青竹のふし情シス部第1回クラブ活動での講演資料です　「JSを使わずに、ここまで出来るkintone」 2016.3.7(月)　15:00〜　サイボウズ本社

1. 2016年3月7日
三井化学株式会社 システム部
松田 正太郎
青竹のふし情シス部第1回クラブ活動
kintoneで業務改善！
さて何から手を付けたらいいか
～すぐに効果を出すための勘どころ

2. 自己紹介
 松田正太郎 Shotaro Matsuda
 社会人23年目
 前半10年：製造技術、プラント建設、研究開発
 後半：SCM改革や業務改革 を通してITを武器に！
 そして気が付くと情シス部門にいました
 2007〜2014年：関連会社情シスリーダー
 2015〜：三井化学システム部 事業支援グループ
https://cybozulive.com/profile/shotaromatsuda
@Shokun1108
https://www.facebook.com/shokun1108

3. 11月8日生まれ
さそり座、B型

4. 2013年11月8日

6. https://kintone.cybozu.com/jp/event/hive2015/05/report/

7. その場でkintoneポチりました

8. 2015年10月15日

10. kintone hive vol.2 の懇親会で青山さんと感動の再会を果たし、
あらためてご挨拶＆名刺交換させてもらいました。

11. ところが帰りの電車で名刺を眺めていて・・・

12. 「作業クリエイター」って何？
しかも、
青竹のふしに情報システム部が
できてる？？？
なんやろ？？？
これは怪しい・・・！！
と思って、すかさずMessengerで
連絡し、クラブ活動に混ぜてもら
いました。

14. ちなみに、
どうして名刺が変わったのが
すぐに分かったかというと、

15. Cybozu Conference
のときの名刺
kintone hive
のときの名刺

16. 名刺のSansanと言えば、

17. 導入事例に出ています！
動画にも出ていますが、
ハズカシイので見ないように（笑）

18. Sansan Innovation Project 2016
2016.2.23 虎ノ門ヒルズフォーラム

19. 名刺のSansanと言えば、
最近、kintoneと連携する
プラグインが発表されました！
導入時からのしつこいリクエストに応えていただきました。
Sansan, サイボウズ、両社に感謝です！
▶デモ
https://cybozudev.zendesk.com/hc/ja/articles/207420183
▶プラグインはこちらから

20. 本題に入る前に、
参加者のみなさまのことを
少しだけ教えて下さい

21. Q: あなたの会社にkintoneありますか？

22. Q: kintoneのアプリを
作ったことがありますか？

23. Q: 情シス部門の方
手を上げて

24. 今日は３つのお話をします

25. #1 情シスへの危機感

26. 80:20

27. http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1601/29/news079.html

28. http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1601/29/news079.html

29. http://news.mynavi.jp/articles/2016/03/01/cybozu/

31. kintoneは楽しい

32.  会社の業務でPCが普及して、Excelが使われ始めた頃
 文書や集計表の清書マシーンだったPCが、業務改善ツールに
 各職場にExcel使い（Excel職人）が多数
 Excelスキル ＝ 生産性向上に必要なスキル であった
 でも自分の手で業務の仕組みを考えたり、効率をアップさせることが
できることに、すごく高揚感を覚えた
この高揚感はどこかで・・・

33.  PCへのプリインストール
 書籍が多数発売
 通信教育やスキルアップ講座
 活発なコミュニティー（リアル／ネット）
 VBAによるマクロ開発
 これって、これからのkintoneの姿と重ならない？？
なぜExcelはその地位になれたか

34. ポストExcel！

35. kintone職人を増やしたい

36. #2 勘どころ

37. #2 the point
kintoneで業務改善！
さて何から手を付けたらいいか
～すぐに効果を出すための勘どころ
でも残念ながら、
kintoneのテクニックやカスタマイズの
お話は出てきません

38. 1. 業務プロセスを想像し、なるべくシンプルなプロトタイプを作ってみる
2. 既に動いて使われているアプリを見せる（中身もできれば見せると効果的）
3. 持ち帰りはせず、利用者キーパーソンに見せながらその場である程度の作り込みを行う
4. 要望に対して単純に「できません」と言わない
5. 応用編の機能は小出しにする。まずは一番シンプルなアプリを使い始めてもらう
6. 各職場の、センスのいいヤツを見つけて徹底的に仕込む
7. キーパーソンとの活用に関するやり取りもkintoneで行う（メールで送るのではなく、kintoneのス
ペーススレッドをうまく活用）
kintone導入！～すぐに効果を出すための勘どころ

39.  現状使っているExcelシート、業務フロー等があれば事前に入手しておく
 対象となる業務プロセスを考えて、課題とその解決方法の仮説をイメージする
 詳細（データの項目や言い回し等）は置いておいて、課題解決の方法をシンプ
ルな形にしたアプリを作ってみる
勘どころ１．なるべくシンプルなプロトタイプを作ってみる

40.  他部署等ですでに使い始めているアプリを見せる
 実際使われている本番データを見せるのがベスト
 なるべく似たようなテーマで使っているもの
 できれば、アプリのコメントやスペースのスレッドが活発に使われているものが
望ましい →これ重要
 業務を円滑にまわすためのポイントって、実はコミュニケーションだったりします
 データベース ＋ コミュニケーション ＋ プロセス管理（BPM）
勘どころ２．実際に使われているアプリを見せる

41.  実際の業務について話を聞きながら、データ項目の追加や名称変更、フォーム
のデザインなど、その場である程度の作りこみをする
 持ち帰りはなるべくせず、その場で確認しながらシステムができあがる経験をし
てもらう
 従来の「ここをこうしたいんですが、おいくらぐらいかかりますでしょうか？」というやりとりをな
くす。
 でも、なるべくシンプルな形でトライアルをスタートさせた方がいい
 リクエストは全部聞かない
 どうしても細かいところに目が行くので、幹と枝葉を見分ける必要がある
 「まぁ、とりあえずこれで使ってみませんか？」
 とはいえ、センスが必要
勘どころ３．その場である程度の作り込みを行う

42.  「◯◯はできますか？」に対して、情シスの人って「機能の有無」で答えがち
 でも現場の人はそんなことを聞きたいんじゃないのでは？
 「こんな課題をなんとかしたい。自分のイメージだとこうやったら解決できるんじゃない
かと思うんだけど、どうでしょうか？」と聞いている。
 要は「システムの機能」について聞きたいんじゃなくて、
「業務上の課題を解決したい」
 kintoneの場合だと、「kintoneでできるかどうか」ではなくて、
「kintoneをどう使ったら業務が良くなるか」という会話に持っていき、
業務側の視点に立った「提案→トライアル→改善」のスパイラルアップを目指す。
勘どころ４．要望に対して単純に「できません」と言わない

43.  kintoneでアプリを作って提供するときに、最初から作りこみ過ぎない
 特に初めてkintoneを導入するところに対しては、なるべくシンプルなアプリから
使い始めてもらう
 他のアプリとの連携、アクションなどの応用編機能は、徐々に機能追加していく
方がいい場合もある
 業務改善自体もスパイラルアップで
 一気に理想の作業や業務プロセスを考えて、それを実現できるかどうかを考えがち
 一番キモになる箇所をキッチリと押さえることが重要
勘どころ５．応用編の機能は小出しにする

44. 1. 業務プロセスを想像し、なるべくシンプルなプロトタイプを作ってみる
2. 既に動いて使われているアプリを見せる（中身もできれば見せると効果的）
3. 持ち帰りはせず、利用者キーパーソンに見せながらその場である程度の作り込みを行う
4. 要望に対して単純に「できません」と言わない
5. 応用編の機能は小出しにする。まずは一番シンプルなアプリを使い始めてもらう
6. 各職場の、センスのいいヤツを見つけて徹底的に仕込む
7. キーパーソンとの活用に関するやり取りもkintoneで行う（メールで送るのではなく、kintoneのス
ペーススレッドをうまく活用）
kintone導入！～すぐに効果を出すための勘どころ

45. 1. 業務プロセスを想像し、なるべくシンプルなプロトタイプを作ってみる
2. 既に動いて使われているアプリを見せる（中身もできれば見せると効果的）
3. 持ち帰りはせず、利用者キーパーソンに見せながらその場である程度の作り込みを行う
4. 要望に対して単純に「できません」と言わない
5. 応用編の機能は小出しにする。まずは一番シンプルなアプリを使い始めてもらう
6. 各職場の、センスのいいヤツを見つけて徹底的に仕込む
7. キーパーソンとの活用に関するやり取りもkintoneで行う（メールで送るのではなく、kintoneのス
ペーススレッドをうまく活用）
kintone導入！～すぐに効果を出すための勘どころ

48. 操作マニュアル
問合せ・作業依頼（別アプリ）

49.  kintoneはグループウェア
 データベース ＋ コミュニケーション ＋ プロセス管理
 キッチリとゆるゆるの境界線
 アプリのデータ項目：キッチリ
 フリーテキスト、添付ファイル、コメント：ゆるゆる
 集計したり並べ替えたり、データベース的な使い方をする項目→データ項目
 複雑な情報、定型化しにくい情報
kintone導入！～業務改善を成功させるポイント

50. 1. 画面設計 レイアウトを考える
2. ラベルの活用 マニュアル無しでも使える業務システムを！
3. プロセス管理 ステータスの切り方
4. プロセス管理 ボタンの表示名の工夫
5. 通知
6. スマートフォンアプリ タイトルの設定
7. ルックアップ地獄 消せない！
kintone導入！～使い始めにハマりやすいポイント

51. ▼画面設計 レイアウトを考える
右端をビシっと揃える
同じ種類のフィールドは複製を活用
 右端を揃えたい
→複製をうまく利用する

52. ▼画面設計 レイアウトを考える
 右端を揃えたい
→複製をうまく利用する
 段組をキレイに作りたい
→いったん縦に複製してから並べ替え

53. ▼画面設計 レイアウトを考える
 右端を揃えたい
→複製をうまく利用する
 段組をキレイに作りたい
→いったん縦に複製してから並べ替え
 レイアウトが間延びする
→ラベルを使って工夫する

54. ▼ラベルの活用 マニュアル無しでも使える業務
システムを！

55. よく作られる業務プロセス
（フローチャート）
kintoneのプロセス管理
▼プロセス管理 ステータスの切り方

56. kintoneのプロセス管理
 よく作られるフローチャートと、kintoneのプロセス
管理の考え方って、ちょっとだけ違いますよね
 フローチャート：作業の流
 kintone：状態（ステータス）の推移

57. ホワイトボードで整理

58. 先ほど出てきた業務は
シンガポールと上海に営業拠点のある
海外関連会社で実際に使われています
海外拠点の業務を日本からサポートする場合、
kintoneを使った超高速開発は最強です！
（英語版kintoneはカッコいい）
▶デモ

59. ▼スマートフォンアプリ タイトルの設定

60. アプリ１
アプリ３アプリ２
▼ルックアップ地獄 消せない！！

61. #3
Let’s connect

62. 前回のkintone hiveのプレゼン
”ユーザー同士で繋がりましょう！”

63.  kintoneを契約したけど、うまくスタートできずにいる人もいるはず
 業務にどんな形で導入し、展開していくか、ココがポイントであり、それなりのノウ
ハウや苦労があるところ
 kintoneアプリを作る時のちょっとした悩みを相談したい、業務をどうやってシステ
ムに落とし込めばいいのか、どうやって社内に広めていけばいいのか、きっとみ
なさんも私たちと同じような悩みを持っているのではと思います。
 kintoneユーザー同士、もっといろんなことを共有し、コミュニケーションがとれる
場を作りたい！みなさん、繋がりませんか？
 一緒に悩みませんか？
Let’s connect

65. 青竹のふし情シス部