Weitere ähnliche Inhalte
Ähnlich wie とあるインフラ運用の今昔物語 (20)
とあるインフラ運用の今昔物語
- 2. 自己紹介
$ name
杉本 啓史(Twitter: @kecSg, Qiita: @ihsiek)
$ organization
JAWS-UG名古屋, 株式会社エイチーム
$ favorite aws service
AWS Security Hub
- 7. 第3章 Amazon ECS運用のはじまり
- 開発環境と本番環境の差を小さくしたい
- 環境に依存した不具合をなくしたい
- サーバリソースを有効活用したい
- これまではピークに合わせてキャパシティを設計
- 閑散期はサーバが遊んでしまう
- できるだけインフラの面倒をみたくない
- 人的リソースの都合で管理対象を減らしたい
- 純粋にDockerを触りたい
- 9. 第4章 ECS運用の混沌期(2)
- EC2 Auto Scalingからの制御を覚える
- EC2, EBS, セキュリティグループのカスタマイズ
- インスタンスオートスケールの設定
- カスタマイズのたびに古い設定が残る
- コピーした起動設定を編集することになるため、コピー元が残る
- オペレーションの再現性が低い
- 新しいECSクラスターを作るたびに同様のオペレーションが発生
- コード化されていないので再現性は低い
- 10. 第5章 ECS運用の安定化
- CloudFormationにECSクラスターのスタックを発見
- スタックテンプレートによるカスタマイズ
- セキュリティグループの複数指定
- ルートボリュームの拡張
- インスタンスオートスケーリングの設定
- UserDataの拡張(SSMエージェントのインストールなど)
- 新規サービスはDocker運用を前提とした開発方針へ
- Ansibleを使って本番環境を構築する運用がなくなった
- ミドルウェアの管理はアプリケーションレイヤーへ吸収
- 12. 第6章 Ansible運用の終焉(2)
- 辛かったこと
- 冪等性を担保する運用設計ができていなかった
- 運用者に運用ルールと知識のインストールができていなかった
- 緊急時に慣れた方法で対処してしまい、Playbookが置き去りになる
- 勝手運用を追いかける人が出てしまい、理想から乖離する
- 良かったこと
- 既存構成のスナップショットをPlaybookとして残すことができた
- AWS移管を短期間のトライアルアンドエラーで完遂できた
- 環境変数を変えながらEC2インスタンスを構築するのには便利
- 15. - メリット
- dockerコマンドが使える
- インフラの自由度が高い
- Docker Volumesなど、Fargateでは使えない機能が使える
- IOPSやインスタンス特性を自分で選択できる
- Fargateと比べて低コスト
- デメリット
- インスタンスの存在を意識する必要がある
- デフォルトのスタックテンプレートは運用性が低い
- ECS最適化AMIの更新オペレーションが必要
ECS on EC2のメリット・デメリット