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心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein

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2019/03/12にrakumo社で行った講演の資料です
https://infosystem.connpass.com/event/120965/

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心理的安全性と、Veinの紹介 Psychological safety and introduction of Vein

  1. 1. 心理的安全性の話と、 Veinの設計 中山ところてん
  2. 2. 自己紹介 • ところてん • @tokoroten • 株式会社NextInt 代表 • 怪文章職人 • 最近の活動 • データサイエンティスト養成読本ビジネス活用編 • Veinという自社サービスをリリース • 最近のお仕事 • 機械学習顧問(3社) • モバイルミドルウェア開発 • ECプラットフォーム • データ分析企業 • 新規事業コンサルティング(1社) • ゲームディレクター(1社) ↓共著 ↓寄稿↓共著
  3. 3. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  4. 4. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  5. 5. プロジェクトアリストテレス • 大本はGoogleの調査、 Project Aristotle • チームの生産性に何が寄与するかを調査するプロジェクト • https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/introduction/ • https://rework.withgoogle.com/print/guides/5721312655835136/
  6. 6. 生産性には5つの要素が必要 • 次の5つが上から順に重要 • 心理的安全性(Psychological Safety) • 相互信頼性(Dependability) • 構造と明快さ(Structure & Clarity) • 仕事の意味(Meaning) • 影響(Impact) • 真に重要なのは「誰がチームのメン バーであるか」よりも「チームがどの ように協力しているか」であった※ ※「Googleに採用されている人」という生存バイアスがかかっているので注意
  7. 7. 心理的安全性の計測指標 • チームの中でミスをすると、たいてい非難される。 • チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える。 • チームのメンバーは、自分と異なるということを理由に他者を拒絶す ることがある。 • チームに対してリスクのある行動をしても安全である。 • チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい。 • チームメンバーは誰も、自分の仕事を意図的におとしめるような行動 をしない。 • チームメンバーと仕事をするとき、自分のスキルと才能が尊重され、 活かされていると感じる。 https://rework.withgoogle.com/print/guides/5721312655835136/ https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/foster-psychological-safety/
  8. 8. 心理的安全性を作るには? https://www.youtube.com/watch?v=LhoLuui9gX8 Building a psychologically safe workplace | Amy Edmondson | TEDxHGSE
  9. 9. 心理的安全性は何によって脅かされる? https://youtu.be/LhoLuui9gX8?t=130 このようには見られたくない 簡単な解決方法 無知 質問をしない 無能 弱みや失敗を認めない 邪魔 アイディアを提案しない 否定的 現状について論評しない
  10. 10. 心理的安全性とは何か? • 意訳: 心理的安全性とは、提案をしたり、質問をしたり、懸念してい たり、失敗したことによって、罰せられたり、恥をかかされた りすることが無いことだと信じている状態 https://youtu.be/LhoLuui9gX8?t=230
  11. 11. 心理的安全性を個人が促進するには? • 仕事を「実行」ではなく「学び」だととらえる • 自分が失敗しやすいことを認める • 好奇心を形にし、たくさんの質問をする https://youtu.be/LhoLuui9gX8?t=461 https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/foster-psychological-safety/
  12. 12. 生産性の低いチームからの生まれ変わり • GoogleのM.S氏の事例 • 元SWAT、現Google SREチームマネージャー • 社内ではとても優秀な人物だとみられていたが、 チームを組むとメンバーが委縮してしまい、空気が悪くなってしまう • Project Aristotleチームに評価を依頼、低評価のチームと評価されてしまう • M.S氏はチームに自身の事柄を打ち明けるように依頼 • M.S氏は自分がステージ4の腎臓癌であることを告白 • チームメンバーは自身の健康問題について告白 • これをきっかけにチームのコミュニケーションが大幅改善 • 日常の小さな問題について話せるようになっていった https://www.nytimes.com/2016/02/28/magazine/what-google-learned-from-its-quest-to-build-the-perfect-team.html http://www.toryburchfoundation.org/resources/management/what-sets-effective-teams-apart/
  13. 13. リーダーは何を行ったのか? • 自らが癌だとは知られたくない、弱みを見せたくない • これによりチームメンバーに厳しく接することになる • 癌を告白、自らが弱みを見せる • 完璧な人間なんていないことを自らをもってアピール • 仕事と人生は不可分 • 仕事は仕事、という切り分けで思考停止するのではなく、 人生を改善するために、自ら仕事に取り組むように • 会社を「本来の自分」が居られる場所にする • お互いの人生を分かち合う • お互いを知ることで、ディスカッションが始まる
  14. 14. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  15. 15. 注意 • ここから先のスライドは、私が考える心理的安全性です • 世の中の心理的安全性の解説には出てきません
  16. 16. 会社の業務範囲 癌告白前 自分の公開情報 相手の公開情報 Me You
  17. 17. 会社の業務範囲 相手の公開情報 リーダーの癌告白 自分の公開情報 Me You
  18. 18. 会社の業務範囲 自分の公開情報 相手の公開情報 自分も健康状態を告白 Me You
  19. 19. 心理的安全性は難しい • 心理的安全性≒「こいつならコレを話してもOK」 • 個人間の心理的安全性は極めて小さい • 「自分の公開情報」と「相手の公開情報」の積集合 • 職場の心理的安全性はさらに難しい • 「自分の公開情報」と「相手の公開情報」と「業務範囲」の積集合 • 個人間の心理的安全性を広めて、そこから職場の心理的安全性を広 げる必要がある
  20. 20. 余談:宝くじはなぜ売れるのか https://twitter.com/tokoroten/status/952769366063394816
  21. 21. 会社の成長と、心理的安全性 • 心理的安全性と会社組織 • 自分の興味、相手の興味、会社の業務範囲をチームが把握している状態 • 興味があるではダメで、興味はチームに把握されていなければならない • 会社の業務範囲が社内全体に周知されていること • 「私の仕事はコレです、それ以外は知りません」という人がいるとアウト • 技術/業務に興味がない・理解できない上司が居ると即死 • 上の人の態度はマジ大事 • 会社が成長するとは、会社の業務範囲が拡大すること • 個人が持つ興味・知識が、チーム・会社に知識移転される • 心理的安全性を形成しなければ会社の成長は限定的になる • 雑談により、会社の業務範囲の隣接領域が広がる
  22. 22. 会社の業務範囲 自分の公開情報 相手の公開情報 雑談で成長する会社 Me You 雑談 領域
  23. 23. 会社の業務範囲 自分の公開情報 相手の公開情報 雑談で成長する会社 Me You
  24. 24. ホウレンソウからザッソウへ • 報告・連絡は無駄 • メール、Slack、グループウェアで十分 • 必要なのは相談 • ホワイトカラーは再現性の低い仕事が増え てきた • 再現性の低い仕事は密な相談が必要 • 雑談により、心理的安全性を上げる • 気軽な相談には、普段からの気軽な雑談が 必要 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59797
  25. 25. 会社の業務範囲 属人化かつ成長できない会社 自分の公開情報 相手の公開情報 Me You
  26. 26. 会社の業務範囲 雑談を許さないで、業務範囲縮小する会社 自分の公開情報 相手の公開情報 Me You 安全なコミュニケーション に寄せれば寄せるほど、会 社の業務範囲ギリギリのこ とは話せなくなり、会社の 業務範囲が縮小していく
  27. 27. 余談:組織はなぜ老化するのか? 技術の想像と設計、17pより引用
  28. 28. 余談:組織はなぜ老化するのか • 初期 • 組織化が不十分で双方の組織が自分の業務範囲を逸脱してカバー • 中期 • 業務範囲の逸脱によるカバーは組織の軋轢を生む • 軋轢を解消し、効率を上げるために、業務分掌が明確化される • 老化 • 業務分掌に従って行動し、そこから少しでも逸脱したものについては、 どの組織も拾わなくなる
  29. 29. 雑談と会社 • 雑談による会社の成長 • 会社の成長は、個人から会社・チームへの知識移転 • 雑談によるアウトプットを通じて、会社は新たな知識を獲得する • 雑談を通じた合意形成により知識は形式知化される • 雑談が行われない環境 • 雑談が行われない環境では、個人の持つ知識は会社に転移するものの、 雑談による形式知化が行われず、暗黙知のまま転移し、属人化する • 雑談の禁止による会社の衰退 • 雑談が禁止された職場では、業務の話をするしかなくなる • 業務の話をしている限りそれ以上広がらない、境界領域は罰せられる可能性 • 会社の業務範囲は縮小する
  30. 30. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  31. 31. 日本企業の伝統的解決法:飲み会 https://president.jp/articles/-/14817
  32. 32. 飲み会の機能 • 会社の業務範囲という問題をいったん脇に置く • 酒の席による心理的安全性の緩和 • 個人の興味関心を引き出し、公開情報にしていく • 個人間の心理的安全性を見つける • 同じ趣味、同じ興味を見つける • 心理的安全性の領域を雑談を通じて拡大していく • ある程度拡大したら仕事の話に戻る • 仕事の話に戻って、じゃあお前は何が出来るんだ?
  33. 33. タバコ部屋・ウンコ部屋について • 社内コミュニケーションにおけるunkの可能性 • http://onk.bz/data/2008-02-24/1000speakers2.html
  34. 34. 減っていく情報交換 • 酒、タバコ部屋に頼らないと、心理的安全性が確保できない • 必要なのは「会社内で業務に関係なく」「自分のことを話せる場」 • 酒、タバコを嗜む人が減った結果、心理的安全性の担保が困難 • 時代の変化により、自然と情報交換されることも減っている • PCの普及により、仕事がPCの中で行われるようになった • 仕事がPCの中に入っていった結果、公開情報が減る • 私はクリーンデスクは悪だと思っている • 誰が何を考えているのかが、机の上に残っている
  35. 35. コンピュータによるオフィス変化 • ほぼ全ての産業がコンピュータに依存するようになった • 一般オフィスへの浸透は2000年ごろから • 1990年前後と現在を、フィクションの中で比較してみる • 1988 美味しんぼ • 1989 機動警察パトレイバー • 2015 SHIROBAKO • 2016 シン・ゴジラ • 2018 アグレッシブ烈子 Slideshare公開版では、スクリーンキャプチャは削除しています
  36. 36. 1988 美味しんぼ • 新聞社のオフィス Screen capture
  37. 37. 1989 機動警察パトレイバー ON TELEVISION • 当時はコンピュータは「電算室」にあるものだった Screen capture
  38. 38. 2015 SHIROBAKO • アニメの制作デスクはPC上で仕事をする Screen capture
  39. 39. 2016 シン・ゴジラ • 職員はすべてPCを活用して仕事を行う Screen capture
  40. 40. 2018 アグレッシブ烈子 • 経理は全員PCを利用して仕事をしている Screen capture
  41. 41. オジサンたちの勘違い • コミュニケーションが苦手な若者が増えた → × • オジサンたちとの共通の話題が消失している → 〇 • 何が起こっているのか? • 世代間の断絶、デジタルネイティブ • 労働者の意識変化、雇用体系の変化 • 人は会社に帰属するという、メンバーシップ型雇用 • 社員は家族なので、公私が存在しない • 与えられた職務に従って仕事を行う、ジョブディスクリプション型雇用 • 社員はJDの内容に従って働く、個人としての私と、会社の私は別人 • 業務がすべてPCの中で行われるようになった
  42. 42. 仕事が見えなくなった • 全ての仕事がPCの内部で行われるようになった • 完成物は見えるが、作業途中や仕掛の案件の情報が見えなくなった • 成果物からはアプローチが分からからない • 個人が持つ知識や状況が、人に伝わりづらくなったのでは? • SECIモデルの一緒に働けば暗黙知が共有されるというのは、 ホワイトカラーではもはや幻想なのでは? • Slackで暗黙知の共有が上手くできているのか?
  43. 43. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  44. 44. Slackで雑談は出来るか? • Slackの#random の運用次第 • Slackは「仕事」をする場所であるという認識があるとアウト • Slackはプライベートを晒していい場だという周知が必要 • 運用が上手くても個人の問題は解決が難しい • 誰もエンジニアと同等の言語能力を持っているわけではない • お疲れ様ですDM問題 • パブリックコミュニケーション怖い問題 • サイコパス問題、コミュニケーションとは利害調整だと考える人
  45. 45. 誰もが高い言語能力を持つわけではない http://bunshun.jp/articles/-/10714
  46. 46. 電話会社の研究所でも発言者は25%(2012年時点) • 昔の会社でYammer(社内 Facebook)の運営を手伝って いた際の統計分析資料 • 2012年当時はYammer • 最近は全社横断Slackらしい • 電話会社の研究所というITの 最先端(?)であっても、情報 発信者は25%(50/200) https://www.slideshare.net/TokorotenNakayama/227p-for-publish-11115883/8
  47. 47. ROMによる情報の非対称性の発生 • ROMが増えると、情報の非対称性が生まれる • 発言者は自分の情報を出す • ROMは自分の情報は出さない • 情報の非対称性は一方的な攻撃を可能にする • 「○○が、Slackで~~ということを書いていた」という攻撃 • ROMは人を貶めることで社内政治を有利に進める • これを跳ね返せる強者のみがチャットに書き続けられる
  48. 48. お疲れ様ですDM問題 https://yoshiori.hatenablog.com/entry/2014/12/18/165946
  49. 49. お疲れ様ですDMは何故起こるのか? • パブリックチャンネルを経由して声掛けするのが怖い • 人に見られて評価されるのは怖い • 攻撃されるかもしれない • 長文を書くことが能力的に難しい • 誰が何を知っていて、何を知らないのかを想定し、 パブリックチャンネルに投稿しても大丈夫な文章を作るのは、 超絶高難易度 • 人と話しながら、相手を探ることで、文章を順次組み立てるのが普通 • これが普通の人の会話によるコミュニケーション • 長文書けるエンジニアは、世間一般からするとだいぶ異常者
  50. 50. イギリス人はなぜ天気の話をするのか? • 見知らぬ人にとりあえず話しかけるのに最高の安全牌 • 普通の人 • 「お疲れ様です」は社会人に話しかけるのに最高の安全牌 • これをきっかけに、話を広げていこう • エンジニアが反応無い、もしかして怒ってるんじゃ…… • どうしよう、どうしよう… … • エンジニア • 早く本題に入れよ、っていうか先に書いてから声をかけろよ……
  51. 51. パブリックチャンネルは怖い • 心理的安全性の欠如 • 自分の発言が人から評価される • ROMが居るので、情報の非対称性が生まれる • 一方的に攻撃されるリスクが増える • 公に長文を書く能力的な問題 • 心理的安全性が担保されても、長文を書けるかどうかはまた別 • 短文対話から、相手を探ってコミュニケーションをとることは多くの人が出 来る • 心理的安全性は何とかなっても、 言語能力面で情報発信側に回ることが難しい人がいる
  52. 52. なぜDMやPrivate Channelで会話をするのか https://youtu.be/LhoLuui9gX8?t=130 このようには見られたくない 簡単な解決方法 チャットでの解決法 無知 質問をしない DMやPrivate Channelで連絡 無能 弱みや失敗を認めない DMやPrivate Channelで連絡 邪魔 アイディアを提案しない DMやPrivate Channelで連絡 否定的 現状について論評しない DMやPrivate Channelで連絡
  53. 53. コミュニケーションは利害調整という人 https://twitter.com/tokoroten/status/915769666148081664 https://twitter.com/tokoroten/status/916129475783299072
  54. 54. サイコパス V.S. Slack https://twitter.com/iototaku/status/1061961284755709953 https://twitter.com/tokoroten/status/1062288786564907008
  55. 55. 世代間格差(?)によるTPO認識の違い • TPOの認識格差 • 会社のシステム=業務の場所という 認識を行う世代(?)がいる • メール文化 V.S. SNS文化 • 人への働きかけ • 自分のことを垂れ流す • チャットやSNSのカルチャーを社 内に取り込んでいるか否か • 業務連絡ではなく、自分のことを話 す場所である https://www.slideshare.net/TokorotenNakayama/227p-for-publish-11115883/14
  56. 56. 世代間格差(?)によるTPO認識の違い • デジタルネイティブ、チャット文化、SNS文化 • 自分を知ってもらうために情報発信を行う • 感情・状況・情報を伝達する • チームでの問題解決を志向する • 雑談、業務は非同期的コミュニケーション • Non デジタルネイティブ、メール文化 • コミュニケーション=人への働きかけ • 個別に人を動かしていって問題を解決する • そのためには、DMやPrivate Channelで話をしたい • 雑談も業務も同期的コミュニケーション 感覚的には学生時代にSNSがあったかどうかの、世代間格差なんじゃないかなぁと思っている
  57. 57. とはいえー https://twitter.com/tokoroten/status/749910793089527808 https://twitter.com/tokoroten/status/1062292951450046464 ※パブリックチャンネルでの意思決定は 「船頭多くして船山に上る」になりがちな ので、少人数で行う必要がある
  58. 58. 情報流通の阻害サイクル ROMが発生 情報の非対称 性が発生 攻撃材料にす るやつが現れ る パブリック チャンネルは 怖い パブリック チャンネルに 書かない 言語能力が 高くない
  59. 59. パブリックチャンネルは健全性指標 • SmartHR会社紹介資料より https://speakerdeck.com/miyasho88/we-are-hiring
  60. 60. パブリックチャンネルは健全性指標 • scouty社のSlackの統計 https://note.mu/kc320/n/n2b109f599b06
  61. 61. Public Channelに誘導するには https://twitter.com/miyahancom/status/1106674119209172992
  62. 62. Slackの問題まとめ • チャットには高い言語能力が要求される • エンジニアの言語能力がまず異常だということに気付こう • 長文を書くことが難しい人がいる • パブリックに向けた文章を書くことが難しい人がいる • メッセージを書くことが難しい人はROMに回らざるを得ない • DMやPrivate Channel、ROMによる情報の非対称性 • 情報の非対称性は、人を攻撃したい人にとってはとても有益 • 情報の非対称性は心理的安全性を妨げる • 情報の非対称性を回避するために、人は情報を公開しなくなる • 情報の非対称性が加速する • DMやPrivate Channelは社内ルールで改善できても、ROMは縛れない
  63. 63. 余談:言霊信仰とスタンプ • 主語は自然と空間になる • 「(私が)ツライ」は「(会社が)ツライ」に自動的に変換される • 自分の感情の発露は、空気が悪くなる≒言霊 • 自分の感情や状態をチャットに書くことが非常に難しい • スクラム開発のニコニコカレンダーの解決 • 手書きの絵やシール、スタンプにすると、常に感情が個人に紐づく https://sites.google.com/view/niko-niko-calendar/home/ja
  64. 64. 余談:言霊信仰とスタンプ • 言葉は言外の取られ方をする • テキストは行間が読まれる • 我々は行間を読む訓練を散々している • 「どうしてこんなことしたの?」 • 「今日の調子はどう?」 • Lineのスタンプはスタンプ通りに受け取る • 感情を感情として伝える、言霊になりにくい • 最近は銀河英雄伝説とのじゃロリおじさんスタン プがお気に入り • Textに依存しないコミュニケーションが模索 されている
  65. 65. 目次 • 心理的安全性の原典の解説 • 集合論で考える心理的安全性 • 心理的安全性を増やすためには何が必要なのか? • Slackと心理的安全性 • Veinの話
  66. 66. Veinとは? • https://open.vein.space/ • グループ向けのソーシャルブッ クマークサービス • 記事を見た人のアイコンが並ぶ • 2つのRSSリーダー • 個人RSSリーダー • 自分の趣味のフィードを登録 • グループRSSリーダー • チームで読むべきフィードを登録
  67. 67. 閲覧者のアイコンが並ぶ
  68. 68. 閲覧された記事は上に上がる
  69. 69. RSSフィードで、自動的に投稿 • フィードでニュースを閲覧する と、自動で共有されていく • 個人とグループ共有のフィード がある • 個人フィードは個人の趣味の ニュースサイトのRSSを登録する 想定 • グループ共有フィードはチーム に必要なサイトのRSSを登録する 想定
  70. 70. Veinのコンセプト • 記事の共有により雑談の種を作る • 会社における仕事ではない場所を作る = Vein(静脈) • 自分のことを話してもよい場所 • Non-text internet for work • 記事の共有であれば、言語能力が高くなくとも気軽に行える • 意図的にコメントを書きづらくすることで長文を阻止 • 投稿に対して、感想や説明を求める空気を排除する • 記事閲覧者の可視化 • 投稿と閲覧の区別を下げることで、投稿しやすくする • 誰が何を見ているかから、雑談につなげやすくする • 情報の非対称性がなるべく発生しないようにする
  71. 71. 余談:消費者のインターネットの変化 • 情報発信手段はよりユーザが増える方向へ • 技術的ハードルの緩和 • HTML→Blog→Twitter • PC→スマホ→ゲーム機 • 言語能力的ハードルの緩和 • 正しい文章→引用言及→日記→短文→写真→ゲーム→ 口パク • コンテンツ的ハードルの緩和 • 自分の意見→引用言及→日記→周囲のこと→RT→ゲー ム→口パク • non-text internet がコンシューマコミュニ ケーションの主流になりつつある • Lineスタンプ、ゲームプレイ、Instagram、 YouTube、TikTok、VR? • 会社もnon-text internetになっていくので は? https://medium.com/@tokoroten/ae3deec09c9
  72. 72. Veinのマーケット戦略 • 暗黙知を共有するというポジションが空白なのでは? https://twitter.com/tokoroten/status/916360808405245952
  73. 73. 会社の業務範囲 自分の公開情報 相手の公開情報 Veinの目指す世界 Me You 雑談 領域
  74. 74. 会社の業務範囲 自分の興味 相手の興味 現実の会社の状況 自分の公開情報 相手の公開情報 Me You Slack等の チャットツールや グループウェア ツール支援の 空白地帯
  75. 75. 会社の業務範囲 自分の興味 相手の興味 Veinが埋める領域 自分の公開情報 相手の公開情報 Me You Slack等の チャットツールや グループウェア
  76. 76. Veinの細かい設計思想いろいろ • 長文コメントを書きづらくする • 感想戦はSlackでやれ、FavでSlackに記事転送 • 「誰かが見た」では記事は上に上がるが、 「誰かがコメントを付けた」では記事は上に上がらない
  77. 77. Veinの細かい設計思想いろいろ • コメントの代わりにスクリーンショットを投稿可能 • スクリーンショットで引用を行う • トリミングして、マーカーで線を引いて投げ込む • Chrome Extensionと、Androidクライアントには、 スクリーンショット撮影・編集・投稿機能を搭載
  78. 78. Veinの細かい設計思想いろいろ • 情報の非対称性をなくすための過激思想 • 記事を見るだけでアイコンが付く、共犯者の仕組み • 情報の非対称性をなくす、閲覧記録の削除は無い! • 投稿された記事そのものを葬る機能はある、全部無かったことにするのはあり • スペース(グループ)を作ることによる心理的安全性の担保 • Veinの前のバージョンでは、全員で一つの空間だった • 人数が増えてきたら、投稿しづらくなった • 見知らぬ人に自分の趣味の投稿が見られるのはとても気持ち悪かった • toCからtoBにピボットしてたら、1年経過した…
  79. 79. Veinの細かい設計思想いろいろ • 複数の組織に所属する人にとって使いやすいツールを作りたい • 働き方改革に伴う、副業の一般化 • 副業が一般化した際には、個々人は副業先でノウハウを獲得して、 他の働き先にノウハウを供給することが求められる • コンサルタントはミツバチ • マルチコミュニティブースト • 複数のVeinのスペースを横断して投稿するような機能を作った • TwitterのRTのノリで会社から会社へノウハウを横流ししたい • 公開されている記事しか投稿されていないので、そこに企業の秘密はない
  80. 80. コンサルタントはミツバチ • 右の図はtokorotenのslack • 5社同時にコンサルティングや顧問契約を行い、 かつ複数のコミュニティに所属しているとこうなる • 花から花へ、花粉を運ぶ蜜蜂のように、コンサルタントは ある会社で見つけた知恵を別の会社に運んでそこに植え付 ける訳である。 • C・N・パーキンソン https://brevis.exblog.jp/2641571/ • 複数の組織で働く人は、会社間で知恵のやり取りをする • 守秘義務は絶対に守るのは当然 • 守秘義務以外の抽象化された知識や、公開情報は輸出可能 • ある会社で話題の記事は、別の会社でも有益 • マルチポストは悪ではない
  81. 81. マルチコミュニティブースト 複数のVeinのスペースに同時にログインしていると、 Shareメニューが表示され、他のスペースに投稿できる Chrome Extensionからは 複数のスペースに同時投稿が行える
  82. 82. Veinのロードマップ • グループ共有RSSフィードのリリース • PRは出来上がっていて、機能調整してデバッグするだけ • iPhone版の開発 • 友人の会社に発注中 • 記事検索機能、タグ検索機能 • 開発中 • ユーザ管理 • 開発中 • SSO • 有料で使いたいという会社が表れたので、実装を計画中
  83. 83. Veinの競合 • SlideShare版では割愛
  84. 84. 手伝ってくれる人募集 • 副業的に機能開発を手伝ってくれる人募集 • 本体の機能追加 • BackEnd: node.js(flowtype) + express • FrontEnd: Vue.js + Vuetify • 基本的に全部AWSのスタック • サービスのデザイン修正 • Safari版 Extension • LPのデザイン修正 • etc…
  85. 85. 連絡先 • Vein • https://open.vein.space/#/ • Androidクライアント • https://play.google.com/store/apps/details?id=space.vein.vein_android_client • Chrome Extension • https://chrome.google.com/webstore/detail/vein-a-new-social- reading/enbmoagmhglhpniadofemlmhpjhncpna • Veinの使い方の簡易ドキュメント • https://docs.google.com/document/d/1b9mM- yWvihkzYPulkGFD54NEagYHY81Xrhy0v2b_rsE/edit?usp=sharing • Veinについての問い合わせ・サポート • support@nextint.co.jp

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