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全国図書館大会-第16分科会(lifo)
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- 15. 結成! 8 人の チーム ARG ・沖縄、大阪、東京 千葉、茨城 ・メール中心 記事掲載後 ・ Lifo-ML 倍増! ARG 効果!
- 17. またまた結成! × ○ 6 人の チーム専図 ( せんと ) くん ・沖縄、兵庫、大阪、栃木 パワーアップ!? ・ Google Group ・ Skype ・ Twitter
- 20. きれいにコピーをとるために 【募集】 ILL のコピーとりで意識してること 印刷濃度を調節する 綴じ部分の影をなくすコツありますか? ボール紙で枠作ってる学校もある めっちゃ勉強になって 感動 してる 背を押す @taniwataru 氏
Hinweis der Redaktion
- それでは発表させていただきます。 Lifo という不思議なコミュニティがあるのですが、今日はそのお話です。 発表者は原子力機構の長屋と申します。が、下の方に「 presented by しかレン」とあります。 実は本日の発表は長屋が壇上に立っておりますが、準備に関わるものすべてこのチームしかレンで一丸となって進めてきました。 チームしかレンとは Lifo の中から生まれた図書館大会のための有志のチームで
- さて、まずは簡単に自己紹介いたします。 長屋俊と申します。 原子力で有名な村、茨城東海村からやって参りました。 原子力の研究所で図書館屋さんをやっています。 本日は原子力、の話ではなくて「つながりから生まれたもの−きっかけは Lifo 」と題して Lifo という若手図書館員の集まる場所についてお話しさせていただきます。
- まずチームしかレンで考えたのは「 Lifo ってなんだろう?」ということでした。チームしかレンでブレストを進めるなかで「ホーム」という言葉が出てきました。 たとえば、 Lifo は様々な人が行き交うような駅のホーム、のようなイメージだと思ってもらえるとよいかもしれません。 もちろん出会いもありますし、すれ違うこともあるでしょう。人と人が集まる場所ですから別れもあるでしょうし、思わぬ人と巡り会うこともあるかもしれません。そんな場所としての Lifo
- そもそも Lifo という集まりは、「図書館で働く新人の会(仮)」からスタートしました。 わりと若め、図書館に関わっている人があつまるようなそんな場所があったらいいな、ということが集まり作りに関わった人たちの思いだったようです。 いまでこそ、 U40 さんですとか、 MULU さん、図書館のむ会、 ALIS さんのようなつながりが出てきていますが、 Lifo が始まった 2007 年 12 月の時点では集まり、場所はありませんでした。 就職して1年目のぺーぺーの図書館員3人が集まって「つくろう」と、はじまったのが Lifo でした。
- 今回の発表にあたってチームしかレンでは ML および twitter などを通じて Lifo に関するアンケートを実施しました。 Lifo に関わる人たちがどこに住んでいるのか?という集計結果がこちらです。 人数分布をみてみるとダントツトップはなんと「京都」でした。続いて大阪、東京、兵庫に、茨城、と続いています。 上は宮城からはじまって、沖縄まで全国の方が関わっていることがわかります。
- こちらは関わっている人の所属を集計したものです。 ほぼ半分以上は、大学図書館、続いて公共図書館、専門図書館、学校図書館となっています。学生の方や研究者の方なども関わっています。 Lifo には wish-list という考え方があります。 Lifo にやりたいことを持ち寄って叶えていこう!という発想なのですが、その中に長屋が個人的に全国制覇、という wish-list があります。 (スライド戻りつつ) さきほどのスライドでいえば、次は北海道、あるいは四国あたりの進出を目指したいです。 (さらにもどりつつ) 自分自身、図書館員としてのスタートは学校、公共図書館だったこともあり、学校図書館、公共図書館の人たちが参加してくれると嬉しいなあと思います。
- さて、本日のテーマは「ネットワーキング」、「つながり」ということなので、 Lifo というできごとから生まれた「つながり」について紹介したいと思います。
- Lifo はまず関東の三人組によってはじめられました。その後、関東にいた参加者が関西に移り、関西でもイベントが始まりました。徐々に Lifo の参加者が多くなり、いまは九州でもイベントが開かれるようになりました。主にこの関東、関西、九州で行われているイベントいうつながりを紹介していきたいと思います。
- 関東では主に定例会というイベントを行っています。2ヶ月に一回の頻度で開かれる定例会では、まず会場となる場所を探します。参加者の勤務先だったり、知り合いの図書館だったりとつながりを駆使して探します。その会場となる場所の多くは図書館があるので図書館見学をさせてもらい、その後、図書館の一角をお借りし、発表や討論などを行います。その後は飲み会へ。飲み会も重要です。 定例会後は、 Lifo のウェブサイトである Lifo-wiki というページに定例会についてまとめ記事をつくります。また、 Lifo は全国の方が参加されているので、 skype で沖縄、埼玉とつないだり、最近では iphone で USTREAM というサービスを使って中継が手軽にできるようになったので USTREAM で中継を行っています。
- さて、関東から飛び火して関西でもイベントが始まりました( 2009 年から)。ややもすると「勉強」っぽくしてしまう固めな関東に比べて関西では「遠足」+「飲み会」という非常に親しみやすいイベントが始まりました。関東では「うらやましいからこっちでもやろう!」とまねをしたほどです。 参加しやすいということで Lifo なんて知らないけど、という参加者も結構いらっしゃるようです。修了後は、定例会と同じく Lifo-wiki に感想をまとめたり、 Google map に訪れた場所をまとめるなどの情報発信を心がけています。 いままで訪れた場所は、知り合いを通じた紹介でつながっていったということです。つながりで成り立っているイベント、といえそうです。
- 最後は九州です( 2010 年から)。いま一番熱いんじゃないか!と思われる地区です。 こちらも関東、関西とはまた違ったイベントが行われています。沖縄から某大谷さんが発表にくるからそれに合わせて九州の方の Lifo な人で集まろう!大学見学したり飲み会したり、というノリです。 また九州どんたくツアーなるものが企画されました。(ここはまだ。スライドもなおすよ)
- http://www.flickr.com/photos/23665057@N02/3998626499/ http://www.flickr.com/photos/33963936@N07/3532314797/ Lifo では ML やだれでも編集できる Lifo-wiki というウェブサイトがあるので日常的な情報共有だったり交流などはオンラインを通じて行われます。けれどもできれば「会って話したり、交流をしたい」という気持ちが強くこうしたイベントを定期、あるいは不定期に開催されています。
- http://www.flickr.com/photos/14508691@N08/3923881581/ つづいてはこれとは別の形の「つながり」です。 Lifo にはあるプロジェクトができるたびにチームが組まれそのチームメンバーによってプロジェクトが進められます。 実際に Lifo 内で動いていたいくつかのチームを紹介したいと思います。
- 2008 年 10 月のことです。岡本まことさんから「 ARG に Lifo の紹介記事をかきませんか?」と Lifo のメーリングリストを通じて依頼がありました。正直、びっくりしました。そして、ちょうど「大学の図書館」に Lifo の紹介記事を書かせていただいたところだったので「ネタがないかもしれないけどぜったいおもしろいからやろう!」ということになりこのお話を引き受けました。
- そして、どうやって進めたらいいのか、とにかく人を集めてやろう!ということになり、集めたり集まってもらったりしました。ここに 8 人のチーム ARG が誕生しました。参加者は沖縄、大阪、東京、千葉、茨城に住む人たちです。一堂に会して相談や作業ということはできませんので、ともかくメールを使ってやりとりをし、 ARG 掲載記事を書き上げました。この記事が掲載されて( 2009 年 1 月)すぐに Lifo の ML に登録してくれる人が相次ぎ、およそ倍近くの数になりました。 ARG はこれほどまでにすごいのか!と実感したものです。
- 次に 2009 年 8 月に専門図書館協議会から「専門図書館」に記事を書きませんか?と声をかけていただきました。また!?これも ARG 効果か!?と自分はびっくりしました。
- チーム ARG の成功で、 Lifo でも「チーム」組んで目標を達成するという一つの仕組みがもたらされたと思います。この成功を受けて次のチーム結成はスムーズでした。結成されたのが「チームせんとくん」。奈良でせんとくん、といえばこちらの方ですが、このチームは一応、専門図書館協議会の「専門」の「専」と図書館の「図」をとって「専図くん」です。もちろん「せんとくん」をもじっています。このチームせんとくんでは沖縄、兵庫、大阪、栃木のメンバーによって活動が進められました。 こちらのチームでは Google Group 、 skype ミーティング、日常的には全員が twitter をしていたので twitter で、などといった風にいくつかのツールを活用して進めました。中にはなかなか新しいツールを使い慣れない、などの苦労があったと聞きますが、使っていくうちに大体慣れてきたようです。 無事に書き上げ「専門図書館」に掲載されました。その後、著者原稿を Lifo-wiki にアップロードする、チームで駆使したツールを「ちーむせんとくんの道具箱」として公開する、など各種情報発信も試みました。
- http://www.flickr.com/photos/pinksherbet/503685059/ さて、最後にもう一つのつな
- 特に Lifo に関わる人たちがあつまってあれこれと知恵を出し合い、業務改善へとつなげていった事例から一つご紹介いたします
- 何年何月のこと、 twitter アカウントの @taniwataru さんが(どこかできいたことありますね) twitter を通じて「 ILL のコピーとりで意識していること」を募集しました。それに対して、 twitter 上で「印刷濃度を調節する」「背を押す」はたまた「ボール紙で枠作っている学校もある」といったコメントがありました。 最終的には taniwataru 「めっちゃ勉強になって感動し」たそうです。
- さて、そうした一連のつぶやきが togetter というサービスを用いてまとめられました。その後、その一連のつぶやきには Lifo 関係者が多かったため Lifo-wiki に「きれいにコピーをとるために」と題してまとめられ、 Lifo のメーリングリストを通じて、周知されました。その投稿を読んだ tommorrowtsusin さんがうちの大学ではこんなツールをつかっていますよ、と紹介して下さり、それを今回チームしかレンの一人でもある長崎大の松村さんが誰でも印刷して加工すれば作れるように ILL 位置合わせ定規を作成し、公開しました。 ILL におけるコピーの取り方という、技術は、各職場という単位で受け継がれ、工夫が積み重ねられていくものだと思いますが、時折、タテの組織ではうまく機能していない場合があります。そうしたとき Lifo をはじめとしたヨコのつながりがヒントを集め、事例を集め、さらに誰もが普遍的につかうことのできるようなツールにまで発展した非常におどろくべきじれい
- というところで発表終わりたいと思います。ご静聴どうもありがとうございました! (終わり!)