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AWS Well-Architected
Frameworkの
コスト最適化の柱を読み解く
株式会社サイバーエージェント
技術本部サービスリライアビリティグループ
柘植 翔太
最終更新⽇:2020/11/19
今⽇の内容
• 今⽇、話すこと
コスト最適化のホワイトペーパーに書いてある内容について
対応優先度の⾼い、ベストプラクティスを確認する選択質問の Suggestion について
• 今⽇、話さないこと
コスト最適化するための運⽤の詳細やアーキテクチャパターンについて
AWS Well-Architected Framework(AWS W-A)の概要について
コスト最適化以外の柱について
プロフィール
• 名前
柘植 翔太(つげ しょうた)
• 所属
株式会社サイバーエージェント
技術本部サービスリライアビリティグループ
• ロール
Engineering Manager / Senior Architect
• 好きなAWSサービス
AWS Well-Architected Framework
.コスト最適化とは
.コスト最適化の柱のホワイトペーパー
ホワイトペーパーの概要
コスト最適化の設計原則
定義(5つの重点分野)
各重点分野のベストプラクティス
各重点分野毎のベストプラクティスと確認質問
.まとめ
コスト最適化とは
コストとは
コストとは
• 費⽤
特に、商品の⽣産に必要な費⽤、⽣産費、原価
※ ⾦銭以外に、時間や労⼒なども含めていうこともある
コスト最適化とは
• 費⽤
特に、商品の⽣産に必要な費⽤、⽣産費、原価
※ ⾦銭以外に、時間や労⼒なども含めていうこともある
システムのワークロードのライフサイクル全体にわたって
改良、改善する継続的プロセスのこと
ビジネス成果の達成につなげるためにすること
コスト最適化の柱の
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーの概要
ホワイトペーパーの概要
• コスト最適化のホワイトペーパーに書かれてるプラクティス
サービスやリソースを最も効果的に活⽤したワークロードの設計⽅法
最⼩限のコストでビジネス成果を達成する⽅法
• 検討すべきトレードオフ
市場投⼊に要する期間(スピード) vs コスト
E.g. ベンチマークによるコスト、データよりも時間的制約による決断、リフトアンドシフト後の最適化
• コスト最適化のホワイトペーパーを読んで欲しい⼈
サービスの関わる⼈全てが読むべき
E.g. CTO 、CFO 、設計担当者、開発者、サービス運⽤者…
コスト最適化の設計原則
コスト最適化の設計原則
• クラウドの財務管理の運⽤
• 消費モデルを導⼊する
• 全体的な効率を測定する
• 付加価値を⽣まない作業への資⾦投資をやめる
• 費⽤を分析し、帰結させる
コスト最適化の設計原則
• クラウドの財務管理の運⽤
クラウドで財務上の成功するには、クラウド財務管理( CFM )が重要
→ セキュリティ、システム運⽤⼒と同様に、コスト管理して、コスト効率の⾼い組織にしましょう
• 消費モデルを導⼊する
コンピューティングリソースの最適化
→ ビジネス要件に応じて、使⽤量を増減させるなどして、無駄なコストを削減させましょう
• 全体的な効率を測定する
ワークロードのビジネス成果とデリバリー関連コストを測定
→ ⽣産性とか機能性を向上させることによって、どれだけのコスト削減になってるかを可視化しましょう
コスト最適化の設計原則
• 付加価値を⽣まない作業への資⾦投資をやめる
IT インフラストラクチャよりも顧客と組織のプロジェクトに集中
→ ⼿間のかかる DC 運⽤作業を AWS に委ね、マネージドサービスを活⽤するなどして、運⽤上の負担を解消しましょう
• 費⽤を分析し、帰結させる
リソースを最適化してコストを削減させる
→ システムの使⽤状況とコストを正確に特定し、ワークロードの投資収⼊率( ROI )を把握しましょう
定義と各重点分野のベストプラクティス
定義(重点分野)
• クラウドの財務管理の実践
• ⽀出と使⽤量の認識
• 費⽤対効果の⾼いリソース
• 需要と供給を⼀致させる
• 継続的最適化
定義と各重点分野のベストプラクティス
• クラウドの財務管理の実践
クラウド財務管理( CFM )を活⽤し、AWSでのコストと使⽤状況を最適化(スケーリング)
• ⽀出と使⽤量の認識
コストと使⽤量をモニタリングし、リソース効率を向上させコスト削減
• 費⽤対効果の⾼いリソース
ワークロードに適したサービス、リソース、設定によりコスト削減
• 需要と供給を⼀致させる
プロビジョニングの必要性とのバランスとオートメーション計画による需要とリソース供給管理
• 継続的最適化
新しいサービスをレビューし、ワークロードに運⽤することにより、時間をかけて最適化
ベストプラクティスを確認する質問
ベストプラクティスを確認する質問
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
クラウドの財務管理の実施
クラウドの財務管理の実践
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
クラウドの財務管理の実践
• COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
□ コスト最適化担当を設定する
□ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する
□ クラウドの予算および予測を確⽴する
□ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる
□ コスト最適化に関して報告および通知する
□ コストをプロアクティブにモニタリングする
□ 新しいサービスリリースに関する最新情報を⼊⼿する
□ いずれも該当しません
クラウドの財務管理の実践
• COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
□ コスト最適化担当を設定する
□ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する
□ クラウドの予算および予測を確⽴する
□ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる
□ コスト最適化に関して報告および通知する
□ コストをプロアクティブにモニタリングする
□ 新しいサービスリリースに関する最新情報を⼊⼿する
【リスク】
現状かかっているコストを把握していないと、⾒返すことが出来ない
もし、想定よりもコストがかかり過ぎていても、気づくことが出来ない
クラウドの財務管理の実践
• COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
□ コスト最適化担当を設定する
□ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する
□ クラウドの予算および予測を確⽴する
□ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる
Suggestion
組織は、クラウド財務管理( CFM )を使⽤すると、AWS でのコストと使⽤状況を最適化し、スケーリングすることで、
ビジネス価値と経済的成功を実現できる
コスト最適化担当は、個⼈でもチームでも構わないが、エグゼクティブスポンサーを確保すると
組織が定める優先事項として扱われやすくコスト最適化の活動が効率的に⾏える
ファイナンシャルチームとテクノロジーチームが連携することによって、RI や AWS Savings Plans が検討可能になる
クラウドの予算および予測については、AWS Cost Explorer を使⽤して、トレンドベースでコスト予測を⽴てることもできる
オンボーディングやトレーニングにコスト意識を⾼める要素を取り⼊れる
変更管理には、変更によるファイナンスへの影響を数値化するコスト測定を含めるとよい
コスト最適化によるビジネス価値の数値化することも⼤切
⽀出と使⽤量の認識
⽀出と使⽤量の認識
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
□ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する
□ ⽬標およびターゲットを策定する
□ アカウント構造を実装する
□ グループとロールを実装する
□ コストコントロールを実装する
□ プロジェクトのライフサイクルを追跡する
□ いずれも該当しません
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
□ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する
□ ⽬標およびターゲットを策定する
□ アカウント構造を実装する
【リスク】
組織としてのクラウドを活⽤する準備が整っていないため、管理が煩雑になり、
割引を最⼤化することが出来ていないため、コストを払い過ぎている可能性がある
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
□ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する
□ ⽬標およびターゲットを策定する
□ アカウント構造を実装する
Suggestion
ガバナンス領域から使⽤量を管理する必要がある
先ずは、組織要件に基づいてポリシーを策定し、組織のコスト、⽬標使⽤量、ターゲットを策定する
E.g. プラットフォームの使⽤率を 20% 増加させ、コスト増は 5% 未満に抑え、6 ヶ⽉毎にコストを5%削減する
AWS Organizations 内の⼀括請求機能を使⽤し、ボリューム割引とコミットメント割引を最⼤限に活⽤し、
割引額を最⼤化させることができる
AWS Control Tower を使い複数の AWS アカウントのセットアップと
構成をすばやく⾏い、ガバナンスが組織要件に適合していることを確認できる
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
□ 詳細情報リソースを設定する
□ コスト属性カテゴリを特定する
□ 組織のメトリクスを確⽴する
□ 請求およびコスト管理ツールを設定する
□ コストと使⽤状況に組織情報を追加する
□ ワークロードメトリクスに基づいてコストを配分する
□ いずれも該当しません
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
□ 詳細情報リソースを設定する
□ コスト属性カテゴリを特定する
□ 組織のメトリクスを確⽴する
□ 請求およびコスト管理ツールを設定する
【リスク】
コストと使⽤量を組織の⽬標に合わせて調整ができない
そもそも健全なのかもわからない
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
□ 詳細情報リソースを設定する
□ コスト属性カテゴリを特定する
□ 組織のメトリクスを確⽴する
□ 請求およびコスト管理ツールを設定する
Suggestion
ワークロードに詳細な可視化を導⼊し、チームがコストと使⽤量に対しアクションを実⾏できるようにする
コスト属性のカテゴリを特定すると、学習、スタッフ育成、アイデア創出に様要したコストはITコスト予算でなく、
トレーニング予算や開発の予算に正しく割り当てることができる
AWS Cost Explorer で、時間単位の詳細設定を有効にし、コストと使⽤状況レポート( CUR )を作成する
AWS Glue 、 Amazon Athena 、Amazon QuickSight を使⽤してより⾼度な可視化ができる
タグを有効活⽤しましょう(E.g. 環境、アプリケーション、コストセンター、プロジェクト、オーナーなど)
AWS Organizations のタグポリシー、AWS Tag Editor、AWS Cost Categories
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
□ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する
□ 削除プロセスを実装する
□ リソースを削除する
□ ⾃動的にリソースを削除する
□ いずれも該当しません
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
□ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する
□ 削除プロセスを実装する
【リスク】
不要なワークロードリソースが特定できないかつ、削除プロセスが⽤意されていないため
無駄なコストがかかり続けている可能性が⾼い
⽀出と使⽤量の認識
• COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
□ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する
□ 削除プロセスを実装する
Suggestion
タグを活⽤し、リソースの追跡と、廃棄するアセットの特定に役⽴てる
削除するプロセスを定義する必要がある
タグに廃⽌可能になる⽇付をラベリングすると、タグでレポートが作成できる
また機能タグ「E.g. featureX testing 」をつけておくとリソースの⽬的を識別できるので便利
費⽤対効率の⾼いリソース
費⽤対効果の⾼いリソース
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
□ 組織のコスト要件を特定する
□ このワークロードのすべてのコンポーネントを分析する
□ 各コンポーネントの詳細な分析を実⾏する
□ コスト効率の⾼いライセンスを提供するソフトウェアを選択する
□ 組織の優先順位に従ってコストが最適化されるようにこのワークロードのコンポーネントを選択する
□ 異なる使⽤量について経時的なコスト分析を実⾏する
□ いずれも該当しません
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
□ 組織のコスト要件を特定する
【リスク】
組織として何を優先するかが決まっていないため、パフォーマンスや信頼性と
コストのバランスが取れていない可能性がある
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
□ 組織のコスト要件を特定する
Suggestion
組織の優先順位を理解することが重要になる
パフォーマンスや信頼性とコストのバランスを取れる状態へ
コスト最適化されたワークロードは、組織要件に最も適合するソリューションであって、
必ずしも最低コストのソリューションとは限らない
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お
よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか?
□ コストモデリングの実⾏
□ データに基づいてリソースのタイプやサイズを選択する
□ メトリクスに基づいて⾃動的にリソースタイプとサイズを選択する
□ いずれも該当しません
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お
よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか?
□ コストモデリングの実⾏
【リスク】
最適なリソースタイプ、リソースサイズ、リソース数が選択できないため、
技術要件を満たしていない可能性がある
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お
よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか?
□ コストモデリングの実⾏
Suggestion
特定のパフォーマンスレベルに応じて、リソース間のバランスを把握し、
ワークロードにある各リソースの適切なサイズを⾒つける
ワークロードに対して予測負荷をかけたベンチマークからコストモデリングを作成する
AWS Compute Optimizer
使⽤履歴に基づいてコンピューティングリソースの正しいサイズをレコメンデーションしてくれる
Amazon CloudWatch 、CloudWatch Logs から適切なサイズを⾒つける
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで
しょうか?
□ 料⾦モデルの分析を実⾏する
□ コストに基づいてリージョンを選択する
□ 費⽤対効果の⾼い条件を提供するサードパーティーの契約を選択する
□ このワークロードのすべてのコンポーネントに対して料⾦モデルを実装します
□ マスターアカウントレベルで料⾦モデル分析を実⾏する
□ いずれも該当しません
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで
しょうか?
□ 料⾦モデルの分析を実⾏する
【リスク】
ワークロードに対し最適でない料⾦モデルを選択し、
コストが⾼くなっている可能性がある
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで
しょうか?
□ 料⾦モデルの分析を実⾏する
Suggestion
ワークロードコンポーネントの要件を考慮し、考えられる料⾦モデルを理解し、コンポーネントの可⽤性要件を定義する
AWS の複数の料⾦モデルを理解することは重要
E.g. オンデマンド、スポット、コミットメント割引( Savings Plans 、RI 、RC )、
EC フリート、地理的選択、3rd Party
AWS Cost Explorer のレコメンデーションツールを使⽤して、コミットメント割引を適⽤する機会を⾒つける
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
□ データ転送モデリングの実⾏
□ データ転送コストを最適化するコンポーネントを選択する
□ データ転送コストを削減するサービスを実装する
□ いずれも該当しません
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
□ データ転送モデリングの実⾏
【リスク】
想定以上にデータ転送料⾦が⾼い可能性がある
費⽤対効果の⾼いリソース
• COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
□ データ転送モデリングの実⾏
Suggestion
ワークロードでデータ転送が発⽣する場所、転送コスト、データ転送の利点を理解する
⼗分な情報に基づいてアーキテクチャ設計上の変更や承諾が決定できる
E.g. AZ 間でのレプリケーションが許容可能なコストか(信頼性、耐障害性)
AWS Cost Explorer または コスト使⽤状況レポート( CUR )を使⽤して、
データ転送コストを把握し、モデリングする
PoC(概念実証)、ワクロードに対しての負荷テスト
需要と供給を⼀致させる
需要と供給を⼀致させる
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
需要と供給を⼀致させる
• COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
□ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する
□ 需要を管理するためのバッファまたはスロットルを実装する
□ リソースを動的に供給する
□ いずれも該当しません
需要と供給を⼀致させる
• COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
□ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する
【リスク】
利⽤が過少でも偏りが⽣じると、運⽤コスト(利⽤過剰によるパフォーマンスの低下)
または無駄な AWS 費⽤(過剰なプロビジョニング)のいずれかで、組織に悪影響が及ぶ
需要と供給を⼀致させる
• COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
□ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する
Suggestion
ワークロードの要件を把握する必要があり、分析には、需要の予測可能性と再現性、需要の変化率、
需要の変化量を含める必要がある
AWS Cost Explorer または Amazon QuickSight を CUR またはアプリケーションログと併⽤すると、
ワークロードの需要を可視化して分析できる
組織の要件に、リクエストに対するワークロードの応答時間を含めると、
応答時間から、需要が管理されているかと需要を満たすためにリソース供給が変化するかどうかの判断ができる
分析は、⽉末処理や休⽇のピークなどの時季的な変動が組み込まれるように、
⼗分な期間にわたって実⾏される必要がある
コンポーネントの予想される合計スコア、ワークロードのラリタイムにおける使⽤量の増減および
コストの増減に注⽬する
継続的最適化
継続的最適化
• ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問
COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか?
COST . 使⽤状況をどのように管理しますか?
COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか?
COST . 不要リソースをどのように削除しますか?
COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか?
COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに
は、どうすればよいですか?
COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか?
COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか?
COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか?
COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
継続的最適化
• COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
□ ワークロードレビュープロセスを開発する
□ このワークロードを定期的にレビューして分析する
□ いずれも該当しません
継続的最適化
• COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
□ ワークロードレビュープロセスを開発する
【リスク】
現状よりもコストを削減する⼿段が他にあることに気づけないため、
現在のコストが⾼い可能性がある
E.g. 新しい AWS サービスと機能がリリースされる影響
継続的最適化
• COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
□ ワークロードレビュープロセスを開発する
Suggestion
現在でもコスト効率が最も優れているかどうかを確認する必要がある
また、要件の変化に応じて、不要になったリソース、コンポーネント、ワークロードを積極的に排除し、
継続的に最適化を⾏うと良い
全体⽀出に対してより⾼い割合を占めるワークロードのレビュー頻度を⾼くすると効果的
全てのワークロードをレビューするのは⾮効率
変更を運⽤する労⼒は⼤きく、テストや検証に多⼤なコストが発⽣するので、時にはレビュー頻度を下げる
コンポーネント単位でのレビューもケースバイケース
ワークロードと現在のテクノロジーとのギャップが時間経過とともに巨額コストに代わるケースもある
E.g. プログラミング⾔語への移⾏(現在のプログラミング⾔語に精通した⼈材コストの増加など)
まとめ
まとめ
• コスト管理とクラウドの財務管理は継続的な取り組み
財務チームやテクノロジーチームと定期的な協⼒が必要
アーキテクチャのアプローチをレビューし、コンポーネントの選択を更新していく必要がある
• AWS が⽬指しているのは
弾⼒性、応答性、順応性に優れたデプロイを最低限のコストで実現すること
まとめ
• これからコストについて考えるときは、⾃分に問いかけてみてください
AWS でのコストと使⽤状況を最適化できていますか?
コストと使⽤量をモニタリングできていますか?
使っているリソースは、ワークロードに適していますか?
プロビジョニングは本当に必要ですか?
オートメーション計画は⽴てていますか?
継続的に、時間をかけて最適化できていますか?
ご清聴ありがとうございました
付録
• CA W-A のコスト最適化のベストプラクティスを確認する質問
1. サービスレベルとコストのバランスがあっているか評価する仕組みはありますか?
2. コスト⽬標に応じてリソースをサイジングしていますか?
3. コスト効率を⾼めるための選択ができていますか?
4. 現状のリソースが過度なものでないかを定期的に確認していますか?
5. データ転送量に対してのコストを考慮していますか?
6. 毎⽉のコストを把握していますか?
7. 不要リソースを定期的に⾒直していますか?
8. コスト削減のために、新たなソリューションを検討する等をしていますか?
付録
• 参考資料
AWS Well-Architected 公式サイト
https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/
コスト最適化の柱のホワイトペーパー
https://d .awsstatic.com/whitepapers/ja_JP/architecture/AWS-Cost-Optimization-Pillar.pdf
AWS Well-Architected Lab
https://wellarchitectedlabs.com
AWS Black Belt Online Seminar -AWS Well-Architected Framework-
https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt-online-seminar- -aws-
wellarchitected-framework
AWS Well-Architected ⼊⾨
https://www.slideshare.net/ShotaTsuge /introduction-ofawswellarchitected

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AWS Well-Architected Frameworkのコスト最適化の柱を読み解く

  • 2. 今⽇の内容 • 今⽇、話すこと コスト最適化のホワイトペーパーに書いてある内容について 対応優先度の⾼い、ベストプラクティスを確認する選択質問の Suggestion について • 今⽇、話さないこと コスト最適化するための運⽤の詳細やアーキテクチャパターンについて AWS Well-Architected Framework(AWS W-A)の概要について コスト最適化以外の柱について
  • 3. プロフィール • 名前 柘植 翔太(つげ しょうた) • 所属 株式会社サイバーエージェント 技術本部サービスリライアビリティグループ • ロール Engineering Manager / Senior Architect • 好きなAWSサービス AWS Well-Architected Framework
  • 11. ホワイトペーパーの概要 • コスト最適化のホワイトペーパーに書かれてるプラクティス サービスやリソースを最も効果的に活⽤したワークロードの設計⽅法 最⼩限のコストでビジネス成果を達成する⽅法 • 検討すべきトレードオフ 市場投⼊に要する期間(スピード) vs コスト E.g. ベンチマークによるコスト、データよりも時間的制約による決断、リフトアンドシフト後の最適化 • コスト最適化のホワイトペーパーを読んで欲しい⼈ サービスの関わる⼈全てが読むべき E.g. CTO 、CFO 、設計担当者、開発者、サービス運⽤者…
  • 13. コスト最適化の設計原則 • クラウドの財務管理の運⽤ • 消費モデルを導⼊する • 全体的な効率を測定する • 付加価値を⽣まない作業への資⾦投資をやめる • 費⽤を分析し、帰結させる
  • 14. コスト最適化の設計原則 • クラウドの財務管理の運⽤ クラウドで財務上の成功するには、クラウド財務管理( CFM )が重要 → セキュリティ、システム運⽤⼒と同様に、コスト管理して、コスト効率の⾼い組織にしましょう • 消費モデルを導⼊する コンピューティングリソースの最適化 → ビジネス要件に応じて、使⽤量を増減させるなどして、無駄なコストを削減させましょう • 全体的な効率を測定する ワークロードのビジネス成果とデリバリー関連コストを測定 → ⽣産性とか機能性を向上させることによって、どれだけのコスト削減になってるかを可視化しましょう
  • 15. コスト最適化の設計原則 • 付加価値を⽣まない作業への資⾦投資をやめる IT インフラストラクチャよりも顧客と組織のプロジェクトに集中 → ⼿間のかかる DC 運⽤作業を AWS に委ね、マネージドサービスを活⽤するなどして、運⽤上の負担を解消しましょう • 費⽤を分析し、帰結させる リソースを最適化してコストを削減させる → システムの使⽤状況とコストを正確に特定し、ワークロードの投資収⼊率( ROI )を把握しましょう
  • 17. 定義(重点分野) • クラウドの財務管理の実践 • ⽀出と使⽤量の認識 • 費⽤対効果の⾼いリソース • 需要と供給を⼀致させる • 継続的最適化
  • 18. 定義と各重点分野のベストプラクティス • クラウドの財務管理の実践 クラウド財務管理( CFM )を活⽤し、AWSでのコストと使⽤状況を最適化(スケーリング) • ⽀出と使⽤量の認識 コストと使⽤量をモニタリングし、リソース効率を向上させコスト削減 • 費⽤対効果の⾼いリソース ワークロードに適したサービス、リソース、設定によりコスト削減 • 需要と供給を⼀致させる プロビジョニングの必要性とのバランスとオートメーション計画による需要とリソース供給管理 • 継続的最適化 新しいサービスをレビューし、ワークロードに運⽤することにより、時間をかけて最適化
  • 20. ベストプラクティスを確認する質問 • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 22. クラウドの財務管理の実践 • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 23. クラウドの財務管理の実践 • COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? □ コスト最適化担当を設定する □ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する □ クラウドの予算および予測を確⽴する □ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる □ コスト最適化に関して報告および通知する □ コストをプロアクティブにモニタリングする □ 新しいサービスリリースに関する最新情報を⼊⼿する □ いずれも該当しません
  • 24. クラウドの財務管理の実践 • COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? □ コスト最適化担当を設定する □ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する □ クラウドの予算および予測を確⽴する □ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる □ コスト最適化に関して報告および通知する □ コストをプロアクティブにモニタリングする □ 新しいサービスリリースに関する最新情報を⼊⼿する 【リスク】 現状かかっているコストを把握していないと、⾒返すことが出来ない もし、想定よりもコストがかかり過ぎていても、気づくことが出来ない
  • 25. クラウドの財務管理の実践 • COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? □ コスト最適化担当を設定する □ 財務とテクノロジーの連携を確⽴する □ クラウドの予算および予測を確⽴する □ 組織のプロセスにコスト意識を採り⼊れる Suggestion 組織は、クラウド財務管理( CFM )を使⽤すると、AWS でのコストと使⽤状況を最適化し、スケーリングすることで、 ビジネス価値と経済的成功を実現できる コスト最適化担当は、個⼈でもチームでも構わないが、エグゼクティブスポンサーを確保すると 組織が定める優先事項として扱われやすくコスト最適化の活動が効率的に⾏える ファイナンシャルチームとテクノロジーチームが連携することによって、RI や AWS Savings Plans が検討可能になる クラウドの予算および予測については、AWS Cost Explorer を使⽤して、トレンドベースでコスト予測を⽴てることもできる オンボーディングやトレーニングにコスト意識を⾼める要素を取り⼊れる 変更管理には、変更によるファイナンスへの影響を数値化するコスト測定を含めるとよい コスト最適化によるビジネス価値の数値化することも⼤切
  • 27. ⽀出と使⽤量の認識 • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 28. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? □ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する □ ⽬標およびターゲットを策定する □ アカウント構造を実装する □ グループとロールを実装する □ コストコントロールを実装する □ プロジェクトのライフサイクルを追跡する □ いずれも該当しません
  • 29. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? □ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する □ ⽬標およびターゲットを策定する □ アカウント構造を実装する 【リスク】 組織としてのクラウドを活⽤する準備が整っていないため、管理が煩雑になり、 割引を最⼤化することが出来ていないため、コストを払い過ぎている可能性がある
  • 30. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? □ 組織の要件に基づいてポリシーを策定する □ ⽬標およびターゲットを策定する □ アカウント構造を実装する Suggestion ガバナンス領域から使⽤量を管理する必要がある 先ずは、組織要件に基づいてポリシーを策定し、組織のコスト、⽬標使⽤量、ターゲットを策定する E.g. プラットフォームの使⽤率を 20% 増加させ、コスト増は 5% 未満に抑え、6 ヶ⽉毎にコストを5%削減する AWS Organizations 内の⼀括請求機能を使⽤し、ボリューム割引とコミットメント割引を最⼤限に活⽤し、 割引額を最⼤化させることができる AWS Control Tower を使い複数の AWS アカウントのセットアップと 構成をすばやく⾏い、ガバナンスが組織要件に適合していることを確認できる
  • 31. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? □ 詳細情報リソースを設定する □ コスト属性カテゴリを特定する □ 組織のメトリクスを確⽴する □ 請求およびコスト管理ツールを設定する □ コストと使⽤状況に組織情報を追加する □ ワークロードメトリクスに基づいてコストを配分する □ いずれも該当しません
  • 32. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? □ 詳細情報リソースを設定する □ コスト属性カテゴリを特定する □ 組織のメトリクスを確⽴する □ 請求およびコスト管理ツールを設定する 【リスク】 コストと使⽤量を組織の⽬標に合わせて調整ができない そもそも健全なのかもわからない
  • 33. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? □ 詳細情報リソースを設定する □ コスト属性カテゴリを特定する □ 組織のメトリクスを確⽴する □ 請求およびコスト管理ツールを設定する Suggestion ワークロードに詳細な可視化を導⼊し、チームがコストと使⽤量に対しアクションを実⾏できるようにする コスト属性のカテゴリを特定すると、学習、スタッフ育成、アイデア創出に様要したコストはITコスト予算でなく、 トレーニング予算や開発の予算に正しく割り当てることができる AWS Cost Explorer で、時間単位の詳細設定を有効にし、コストと使⽤状況レポート( CUR )を作成する AWS Glue 、 Amazon Athena 、Amazon QuickSight を使⽤してより⾼度な可視化ができる タグを有効活⽤しましょう(E.g. 環境、アプリケーション、コストセンター、プロジェクト、オーナーなど) AWS Organizations のタグポリシー、AWS Tag Editor、AWS Cost Categories
  • 34. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 不要リソースをどのように削除しますか? □ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する □ 削除プロセスを実装する □ リソースを削除する □ ⾃動的にリソースを削除する □ いずれも該当しません
  • 35. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 不要リソースをどのように削除しますか? □ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する □ 削除プロセスを実装する 【リスク】 不要なワークロードリソースが特定できないかつ、削除プロセスが⽤意されていないため 無駄なコストがかかり続けている可能性が⾼い
  • 36. ⽀出と使⽤量の認識 • COST . 不要リソースをどのように削除しますか? □ ライフタイム全体にわたってリソースを追跡する □ 削除プロセスを実装する Suggestion タグを活⽤し、リソースの追跡と、廃棄するアセットの特定に役⽴てる 削除するプロセスを定義する必要がある タグに廃⽌可能になる⽇付をラベリングすると、タグでレポートが作成できる また機能タグ「E.g. featureX testing 」をつけておくとリソースの⽬的を識別できるので便利
  • 38. 費⽤対効果の⾼いリソース • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 39. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? □ 組織のコスト要件を特定する □ このワークロードのすべてのコンポーネントを分析する □ 各コンポーネントの詳細な分析を実⾏する □ コスト効率の⾼いライセンスを提供するソフトウェアを選択する □ 組織の優先順位に従ってコストが最適化されるようにこのワークロードのコンポーネントを選択する □ 異なる使⽤量について経時的なコスト分析を実⾏する □ いずれも該当しません
  • 40. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? □ 組織のコスト要件を特定する 【リスク】 組織として何を優先するかが決まっていないため、パフォーマンスや信頼性と コストのバランスが取れていない可能性がある
  • 41. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? □ 組織のコスト要件を特定する Suggestion 組織の優先順位を理解することが重要になる パフォーマンスや信頼性とコストのバランスを取れる状態へ コスト最適化されたワークロードは、組織要件に最も適合するソリューションであって、 必ずしも最低コストのソリューションとは限らない
  • 42. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか? □ コストモデリングの実⾏ □ データに基づいてリソースのタイプやサイズを選択する □ メトリクスに基づいて⾃動的にリソースタイプとサイズを選択する □ いずれも該当しません
  • 43. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか? □ コストモデリングの実⾏ 【リスク】 最適なリソースタイプ、リソースサイズ、リソース数が選択できないため、 技術要件を満たしていない可能性がある
  • 44. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、お よびリソース数を選択するには、どうすればよいですか? □ コストモデリングの実⾏ Suggestion 特定のパフォーマンスレベルに応じて、リソース間のバランスを把握し、 ワークロードにある各リソースの適切なサイズを⾒つける ワークロードに対して予測負荷をかけたベンチマークからコストモデリングを作成する AWS Compute Optimizer 使⽤履歴に基づいてコンピューティングリソースの正しいサイズをレコメンデーションしてくれる Amazon CloudWatch 、CloudWatch Logs から適切なサイズを⾒つける
  • 45. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで しょうか? □ 料⾦モデルの分析を実⾏する □ コストに基づいてリージョンを選択する □ 費⽤対効果の⾼い条件を提供するサードパーティーの契約を選択する □ このワークロードのすべてのコンポーネントに対して料⾦モデルを実装します □ マスターアカウントレベルで料⾦モデル分析を実⾏する □ いずれも該当しません
  • 46. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで しょうか? □ 料⾦モデルの分析を実⾏する 【リスク】 ワークロードに対し最適でない料⾦モデルを選択し、 コストが⾼くなっている可能性がある
  • 47. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいで しょうか? □ 料⾦モデルの分析を実⾏する Suggestion ワークロードコンポーネントの要件を考慮し、考えられる料⾦モデルを理解し、コンポーネントの可⽤性要件を定義する AWS の複数の料⾦モデルを理解することは重要 E.g. オンデマンド、スポット、コミットメント割引( Savings Plans 、RI 、RC )、 EC フリート、地理的選択、3rd Party AWS Cost Explorer のレコメンデーションツールを使⽤して、コミットメント割引を適⽤する機会を⾒つける
  • 48. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? □ データ転送モデリングの実⾏ □ データ転送コストを最適化するコンポーネントを選択する □ データ転送コストを削減するサービスを実装する □ いずれも該当しません
  • 49. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? □ データ転送モデリングの実⾏ 【リスク】 想定以上にデータ転送料⾦が⾼い可能性がある
  • 50. 費⽤対効果の⾼いリソース • COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? □ データ転送モデリングの実⾏ Suggestion ワークロードでデータ転送が発⽣する場所、転送コスト、データ転送の利点を理解する ⼗分な情報に基づいてアーキテクチャ設計上の変更や承諾が決定できる E.g. AZ 間でのレプリケーションが許容可能なコストか(信頼性、耐障害性) AWS Cost Explorer または コスト使⽤状況レポート( CUR )を使⽤して、 データ転送コストを把握し、モデリングする PoC(概念実証)、ワクロードに対しての負荷テスト
  • 52. 需要と供給を⼀致させる • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 53. 需要と供給を⼀致させる • COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? □ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する □ 需要を管理するためのバッファまたはスロットルを実装する □ リソースを動的に供給する □ いずれも該当しません
  • 54. 需要と供給を⼀致させる • COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? □ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する 【リスク】 利⽤が過少でも偏りが⽣じると、運⽤コスト(利⽤過剰によるパフォーマンスの低下) または無駄な AWS 費⽤(過剰なプロビジョニング)のいずれかで、組織に悪影響が及ぶ
  • 55. 需要と供給を⼀致させる • COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? □ ワークロードの需要に関する分析を実⾏する Suggestion ワークロードの要件を把握する必要があり、分析には、需要の予測可能性と再現性、需要の変化率、 需要の変化量を含める必要がある AWS Cost Explorer または Amazon QuickSight を CUR またはアプリケーションログと併⽤すると、 ワークロードの需要を可視化して分析できる 組織の要件に、リクエストに対するワークロードの応答時間を含めると、 応答時間から、需要が管理されているかと需要を満たすためにリソース供給が変化するかどうかの判断ができる 分析は、⽉末処理や休⽇のピークなどの時季的な変動が組み込まれるように、 ⼗分な期間にわたって実⾏される必要がある コンポーネントの予想される合計スコア、ワークロードのラリタイムにおける使⽤量の増減および コストの増減に注⽬する
  • 57. 継続的最適化 • ベストプラクティスを確認するために、⽤意されている質問 COST . クラウド財務管理はどのように実装しますか? COST . 使⽤状況をどのように管理しますか? COST . 使⽤状況とコストをどのようにモニタリングしますか? COST . 不要リソースをどのように削除しますか? COST . サービスを選択するとき、どのようにコストを評価しますか? COST . コストターゲットに合わせて、リソースタイプ、リソースサイズ、およびリソース数を選択するに は、どうすればよいですか? COST . コストを削減するには、料⾦モデルをどのように使⽤したらよいでしょうか? COST . データ転送料⾦についてどのように計画していますか? COST . どのように需要を管理し、リソースを提供しますか? COST . 新しいサービスをどのように評価していますか?
  • 58. 継続的最適化 • COST . 新しいサービスをどのように評価していますか? □ ワークロードレビュープロセスを開発する □ このワークロードを定期的にレビューして分析する □ いずれも該当しません
  • 59. 継続的最適化 • COST . 新しいサービスをどのように評価していますか? □ ワークロードレビュープロセスを開発する 【リスク】 現状よりもコストを削減する⼿段が他にあることに気づけないため、 現在のコストが⾼い可能性がある E.g. 新しい AWS サービスと機能がリリースされる影響
  • 60. 継続的最適化 • COST . 新しいサービスをどのように評価していますか? □ ワークロードレビュープロセスを開発する Suggestion 現在でもコスト効率が最も優れているかどうかを確認する必要がある また、要件の変化に応じて、不要になったリソース、コンポーネント、ワークロードを積極的に排除し、 継続的に最適化を⾏うと良い 全体⽀出に対してより⾼い割合を占めるワークロードのレビュー頻度を⾼くすると効果的 全てのワークロードをレビューするのは⾮効率 変更を運⽤する労⼒は⼤きく、テストや検証に多⼤なコストが発⽣するので、時にはレビュー頻度を下げる コンポーネント単位でのレビューもケースバイケース ワークロードと現在のテクノロジーとのギャップが時間経過とともに巨額コストに代わるケースもある E.g. プログラミング⾔語への移⾏(現在のプログラミング⾔語に精通した⼈材コストの増加など)
  • 65. 付録 • CA W-A のコスト最適化のベストプラクティスを確認する質問 1. サービスレベルとコストのバランスがあっているか評価する仕組みはありますか? 2. コスト⽬標に応じてリソースをサイジングしていますか? 3. コスト効率を⾼めるための選択ができていますか? 4. 現状のリソースが過度なものでないかを定期的に確認していますか? 5. データ転送量に対してのコストを考慮していますか? 6. 毎⽉のコストを把握していますか? 7. 不要リソースを定期的に⾒直していますか? 8. コスト削減のために、新たなソリューションを検討する等をしていますか?
  • 66. 付録 • 参考資料 AWS Well-Architected 公式サイト https://aws.amazon.com/jp/architecture/well-architected/ コスト最適化の柱のホワイトペーパー https://d .awsstatic.com/whitepapers/ja_JP/architecture/AWS-Cost-Optimization-Pillar.pdf AWS Well-Architected Lab https://wellarchitectedlabs.com AWS Black Belt Online Seminar -AWS Well-Architected Framework- https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt-online-seminar- -aws- wellarchitected-framework AWS Well-Architected ⼊⾨ https://www.slideshare.net/ShotaTsuge /introduction-ofawswellarchitected