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個人のタスク管理からチケット駆動開発の特徴を考える
- 1. さ
個人のタスク管理から
チケット駆動開発の特徴を考える
株式会社SRA
阪井誠(@sakaba37)
- 2. さ 自己紹介
• あきぴーさんとチケット駆動開発
(TiDD)の本などを書いてます
阪井 誠
(さかば)
- 3. さ タスクマネジメント(1/2)
• チケット駆動開発を表す言葉
– タイトルにチケット駆動開発と書けなかった
• XX駆動開発が多すぎる
– プロジェクトのタスクを管理・自動化
• BTSのチケットはタスクカード:タスクを管理する
• チケットと構成管理ツールなどの連携
• ワークフローによる管理
– 自律的組織やコミュニケーションを重視
• 「管理」はトップダウンをイメージする
- 4. さ タスクマネジメント(2/2)
• ソフトウェア工学ではあまり使ない言葉
• 関連用語には以下のようなものがある
– WBSにタスク分割する
– 工数見積もり
– 予実管理(個々のタスク)
– 進捗管理(プロジェクト全体)
Þこれ以外にもチームの視点でどのように
能力を最大限に発揮させるかが重要
Þそれがチケット駆動開発
- 5. さ 発表内容
アナログ デジタル
① ②
松下幸之助氏の
個人 メール
仕事術
③
チケット駆動開発
チーム アジャイル開発
(TiDD)
- 6. さ 個人タスクの管理
• まずは、基本的なタスク管理である個人のタ
スク管理を著書の内容から説明します。
– 松下幸之助氏の話
– メールによるタスク管理
- 7. さ 発表内容
アナログ デジタル
① ②
松下幸之助氏の
個人 メール
仕事術
③
チケット駆動開発
チーム アジャイル開発
(TiDD)
- 10. さ 発表内容
アナログ デジタル
① ②
松下幸之助氏の
個人 メール
仕事術
③
チケット駆動開発
チーム アジャイル開発
(TiDD)
- 11. さ 個人タスクの管理方法(デジタル)
• 個人のタスク管理はメールを使え!
– Redmineを個人のタスク管理に使ったが、楽しくなくて
すぐにやめた話
– メールに作業を書くことで、作業の漏れを防止できる
(未来の自分への作業指示)
– 未読、優先順位、フォルダ分けなどの属性を管理に
用いることができる
– 日常的に確認している(過去も確認できる)
– チケット駆動開発と共通する特長。
• 「Redmineよるタスクマネジメント実践技法」の方法その2
- 13. さ 発表内容
アナログ デジタル
① ②
松下幸之助氏の
個人 メール
仕事術
③
チケット駆動開発
チーム アジャイル開発
(TiDD)
- 14. さ チームのタスク管理
チームを動かす仕組みが必要
• ゴールの共有
– 同じ方向に向かう、やる気を出す
• 作業の明確化
– やらないといけないことがレビューされる
• 状況の共有
– 残作業がわかり、助け合える
• ルール
– 進め方の明確化・作業の効率化
- 18. さ TiDDでのゴールの共有
複数マイルストーン
のタスクを日々確認
• マイルストーン (履歴が残る)
の設定 ロードマップ
レポート
(担当チケット等)
マイルストーン
(バージョン)
未設定のタスク
- 20. さ 作業の明確化(タスクカード)
シンプルな情報を共有
ステータスは位置で管理
ストーリーの番号
タスクの概要
見積もり時間
(完了日、実績時間)
*懸田 剛,連載 作業の終了条件を意識してタスクを切り出す,Itpro,日経BP,
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060502/236855/?ST=selfup.
- 21. さ 作業の明確化(チケット)
多様な情報を共有
様々な視点で確認
トレーサビリティ
作業内容
優先順位
担当者
開始・終了
コメント
構成管理との関連付け
:
- 23. さ 状況の共有・Doneの定義
• タスク全体の管理
– タスクボード・バーンダウンチャート
タスクボード タ バーンダウンチャート
ス
ToDo Doing Done ク
タスクカード タスクカード タスクカード
数
タスクカード タスクカード
タスクカード
タスクボード
ルール:Doneの定義
- 25. さ ルール(ワークフロー)
ユーザ権限と
チケット種類の単位で
ステータスの現在・移行先を
指定する
現 ステータスの移行先
在
の
ス
テ
ー
タ
ス
SQiP2009発表資料より ©小川明彦, 阪井誠
- 26. アジャイル開発と比べた
さ チケット駆動開発の特徴
• 電子化による処理能力の向上
– 属性値を用いた抽出により、情報量の多いチケットをあ
る程度の数量までは管理できる
– 必ずしも均一である必要はなく、リスクベースの細かな
チケットも大丈夫
– 複数のイテレーション計画をロードマップで共有できる
– チケットは保守にも利用可能(トレーサビリティ)
• 2重のリズム
– チームのリズムだけでなく、個人のチケット一覧により
日々の個人のリズム(集中できる単位)がある
• 規律
– タスクボード、Doneの定義だけでなく、ワークフロー、
No Ticket, No Commit(構成管理との連携)などがある
- 27. さ まとめ
アナログ デジタル
直感的 分類・検索
個人
1日分の作業 過去(履歴)・未来
イテレーションの作業 過去-未来の作業・課題
一体感 トレーサビリティ
チーム
チームのリズム チーム+個人のリズム
コミュニケーション・協調 情報共有+規律
- 28. さ タスク管理成功のポイント
• 特長を生かす
– ふさわしいタスク管理を実践する
• 欠点を補う
– 日記にToDoで履歴をのこす
– 朝会などアナログコミュニケーションを重視
• 組み合わせる
– チケットを印刷してタスクカードに
– デジカメで電子化
問題点の見極めと工夫が
成功の秘訣