GEAR2018

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学習経済モデル
悪貨は良貨を駆逐す
る？
 インセンティブを与えられ
るのか
 取引価格は情報の真正性，
教育の質を反映するか
 投機性を排除できるか
実証実験を通して検討
課題と展望実証実験システム
SNS
Mastodon
@clip
#知識化カプセル名
@book
#知識化カプセル名
@book
BUY_BOOK
#知識化カプセル名
Web App
clip Book
Blockchain
Hyperledger Fabric
❶
投
稿
❷
構
造
化
❸
購
入
個人 製造者 個人
EPUB3
MRCMR MR MR
Web App→
↑EPUB3↑Mastodon
ブロックチェーンを用いた学習経済モデル
Learning Economic Model Using Blockchain
NPO法人CCC-TIES附置研究所 小野 成志, 堀 真寿美
Illich 1971,
脱学校化社会
我々が知っているこ
との大部分は，我々
が学校の外で学習し
たものである
Drucker 1969,
断絶の時代
教師は教えているの
ではない．学ぶこと
を監督しているにす
ぎない
Thrun 2012,
Udacity
大学は世界に
10だけしか残らない
Sir Robinson 2006,
TED
学校は子どもの
創造性を奪っている
Rockefeller 1884,
Efficiency
Movement
非効率な学校、場所
が悪い学校、不要な
学校を助けるのは無
駄である
ITIF 2016,
Why It’s Time to
Disrupt Higher
Education …
競争原理が働かない
フランチャイズ
現実は何も変わらない
学校はいらない
知識と情報の関係 (Brookes, 1980)
知識構造 k[s] に対し，情報 Δi が働きかけることにより知識構造 k[s + Δs] へと更新される.
Brookes[1980] B.C. Brookes, The foundations of information science, Part 1. Philosophical aspects, Journal of Information Science 2(3/4) (1980) 125-34.
k[s] + Δi = k[s + Δs] 学び Δ i : 働きかけた情報 情報知識
現在の知識s:
増加した知識Δs :
現在の知識構造k[s]:
更新した知識構造k[s + ∆s] :
学びの循環
学び +k[s] Δi k[s + Δs]
個人B
日常生活
学び
伝達伝達
+k[s] Δi k[s + Δs]
個人A
情報
日常生活
市場経済
市場の効果
 効率的な資源の配分
 社会ニーズの反映
 自発的な参加
 自律的な発展
通貨の役割
 価値尺度機能
 交換機能
 価値退蔵機能
SECIモデル
Combination
ExternalizationSocialization
Internalization
TacitTacit
ExplicitExplicit
Tacit Tacit
ExplicitExplicit
市場
日常生活で得られる
断片的な情報
情報
市場
知識構造に関する
情報
情報
個人
学び
k[s] + Δi
情報
資源
情報
製造者
学び
k[s] + Δi
ブロックチェーン
 P2P電子マネーによる当事者同士のオンライン決済
改竄耐性，障害耐性，トレーサビリティ
 価値のインターネット
資産の取引，データの取引，評価や感情の取引
 独自の経済構造の構築
通貨の意味，通貨発行，通貨流通量，インセンティブの設計
知識化カプセル
情報を梱包して商品化
 外観の規格化
➡ EPUB3
 情報のメタデータを台帳に記録
➡ ブロックチェーン
 コンテンツカプセル化技術
課題 無形資産である情報の流通 「学び」の価値観に基づいた経済圏の構築 インターネット上での信頼できる取引
インターネット上の
リソース
コンテンツカプセル化技術
コンテンツカプセル化構造
エンジン部
メタデータ部
INPUT Method
OUTPUT Method
メタデータの構成の
メタデータ MRC
リソースの
メタデータ MR MR MR
EPUB3 Container
ブロックチェーン
に記録