Learning Process-Based Therapy_Chapter 4-1 (Book Club Japan).pdf
•
0 gefällt mir•317 views
Process-Based Therapy勉強会の第2回後半，伊藤 正哉さんによる発表資料です。"Learning Process-Based Therapy"という書籍の第4章前半の内容がまとめられています。 勉強会の概要はこちら。 https://note.com/junkashihara/n/n6e93928a8fcb
Empfohlen
Empfohlen
Weitere ähnliche Inhalte
Ähnlich wie Learning Process-Based Therapy_Chapter 4-1 (Book Club Japan).pdf
Ähnlich wie Learning Process-Based Therapy_Chapter 4-1 (Book Club Japan).pdf (20)
Mehr von Jun Kashihara
Mehr von Jun Kashihara (20)
Learning Process-Based Therapy_Chapter 4-1 (Book Club Japan).pdf
- 1. 1 Chapter 4-1. The Cognitive, Affective, and Attentional Dimensions Process-Based Therapy勉強会 2022年4⽉24⽇ 伊藤正哉 (国⽴精神・神経医療研究センター)
- 2. 2 ⾃⼰紹介
- 3. 中⾝のスライド 3 n どうのこうの • ああだこうだ n どうのこうの • なんたらかんたら
- 5. 5 第4章前半の要約
- 6. 慢性痛のマヤ 6 n 慢性痛 • 認知、情動、注意の次元が中⼼の事例 n 本章の構成 • インテークの対話場⾯（“プロセスベースト”ではない） • 認知、情動、注意のネットワークで整理 • 全ての要素を集めて機能分析
- 7. マヤとのインテーク 7 Th.︓ どしたの︖ マヤ︓ 友だちが、いけゆうねんて。ウチなんでもするで、治してえな。 Th.︓ なんでもやて︖ わし、どないしましょか︖ マヤ︓ それ考えるの、ワレの仕事やろが︕ まあええわ…。 腰が痛いねん。布団出れへんねん。⼀⽇パーや。 どうしたらええんねん。あー、けったクソ悪い。 ワレ、これ、どないしてくれへん。 ※エセ関西弁版
- 8. マヤのネットワーク 8 • 慢性的な痛みで活動制限されるし、その逆もあり。 • 活動制限と怒りも、双⽅向。 • 腰痛が怒りにつながるが、怒りは痛みに影響してない（⽮印先端の⼤きさの違いで表現） 怒り 活動の制限と 仕事の回避 慢性腰痛
- 9. マヤとのインテーク 9 マヤ︓ 6ヶ⽉前、職場の物置でコケてんねん。看護師してんやけど。 めっちゃ痛いねん。 Th.︓ そりゃひどかね。。痛いとき、どうしとんの︖ マヤ︓ もうあかんわ。なんもやってられへんわ。 ⼀⽣このまま、痛い痛いなって。そんなんなったらどないしよ。そう思うわ。。 Th.︓ ずっと、そなこと考えてるんやな。 マヤ︓ そや。部屋でぽつん、体育座りして、考えとんねん。 Th.︓ 体育座りして、考えとんねんね。それ役⽴ちまっか︖ それに困っとんねろか︖ マヤ︓ それに困っとんねん。悩んでウォリー、反芻ルミネーやで。 そないして、なんもかんも、ムカツイてくるねん。 ※エセ関西弁版
- 11. 11 • 仕事中に物置で転倒したのきっかけ（⽚⽅向の→） • 調整要因moderatorや⾓丸︓変えようのない⽂脈要因で、プロセスの次元、⽔準、コラムに影響する • 反芻と⼼配は、痛み・⾏動・怒りに影響与えているが、⽅向性の⼤⼩はあり 反すうと心配 “無くなることはない” 怒り 活動の制限と 仕事の回避 慢性腰痛 ネットワークモデルを拡張 仕事によるケガ
- 12. マヤとのインテーク 12 Th.︓ 仕事どうしとるん︖ マヤ︓ 全然働けんわ。もう、ほんまむりや。 Th.︓ どしたん︖ マヤ︓ バカ上司に、何度も⾔ったんよ。散らかっとる部屋、何度も注意しとってん。 そやのに、あのアンポンタン、なんも聞かんねん。 Th.︓ シカトしよったんね。もう、“ありえへんわ︕”って感じやな。 マヤ︓ そや、あいつのせいや。ほんまムカつくわ。 Th.︓ 不公平やん。そな思って、あんたどうなるん︖ マヤ︓ ムナクソ悪なるな。３回は⾔ったの、シカトしよってに。。 ※エセ関西弁版
- 13. さらに拡張 13 • ”上司への警告“は事実なので、”不当感“へは単⽅向の影響。 • ”上司への警告“から”反すうと⼼配“は双⽅向の⽮印は間違いかも︖ • 怒って不当感を感じる影響の⽅は⼩さめとのこと 反すうと心配 “無くなることはない” 怒り 活動の制限と 仕事の回避 不当性（怪我は雇主 の過失、“起こるは ずではなかった”） 慢性腰痛 仕事によるケガ 危険な作業である ことの警告
- 14. 14 考察・発展的な議論
- 15. 考察 15 n 関⻄弁は難しい • ⼤阪弁、京都弁、奈良弁、いっぱいあるんやろな。。 • 不快に思う⼈、おおいやろな。。 n ネットワークの描画 • プロセスベースのインテークだと、描画しながらやるんかな︖ • CBTモデルにしないの、よしあしあるな。。 • このシンプルさ、ありそでなかったな。 • パワポ思考やな。 • プロセス研究、思い出したわ。。