JAWS-UG金沢 #50で登壇した発表についてのスライドです。 S3を使ってWebサイトを構築する方法について説明しています。

1. S3を使った簡単Webサイトの作り方
JAWS-UG 金沢
松田 康宏
2020年2月5日

2. 自己紹介
住んでいるところ 石川県白山市(｢住みよさランキング2019｣第１位)
好きなこと ボウリング 家庭菜園
最近使っているAWSサービス
・Amazon Workspaces
・Amazon S3
・Amazon ECR
・Amazon EC2(スポットインスタンス)
最近のしんどいこと Linuc 300(Mixed Environment)
Linuc 304(Virtualization & High Availability)に不合格
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3. 本日のゴール
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S3がなにかを理解する
S3でどのようにしてWebサイトを構築するかを理解する

4. S3(Simple Storage Service)とは？
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Blackbelt
https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20190220-aws-
black-belt-online-seminar-amazon-s3-glacier

5. なぜS3でWebサイトを構築するのか？
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S3はオブジェクトストレージだが、静的コンテンツをWebサイトとしてホスティングすることが出来るから
メリット
 オブジェクトストレージの特性を生かした高可用性
 保存されているコンテンツ容量とアクセスされた分だけの支払い済む
デメリット
 （アクセス元制限をしない場合）コストが青天井になるリスク
 HTTPSに対応していない
 動的コンテンツをホストできない
→WAFを活用する。コスト重視で可用性を犠牲にできるなら、EC2やLightsailも検討。
→CloudFrontを活用する。
→Lambdaを活用する。Wordpressのようなものであれば、コンテンツ管理サーバをコンテ
ナ化して必要な時間だけサービス（もしくは手元のノートパソコンで動作）させてプラグイン
を活用してS3に配信させることも検討する。
https://github.com/harunobukameda/Amazon-API-GW---AWS-
Lambda---Amazon-DynamoDB-Handson

6. 作り方
１．（独自ドメインで公開する場合）FQDNと同一のバケットを作成する
例）http://s3.jawsug-kanazawa.matsuda.biz/
→ s3.jawsug-kanazawa.matsuda.biz という名称のバケットを作成する
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7. 作り方
２．Static website hostingの設定で
「このバケットを使用してウェブサイトをホストする」を設定する
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8. 作り方
３．必要に応じてバケットポリシーを設定する
下記は XXX.XXX.XXX.XXX のIPアドレス以外もしくはvpce-xxxxxxxxxxxxxxxxx のVPCエンドポイント以外からのアクセスを制限している例
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9. コンテンツのアップロード方法
（手動）
１．マネージドコンソールにアクセスして、ファイルをアップロードする
２．アップロードしたファイルを選択して公開するをクリック
（AWS CLIによる自動）
aws s3 sync (フォルダ名) s3://(バケット名)/ --acl public-read
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/cli-services-s3-
commands.html
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10. 独自ドメインでアクセスする場合
のこりあと２ステップ
１．Route53にDNSレコードを追加する
２．ドメインレジストラにてネームサーバの変更を行う
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11. Route53へ登録
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12. ネームサーバの変更
ネームサーバを（下記例ではMyDNSから）Route53へ変更
【注意】丸囲みしているDNSサーバはRoute 53に登録するドメインごとに異なります
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13. 完成！
http://s3.jawsug-kanazawa.matsuda.biz.s3-website-ap-northeast-
1.amazonaws.com/
http://s3.jawsug-kanazawa.matsuda.biz/
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独自ドメインの場合

14. 完成！
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許可されていないIPアドレスからのアクセス許可されたIPアドレスからのアクセス

15. ごめんなさい
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本日紹介したテストサイトは、今後廃止する予定の為、アクセスできないかもしれません。。。

16. S3のサービスの活用事例
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17. サービスの活用事例
S3
VSTest + OpenCover + ReportGenerator を利用したカバレッジレポート
DoxygenやMkDocsを利用して生成したドキュメントの静的Webサイトのホスティングに利用
オブジェクトストレージなのにWebサイトのホスティングが容易で（Webサイトのホスティングとして
の追加費用が発生しないので）運用コストがほとんどかからない
GitLabでCI/CDパイプラインの中に組み込んで利用
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18. 質疑応答
当日の質疑で適切に回答できていなかった箇所があります。
本スライドにて回答内容を一部編集してありますので、ご了承ください。
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ここからは、当日に寄せられた質問に対する回答を記載しています。

19. 質疑応答（１）
ファイルサーバにアップロードする運用とした場合、更新時にファイルをロックして参照しているユーザ
がいた場合に、更新に失敗する為
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ドキュメントの生成先がなぜファイルサーバではなく、Webサーバーなのか？

20. 質疑応答（２）
S3のコストだけでお伝えすると、1ヵ月の運用においては、APIの呼び出しに８７セント（約９６
円）かかり、データ保存料に２セント（約３円）かかった。
※為替レートは１ドル＝１１０円であり、コンテンツの容量は1GB以下である。
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活用事例において、どれくらいのコストがかかっているのか？

21. ありがとう
ございました