ヴィジュアルエフェクト初級者講座

ヴィジュアルエフェクト初級講座
幻塔戦記グリフォン板井諒輔

目次
• 自己紹介
• エフェクト作成の流れ
• エフェクトの作り方
基礎構造/particle/3Dモデル
• グリフォンのエフェクト紹介
バトルエフェクト/UIエフェクト
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板井諒輔
・関わったゲーム
「ラジアントヒストリア」（DS）
「ぼくらのファンタジア」(ブラウザ)
「Wizardry Online」(PC)
「幻塔戦記グリフォン」(iphone/android)
等
ゲーム会社に就職後、DS・flash・PCゲーム等で
開発に関わる。
どのプロジェクトでもエフェクトの制作に
携わることが比較的多い。

エフェクト作成の流れ

1.仕様の確認
⇒仕様を見て、要望されているサイズや時間・イメージを把握します。
2.関連資料集め
⇒仕様を基に資料を集めます。
3.イメージ作り
⇒スケッチしたりエフェクトの試作等をして
イメージと作業方法を固めます。

4.作成
⇒スケッチ・イメージを基にエフェクトを作成します。
作成後はデバッグ環境で確認しつつ調整します。

Particle（Shuriken）
パーティクル・Unityで作成
3Dmodel
Mayaで作成
Effect
(エフェクト)
グリフォンのエフェクトの構造
グリフォンのエフェクトは、unityとmayaの機能を使って
作成しています。

パーティクル
パーティクルシステム（ Shuriken ）
Particle System （パーティクルシステム）コンポーネントはシーン内で大量の
小さな 2D の画像によって生みだされ、動きを付けられる水、雲、炎などの流
体をシミュレーションします。
(unity公式サイトより抜粋)
紙を沢山散布して綺麗に見せる表現

パーティクルシステムにできる事
■粒子の出力量を変える ■粒子の散布面積を変える
■粒子の色や大きさを変える ■粒子の形を変える（画像を割り当てる）
動きについては添付動画「パーティクルにできる事」参照

パーティクル・システム
・粒子の出力量や大きさ
速度をコントロールする装置
Unityのパーティクルシステム図解
パーティクル
(粒子1粒1粒の事)
RenderType
・粒子の形
(基本はビルボード
常に粒子がカメラに
向く表現法)
Material
・粒子の色と模様
Texture
・粒子の模様
・画像情報
Shader
・粒子の色
・混色方法

Shader説明
・粒子の色や混色方法・質感等を設定するもの
Texture
・画像が重なった時の
混色をしない混色方法
（描画が軽い）
AlphaBlend
・画像の透過部分を
透過させる混色方法
Addtive
・画像の色が重なった
部分を加算する混色
方法。
(重ねるほど明るくなる)

パーティクルシステムを用いた作業の流れ
動きについては添付動画「パーティクル作業の流れ」参照

パーティクルの得手不得手
苦手分野
細かい動き・演出
精密な動き・演出
文字演出等
得意分野
流動的な動き・演出
不規則に見える動き
3Dmodelで制作

3Dmodelで出来る事1 変形・移動・回転
動きについては添付動画「3Dmodelにできる事」参照

3Dmodelで出来る事2 UVアニメ・カラーアニメ
動きについては添付動画「3Dmodelにできる事2」参照

3Dmodelを用いた作業の流れ
動きについては添付動画「3Dmodelエフェクト作業の流れ」参照

幻塔戦記グリフォンのエフェクト紹介

バトル系エフェクト例
下記の添付動画をご参照ください
「グリフォンのパーティクルエフェクト例」
「グリフォンの3Dｍｏｄｅｌエフェクト例」

UIエフェクト例
派手な動きが必要なUIはエフェクトで作成します。
基本構造はバトルエフェクトと同じ（particleと3Dmodel）
動きにつきましては下記の添付動画をご参照ください
「グリフォンＵＩエフェクト作業の流れ」
「グリフォンＵＩエフェクト作例」

ご清聴ありがとうございました！

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