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出版ビジネスとブロックチェーン
- 29. ©ホリプランニング堀鉄彦 2017
《株式会社幻冬舎 コンテンツビジネス局 部長 設楽悠介氏のコメント
》
ネットで産業の”タテの壁"が溶けていくように、エンターテインメン
トの"タテの壁"もどんどん取っ払われようとしています。既存の業界
の枠組みにとらわれずファンとクリエイターがまったく新しく経済圏
の中でコミュニケーションできる「CLAP」の思想に激しく共感しまし
た。今まで数々のベストセラーを出版してきたように、これからも幻
冬舎が人々の心を震わせるコンテンツをクリエイターの方々と一緒に
世に出し続けるために、「CLAP」とそこから生まれる新たなコンテン
ツ経済圏に積極的に関わるという決断に、迷いは一切ありません。
(リリースより)
- 30. ©ホリプランニング堀鉄彦 2017
《株式会社ABBALab 代表取締役 小笠原治氏のコメント》
CLAPの話を初めて聞いたとき、これは現時点最高の暗号通貨思考実験だと感じました。
クリエイターとファンの新たな経済圏は既存通貨の延長線上に生まれるのではなく、コ
ンテンツや活動を通じて両者の間に子どものように生まれてくることでしょうか。
ABBALabはIoTスタートアップへの投資活動とアクセラレーションに注力しています。そ
の彼らもまたクリエイターであり、ファンとの間にCLAPが生きてくれることを強く望ん
でいます。
《株式会社nana music 代表取締役 文原明臣氏のコメント》
音楽が共感を生み、共感が資本を生み、資本が意志を持つ人々の力になり、その人々の
行動の積み重ねが、世界をより良くしていく。これが音楽の持つ力であり、「音楽で世
界を変える」という言葉の現実解であり、nana musicを通じて成したい世界です。そのた
めに、誰しもが当たり前に歌い、演奏しあい、音楽というコミュニケーションを通じて
共感を生み出せる仕組みを作る、それが音楽コラボアプリ「nana」で実現したいこと。
その仕組みの先、共感を資本に変え、世界をより良く、より楽しくしようとチャレンジ
し続ける人々の力になる、という大きな役割をCLAPが担ってくれると期待しています。
(リリースより)
- 37. ©ホリプランニング堀鉄彦 2017
ブロックチェーン関連技術年表
2008年 サトシ・ナカモトがブロックチェーンに関する論文を発表
2009年 ビットコインのソフトが公開。「ブロックチェーン1.0」
2013年頃 ブロックチェーンに仮想通貨概念以外のデータ組み込みの動き。メタデータなど記
述が加わる「ブロックチェーン2.0」。カラードコイン(ブロックチェーンに権利情報などメタ
データ組み込んだ仮想通貨)のほか、ブロックチェーンに記述しないオフチェーンの記述との連
携など模索始まる
2015年 イーサリアム登場 「スマートコントラクト」という形でプログラムも記述できる
ブロックチェーン。「ブロックチェーン3.0」プログラム実行時も仮想通貨を発行したマイナー
に報酬が支払われる。現時点で動いているほとんどのスマートコントラクトがイーサリウム上の
もの
2017年 IOTAなど現在のブロックチェーン技術の欠点を補完する次世代型の分散型信用シス
テムが相次いで登場。それを基盤とした仮想通貨の発行も開始