生み出すことが出来る。
EOとはEarth Observasion Satellite = 地球観測衛星のこと。
何がわかるか？
たとえば畑の作物の生育状況、海域の不審船監視、建造物の老朽化状況
のモニタリング等々、地球上の様々な事象観測を衛星から行うことが出
来る。その解像度と観測頻度は年々向上しており、2020年代には数時
間に一度、同一地点を観測したデータが安価に利用できる見込み。

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EOデータ活用事例① 投資
駐車場情報で業績予測
大手小売チェーンの駐車場の
自動車の台数変化を画像解析。
売上情報の集計前に業績を予測。
アメリカ

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EOデータ活用事例② 燃費
冬の海氷対策に活用
人工衛星から海氷状況を監視。
貨物船運行における海氷の回避、
砕氷活動、港運行効率化を実施。
燃費削減と流通活動の最適化で
年間数十億円の経済効果。
フィンランド

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EOデータ活用事例③ 農業
お米の食味向上
米はタンパク量が多くなると
硬くなり、食味が落ちてしまう。
EOデータから水田のタンパクマップを
作成、ベストな収穫時期を予想。
食味向上で青森初の「特A評価」獲得
。ブランド米「青天の霹靂」の誕生。
日本

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衛星データの可能性は無限大
使用する技術は意外と難しくない
・OSSのMapServer+PostgreSQLで位置情報サービスは作れる
・プログラミングもPHP、Perl、Python、Javaなどで可能
・必要なのはLAMPでサーバーアプリを作る程度のスキル
資本や技術より、まず発想が試される
・これまで見えなかった場所が観測できる
・これまで観測に大きなコストのかかる場所が安価に高頻度観測できる
・ここからどんなサービスを生み出せるか？

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具体的な目標
大阪発のEOデータビジネスの創出
・2018年度内の宇宙ビジネスコートへの事業相談10件
・2018年度内のビジネスアイデアの正式事業化1件

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みなさんと考えたいこと
「ITスキル」を持った大阪企業に
EOデータビジネスに新規参入
してもらうためのアイデア