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H26大学図書館職員短期研修 参加報告会（纐纈発表）
- 1. 大学図書館職員短期研修に参加して 学んだこと、感じたこと、その他 2014年12月3日 北海道大学附属図書館 学術システム課目録担当 纐纈直也
- 2. 1 はじめに 今回は、大学図書館職員短期研修に行ってみて 学んだこと、感じたことをお話させていただきます。 カジュアルに
- 3. 今日お話すること ・講義について 大学図書館の現状と課題 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 学術コミュニケーションの動向 ・グループ討議について ・ウラ話 2
- 4. 大学図書館の現状と課題 東京大学附属図書館関川雅彦部長 大学の中での図書館予算は減っていく でもやることは増えていく じゃあ、どうすればいいの？ というお話 3
- 5. 課題 ・必要なコンテンツを的確に選択できているか？ 利用者から見れば、サービス水準が第一 いかにサービス水準を保つか？ いかに働いている人のモチベーションを上げるか？ ・ラーニング・コモンズ すごく流行ってるけど「場所の提供」だけでいいの？ ・より外に広がっていく図書館へ 学内組織とのとの連携、協力 4
- 6. 図書館職員の専門性とは？ とても難しい問題で、常に考えていかなければならない 1つのことに精通しているだけで専門家と言えるのか？ 状況が変化しても変わらないコアな部分があるはず・・・ と思うがまだ答えは見つからない 5
- 7. ・講義について 大学図書館の現状と課題 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 学術コミュニケーションの動向 ・グループ討議について ・ウラ話 6
- 8. 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 桜美林大学心理・教育系 大学院大学アドミニストレーション研究科井下千以子先生 主に大学におけるライティング教育についてのお話 北大にもあります→ 7
- 9. ライディング教育の目的とは？ 賢い＝知識のある人ではない！ 知識を自分にとって意味のあるものとして 再構造化できる人 その思考を身につけるためのライティング教育 →能動的な学び（アクティブ・ラーニング）につながる どういう学生を育てたいのか？ に直結する 8
- 10. 思考を鍛えるライティング教育とは？ ・調べる力をつけさせる 大学図書館のリソースをフルに使ってもらう。 ・まとまるまで何度でも書き直す 粘り強く考え抜く。テーマを変えてもOK！ ・自己点検できる力をつける 自分の文章を、より高い視点から眺める ・自分と異なる立場の意見を批判的に検討させる 「批判」は決してネガティブなことではない ・まずは身近な話題から！ 9
- 11. ・講義について 大学図書館の現状と課題 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 学術コミュニケーションの動向 ・グループ討議について ・ウラ話 10
- 12. KAWASEVIER 11
- 13. 学術コミュニケーションの動向 ・学術情報が入手できない たくさんの人に届かない→どうすれば？というお話 そのためのオープンアクセス ・セルフアーカイビング HUSCAPなどの機関リポジトリ ・オープンアクセスジャーナル（OA誌） 読者が購読料を支払うのではなく、論文投稿者が掲載 加工料（APC）を支払う 12
- 14. オープンアクセスの今後は？ ・OA誌が増えれば市場原理が働いて価格が 下がる？ ・APCは今後増えていくだろう 研究者、論文の増加中国、インド、アフリカ・・・ ・リポジトリはカレントな論文を載せらるかが課題 13
- 15. ・講義について 大学図書館の現状と課題 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 学術コミュニケーションの動向 ・グループ討議について ・ウラ話 14
- 16. 効果的なグループ討議法 久留米大学外国語教育研究所岩田好司所長 実際にワークショップを体験しながら、グループ討議 の技法、心構えを学ぶ（一日目の講義） その後、各グループにてグループ討議を行い、四日目 に成果発表をした。 ・ファシリテーターとしての役割を期待される 15 ファシリテーター直訳すると促進者（字余り）
- 17. グループ討議のテクニック ・エコーイング 一人が自己紹介をして、もう一人がそれを聞く その後それを復唱するメモ禁止！ ・傾聴とミラーリング 発言者に高揚感、効力感をもたらす。 そこから信頼感が生まれる 16
- 18. グループ討議のテクニック ・ラウンド･ロビン グループのメンバーが、一人ずつ順番に話す。 他の人はそれを黙って聞く。 参加者の平等性を保ち、「小さな声」を聞く 17
- 19. グループ討議のテクニック ・目標を共有する ・情報を共有する ホワイトボード、ふせん、模造紙などなど ・役割分担をする 進行役、タイムキーパー、書記、発表、励まし係？ ・個人の責任を確保する タダ乗りが起こらないように！ 18
- 20. グループ討議の心構え（個人的見解も含む） ・ひとりはみんなのためみんなはひとりのため ・大前提として「聞く」こと ・「答えを与える」ではなく「促す」 ・沈黙を恐れない 19
- 21. 実際のグループ討議 20
- 22. 21
- 23. ・講義について 大学図書館の現状と課題 大学を取り巻く状況と大学図書館の役割 学術コミュニケーションの動向 ・グループ討議について ・ウラ話 22
- 24. ウラ話 名刺はたくさん持っていこう！ 途中でなくなってしまい、コンビニでコピーするはめに・・・ 23 懇親会、飲み会、研修の合間など・・・名刺交換のチャンス！
- 25. ウラ話２ 質問はガンガンしよう！ 恥ずかしがらずに。絶好のチャンスです。 質問すると終わった後にあいさつに行くのもスムーズ。 そこから新しい繋がりができるかも？ 質問が何も浮かんでいなくても とりあえず手を挙げてみる、という荒業もあります。 （おすすめはしません） 24
- 26. ウラ話３ 東大の中、周辺はメシ屋が豊富！ 研修中のリフレッシュになりました。 おすすめは生協食堂の「赤門ラーメン」 25