バルセロナで行われたIoT solutions world congress 2017

1. IoT Solutions World
Congress 2017 in バルセロナ
⼀般社団法⼈ ⽇本OMG
主席研究員 ⼩⻄ 英世
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2. ⾃⼰紹介
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⼩⻄ 英世
⽇本OMG 主席研究員
⼤⼿SIerにてシステムエンジニアリング、ITコンサルティングに従事。
製造業・建設業・SIer・流通業などへの基幹システム導⼊に携わった後、
熱処理装置・原発周辺装置製造メーカーへ転職。
その後、2014年独⽴後、⼤⼿・中堅向けのシステム企画・導⼊⽀援の傍ら、
ベンチャー企業と⼤⼿企業のコラボレーションを推進する企業に参画、ベ
ンチャー、⼤⼿問わず事業創造の⽀援を⾏っている。

3. Copyrights© 2017 OMG Japan All right reserved. 3
IoT SWC 2017

4. IoTSWCに対するメディアの注⽬度
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メディアパートナーには
・北⽶
・ヨーロッパ
・中国
・インド
・韓国
からの企業が名前を連ねるが
⽇本のメディアの協賛はなく
注⽬度の違いを感じる

5. Copyrights© 2017 OMG Japan All right reserved. 5
こんなところにも⽇本の存在感低下を感じる…

6. Copyrights© 2017 OMG Japan All right reserved. 6
Study tour IIC幹部とのSpecial meeting

7. Special meetingの内容
• 出席した企業側からは以下のような質問が出されました。
• Industrie 4.0とIndustrial Internet Consortiumの違い
• IIRA、IISFの位置付け、利⽤価値とその有効性
• Testbedの認証ステップは具体的にどうやって進むのか、始め⽅
• Testbedを協働するパートナー企業はどう組むか、IICは紹介してく
れるか
• Testbedを始めるにあたり、IPや契約などにおいてIICはどのような
役割を担うか
など
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8. 展⽰＆セミナー
事例を通じて感じたことと学び
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9. 昨年との違いサマリ
• 実証実験の域を超え、現実としてクライアントや
ユーザーを抱えている製品・サービスが増加
• IoTを実現する上で基盤となる技術が⼀巡した状況
• ビジネスモデルによる差別化の必要性が出始めた
• 単発の製品・サービス展⽰より企業間連携の成果を
展⽰
• 企業間連携の試⾏錯誤を繰り返した成果が出始めた
• ⽇系海外法⼈ではない⽇本企業が初出展
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10. 基盤技術・サービスの⼀巡①
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IoTを実現するための基盤（クラウド、ネットワークなど）は整いつつ
あり各社似たような製品・サービスを展⽰

11. 基盤技術・サービスの⼀巡②
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IoTを実現するパーツやプラットフォームが整ってきたことで、それぞれ
の⽐較・評価をサービスとして提供する企業が出てきている
写真はアクセンチュアのブース

12. 企業間連携の成果を展⽰①
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例としてvodafone × Oracle、vodafone × TULA labsのように様々な企業
と連携

13. 企業間連携の成果を展⽰②
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GEは独⾃ブースの設置はなかったがIntel × GEのコラボ展⽰で出展

14. 企業間連携の成果を展⽰③
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Intel × audi ANALOG DEVICES × ベンチャー
⼤⼿企業間での連携に慣れてきた企業はベンチャーのコラボ事例も
前回に⽐べ増加

15. ⽇本の状況は？CEATECとの対⽐から
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CEATEC 2017で発表されていた⽇本政府のIoTを含む産業界のデータの
活⽤についてのコンセプトも、企業内から外部との連携を促進する動き

16. ⾃前主義とその脱却の過渡期
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パナソニックの共創型IoTシャープの⾃社製品・サービス展⽰
CEATEC 2017：従来の⾃前主義 ⇔ 共創型IoTの対照的な展⽰

17. 今後の⽇本企業のIoTレイヤーに対する対応
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Sensor・Edge Device・Actuator
OS
ETL・Pipeline
Analytics Engine
Insights
UI/Device
Vendors
Suppliers
Economic
buyers
Final users
参考: 「IoT時代の競争分析フレームワーク」& 「IoT/IoEキャンバスの紹介」
物理
レイヤー
デジタル
レイヤー価値提供
IoTの全レイヤーに⼀社で対応するのは困難、Reference Architectureを
参照し、他のプレイヤーと協働しながら顧客提供価値に集中することが重要

18. IoTビジネス成⻑における規格の役割
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個別業務 全体業務 屋内 ネットワーク インフラ
⾃律
最適化
制御
監視
⾒える化
垂直展開
分析と連動させることで
限られた範囲をスマート化
⽔平展開
異なる機器を必要なデー
タ転送・通信接続を達成
するための標準化が必要
スケール化
通信技術を駆使して広
範囲の業務を連携させ
繋がりをスマート化
他社との協業で、いち早くビジネスを稼働させる⼀つのツールとして、
Reference Architectureを始め共通⾔語(規格等)が担う役割は重要になる

19. ご参考：IIRAの全体像
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20. ⽇本企業の出展状況
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富⼠フイルム 横河電機 ミツフジ
初出展となった３社はそれぞれ⽇系海外法⼈ではなく、国内法⼈

21. 海外企業の展⽰傾向まとめ
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提供価値として、データ収集と⼈⼯知能でそのデータに
基づいた予測を展開、今後はOT側の⾃動化、⾃律化に
向けた動きと適⽤範囲の⽔平展開を加速する
これらを実現するための基盤となる技術は揃い、短期間で
のシステム構築
どこも⾒える化・予測・⾃動化など、できることが増えて
きている。
あとはビジネスモデルでどう差をつけるか？
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22. スタディツアーのおまけ
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23. Copyrights© 2017 OMG Japan All right reserved. 23
ご静聴ありがとうございました。