2016/05/17(火) 19:30 開催 もっともっっっと良いプロダクトを作ろう！〜dots.プロダクトマネージャ部を発足します〜 で使用する予定だったスライドを共有します。 ※イベント自体は当日急に体調悪くなり欠席してしまいました。懺悔。

1. プロダクトマネージャーは
フレームワークを作れ
freee株式会社
執行役員 プロダクトマネージャー
坂本 登史文
(@aomegane1985)

2. 自己紹介
• 2010年 大手メーカー系IT企業に新卒で入社
SAPプログラマとして会計システムの開発に
従事
• 2012年 DeNA株式会社
データマイニング担当。ゲームの分析を行う
• 2014年 freee株式会社
データ解析や会社設立freeeの開発に従事
現在はプロダクトマネージャーとして活躍
freee株式会社
執行役員 プロダクトマネージャー
坂本 登史文

3. スモールビジネスに携わるすべての人が、
創造的な活動にフォーカスできるよう

4. 今年に入ってからの主なリリースを早回し
で

5. 会計：API連携

6. マイナンバー：連携

7. 給与：有給管理追加

8. 会計：モバイルで確定申告

9. 給与：最新の制度に対応

10. 会計：NPO対応
And more…
PR級ではないリリースが100前後

11. 本題：どうやってこれらを企画しているの
か

12. いっぱいフレームワーク(考え方)作りました
プロダクトマスタープラン
freeeらしい
プランニングのプロセス
プロダクト企画案を
どうやって評価するか
機能リリース後の
振り返り方法
エンジニアが書く
DesignDocのコンテンツ
PM×エンジニア×デザイナー
の効果的な役割分担

13. いっぱいフレームワーク(考え方)作りました
プロダクトマスタープラン
freeeらしい
プランニングのプロセス
プロダクト企画案を
どうやって評価するか
機能リリース後の
振り返り方法
エンジニアが書く
DesignDocのコンテンツ
PM×エンジニア×デザイナー
の効果的な役割分担

14. プロダクトマスタープラン
時間的・工数的制約がなかったと仮定して
プロダクトのあるべき姿を定義したもの
マスタープラン 開発タスク
事業環境などから
優先度を決定

15. マスタープランの例

16. 『家族がつながる、家族のためのSNS』
※画面ははめ込み合成ですｗ
家族の誰でも使える
なんでも共有できる
家族が安心して使える

17. 家族の誰でも使える
おじいちゃん・おばあちゃん
お父さん
お母さん
中高生のこども
小学生
高齢者でも快適に使えるUIモードの専用開発
iOS, Androidで使用できるアプリの開発
お母さんのアプリから使えるモードの開発

18. マスタープランを書くときに考えていること(例)
• ターゲットの選定
• ペット・こどもの恋人・いとこ
などはターゲット外
• 小学生以下の子供もターゲット外
• やらないソリューションの定義
• WindowsPhoneへ参入しない
• Mac, windowsアプリへ参入しない
• 重要なUXの定義
• 小学生のこどもは、お母さんのアプリ
を使用してこのアプリを使用するとい
うUXを定義
• 高齢者向けと大人向けのUIを専用
で用意する

19. 今日のまとめ
• PMはプロダクトの責任者として、様々な考え方を整理すること
• プロダクトの理想状態とはどう定義するのか
• エンジニアやデザイナー、Bizメンバーとの関わり方はどうするか
• リリースの振り返りはどうするか、それをどうやってバックログに積むか
• すべての制約を外して、理想状態(マスタープラン)を書くと捗る
• ターゲットや重要なUXなどをトップダウンで自然に考える
• マスタープランから、事業環境などを考慮して何を作るかを決める
• 階層構造になってるので、MVPを定義するときも使えるよ