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データエンリッチメントを業務に効率的に組み込み、より確かな意思決定を可能にする方法
- 9. 9
ジオアドレッシング
マスターロケーションデ
ー(MLD)、世界11カ国で
提供開始、さらに追加予
定
• 米国
• カナダ
• 英国
• アイルランド
• フランス
• ベルギー
• オランダ
• ルクセンブルク
• スウェーデン
• フィンランド
• シンガポール
• ドイツ(近日公開)
PreciselyIDをアドレス
に割り当て、Precisely
のデータエンリッチメ
ントポートフォリオか
ら属性を迅速に結合
クラウドインフラ、オ
ンプレミス、SaaSなど
、ITの構成に応じたソ
リューションの提供
250以上の国と地域に対
応するジオアドレッシン
グソリューション
最も幅広いビジネス課題
を解決
• メール送信機能
• デリバラビリティ
• サービス性
• ジオコーディング
グローバルカバレッジ 超高精度な位置情報
高速データエンリッチメン
ト
柔軟なデプロイメント
住所の自動予測入力、検証、ジオコーディングのための1つのソリューションで、
より多くの情報に基づいた意思決定のための関連するコンテキストを提供します
。
- 10. ジオアドレッシング
10
市場をリード
• パフォーマンス
• 高精度
• PreciselyIDとエンリッチメントデータを活用し
た 価値の高い意思決定の自動化・迅速化
• あらゆるプロジェクトの規模や予算に対応可能な
ソリューション
今後の計画
• Data Integrity Suite – ジオアドレッシング モ
ジュール
• MLDとPreciselyIDの国別カバー率を拡大
• 新たなビジネス課題をサポートするエンジンの継
続的な 進化
10
Hinweis der Redaktion
- 皆様こんにちは。
本日はウェビナー「データエンリッチメントを 業務に効率的に取り入れ より的確な意思決定を実現」にご参加いただきまして誠にありがとうございます。
このウェビナーでは、グローバルデータと海外のケーススタディを中心にご説明させていただきます。
ウェビナーを始める前に、Webinarの画面の使用方法についてご説明いたします。
- 画面の「質問をする」のボタンをクリックすると、質問内容と名前を入力する画面が表示されます。
お名前をとご質問やコメントを入力し、送信のアイコンを押してください。
みなさまの声をお待ちしております。
こちらからいただきましたご質問には、ウェビナー最後のQ&Aで可能な限りお答えさせていただきます。
ウェビナー中にご回答できなかった場合には、弊社の営業より後日ご連絡させていただきます。
本日のウェビナーはマーケティングコーディネーターの小牧が進行させていただきます。
またQ&Aでは、プリサイスリージャパン営業本部、担当部長のパムンガスと、セールスエンジニア、ロケーションインテリジェンスコンサルタントの槌屋がご質問にお答えさせていただきます。
それでは本日のウェビナーに進んでいきましょう。
- 最初に、弊社Preciselyの考えるデータ完全性の核となる5つの要素をご紹介します。
一つ目は「データ統合(Integrate)」です。
様々なサイロにあるデータにアクセスし、その垣根を取り払うことでお客様をサポートします。
最終的には部門を超えたビジネスプロセスを構築し、さらに大きな価値を生み出せるようにします。
第二は、「データ検証(Verify)」です。
お客様の基幹システムにデータガバナンスとデータクオリティを構築することで、データが目的に適っていることを確認し、
第三と第四が、このセッションで取り扱う「位置情報(Locate)」と「関連データの付与(Enrich)」です。
私たちは、ロケーション・インテリジェンスの観点から、お客様がデータの力を最大限活用できるよう支援しています。
位置情報データとは、 アドレスを始めとした何らかの位置情報を持つすべてのデータです。
このデータから実行可能なアイデアを引き出し、より良いビジネス上の意思決定ができるよう、サポートします。
「関連データの付与(Enrich)」とは、お客様のデータに対して関連のある外部の情報を付与しデータを強化することを意味します。
外部ソースを導入することで、他の方法では得られないアイデアを提供することができ、そして最適に使用できるようにします。
そして最後の5つ目は、「エンゲージ」です。
これは、 さまざまな情報を備えたデータを、ユーザーごとに最適なビューで閲覧することです。
全体像や関係性の把握が容易になり、よりシームレスにお客様とコミュニケーションを可能にします。
これがデータ完全性の基盤となる5つの要素です。
- ここからは、位置情報と関連データの付加についてさらに掘り下げていきましょう。
前のスライドにあるように、位置情報と関連データの付与は「データ完全性」の一部となって、お客様がデータの文脈を理解できるようにしてくれます。
それにはデータが目的を達成することができることを保証する「データ検証」が必要になります。
エンリッチメントやコンテキストという言葉はちょっと聞きなれない言葉かもしれません。
エンリッチ、エンリッチメント とは「強化」を意味します。ここで言う データエンリッチメントとは:
現在あるデータに新たな情報を付与しデータを更に豊かに強化=つまり、エンリッチすることを示します。
また、コンテキストとは「文脈」を意味します。
たとえば、レストラン情報を例に考えてみると、住所、電話番号、営業時間などの基本的な店舗情報に
1)お店への経路、交通手段
2)時間ごとの混雑状況
3)実際に行ったことのある人のレビューコメント
などを付与することができます。このようなコンテキスト=つまり有効な文脈を付与することによって、
データが強化され、利用者にとっての大きな価値を創出し、決断に重要な情報を提供することが できるようになります。
このようなデータ統合のそれぞれの要素を確実にすることによって、これまで位置情報を理解し、利用することに課題があったお客様にも新しいアイデアとデータセットを提供することが可能になります。
- 私たちのミッションは、様々な「価値」を提供することにあります。
その中には、保険・金融業界の多くの企業にとって重要な価値も含まれています。
ビジネスのリスクをよりよく理解すれば、より優れた洞察を生み出すことが可能になります。
顧客が直面するリスクを定量化できれば、そのリスクに最も適切な価格を設定できるようになります。
顧客にとって最適な価格というだけでなく、自社にとっても優れた価値を生み出す価格です。
顧客エンゲージメントを改善し、顧客のビューを組織を通じて単一のものにすれば、そのビューから新しい製品、または最高の価値を生み出すサービスを確立することができ、さらにはそのサービスを個々の顧客に合わせてカスタマイズすることもできます。
私たちが事業を展開するあらゆる業種において、お客様はより多くの情報を、より深い知見を通じてビジネス上の意思決定を行うことを望んでいます。
位置情報や付加データがこれまで望み得なかった知見をもたらし、新しい市場への参入や新製品・サービスの投入、価格の最適化を助長できることが期待できます。
- 数枚前のスライドでご紹介した通り、私たちの大きな基盤は、住所と、住所情報を扱うことにあります。
ご経験がある方もいらっしゃると思いますが、住所というのはとても複雑です。
アメリカの例を見てみると、アメリカの住所は平均で13種類の属性があり、この属性はユースケースの種類と関連しています。
これは世界を含めるとより複雑になり、属性の数は300以上になります。世界中のお客様がビジネスを展開している国々での合計です。
弊社のお客様の中には、配送を扱っているお客様が多数いらっしゃいます。
封筒を目的地に届ける、また、他のお客様は、製品パッケージを顧客に配達します。
特に、お客様へ直接配達をおこなう企業は、デリバビリティ=到達の精度に大きな関心を寄せています。
封筒を郵便受けに入れるのと、実際に荷物を届けるのとでは往々にして大きな違いがあります。そのため2つの異なるユースケースをサポートする必要があります。
さらに、運用性 という概念があります。
ここで言う運用性とは、利用者の要求に応じてサービスを提供し、かつ、与えられた条件下で特定の許容範囲のサービスを、要求される期間提供し続ける能力を意味します。
例えば、ある製品やサービスが、送付先の顧客に到達できるのか、また許容されるコストの範囲内で到達できるのか?といった課題です。
ジオコーディングの概念をもとに、さまざまなユースケースを構築することができます。
緯度と経度を決めればすべてが完了するような単純なものではありません。
その前提は、良質なデータの上に構築されているか、その場所を正確に特定できるかということが非常に重要になってきます。
- このような課題に対して弊社では基礎となる3つのパワフルな要素として
・ジオアドレッシング
・データエンリッチメント
・空間分析
に重点を置いています。
このロケーション・インテリジェンスとデータエンリッチ、すなわちを関連データを使って有効な文脈を付与すること についてここからもっと詳しく説明してゆきます。
- はじめに全体像を説明するため、弊社が提供するロケーションインテリジェンスを使用したデータ統合の概要的な構造を見てみましょう。
私たちのお客様にとって、どのビジネス・システムからもデータを引き出せるようにすることは非常に重要です。
そのために弊社ではサードパーティーと協業をおこなったり、当社でシステムを開発しています。
スライドの左側には、お客様が使っているビジネス・システムの例が示されています。
Preciselyでは住所の検証、標準化とクレンジングに重要な焦点を当てています。
極めて正確な位置情報は、的確な位置座標を生成するのに役立ち、多くのユースケースに適合します。
私たちが「Precisely ID」と呼んでいるものを割り当てると、ロケーションインテリジェンスと関連データ付与の際に生まれるギャップを埋めることができます。
また、お客様独自の顧客IDにPrecisely IDを紐付ければ、次のステップを簡素化することができます。
お客様の目的は、付加情報で自分たちのデータを充実させることです。
Precisely IDは、お客様のデータに付与されてとして機能します。
アメリカで管理する9000を超える属性、400もの属性データセットの統合も非常にシンプルに対応できるようになり、データセットに潜在する知見と、お客様が持っているデータを統合することが可能になります。
先述いたしましたように 、静的なデータにも非常に大きな価値がある一方で、動的なデータという概念もあり、これもとても重要です。
技術革新が進むにつれて、お客様は人口動態に強い関心を持つようになっています。
私たちはこういったデータをお客様が分析に利用できるよう、人口動態の蓄積にも膨大な尽力をつくしてきました。
そして現在、弊社ではDynamic demogrphics などの動的な人口データの提供も行っています。
これまでの空間分析の 3 つのカテゴリは、蓄積したデータから派生した情報を整理し、公開するためのものでした。
お客様のデータを可視化するために、さまざまなクエリを利用することもできますが、それだけではありません。
視覚化したデータをインタラクティブに操作することによって、さらに新しい知見を得ることができます。
多くの人々は視覚からも学びます。そのため、データを効率的に処理することはもちろんですが、データを操作しながら質問をすることは非常に重要です。
最後にスライドの右側ですが、私たちはこの一連の機能を、さまざまな形で提供しています。
あるケースでは可視化、あるケースではAPI、エンタープライズビジネスシステムへのクエリ、AIや機械学習など、さまざまな形で提供し、お客様とその意思決定プロセスを支援しています。
- これまで私たちは、250もの国や地域で、郵便や荷物の配達の可能性、 運用性、 ジオコーディングにおいてグローバルなソリューションを提供することに重点を置いてきました。
ジオアドレッシングとは、住所に関連する3つのプロセス(住所の検証、ジオコーディング、ユニークで永続的な識別子(PreciselyID)の作成)の弊社独自の組み合わせです。ジオアドレッシング機能により、最初にビジネスデータ内の住所が検証され、標準化され、最大限の精度でクリーニングされることを保証します。
次に、超高精度のジオコードまたは位置(緯度/経度)を関連付け、多くの場合、建物レベルで、国内のアドレス可能な各位置にPreciselyIDを割り当てます。
住所データが正確で、適切に更新・正規化されており、それに関連するジオコードからなるデータセットを作成することは、企業が直面するデータの課題の中でも最も困難なものの 1 つであり、これはビジネスプロセスの改善に取り組む際には欠かせないステップです。
弊社では、マスターロケーションデータ(MLD)というこのジオアドレッシング機能の基礎となる参照データの改良にかなりの時間を費やしてきました。
これは私達が持つ業界トップのリファレンス・データで支えられた技術です。米国とカナダで始まり、現在、11カ国で利用可能です。
現在も対応可能地域を急速に拡大しています。 さらに、Precisely IDの概念に基づき、ユニークな 識別子をお客様の個々の顧客レコードに割り当て、それを結合することができます。 データセットと一緒に使うことでお客様は、より早く目標を実現することが可能になります。
私たちは、お客様やパートナーの皆様が必要とするテクノロジーを、その利用方法や目的に沿って提供することを常に考えています。そのため、私たちのソリューションは
オンプレミス型ソフトウェア、SaaS、ハイブリッド・クラウドなど、チャネルに応じたさまざまな形態で利用可能です。
- 私たちのジオアドレッシング・テクノロジーは、非常に高いパフォーマンスと正確性を持っています。
Precisley IDと付加データセットをお客様のデータに与し、システムや予算に応じて最適な形でそれを提供します。
このようにして私たちのジオアドレッシングはお客様のプロセスを自動化し、加速します。
今後私たちは、ジオアドレッシングモジュールを新製品のData Integrity Suiteに統合してゆく予定です。
日本ではData Integrity Suiteは本年度の第4四半期にリリース予定です。
また、現在11カ国で提供しているマスターロケーションデータとその付加情報データセット 、およびPrecisely IDも拡張を続けます。
そしてさらに多様なユースケースをサポートするために、基礎となるエンジンも継続的に進化させてゆく予定です。
- 先ほど「コンテキスト」という単語に対して、これを日本語で言い換えると「文脈」というような意味合いになりますとお伝えしましたが、
私たちがどのようにデータに「文脈」を付与し、お客様に提供しているかをここでお話しします。
私たちはまず、住所のジオコード結果 をクリーニングし、検証します。
正しい場所に到達できて始めて、その場所のコンテキストを提供することができます。
その場所を理解し、建物を理解し、区画を理解し、物件の属性を理解することが可能になります。
さらに、その場所の属する地域が理解できます。行政界、郵便番号、学区、選挙区、浸水リスクなどのさまざまな境界などです。
そして、その地域に住んでいる人たち、人口統計、購買力・志向、ライフスタイルグループ、未来統計について分析が可能になります。
人々だけでなく、私たちはビジネスについての地点情報も提供します。
その場所のビジネスやその他の施設、その場所に来た人、居住している人、勤務している人 、そして、その街路の整合性 も提供します。
街路の属性や、そのアクセス性を理解することは、本当に重要です。
さらに災害情報も網羅しています。
その場所が晒される可能性のあるさまざまなリスク、山火事や激しい天候、洪水、台風、地震予測などです。
お客様にとってさらに大きな価値となっているのは、私たちが多様な付加情報データを明確に定義し、相互に結びつけ、一貫した品質基準で取り扱っていることです。
Precisely IDと住所を、建物、物件の属性、ビジネスなどと結びつけ、その背後にある複雑な関係性をお客様が理解し、価値を引き出すことにつながってゆきます。
- 私たちが多様な付加情報データを明確に定義し、相互に結びつけ、一貫した品質基準で取り扱っていることはお客様にとってさらに大きな価値となっています。
「プロパティグラフ」という製品によって私たちはPrecisely IDと住所を、建物、物件の属性、ビジネスなどと結びつけることができます。これは、その背後にある複雑な関係性をお客様が理解し、価値を引き出すことにつながってゆきます。
さらに私たちは、「マーケット& コミュニティリンク」という製品で、付加情報データを人口や境界情報と結びつけ、Precisely IDによって街やその区分を理解できるようになりました。 つまり、時系列を追ってダイナミックに変化するデータです。
これまでの1日、1週間、1年といった単位―例えば、郵政省の郵便番号の更新は半年おきですが、そよりもはるかに頻繁に、たとえば5分おきに更新されるデータから、これまでとは質の異なる知見を得ることができます。
その背後には、住所と不動産のデータセットをリンクさせ、さらにPrecisely IDに紐付ける私たちの独自技術があります。
これは弊社が長い時間をかけて社内開発、パートナーシップや買収などさまざまな方法で、深い知識を社内に蓄積し、他にはない非常にユニーク社内技術です。
- 今後の開発予定ですが、すでに触れたように、まずPrecisely IDの拡張を推進していきます。
これはジオアドレッシングと付加情報データ、双方の有効性を向上させる最も重要な要素です。
このユニークで正確なIDを、現在のアメリカとオーストラリアに加え、カナダ、フランス、イギリス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクに拡大していきます。
日本は年内に整備開始の予定となっています。
また、Precisely IDと付加情報ポートフォリオの結びつけに加え、データへのアクセスを容易にするために、新しいAPIを開発しています。
また、Data Integrity Suiteの一部として、サービスとしての付加情報を提供します。
Data Integrity Suiteの中で住所を取り扱う際に すぐに、さまざまな付加情報データと結びつけられるようになります。
また、いくつかの使用例にも触れたいと思います。空間分析についてもう少し詳しくお話します。
- 空間分析・Spatial Analysis とは、お客様が持つ空間情報を分析し、そこから知見を引き出すPreciselyの一連の技術を包括した呼び名です。
バックオフィス、業務プロセス、ビジネスアプリケーションだけでなく、MapInfo Proのようなデスクトップアプリとしても動作します。
そして、その情報をウェブベースの視覚化などを通して企業全体で共有したり、その情報を他のデータサイエンスシステムに戻して統合したりできます。
お客様が独自に作成した空間情報と、Preciselyやその他の企業からライセンスされた空間情報の双方 をバックオフィスシステムに取り込んで統合し、知見を引き出すことができます。 またこれらの技術は、オンプレミス、クラウド、またはそれらのハイブリッドなどさまざまなシステムに展開することができます。
ここ数年、喜ばしいことにPrecisleyはForestersのロケーション・インテリジェンス分野の主要なリーダーの一人として認識されています。
お客様が、位置情報から知見を素早く獲得し、高いROIを得られるようにするために弊社はこれからも、この分野に全力を投入してゆきます。
- これから、異なる2つの領域についての事例 をご紹介します。ジオアドレッシングと同じように、空間分析においても、お客様の求める通りのパフォーマンスとスケーラビリティを提供することは非常に重要です。次の 2 つの事例 では、企業の内部データと外部からライセンスされたデータの双方を組み合わせ、複雑な処理をおこなったうえで、経営判断の材料として提供しています。
経営判断には時間制限がありますから、データもその制限に合わせて提供しなければなりません。また、空間情報の専門知識を持たない経営陣でもすぐに理解し、経営判断に役立てられるよう、見せ方を工夫することが不可欠です。
このように、私たちが最も重要視しているのは、意思決定プロセスを支援することです。一つ一つの意思決定の金銭的な重さは業界や状況によって差があるとはいえ、重要であることに変わりありません。弊社では、お客様が望む方法でテクノロジーを展開し、お客様が望む形でその成果を提供することを第一に考えています。
今後の予定についてですが、Data Integerity Suiteの一部として空間分析モジュールを提供していきます。 データ品質、データガバナンス、データ統合といった各モジュールは個別で使用することも、全てまとめて使用することもできるようなライセンス形態になっています。 そのアウトプットをAPIを介して既存のシステムに統合することもできます。すでにご存じのお客様もおられるかと思いますが、私たちはSAAS製品もいくつか展開しています。これを拡大し、Data Integrity Suiteの一部として統合します。
また動態データの提供も拡大してゆく予定です。リアルタイムでの知見を必要としているお客様のために、移動データを処理しそこから知見をテクノロジーの開発に引き続き注力してゆきます。
最後に事例をいくつかご紹介させていただきます。
- 最初の事例のご紹介です。
ケラー・ウィリアムズという企業はテキサス州オースティンに本社を置くアメリカのテクノロジーおよび国際的な大手不動産フランチャイズです。2020年から日本でも稼働しています。 この事例を見ると、多くのお客様が弊社製品を必要とされるのはなぜかということがよく分かります。
スライド左側の「社内のデータを使うだけでは、自分たちが求める答えを得られないということ。サードパーティーの分析ツールとデータを見る必要があった。」というエドワーズ氏のコメントのように弊社内のデータと付加情報エータの、双方が必要なのです。そして、弊社Preciselyはそのデータと共に分析ソリューションを提供することができます。
ケラー・ウィリアムズは、市場をより広範に理解できるようになり、また、より早く市場にリーチできるようになりました 。これは、グローバルに商品展開を行っている彼らにとっての、もう1つの目標でした。 そのためには彼らは、アプリやサービスを本当にすばやく立ち上げなければなりませんでしたが、Preciselyのソフトウェアと付加情報データセットを利用して必要なデータの品質、速度を確保し、時流を捉えることができました。 弊社Preciselyの協力によって、空間分析、不動産、人口統計データ、グローバルな境界データが統合され、一貫性のある、正確な方法で提供できるようになりました。
契約を締結してから7週間後くらいに、イギリスでもケラー・ウィリアムズの看板広告が出現しました。
このように、彼らの海外進出を支援できたことは、私たちにとって素晴らしい事例になりました。
- 2つ目は、イギリスの大手食品・飲料チェーン店のケースです。
この2年半の間、小売業者は本当に難しい問題に直面してきました。
誰も家を出られなくなった世の中で、どうやったら新規出店に気づいてもらえるのか、また出店のリスクを可能なかぎり減らすと同時に、それから得られる利益を最大化するという相反する条件を満たすために悪戦苦闘していました。
それまで彼らが出店計画に使っていたモデルは明らかに能力不足で、その結果、店舗サイト選択と店舗の拡大により大きなリスクが生じていました。
Preciselyの製品を使うことによって、店舗選択の決定の際にかかる時間を短縮できるようになりました。
また、弊社ソリューションを使用して閲覧するデータが「信頼できる唯一の情報源(Single source of truth)」として機能し、社内の誰もがデータとそこから導き出された知見にアクセスできるようになりました。結果として、1千万ドルもの費用がかかる出店において、より適切な判断をすることができるようになりました。
この成果は、弊社のとジオアドレッシング、および付加情報を導入することで導き出されました。
その中で、特に重要な役割を果たしたのが弊社コンサルティング・チームです。
正確な知識に基き、より適切な判断をくだせる優れたモデルを提供しました。 このモデルの根底にある最大の要素 は人口動態です。
ダイナミックな人の移動を分析する仕組みを作り上げました。このソリューションは現在、他の多くのお客様にもご利用いただいています。
- さてここまで、Preciselyが提供する位置情報と付加情報製品の価値について、事例を通してご紹介してきました。
最も重要なのは、お客さまが課題に取り組むのを支援することです。
住所の管理ひとつ取っても、住所の表記はイギリスとアメリカでは住所が違いますし、ペルーとベリーズでもそうですし、他の国でも同様です。
しかしどの国であっても、私たちの最大の目標は、お客様が信頼と自信を持って、その課題に取り組むことができるようにすることです。
また、お客様の大部分の方々が 、今日もウェビナーに参加してくださっていると思いますが―パートナーとして私たちがすべきことは、お客様が弊社への投資から最大限の成果を引き出せるようにし、最終的に一緒に成功することが、私たちにとって最も重要なことなのです。
お客様が複雑なビジネス上の問題に直面したときも自信を持って良い判断が下せるように、お客様の成功に貢献するのが、私たちの最大の願いです。
- それではこれよりQ&Aに入らせていただきます。パムンガスさん、槌屋さん、宜しくお願い致します。