クリーンアーキテクチャの本を簡単に紹介したかったため作成

1. Clean Architecture 紹介
MOKYN
渡辺俊一郎

2. 読んでみました

3. 本の構成
第I部 イントロダクション
第1章 設計とアーキテクチャ
第2章 2つの価値のお話
第II部 構成要素から始めよ：プログラミングパラダイム
第3章 パラダイムの概要
第4章 構造化プログラミング
第5章 オブジェクト指向プログラミング
第6章 関数型プログラミング
第III部 設計の原則
第7章 SRP：単一責任の原則
第8章 OCP：オープン・クローズドの原則
第9章 LSP：リスコフの置換原則
第10章 ISP：インターフェイス分離の原則
第11章 DIP：依存関係逆転の原則
第IV部 コンポーネントの原則
第12章 コンポーネント
第13章 コンポーネントの凝集性
第14章 コンポーネントの結合
第V部 アーキテクチャ
第15章 アーキテクチャとは？
第16章 独立性
第17章 バウンダリー：境界線を引く
第18章 境界の解剖学
第19章 方針とレベル
第20章 ビジネスルール
第21章 叫ぶアーキテクチャ
第22章 クリーンアーキテクチャ
第23章 プレゼンターとHumble Object
第24章 部分的な境界
第25章 レイヤーと境界
第26章 メインコンポーネント
第27章 サービス：あらゆる存在
第28章 テスト境界
第29章 クリーン組込みアーキテクチャ
第VI部 詳細
第30章 データベースは詳細
第31章 ウェブは詳細
第32章 フレームワークは詳細
第33章 事例：動画販売サイト
第34章 書き残したこと
前半は設計原則の説明
依存や境界がメイン 後半からクリーンアー
キテクチャの説明

4. クリーンアーキテクチャとは
以下の特性を持つアーキテクチャ
・フレームワーク非依存
・テスト可能
・UI非依存
・データベース非依存
・外部エージェント非依存

5. 類似
ヘキサゴナルアーキテクチャ オニオンアーキテクチャDCIアーキテクチャ
いずれも「関心事の分離」という同じ目的を持っている

6. 依存性のルール
円の外側は仕組み、内側は方針
「ソースコードの依存性は内側（上位レベルの方針）だ
けに向かっていなければいけない」
外側で宣言された名前は内側では触れてはいけない
円の外側にあるものが内側に影響を及ぼしたくない

7. Enterprise Business Rules
企業（事業）全体の最重要ビジネスルールをカプセル化し
たもの
メソッドを持ったオブジェクトでも、データ構造と関数で
も構わない
事業にあるさまざまなアプリケーションから使用できるな
ら何であっても構わない

8. Application Business Rules
アプリケーション固有のビジネスルールが含まれる
システムのすべてのユースケースがカプセル化・実装され
ている
エンティティに入出力するデータの流れを調整し、ユース
ケースの目標を達成できるように、エンティティに最重要
ビジネスルールを使用する指示を出す。

9. Interface Adapters
ユースケースやエンティティに便利なフォーマットから、
データベースやウェブなどの外部エージェントに便利なフ
ォーマットにデータを変換するアダプター
例えばGUIのMVCを保持するのはこのレイヤー。Modelは
Controllerからユースケースに渡され、ユースケースから
Viewに戻される。

10. Frameworks & drivers
最も外側の円で、フレームワークやツールで構成される
通常、このレイヤーにはコードをあまり書かない。書いて
も内側とやり取りするグルーコードくらい。

11. 典型的なシナリオ
←データベースを使ったウェブベースのJavaシステム
すべてが依存性のルールに従い、内側に向かって境界
線を越えている
Interface
Adapter
Application
BusinessRule
Enterprise
BusinessRule
Framework
& Drivers

12. シーケンス
Use Case
Interactor
Use Case
Output Port
Use Case
Input Port
PresenterController
input
input
処理
output
output
表示
UseCaseはControllerの変更の影響を受けない Observer

13. クリーン組み込みアーキテクチャ
ソフトウェア
OSAL(OS抽象化レイヤー)
OS
HAL(ハードウェア抽象化レイヤー)
ファームウェア
ハードウェア
主なレイヤーに抽象化レイヤーを追加
ソフトはOSに依存しないようにする。またOSはファームウ
ェアに依存しないようにする。
モジュールは個別にテスト可能にする

14. 参考
本家：The Clean Code Blog by Robert C. Martin (Uncle Bob)
https://blog.cleancoder.com/uncle-bob/2012/08/13/the-clean-architecture.html
まだMVC,MVP,MVVMで消耗してるの？ iOS Clean Architectureについて
https://qiita.com/koutalou/items/07a4f9cf51a2d13e4cdc
実装クリーンアーキテクチャ
https://qiita.com/nrslib/items/a5f902c4defc83bd46b8
実践クリーンアーキテクチャ
https://nrslib.com/clean-architecture/