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クラウド移行をめぐるウソ・ホント
オンプレのVMwareからの切替は大変?
P2V2Cの具体的な事例を紹介
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社
クラウドサービス事業本部
インフラデザイン部 兼 インフラSRE部
プリンシパルエンジニア 五月女 雄一
#vforumjp
DC436
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 1
本日お話する内容(アジェンダ)
「ニフクラ」およびクラウド業界動向紹介
クラウド移行をめぐるウソ?ホント?
•クラウド移行って難しくないの?
•クラウド移行に便利なツールはないの?
•クラウド移行で技術以外の注意点はないの?
まとめ
ポイント! 私が重要だと思っている所を記載しています。
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エンプラではクラウド利用なんてまだまだでしょ?
■エンタープライズ系
■エンターテイメント系約20% 約80%
2010/08 2018/08
基幹システムでも「クラウド」???
⇒ 本当です。クラウドは「利用」から「活用」に。
ニフクラの月間受注件数に占める
エンタープライズ用途の割合は日々増加
過度な期待 → 幻滅期から
”クラウドを正しく理
解して使う”
フェーズへ
ポイント!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 3
ニフクラの変遷
パソコン通信事業
ISP事業
Webサービス事業
クラウド事業開始
2010年
1987年
「NIFTY-SERVE」
1996年
1999年
2018年
FJCS
for VMware
2010年
@niftyのサービス運用から誕生
社会インフラ基盤を支えるパブリック/プライベートクラウドサービス
@nifty
プロバイダーサービス
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ニフクラ ご紹介
サービス提供開始から8周年
導入案件数は国産クラウド最大級
6,500件を突破 ※2018年3月末時点
Point1
柔軟性
Point2
高性能
Point3
高信頼
● 簡単UIのコントロールパネルからわずか5分のリードタイム
● WebブラウザやAPI経由でオンデマンドにご提供
● 初期費用無料・従量課金(1時間4円から)で利用可能
● 高い基本性能 (CPU・ディスクI/O・ネットワーク)
高い性能を出す全てのディスクがフラッシュ化されたゾーン
● SLAは「月間のサーバー稼働率 99.99%以上」
● VMware vSphere®ベース/自動フェイルオーバー(HA)機能を標準実装
● システム構成は単一ポイントなし、メンテナンスも原則無停止
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高性能:オンプレ感覚で比較可能な性能
※2017年10月末時点で各ベンチマーク測定ツールにて、ニフクラおよび国内外クラウドサービスのベンチマークを当社にて取得し
た結果となります。他社クラウドサービスは、カタログ上のCPUコア数を基準にメモリが最も近いスペックのものと比較しています。
※当社にて性能を保障するものではございません。
CPU性能(UnixBench…CPU演算性能を計測) ネットワーク性能 (iperf…ネットワークの帯域を測定)
他社を圧倒するコストパフォーマンス
引用元:https://cloud.nifty.com/feature/
ディスク性能(dbench…ディスクI/O性能を計測)
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高信頼:HA機能の標準実装
万一の物理サーバー故障時でも、約5分で対応
VM VM
物理サーバー
仮想サーバー
物理サーバー①物理サーバー②
物理サーバー①に障害が発生した場合でも、
物理サーバー②上で仮想マシンが自動復
旧します。
HA機能
HAを標準機能として無償提供
単一サーバーからSLA99.99%保証
平均稼働実績値
6ヶ月間平均稼働率 99.999%
2018年 7月 99.9999%
2018年 8月 99.9946%
2018年 9月 100%
2018年 4月 100%
2018年 5月 99.9999%
2018年 6月 100%
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高信頼:データ保全性の担保
RAID6相当で構成されたディスクサービス
ディスク
(RAID6相当)
お客様データ
お客様のデータは、
ディスクに分散させて保管
利用する筐体を意図的に分散させるサービスも提供
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高信頼:第三者認証・認定
各種第三者認証等の取得
主要アプリケーションの稼働基盤として認定
ISO/IEC 27001:2013,
JIS Q 27001:2014
アプリケーションについて
多くの主要アプリケーション、ミドルウェアの稼働基盤として認定されています。
情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の
適合性認証制度
SOC2保証報告書タイプ1 米国公認会計士協会の基準を利用して提供される内部統制の仕組み
CSシルバーマーク クラウド情報セキュリティ監査制度
FISC安全対策基準 金融システムの導入・運用における事実上の業界標準ガイドライン
GDPR 欧州連合の一般データ保護規制(GDPR)
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Q)クラウド移行って難しくないの?
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 10
A)難しい部分はあります。
ただ、ポイントを抑える事で、
より簡単に移行することができます
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実体験に基づいたクラウド移行事例
「NC」社移転プロジェクト概要
 3ステップのクラウド移行手順
 注意が必要なポイント
クラウド移行の実践テクニックと勘所を紹介
クラウド移行を具体的にイメージしていただく
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はじまり
通信サービスの老舗「NC社」は、創業25周年を
機に本社移転を発表(2011年4月発表→12/26移転完了)
移転発表に伴い、社内で様々な本社移転に関連するプロジェ
クトが立ち上がりました
その一つが「サーバールーム移設プロジェクト」
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当時の状況
「NC社」は、「データセンター」でのサーバー運用が
一般的になる前から通信サービスを提供しており、当時からの
名残もあって、オフィスの片隅にサーバールームが存在
イメージ図(理想)パソコン通信サービスのログイン画面
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当時の状況
イメージ図(現実)
当時、Webサービスや、ISPサービス提供サーバーは
全てデータセンターにて運用していましたが、開発や
検証用、社内向けサービス(スケジュール管理等)、
その他歴史的遺産が、数百台収容されていました
約25トン
引用元:http://rjob.ru/articles/kak_rabotaet_sisadmin/
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プロジェクト発足当時の認識
先輩エンジニア(当時:入社13年目)
「使っていないサーバーは廃棄して、利用中のサーバーは
担当者と調整して、新本社サーバールームか、
データセンターへ物理移設かな?」
後輩エンジニア(当時:入社3年目)
「新本社サーバールームとデータセンターの移設先に
ラック確保と搬送手配しないといけませんね」
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経営側からの指示
経営
「新本社にサーバールーム作らないから」
エンジニア
「え!?」
経営
「全台クラウド化DA!」
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経営側の視点
オフィスへのサーバー設置は、BCP的に許容できない
開発や検証用、社内向けサービスとは言え、
失われて困るデータをオフィスに置くことはできない。
コストを抑制したい
開発や検証用サーバーについて、必要なときに必要な
リソースだけを確保したい。
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状況整理
物理サーバー総数約300台
ただし、その内約200台弱は、歴史的遺産・未使用・
用途不明等により、廃棄と判断。
今後も利用する約100台強について検討
担当者に対して、入念はヒアリングを実施。
このサーバー
必要ですか? いるいるー
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移行に向けた戦略
基本は再構築で対応(要強制力)
✓古いOSでEOL(パッチ未提供)になっているものも多く
セキュリティポリシー的に許容できない
✓クラウド上の新しいサーバーへ再構築し、併用運用後に
完全移行
再構築不可の場合は、Physical to Cloud(P2C)
✓P2C選択の最大の理由はコスト
・過大なコストをかけずに物理サーバーの移行が必要
・再構築不可。例)買い切りライセンスでメディア無し
・コスト比較の結果、オンプレ>クラウド移行
✓最終的に約30台をP2C対象とした
ポイント!
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P2Cの作業は、3ステップ
STEP1 持ち込み対象サーバーの確認
STEP2 ファイルへの出力(OVF化)
STEP3 クラウドへのインポート
ニフクラなら3ステップでクラウドへの移行を実現!
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STEP1 持ち込み対象の確認
持ち込み可能なOSかどうか?
Linux系
・ CentOS 5.3(32 bit)
・ CentOS 5.3/5.11/6.0/6.3/6.7/7.0/7.1(64 bit)
・ RedHat 5.8/5.11/6.1/6.3/6.7/7.0/7.1(64 bit)
・ Ubuntu 10.04/14.04/16.04(64bit)etc…
Windows系
・ Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition(64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition(64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition(64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition(32 bit/64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition(32 bit/64 bit)
・ Microsoft Windows Server 2003 Web Edition(32 bit)
・ Microsoft Windows Small Business Server 2003(32 bit)
・ Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition(32 bit/64 bit)
※上記検証済み以外でも動作するOSインポートすることは可能
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 22
STEP1 持ち込み対象の確認
持ち込み可能な設定かどうか?
VM数 単数であること
Disk数 単数であること
仮想ハードウエア vHW7, vHW8, vHW9, vHW10
ネットワークアダプタ vmxnet3, e1000
VMDKファイルサイズ 定義した許容サイズ(500GB)以下
※OVFファイルの通過条件
https://cloud.nifty.com/service/vmimport.htm
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STEP2 ファイルへ出力(OVF化)
可搬出来るP2C環境をサーバー
ルームの対象サーバー前に設置
複数セット作り移行
• 物理→仮想(P2V)
• 仮想→クラウド(V2C)
無停止P2Vも可能
無償ツールも利用可能!
• VMware vCenter® Converter™
• ※困った時はAcronisも利用
ノートパソコン(VMware ESXi™)対象の物理サーバー
ノートパソコン2台で作る可搬型P2C環境
P2V
V2C
ノートパソコン
(Windows)
ポイント!
ポイント!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 24
Q)クラウド移行に
便利なサービスはないの?
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 25
A)あります!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 26
STEP3 ニフクラへインポート
コンソール接続
VMインポート
&
ディスク受取
サービス
手軽で確実なクラウド移行を実現する
ニフクラの機能
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ニフクラの2つのVMインポートサービス
オンプレ環境のVMware環境から
クラウドへ簡単インポート
VMインポート(無償) ディスク受取サービス(有償)
インターネット経由での手軽なVMイメージ転送
老朽化のリスク対策
BCP対策
お持ちのVMware環境のイメージを、ニフクラに簡単にインポートでき、
様々な基幹システムのリスクや課題をスピーディに解決します。
休日・夜間での受付・対応も可能
大容量をトラックでVMイメージ転送
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VMインポート機能とは?
お客様環境
ファイル化されたサーバーをネットワーク経由
でニフクラへ取り込む機能
 ブラウザ上のGUI操作で手軽な取り込みや
API操作による大量取り込みに対応
 既存環境から移行する事で、
OSやアプリの再構築を不要にする
 VMインポート機能の問題
インターネット経由でのインポートであるため
お客様のインターネット環境に負荷がかかる
移行
ポイント!
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ディスク受取サービスとは?
VMインポートをニフクラ運営者が代行
• 送付メディアからのVMインポート作業を代行するサービス
• インターネット回線を利用しないため移行時間の予測が立てやすい
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コンソール接続機能とは?
コンソール接続機能(無償)
物理サーバーで考えると、直接ディスプレイポー
トにディスプレイを差して表示している状態
設定ミスや障害で、SSHやRDP等で接続出来
無い場合でも状態確認や操作をする事が可能
ポイント!
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具体的な注意ポイント
物理サーバーからの移行注意ポイント
1. ドライバ・機種に起因する問題
2. サーバーを停止できない
3. VMインポート時の失敗
勘所を押えれば、どれもクリアできる問題
※スケジュールには、余裕を持ちましょう
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1.ドライバ・機種に起因する問題
P2V後HDDを認識出来ずに起動しない
• 動作しない問題の殆どがドライバ起因
遭遇した問題
基本対応は、ドライバを綺麗に削除し、VMware Toolsの
ドライバを再適用
• 対応手順が決まると、同一機種は手順を使い回す単純作業化
失敗談)機種が多かったため検証に時間がかかった。
• 困った時はAcronis
対応策
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1.ドライバ・機種に起因する問題
一発P2Cは難易度“高”
• ドライバ周りで高い確率で失敗する
P2V→V2Cが無難
• まずP2Vし、動作確認後、V2Cを実行
• 仮想サーバーとして動いてしまえば、致命的な問題はクリア
• 仮想サーバーにしてからクラウド仕様に合わせることも可能
その他
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2.サーバーを停止できない(したくない)
一度電断したら、起動できるかわからない
• 電源断すると壊れる可能性がある
• 古くて、保守もないため、復旧もできない
無停止(活性)でP2Vするツール
• VMware vCenter® Converter™(無償)
• ほとんどの場合で問題なし
確度高くP2Vするツール
• Acronis Backup Cloud for ニフクラ(有償)
• ドライバの問題やディスク数の問題に対応可能
• OSをISOイメージ化→コンソールからISOブート
• 有償ツールであるが、ニフクラのサービスとして合わせて利用可能
遭遇した問題
対応策
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3.VMインポートの失敗
インポート後、初めて気づくクラウド仕様との差異
• ex)IPアドレスが取得できない(DHCP設定漏れ)
• OSの設定変更漏れでIP取得に失敗するため、
VMインポートが異常終了
• VMware Toolsのインストールが[古いVer/失敗]
コンソール接続して、設定修正後に再度インポート
• 一度失敗してもコンソールから原因箇所を修正
• 何度もVMイメージをアップロードする手間と時間を短縮
遭遇した問題
対応策
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事例(1)システム開発環境
VMインポート用に
OVFファイルに変換
現場主導で効率的な移行を、短期間で移行を完了
【お客様】 ITソリューション企業 様
<案件概要>
移行時期:2017年春
移行規模:約40VM、約10TB(トータルサイズ)
対象OS :Windows、Linux等
移行方法:- グローバル回線経由でVMインポート
- ディスク受取サービス
移行期間:1か月
<移行のポイント>
・移行期間が短く、スケジューリングが困難な状況
・移行対象は複数の部門の開発環境であったため、
移行のスケジューリング権限を各部門に与え、管理工数を削減
・VMインポートできない部門のために、ディスク受取サービスを
期間内に定期便として、毎週利用できるように準備
移行期限が決められている中で、各プロジェク
トが都合の良い移行方式を採用し、通常業
務と平行しながら実施。計画通り完了。
グローバルネットワーク
プライベートLAN
ニフクラ
IaaS環境
ニフクラ
ディスク受取環境
VMインポート
internet
既存DC環境
VMware
基盤
グローバル回線経由で
アップロード
ディスク受取
サービス利用
VMインポート
ニフクラ
コントロールパネル環境
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 37
事例(2)情報メディアサービス
<案件概要>
<移行のポイント>
古いOSで稼動するアプリの改修なく、クラウドへ移行
【お客様】 情報メディア企業 様
移行時期:2016年夏~
移行規模:約400VM、10TB(トータルサイズ)
対象OS :Windows2000、WindowsServer2003等
移行方法:- ディスク受取サービスを利用
- アプリ改修ができないため、IPアドレス
体系を変更せずに済む形にして移行(L2)
移行期間:6か月
・移行対象は仮想化されていない古いOSが稼動するサーバー
・移行の中間環境として仮想基盤を構築
・バックアップイメージをこの仮想基盤にリストア
・これを活用し、インポート用のファイル形式に変換
お客様環境のグローバル回線では
十分な帯域を確保できず、VMインポートは断念。
ディスク受取サービス利用により移行を実現
グローバルネットワーク
プライベートLAN
ニフクラ
IaaS環境
既存DC環境
ニフクラ
ディスク受取環境
VMインポート
イメージ
バックアップ
internet
VMware基盤 バックアップ環境
中間環境に
リストア
インポート用
ファイルに変換
出力したファイルを
ディスクにコピー
ディスクをニフクラの
ディスク受取環境まで
運搬
L
3
ス
イ
ッ
チ
ハウジング環境
L
2
ス
イ
ッ
チ
(
ポ
ー
ト
V
L
A
N
)
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Q)クラウド移行で、
技術以外の注意点はないの?
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 39
A)責任分解点を理解することが重要!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 40
責任分解
お客様側
・ソフトウェアの脆弱性対応
・適切なアクセス管理
・情報漏えい対策
...
ニフクラ側
・DC、HW、... などの管理
・物理機器の脆弱性対応
・不正侵入者対策
...
セキュリティホワイトペーパー、各種認証などを参照
OS以上
物理以下
OS運用やサポートをベンダーへ発注しているシステムは
クラウド移行後に誰が行うかの確認が必須
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 41
まとめ:クラウド移行のポイント
移行方式の見極め
(再構築・ネット経由インポート・ディスク郵送)
事前の検証・リハーサルの実施
(特にドライバ周辺)
準備作業も含めたスケジューリング
(リハーサルは必須)
責任分解を意識した役割の確認
勝ちパターンを確立し円滑な移行を実現!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 42
最後に
・ニフクラは、お客様が安心してクラウドを活用できるサービス拡充をしていきます
・IT環境の進化をFJCTのみならずパートナーと共に支えていきます
・クラウド活用、IoT、データサイエンスなど、皆様と共にチャレンジしていきます
お客様のビジネス革新を支えるクラウド
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 43
SOLUTIONS SHOWCASEのブース紹介
本日のプレゼン内容をさらに
詳細に纏めた「秘伝書」を、
SOLUTIONS SHOWCASEの
弊社ブースで配布中!
Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED

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「クラウド移行をめぐるウソ・ホント」 オンプレのVMwareからの切替は大変?P2V2Cの具体的な事例を紹介

  • 2. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 1 本日お話する内容(アジェンダ) 「ニフクラ」およびクラウド業界動向紹介 クラウド移行をめぐるウソ?ホント? •クラウド移行って難しくないの? •クラウド移行に便利なツールはないの? •クラウド移行で技術以外の注意点はないの? まとめ ポイント! 私が重要だと思っている所を記載しています。
  • 3. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 2 エンプラではクラウド利用なんてまだまだでしょ? ■エンタープライズ系 ■エンターテイメント系約20% 約80% 2010/08 2018/08 基幹システムでも「クラウド」??? ⇒ 本当です。クラウドは「利用」から「活用」に。 ニフクラの月間受注件数に占める エンタープライズ用途の割合は日々増加 過度な期待 → 幻滅期から ”クラウドを正しく理 解して使う” フェーズへ ポイント!
  • 4. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 3 ニフクラの変遷 パソコン通信事業 ISP事業 Webサービス事業 クラウド事業開始 2010年 1987年 「NIFTY-SERVE」 1996年 1999年 2018年 FJCS for VMware 2010年 @niftyのサービス運用から誕生 社会インフラ基盤を支えるパブリック/プライベートクラウドサービス @nifty プロバイダーサービス
  • 5. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 4 ニフクラ ご紹介 サービス提供開始から8周年 導入案件数は国産クラウド最大級 6,500件を突破 ※2018年3月末時点 Point1 柔軟性 Point2 高性能 Point3 高信頼 ● 簡単UIのコントロールパネルからわずか5分のリードタイム ● WebブラウザやAPI経由でオンデマンドにご提供 ● 初期費用無料・従量課金(1時間4円から)で利用可能 ● 高い基本性能 (CPU・ディスクI/O・ネットワーク) 高い性能を出す全てのディスクがフラッシュ化されたゾーン ● SLAは「月間のサーバー稼働率 99.99%以上」 ● VMware vSphere®ベース/自動フェイルオーバー(HA)機能を標準実装 ● システム構成は単一ポイントなし、メンテナンスも原則無停止
  • 6. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 5 高性能:オンプレ感覚で比較可能な性能 ※2017年10月末時点で各ベンチマーク測定ツールにて、ニフクラおよび国内外クラウドサービスのベンチマークを当社にて取得し た結果となります。他社クラウドサービスは、カタログ上のCPUコア数を基準にメモリが最も近いスペックのものと比較しています。 ※当社にて性能を保障するものではございません。 CPU性能(UnixBench…CPU演算性能を計測) ネットワーク性能 (iperf…ネットワークの帯域を測定) 他社を圧倒するコストパフォーマンス 引用元:https://cloud.nifty.com/feature/ ディスク性能(dbench…ディスクI/O性能を計測)
  • 7. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 6 高信頼:HA機能の標準実装 万一の物理サーバー故障時でも、約5分で対応 VM VM 物理サーバー 仮想サーバー 物理サーバー①物理サーバー② 物理サーバー①に障害が発生した場合でも、 物理サーバー②上で仮想マシンが自動復 旧します。 HA機能 HAを標準機能として無償提供 単一サーバーからSLA99.99%保証 平均稼働実績値 6ヶ月間平均稼働率 99.999% 2018年 7月 99.9999% 2018年 8月 99.9946% 2018年 9月 100% 2018年 4月 100% 2018年 5月 99.9999% 2018年 6月 100%
  • 8. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 7 高信頼:データ保全性の担保 RAID6相当で構成されたディスクサービス ディスク (RAID6相当) お客様データ お客様のデータは、 ディスクに分散させて保管 利用する筐体を意図的に分散させるサービスも提供
  • 9. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 8 高信頼:第三者認証・認定 各種第三者認証等の取得 主要アプリケーションの稼働基盤として認定 ISO/IEC 27001:2013, JIS Q 27001:2014 アプリケーションについて 多くの主要アプリケーション、ミドルウェアの稼働基盤として認定されています。 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の 適合性認証制度 SOC2保証報告書タイプ1 米国公認会計士協会の基準を利用して提供される内部統制の仕組み CSシルバーマーク クラウド情報セキュリティ監査制度 FISC安全対策基準 金融システムの導入・運用における事実上の業界標準ガイドライン GDPR 欧州連合の一般データ保護規制(GDPR)
  • 10. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 9 Q)クラウド移行って難しくないの?
  • 11. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 10 A)難しい部分はあります。 ただ、ポイントを抑える事で、 より簡単に移行することができます
  • 12. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 11 実体験に基づいたクラウド移行事例 「NC」社移転プロジェクト概要  3ステップのクラウド移行手順  注意が必要なポイント クラウド移行の実践テクニックと勘所を紹介 クラウド移行を具体的にイメージしていただく
  • 13. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 12 はじまり 通信サービスの老舗「NC社」は、創業25周年を 機に本社移転を発表(2011年4月発表→12/26移転完了) 移転発表に伴い、社内で様々な本社移転に関連するプロジェ クトが立ち上がりました その一つが「サーバールーム移設プロジェクト」
  • 14. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 13 当時の状況 「NC社」は、「データセンター」でのサーバー運用が 一般的になる前から通信サービスを提供しており、当時からの 名残もあって、オフィスの片隅にサーバールームが存在 イメージ図(理想)パソコン通信サービスのログイン画面
  • 15. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 14 当時の状況 イメージ図(現実) 当時、Webサービスや、ISPサービス提供サーバーは 全てデータセンターにて運用していましたが、開発や 検証用、社内向けサービス(スケジュール管理等)、 その他歴史的遺産が、数百台収容されていました 約25トン 引用元:http://rjob.ru/articles/kak_rabotaet_sisadmin/
  • 16. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 15 プロジェクト発足当時の認識 先輩エンジニア(当時:入社13年目) 「使っていないサーバーは廃棄して、利用中のサーバーは 担当者と調整して、新本社サーバールームか、 データセンターへ物理移設かな?」 後輩エンジニア(当時:入社3年目) 「新本社サーバールームとデータセンターの移設先に ラック確保と搬送手配しないといけませんね」
  • 17. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 16 経営側からの指示 経営 「新本社にサーバールーム作らないから」 エンジニア 「え!?」 経営 「全台クラウド化DA!」
  • 18. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 17 経営側の視点 オフィスへのサーバー設置は、BCP的に許容できない 開発や検証用、社内向けサービスとは言え、 失われて困るデータをオフィスに置くことはできない。 コストを抑制したい 開発や検証用サーバーについて、必要なときに必要な リソースだけを確保したい。
  • 19. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 18 状況整理 物理サーバー総数約300台 ただし、その内約200台弱は、歴史的遺産・未使用・ 用途不明等により、廃棄と判断。 今後も利用する約100台強について検討 担当者に対して、入念はヒアリングを実施。 このサーバー 必要ですか? いるいるー
  • 20. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 19 移行に向けた戦略 基本は再構築で対応(要強制力) ✓古いOSでEOL(パッチ未提供)になっているものも多く セキュリティポリシー的に許容できない ✓クラウド上の新しいサーバーへ再構築し、併用運用後に 完全移行 再構築不可の場合は、Physical to Cloud(P2C) ✓P2C選択の最大の理由はコスト ・過大なコストをかけずに物理サーバーの移行が必要 ・再構築不可。例)買い切りライセンスでメディア無し ・コスト比較の結果、オンプレ>クラウド移行 ✓最終的に約30台をP2C対象とした ポイント!
  • 21. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 20 P2Cの作業は、3ステップ STEP1 持ち込み対象サーバーの確認 STEP2 ファイルへの出力(OVF化) STEP3 クラウドへのインポート ニフクラなら3ステップでクラウドへの移行を実現!
  • 22. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 21 STEP1 持ち込み対象の確認 持ち込み可能なOSかどうか? Linux系 ・ CentOS 5.3(32 bit) ・ CentOS 5.3/5.11/6.0/6.3/6.7/7.0/7.1(64 bit) ・ RedHat 5.8/5.11/6.1/6.3/6.7/7.0/7.1(64 bit) ・ Ubuntu 10.04/14.04/16.04(64bit)etc… Windows系 ・ Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition(64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition(64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition(64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition(32 bit/64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition(32 bit/64 bit) ・ Microsoft Windows Server 2003 Web Edition(32 bit) ・ Microsoft Windows Small Business Server 2003(32 bit) ・ Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition(32 bit/64 bit) ※上記検証済み以外でも動作するOSインポートすることは可能
  • 23. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 22 STEP1 持ち込み対象の確認 持ち込み可能な設定かどうか? VM数 単数であること Disk数 単数であること 仮想ハードウエア vHW7, vHW8, vHW9, vHW10 ネットワークアダプタ vmxnet3, e1000 VMDKファイルサイズ 定義した許容サイズ(500GB)以下 ※OVFファイルの通過条件 https://cloud.nifty.com/service/vmimport.htm
  • 24. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 23 STEP2 ファイルへ出力(OVF化) 可搬出来るP2C環境をサーバー ルームの対象サーバー前に設置 複数セット作り移行 • 物理→仮想(P2V) • 仮想→クラウド(V2C) 無停止P2Vも可能 無償ツールも利用可能! • VMware vCenter® Converter™ • ※困った時はAcronisも利用 ノートパソコン(VMware ESXi™)対象の物理サーバー ノートパソコン2台で作る可搬型P2C環境 P2V V2C ノートパソコン (Windows) ポイント! ポイント!
  • 25. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 24 Q)クラウド移行に 便利なサービスはないの?
  • 26. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 25 A)あります!
  • 27. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 26 STEP3 ニフクラへインポート コンソール接続 VMインポート & ディスク受取 サービス 手軽で確実なクラウド移行を実現する ニフクラの機能
  • 28. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 27 ニフクラの2つのVMインポートサービス オンプレ環境のVMware環境から クラウドへ簡単インポート VMインポート(無償) ディスク受取サービス(有償) インターネット経由での手軽なVMイメージ転送 老朽化のリスク対策 BCP対策 お持ちのVMware環境のイメージを、ニフクラに簡単にインポートでき、 様々な基幹システムのリスクや課題をスピーディに解決します。 休日・夜間での受付・対応も可能 大容量をトラックでVMイメージ転送
  • 29. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 28 VMインポート機能とは? お客様環境 ファイル化されたサーバーをネットワーク経由 でニフクラへ取り込む機能  ブラウザ上のGUI操作で手軽な取り込みや API操作による大量取り込みに対応  既存環境から移行する事で、 OSやアプリの再構築を不要にする  VMインポート機能の問題 インターネット経由でのインポートであるため お客様のインターネット環境に負荷がかかる 移行 ポイント!
  • 30. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 29 ディスク受取サービスとは? VMインポートをニフクラ運営者が代行 • 送付メディアからのVMインポート作業を代行するサービス • インターネット回線を利用しないため移行時間の予測が立てやすい
  • 31. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 30 コンソール接続機能とは? コンソール接続機能(無償) 物理サーバーで考えると、直接ディスプレイポー トにディスプレイを差して表示している状態 設定ミスや障害で、SSHやRDP等で接続出来 無い場合でも状態確認や操作をする事が可能 ポイント!
  • 32. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 31 具体的な注意ポイント 物理サーバーからの移行注意ポイント 1. ドライバ・機種に起因する問題 2. サーバーを停止できない 3. VMインポート時の失敗 勘所を押えれば、どれもクリアできる問題 ※スケジュールには、余裕を持ちましょう
  • 33. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 32 1.ドライバ・機種に起因する問題 P2V後HDDを認識出来ずに起動しない • 動作しない問題の殆どがドライバ起因 遭遇した問題 基本対応は、ドライバを綺麗に削除し、VMware Toolsの ドライバを再適用 • 対応手順が決まると、同一機種は手順を使い回す単純作業化 失敗談)機種が多かったため検証に時間がかかった。 • 困った時はAcronis 対応策
  • 34. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 33 1.ドライバ・機種に起因する問題 一発P2Cは難易度“高” • ドライバ周りで高い確率で失敗する P2V→V2Cが無難 • まずP2Vし、動作確認後、V2Cを実行 • 仮想サーバーとして動いてしまえば、致命的な問題はクリア • 仮想サーバーにしてからクラウド仕様に合わせることも可能 その他
  • 35. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 34 2.サーバーを停止できない(したくない) 一度電断したら、起動できるかわからない • 電源断すると壊れる可能性がある • 古くて、保守もないため、復旧もできない 無停止(活性)でP2Vするツール • VMware vCenter® Converter™(無償) • ほとんどの場合で問題なし 確度高くP2Vするツール • Acronis Backup Cloud for ニフクラ(有償) • ドライバの問題やディスク数の問題に対応可能 • OSをISOイメージ化→コンソールからISOブート • 有償ツールであるが、ニフクラのサービスとして合わせて利用可能 遭遇した問題 対応策
  • 36. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 35 3.VMインポートの失敗 インポート後、初めて気づくクラウド仕様との差異 • ex)IPアドレスが取得できない(DHCP設定漏れ) • OSの設定変更漏れでIP取得に失敗するため、 VMインポートが異常終了 • VMware Toolsのインストールが[古いVer/失敗] コンソール接続して、設定修正後に再度インポート • 一度失敗してもコンソールから原因箇所を修正 • 何度もVMイメージをアップロードする手間と時間を短縮 遭遇した問題 対応策
  • 37. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 36 事例(1)システム開発環境 VMインポート用に OVFファイルに変換 現場主導で効率的な移行を、短期間で移行を完了 【お客様】 ITソリューション企業 様 <案件概要> 移行時期:2017年春 移行規模:約40VM、約10TB(トータルサイズ) 対象OS :Windows、Linux等 移行方法:- グローバル回線経由でVMインポート - ディスク受取サービス 移行期間:1か月 <移行のポイント> ・移行期間が短く、スケジューリングが困難な状況 ・移行対象は複数の部門の開発環境であったため、 移行のスケジューリング権限を各部門に与え、管理工数を削減 ・VMインポートできない部門のために、ディスク受取サービスを 期間内に定期便として、毎週利用できるように準備 移行期限が決められている中で、各プロジェク トが都合の良い移行方式を採用し、通常業 務と平行しながら実施。計画通り完了。 グローバルネットワーク プライベートLAN ニフクラ IaaS環境 ニフクラ ディスク受取環境 VMインポート internet 既存DC環境 VMware 基盤 グローバル回線経由で アップロード ディスク受取 サービス利用 VMインポート ニフクラ コントロールパネル環境
  • 38. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 37 事例(2)情報メディアサービス <案件概要> <移行のポイント> 古いOSで稼動するアプリの改修なく、クラウドへ移行 【お客様】 情報メディア企業 様 移行時期:2016年夏~ 移行規模:約400VM、10TB(トータルサイズ) 対象OS :Windows2000、WindowsServer2003等 移行方法:- ディスク受取サービスを利用 - アプリ改修ができないため、IPアドレス 体系を変更せずに済む形にして移行(L2) 移行期間:6か月 ・移行対象は仮想化されていない古いOSが稼動するサーバー ・移行の中間環境として仮想基盤を構築 ・バックアップイメージをこの仮想基盤にリストア ・これを活用し、インポート用のファイル形式に変換 お客様環境のグローバル回線では 十分な帯域を確保できず、VMインポートは断念。 ディスク受取サービス利用により移行を実現 グローバルネットワーク プライベートLAN ニフクラ IaaS環境 既存DC環境 ニフクラ ディスク受取環境 VMインポート イメージ バックアップ internet VMware基盤 バックアップ環境 中間環境に リストア インポート用 ファイルに変換 出力したファイルを ディスクにコピー ディスクをニフクラの ディスク受取環境まで 運搬 L 3 ス イ ッ チ ハウジング環境 L 2 ス イ ッ チ ( ポ ー ト V L A N )
  • 39. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 38 Q)クラウド移行で、 技術以外の注意点はないの?
  • 40. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 39 A)責任分解点を理解することが重要!
  • 41. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 40 責任分解 お客様側 ・ソフトウェアの脆弱性対応 ・適切なアクセス管理 ・情報漏えい対策 ... ニフクラ側 ・DC、HW、... などの管理 ・物理機器の脆弱性対応 ・不正侵入者対策 ... セキュリティホワイトペーパー、各種認証などを参照 OS以上 物理以下 OS運用やサポートをベンダーへ発注しているシステムは クラウド移行後に誰が行うかの確認が必須
  • 42. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 41 まとめ:クラウド移行のポイント 移行方式の見極め (再構築・ネット経由インポート・ディスク郵送) 事前の検証・リハーサルの実施 (特にドライバ周辺) 準備作業も含めたスケジューリング (リハーサルは必須) 責任分解を意識した役割の確認 勝ちパターンを確立し円滑な移行を実現!
  • 43. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 42 最後に ・ニフクラは、お客様が安心してクラウドを活用できるサービス拡充をしていきます ・IT環境の進化をFJCTのみならずパートナーと共に支えていきます ・クラウド活用、IoT、データサイエンスなど、皆様と共にチャレンジしていきます お客様のビジネス革新を支えるクラウド
  • 44. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED 43 SOLUTIONS SHOWCASEのブース紹介 本日のプレゼン内容をさらに 詳細に纏めた「秘伝書」を、 SOLUTIONS SHOWCASEの 弊社ブースで配布中!
  • 45. Copyright 2018 FUJITSU CLOUD TECHNOLOGIES LIMITED