第69回 Ruby関西 勉強会発表資料です。

1. 山本三七男(たろサ)
極小Rubyボード
の紹介

2. 自己紹介

3. 3
自己紹介
た
ち
う
お
みかん

4. 自己紹介
毎月、和歌山でRuby勉強会を行っています。
Wakayama.rb主催

5. 自己紹介
(株)ビジュアル・テクノロジー研究所 社員
屋号「ルアリダワークス」でフリーランス

6. 略 歴
電子手帳 Zaurusのフリーソフトを作ったりしていました

7. 略 歴
カラー Zaurus用

8. 略 歴
Zaurus 944BASIC
～2003頃、40本くらいフリーソフトを公開

9. 略 歴
Ruputerのフリーソフトを作ったりしていました
フリーソフトをいろいろ公開

10. 略 歴
Ruputerのフリーソフトを作ったりしていました
今でも使っている
アイコンです。

11. 略 歴
興味はDSへ
ＤＳハックして自作プログラム公開・・・・。

12. 略 歴
～2009年頃、DSにLua移植

13. 略 歴
興味はAndroidへ。 AndroidにLuaを移植・・・。

14. 略 歴
～2013年頃、Androidにmrubyを移植・・・。

15. 略 歴
2013年～GR-SAKURAにmrubyを移植・・・。

16. 16
極小Rubyボード
の紹介

17. 17
Rubyボード概略

18. 18
極小Rubyボード
Ruby言語でプログラムができる
マイコンボードです。
50mm
18mm

19. できること
・PCとUSB接続してデータ通信(Serial)
・LEDをチカチカ(I/O)
・スイッチの入り/切り(I/O)
・ボード同士の接続と通信(Serial)
・液晶画面への表示(I2C,SPI)
・各種センサとの接続(SPI,I2C,A/D)
・日時の保持(RTC)
・音を出す(PWM)
・モータの制御(PWM)
・サーボモータの制御(Servo)
・3.3V出力
・SDカードの読み書き(拡張ボード)
・Bluetooth通信(拡張ボード)
・WiFi通信(拡張ボード)

20. できること
・プログラムの本体への保存
・電源ON自動実行
・ファイル管理モードでの実行
・システムの書き換え(独自拡張)

21. 21
プログラム手順

22. プログラム手順
PCでコーディング
プログラム開始
rb → mrb にコンパイル
PCとrubyボードを接続
mrbプログラムを転送
プログラムを実行
終わり

23. プログラム転送
シリアル通信
TeraTerm
ターミナルソフト
CoolTerm

24. ファイル管理
Rubyボードと接続

25. プログラム例
I2cクラス
@APTemp = 0x5D # 0b01011101 圧力・温度センサのアドレス
Serial.begin(0, 115200) #USBシリアル通信の初期化
#センサ接続ピンの初期化(17番SDA, 16番SCL)
I2c.sdascl( 17, 16 )
delay(300)
#気圧と温度センサの初期化
@APTemp = 0x5D # 0b01011101
APTemp_CTRL_REG1 = 0x20 # Control register
APTemp_SAMPLING = 0xA0 # A0:7Hz, 90:1Hz
# 7Hz
I2c.write(@APTemp, APTemp_CTRL_REG1, APTemp_SAMPLING)
delay(100)
#気圧を取得します --------------------------------------
#Address 0x28, 0x29, 0x2A, 0x2B, 0x2C
v0 = I2c.read( @APTemp, 0x28, 0x29)
v1 = I2c.read( @APTemp, 0x2A)
a = v0 + v1 * 65536
a = a / 4096.0 # hPa単位に直す
Serial.println(0, a.to_s)

26. 26
拡張ボード

27. Bluetoothボード
裏面表面
Rubyボードに直結して、PCやス
マートフォンとBluetooth通信するこ
とができます。
マイクロSDカードも使えるので、
データの保存も可能です。
カメラとつないで、画像をスマホに
送信することもできます。

28. WiFiボード
裏面表面
Rubyボードに直結して、WiFi通信
が可能です。
機能的には、ステーションモー
ド、ソフトAPモード、サーバにも、ク
ライアントにも対応。
マイクロSDを搭載しているので、
通信データのファイル保存が可能
です。

29. 29
WiFiテスト

30. WiFiクラス
WiFi.cwmode(mode)
ステーションモードを設定します。
mode: 1:Station, 2:SoftAP, 3:Station + SoftAP
WiFi.sout( mode[,serialNumber] )
コマンド応答のシリアル出力の有無を設定します。
mode: 0:シリアルポートに出力しない, 1:シリアルポートに出力する
serialNumber: 出力先のシリアル番号
WiFi.at( command [,mode] )
ESP8266のATコマンドを送信します。
commnad: ATコマンド内容
mode: 0:'AT+'を自動追加する、1:'AT+'を自動追加しない
WiFi.cwjap(SSID, Passwd)
WiFi端末に接続します。
SSID: WiFiのSSID
Passwd: パスワード
WiFi.cifsr()
IPアドレスとMACアドレスを表示します。
現状、実装できているメソッド

31. テストプログラム
WiFi.sout(0) #USBに出力しないデフォルトです
@S.print(0, WiFi.at('GMR'))
@S.print(0, WiFi.cwmode(1))
@S.print(0, WiFi.cifsr)
@S.print(0, WiFi.cwjap("TAROSAY","37000"))
@S.print(0, WiFi.cifsr)
@S.print(0, WiFi.at('CIPMUX=1'))
@S.print(0, WiFi.at('CIPSTART=4,"TCP","www.yahoo.co.jp",80'))
@S.print(0, WiFi.at('CIPSEND=4,41'))
WiFi.sout(1, 0)
WiFi.at('GET / HTTP/1.1',1)
WiFi.at('Host: www.yahoo.co.jp',1)
WiFi.at('',1)
WiFi.at('',1)
yahooのサイトデータが送られてきます。

32. 32
IoT？

33. センサと組合せる
rubyでIoT

34. 使えるセンサ
他にもたくさんあります。

35. その他使える部品

36. 36
子供向け？

37. PanCake+ruby
IchigoJam用のPanCakeを
Rubyでプログラミング

38. PanCake+ruby
デモ動画
https://www.youtube.com/watch?v=nhUqB046z0M

39. 39
今後について

40. 40
売れるのか
仕様的には自分の理想に近づいた。
30個くらい作ってみようかな・・。
試算=材料費のみで、3000円くらい

41. 41
開発ツール
kimushuさんが、公開されている
Rubicに期待しています。

42. 42
ご清聴ありがとう
ございました
2015/10/25 明日、Ruby勉強会@和歌山 開催します。