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Chapter 4-2.
The Cognitive, Affective, and Attentional Dimensions
Process-Based Therapy勉強会
2022年4月27日
重松 潤(富山大学)
2
自己紹介
自己紹介(重松)
3
 名前:重松 潤 shigejun@hmt.u-toyama.ac.jp
 学歴:琉球大学→広島大学(修・博)
 専門:認知臨床心理学
認知行動療法
自己紹介(重松)
4
 主な研究テーマ
• 「腑に落ちる」ことの機能
-なぜ重要?,どう捉える?
• ソクラテス式質問の作用機序 ← New!
認知行動療法のあれこれを「つぶさに」見たい
5
第4章後半の要約
認知面
6
 マヤの例
• 慢性的な痛みは、もともと彼女の思考の産物ではないが、思考によって維持・促進されている
• マヤの思考とそれに対する彼女の関わり方が、彼女の慢性疼痛との闘いに影響
反すうと心配
“無くなることはない”
怒り
活動の制限と
仕事の回避
不当性(怪我は雇主
の過失、“起こるは
ずではなかった”)
慢性腰痛
仕事によるケガ
危険な作業である
ことの警告
不適応な思考の例
7
 認知的フュージョン
• ある特定の思考と同一化する(=思考と "融合 "する)思考様式
 反すう
• 自分が何か生産的なことをしていると思い込んでいるが、その
一方で、現在という瞬間との接触を失い、痛みを悪化させる
 非機能的思考
• 自分、他者、世界に対しての否定的な認知
• キャッチが難しい
• 自動的
• 思考のバリエーションが制限される
適応的な認知スタイルの例
8
 脱フュージョン
• 自分の思考と自分との間に距離を置き、不快で役に立たない思考
があっても、それに支配されることなく行動できるようにする
プロセス
 認知的柔軟性
• 状況の変化に応じて思考や注意を転換する能力
 再評価
• 状況や経験を、その人に力を与えるような形で捉え直す能力
• 指摘するだけではダメ
• 多様な選択ができるようにする
感情面
9
 感情がネットワークの中でどのような位置づけにあるか、
つまり機能的な役割を担っているかということが重要
 目標は、必ずしも否定的な感情を排除することではなく、その機能を転換させること
反すうと心配
“無くなることはない”
怒り
活動の制限と
仕事の回避
不当性(怪我は雇主
の過失、“起こるは
ずではなかった”)
慢性腰痛
再起不能
になること
への恐れ
仕事によるケガ
危険な作業である
ことの警告
不適応的な感情プロセスの例
10
 体験の回避
• 感情やその他の内的な経験を、長期的には害をもたらすにも
かかわらず、避けようとする感情調節のスタイル
 恥
• 不快で自意識過剰な感情であり、それによって人は自分自身を
否定的に評価すること
 孤独感
• 社会的な孤立を認識したときの不快な感情反応
• 短期的には不快感を取り除く一方で、長期的には苦痛を維持
適応的な感情スタイルの例
11
 アクセプタンス
• 望まない私的体験を、その形態や頻度を変えようとする不必要な
試みをせずに体験するプロセス
 セルフ・コンパッション
• 自分が不十分であると感じたり、失敗したり、普遍な苦痛を感じ
たりしたときに、自分自身に対して慈しみの気持ちを持つこと
 ホープフルネス
• 自分の人生や世界全体がポジティブな結果になると期待し、
楽観的な心境を反映した強い感情的要素
• クライアントの全体的なパターンに,どう当てはまるかを明らかにすることが重要
注意面
12
 マヤは自分の痛みに多く焦点を当てており、そのことがネットワークの他の部分を強化している
 複数の自己強化ループが存在し、マヤの注意のスタイルが彼女のネットワークの中心的な役割を
担っている
反すうと心配
“無くなることはない”
怒り
活動の制限と
仕事の回避
不当性(怪我は雇主
の過失、“起こるは
ずではなかった”)
慢性腰痛
再起不能
になること
への恐れ
痛みへ
の注意
仕事によるケガ
危険な作業である
ことの警告
不適応的な注意スタイルの例
13
 固定化された注意
• 特定の思考、感情、身体感覚、その他の内的体験に固執して
しまう注意のスタイル
 散漫な注意
• 特定の対象(外的または内的)に長時間にわたって集中し
続けることが困難な注意のスタイル
 過去・未来への過剰なこだわり
• 今ここにある目的を達成できない代償として、
今この瞬間以外の出来事に頻繁に注意を向ける注意のスタイル
• 短期的には当面の不快感を取り除き、長期的には不快感を維持するもの
適応的な注意スタイルの例
14
 マインドフルネス
• 今この瞬間に起きている出来事に関与し、注意を払うという注
意のスタイル
 気づきを伴った行動
• 「今、ここ」での自分の体験と向き合い、自分の目標や意図に
沿った意識的な行動をとるという注意のスタイル
 注意の柔軟性
• これらの構成要素がクライアントの全体的なパターンにどのように適合するかを
明らかにすることが重要
マヤのEEMM(機能分析)
15
 例:マヤのネットワークモデル
• 認知、感情、注意のプロセスが(表立った行動とともに)連動しており、健康的なバリエーションと適応的な文脈の感受性を
最小化し、自立したネットワークで固定化されていることを示している。
• つまり,慢性的な痛みとの闘いの中で身動きがとれなくなっている。そして、その結果、行動機能が低下し、怒りが増している。
バリエーション 選択
認知 不当さについての非機能的な思考と
反すう
過去への理解、将来への対応、
ソーシャルサポート、怒り、回避行
動はより多くの痛みを招く
感情 痛みへの恐れ ; 怒り 過去に焦点を当てると、怒りの感
情が生まれ、回避行動により、さら
に痛みが増す
注意 痛みへの注意 怒りを感じたら痛みに注意が向く、
不当さを思考したら痛みに注意が
向く、痛みを感じる
EEMMの例
16
バリエーション 選択
認
知
私は、成功する方法よりも、
失敗する可能性の方に注目している。
警戒さえしていれば、起こりうる問題を
コントロールできるという感覚になる。
しかし、そのために人の話を聞いたり、
人と付き合ったりすることができなくなる。
感
情
私は、社会的に困難な状況に置かれ
ると、不安になるため、それを拒絶
する傾向がある。
すぐに気持ちが楽になるのですが、
すぐに次の状況がさらに怖くなる。
注
意
私は、差し迫った不安が生じるかも
しれないと、そのサインに注目してい
る。
安心して弱音を吐ける反面、パフォーマンスに
支障をきたし、それに気づくと余計に不安に
なってしまう。
まるでメリーゴーランドに乗っているような気分。
17
考察・発展的な議論
考察・雑感
18
 情報をどのようにネットワークに位置づけるか?
• 複数の次元の情報をネットワーク上に位置づけて
クライエントを理解
• これまでのCBTとの違い?(認知的概念化(e.g., Beck, 1995)の発展形?)
• ある程度の複雑性を許容
• 「Self amplifying(自己増幅)」がキーワード
 問題の探り方が具体的で素敵
• Guiding QuestionやAction step(今回発表では省略)は,ネットワークを
アセスメントする上で必須そう
•Beck, J. S. (1995). Cognitive therapy: Basics and beyond. Guilford Press.
考察・雑感
19
 これは本当に統合的なのか??
• 力動的な観点は,この枠組みに含むことはできるのかなぁ
 既存のCBTのケースフォームレーションよりも
納得しやすい枠組みである可能性
• テーラーメイド感がより強くなっている
• 「枠組みに当てはめる」ではなく「枠(ノード)を増やす」
• クライエントから見て,ストーリーを大事にしている感が増すかも。
• いかにクライエントとシェアするか?

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