CI/CDパイプラインを定着させる闘い　＠九州インフラ交流勉強会(Kixs) Vol.006

1. 九州インフラ交流勉強会(Kixs)
Vol.006
CI/CDパイプラインを定着させる闘い

2. ⾃⼰紹介
• ソリューションアーキテクト
• インフラエンジニア
• ひとり情シス
• ⽣まれも育ちも福岡（ただし⽥舎に限る）
• 好きなAWSサービス
- AWS Code Series
- Amazon CloudWatch
- AWS CloudFormation
内村 和博

3. 内容についての諸注意
• 本資料は2017年12⽉時点の製品、サービス内容を記載しています。最新
の情報に関しては各種公式サイト、マニュアル等をご確認下さい。
• 本資料作成の際には⼗分注意しておりますが、内容に公式と相違がある場
合は公式を優先とさせていただきます。

4. 内容についての諸注意
• だいぶＷＥＢアプリケーション（フロントエンド）に近いエンジニア
• UI、アプリケーション、インフラの中間にいる⼈間
• しかも⽂系（経済学部経済学科 修了）
• 軽い気持ちで「こんな奴もいるんだな〜」程度に

5. CI/CD パイプライン
（の、おさらい）

6. CI/CD パイプライン
ProductionTestBuildSource
• ソースコード保管
• バージョン管理
• ブランチ管理
• コードコンパイル
• 単体テスト
• スタイルチェック
• 構⽂チェック
• コードメトリックス
• コンテナーイメージ⽣成
• 結合テスト
• ローディングテスト
• UIテスト
• 侵⼊テスト
• 運⽤環境へデプロイ
• レビュー

7. CI/CD パイプライン
ProductionTestBuildSource
継続的インテグレーション
継続的デリバリー
継続的デプロイメント

8. CI/CD パイプライン
ProductionTestBuildSource
•Git
•GitHub
•BitBucket
•Jenkins
•CircleCI
•TravisCI
•Maven
•Apache Ant
•Gradle
•Ghost Inspector
•Vaddy
•Capistrano

9. CI/CD パイプライン の恩恵
• 「確実な」システム化
- リリースプロセスの管理
• 「安全な」テスト
- 潜在的な問題を正しく検査
• 「迅速な」製品化
- ローンチ、コードの不具合

10. ただしい。実にただしい。教科書通り。
……が、現実はこう。

11. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

12. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive (pull) が終わる前に次の git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

13. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

14. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

15. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

16. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなくデプロイメントを意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

17. ＷＥＢアプリケーション、デプロイの変遷
• ファイルアップロード（プッシュ） → インタープリター⾔語の「罪と罰」
• rsync → 論外
• Git + git hook → git archive が終わる前に git hook 起動
• capistrano + Git → なんとなく CI を意識しだした
• capistrano + Git + Jenkins → なんとなく形が⾒えてきた
• AWS CodeDeploy → 未知との遭遇。属⼈化の排除。耐障害性。⼀元管理。
• AWS Code Serise → coming soon……

18. 何か忘れてませんか？

19. Docker
• コンテナ型の最有⼒候補。
• でも、そもそも The Twelve-Factor App に準拠してないし。
（罪と罰）
• アプリケーション側の多⼤なるご協⼒が必要。
• 素敵なAWSマネージドサービス
- Amazon ECS
- AWS Beanstalk

20. Re:Invent 2017 release “Amazon ECS”
• AWS Fargate
- コンテナのデプロイを容易にするマネージドサービス。コンテナインスタンスの構築・管理・運⽤が不要。
必要なときに必要なだけ Docker コンテナを利⽤できる
- ECS の起動タイプ “FARGATE” を選択。 （旧式は ”EC2”）
- https://aws.amazon.com/jp/fargate/
• Amazon Elastic Container Service for Kubernetes(EKS)
- Kubernetesのコントロールプレーンをマネージド型で提供するサービス。
- 2018年にはFargateによるサポート。
- https://aws.amazon.com/jp/eks/

21. Re:Invent 2017 release “Amazon EC2”
• Launch Template
- インスタンス起動時に設定する項⽬をテンプレート化
- Key pair name や Network Type など頻繁に変更のない設定に？
• User Date + bash

22. で。
今⽇、実は kixs です。

23. infrastructure as a code

24. AWS インフラも
継続的デリバリー

25. AWS Code Series
• AWS CodeCommit
• AWS CodeBuild
• AWS CodePipeline
• AWS CodeDeploy

26. CI/CD パイプライン
ProductionTestBuildSource
• AWS CodeCommit
• Amazon S3
• AWS CodeBuild • AWS CodeDeploy
• AWS Elastic Beanstalk
• AWS OpsWorks
AWS CodePipeline

27. AWS インフラの継続的デリバリー
• AWS CodeCommit
• AWS CodeBuild
• AWS CodePipeline
• AWS CloudFormation

28. AWS インフラの CI/CD パイプライン
ProductionTestBuildSource
• AWS CodeCommit • AWS CodeBuild
• AWS CloudFormation
• AWS Lambda • AWS CloudFormation
AWS CodePipeline

29. Demo!

31. というか、何か忘れてませんか？

32. AWS CodeStar
いいんです……。まだ東京リージョンにGAしてないし……。

33. まとめ

34. まとめ
CI/CD パイプライン浸透には時間がかかる。
でも価値（恩恵）は⼗分にある。
インフラ（AWSリソース）もコード化。
i.e. CI/CD の対象。
- コードの保管、デバッグ、テスト、⼿動承認、デプロイ。
ＡＷＳマネージドサービス、素敵。

35. 今後……
• infrastructure as a code（Web tire）の完成
• DevOps ⽂化の布教（普及）活動
• IoTデバイスへの継続的デプロイメント（エッジデプロイ）
- Amazon CloudFront and Lambda@Edge
- AWS Greengrass
• アプリケーションとインフラの間の⼈間

36. 関連リソース
• AWS クラウドサービス活⽤資料集
‣ https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/
• AWS Code Services Part 2
from “AWS Black Belt Online Seminar"
‣ https://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/aws-black-belt-online-seminar-aws-code-services-part-2
• AWS マネージドサービスで実現する CI/CD パイプライン
from “AWS Summit Tokyo 2017”
‣ https://d1.awsstatic.com/events/jp/2017/summit/slide/D4T2-6.pdf
• AWS Fargate
‣ https://aws.amazon.com/jp/fargate/
• Amazon EKS
‣ https://aws.amazon.com/jp/eks/
• kubernetes
‣ https://kubernetes.io/
• Launching an Instance from a Launch Template
‣ https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-launch-templates.html
• AWS CodePipelineを利⽤したネストされたAWS CloudFormationスタックの継続的デリバリー | Amazon Web Services ブログ
‣ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/continuous-delivery-of-nested-aws-cloudformation-stacks-using-aws-codepipeline/
• AT PRO クラウドダイレクトサービス
‣ http://www.qtnet.co.jp/business/network/cloud-direct/

37. ご清聴ありがとうございました。